Too Much, Too Little, Too Late / 涙のデュエット (J.Mathis & Deneice Williams / ジョニー・マティス & デニース・ウィリアムス)1978



Yes, it's over,
call it a day
Sorry that it had to end this way
No reason to pretend
We knew it had to end some day, this way

ああ 終わってしまったんだ
これで区切りをつけよう
このまま終わってしまうけどゴメンね
もう心を偽らなくていいよ
僕ら二人とも いつか
こんな風に終わりがくると思ってたよね

Guess it's over,
the kids are gone
What's the use of tryin' to hang on
Somewhere we lost the key
So little left for you and me
and it's clear to see

終わるしかないのよね
私達の子供たちも逝ってしまった
もう固執する意味もないのよね
私達どこかで鍵をなくしてしまった
あなたと私には
もうほとんど何も残ってない
それだけははっきりしてるんだわ


Too much, too little,
too late to lie again with you
Too much, too little,
too late to try again with you
We're in the middle of ending
something that we knew

多すぎたり少なすぎたり
きみをまた抱きしめるには遅すぎる
愛しすぎたり 足りなかったり
あなたとやり直すにはもう遅すぎる
僕たちは別れていく途中なんだ
二人とも気がついてたことだよね

It's over
ああ終わっていくんだ

Oh, it was over
そう もう終わってしまったのね


Too much, too little, too late
to ever try again
Too much, too little, too late,
let's end it being friends
Too much, too little, too late,
we knew it had to end

愛しすぎたり 少なすぎたり
もう一度やり直すには遅すぎる
多すぎたり 足りなすぎたり
もう手遅れなのよ
友達でもいられないのね
愛しすぎたり 少なすぎたり
もう遅すぎるのね
私達終わるしかないのね

Ah, it's over
ああ 終わっていくのね


It's over
終わっていくんだ

Guess it's over,
the chips are down (whoa)
Nearly all our bridges tumbled down

終わっていくのね
とても大事なときに限って
私達の橋はほぼ崩れ落ちてしまった


Whatever chance we try,
let's face it why deny
It's over (It's over)
It's over

僕たちどんなチャンスがきたって
もう不可能なことを
思い知るだけなんだ

終わってしまったんだ
終わってしまったのよ

Too much, too little, too late
to ever try again
Too much, too little, too late,
let's end it being friends
Too much, too little, too late,
we knew it had to end

愛しすぎたり 少なすぎたり
もう一度やり直すには遅すぎる
多すぎたり 足りなすぎたり
もう手遅れなのよ
友達でもいられないのね
愛しすぎたり 少なすぎたり
もう遅すぎるのね
私達終わるしかないのね

And it's over
終わったのさ

And it's over
And it's over

終わったんだ
終わったんだよ…

(Nat Kipner and John McIntyre Vallins)

call it a day=一区切りつける
What's the use of=~の役にたつのか
when the chips are down=いざというときに

Released in 1978
US Billboard Hot100#1
From The Album“You Light Up My Life”

niecy_mathis.jpg

(スミマセン)自分の追記です。

(この曲は昨年の6月にすでに記事にしていたのですが、和訳を訂正するために、本日再度アップすることにしました)

自分の話ですが、運動不足解消のために休日はとにかく「歩く」ことをしておりまして、僕の住んでる東京23区内の公共図書館をすべて訪問する計画を立ててすでに8割方は達成。図書館ライブラリのCDって結構廃盤があったりして「侮れない」。
 で、とある図書館に見つけました!デニース・ウィリアムスのベストCDを!思わず借りまして、収録されていた「Too Much Too Little Too Late」の歌詞を斜め見していたら…"ムムッ!"
僕がインターネットから引いてきた歌詞で、例の
"子はかすがい"と解釈した"the kids are gone"は、
"the kicks are gone"と書かれていました!

"kick"=快感、スリル、興奮 という意味がありますね。
だから意味としては、

Guess it's over,
the kicks are gone

終わってしまったわ
もう胸のときめきも沸かないの…


ってところでしょうか?充分に意味が通じるし、"Kids"が出てくるより素直な感じです。そしてデニースもやっぱり"Kids"じゃなくて"kicks"って歌ってるよなあ(^▽^;)。
やっぱり書かれた歌詞は鵜呑みにしちゃいかんね。耳で聴きとったり、動画で歌っている口を見たりしないと…!
ということでこの曲のめった和訳、後日訂正します!
(2015.1.19)

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1978年6月3日付けのビルボード100チャートは、
1位が「涙のデュエット」
2位が「愛のデュエット」でした。
デュエット強し!デュエットSongの1、2フィニッシュの週ではありましたが、同じデュエットでも、内容はほぼ真逆…。

US Top 40 Singles Week Ending 3rd June, 1978

-1 2 TOO MUCH, TOO LITTLE, TOO LATE –•– Johnny Mathis / Denise Williams
-2 3 YOU’RE THE ONE THAT I WANT –•– John Travolta and Olivia Newton-John
-3 4 SHADOW DANCING –•– Andy Gibb
-4 1 WITH A LITTLE LUCK –•– Wings
-5 6 FEELS SO GOOD –•– Chuck Mangione
-6 5 THE CLOSER I GET TO YOU –•– Roberta Flack with Donny Hathaway
-7 8 IMAGINARY LOVER –•– The Atlanta Rhythm Section
-8 10 ON BROADWAY –•– George Benson
-9 13 TAKE A CHANCE ON ME –•– Abba
10 12 THIS TIME I’M IN IT FOR LOVE –•– Player

 ジョニー・マティスは偉大なシンガーでした。1957年から全米チャートにヒット曲を送り出し、「Wonderful Wonderful」は39週間もシングル・チャートにとどまり、1978年にPaul Davisの“I Go Crazy”の40週に破られるまでは記録保持者でした。
また彼のベストアルバム「ジョニーズ・グレイテスト・ヒッツ」はビルボードのアルバムチャートで490週間もランクインしました。(こちらの記録はピンク・フロイド「狂気」に破られる)
 でもtop10ヒットは1963年から、Hot100は1974年以降はなく、1978年の頃のジョニーはどん底だったそうです。
 ジョニーとプロデューサーのジャック・ゴールドは行き詰まりをなんとかしなければと考え、そのなかで「デュエット曲はどうだろう?」。パートナーはR&Bでも成功を収めつつあったデニースと組むことを考えました。
 デニースは往年のスターとの共演に「こんなチャンスが巡ってくるとは思ってなかったわ!」「私のママがジョニーがお気に入りだったの。私も彼の曲を聴いて育ったのよ」とすぐにノッたようです!(チャンスを逃さず、全米No1になりましたね)

◆“Too Much Too Litte Too Late”は何が多すぎたり、少なすぎたのか、はわからない。遅すぎてしまった理由が、多すぎたり少なすぎたりしたことが原因なのかも不明です。
 でも愛し合う二人の愛の気持ちの強さがズレてしまったということなのかなと思います。そういうぴったりの訳がなかなか浮かびませんでした(-_-;)。
 また最初のデニースのパート部分の歌詞、
“the kids are gone”
“What's the use of tryin' to hang on”について
「(二人の愛のかすがいであった)子供たちが何らかの理由でいなくなってしまった」「固執する意味がどこにあるのか」は、ちょっと物語としても辛すぎませんか(-.-)

◆ただ…冒頭のPVを見ながらこの曲を聴いていたら、正直あまりにも「It's over」を繰り返し繰り返し言い過ぎる。それがあまりにもせつなくてしつこいことから、この二人ひょっとしてもう一度…あるんじゃないのか?と思ってしまいました。「終わってしまった」と自分自身を納得させようとしてそう言い聞かせているが、その度ごとに実は相手を愛していることに気が付いていったのでは?とそんな風に…。

◆PS)この曲はジョニーのアルバム「You Light Up My Life」に収められてます。そうデビー・ブーンの大ヒット曲(Joe Brooks作)をジョニーも歌っています。

◆ショーでデュエットで歌います。1978年当時の映像ですね。
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◆2005年のリクエストライブで二人のデュエットが実現!この二人の声が重なるのってやっぱり懐かしい。いい歌だよな。
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◆デニース・ウィリアムス「Let's Hear It For The Boy(レッツ・ヒア・ボーイ)」。映画「Footloose」サントラからのシングルカットで1984年5月に2週間全米No1になりました。
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(この記事で参考にしたページ)
・ビルボードNo1ヒット1971-1985(音楽之友社)
・Wikipedia Too Much Too Little Too Late
ジャケット写真もここからいただきました。
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コメント

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Too Much、Too Little、Too Late

it's overの繰り返しは、終わりたくない気持ちも残っているけど終わりを言い聞かせているように思えました。
悲しい歌詞ですね。

ジョニー・マティス、シングルの記録は知っていたのですが、アルバムもロングセラー記録を持っていたのですか。改めて偉大なシンガーだと認識しました。あの「My Fair Lady」の記録を破ったのが「ジョニーズ・グレイテスト・ヒッツ」なのですね。

あのときの二人が再会しました

星船さん、コメントありがとうございました。
まずPV動画…電話越しに「もう遅いんだ」「終わってしまったのね」と話していた二人が、ラストにカメラが引くと、同じ部屋の中にいたのがわかります。だから、実は心は離れてなかった(仲直りできる)という解釈はどうでしょうか?
また1979年に「涙を流しながらデュエット」をした二人が、2005年に再会し、まわりの人からも大きな拍手に包まれて、再びデュエットを昔とほぼ変わらぬ声で歌ったのですよ!
 歌詞の世界と実際のアーチストの話を無理やり混同させてますけど!
 でも、あのとき別れた二人ですが、今は友達としてメールのやり取りとかFacebookで「いいね!」とかしているかもしれませんよ(笑)