Do They Know It's Christmas / ドゥー・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス (Band Aid / バンド・エイド)1984



It's Christmastime;
there's no need to be afraid
At Christmastime,
we let in light and we banish shade

クリスマスがやってきた
もう怖がらなくていいんだよ
クリスマスがやってきた
光を取り入れて闇を消し去ろう

And in our world of plenty
we can spread a smile of joy
Throw your arms around the world
at Christmastime

飽食の僕らの世界
笑顔で喜びを広めることをしよう
世界に向けて手を差し伸べるんだ
このクリスマスの日に

But say a prayer
to pray for the other ones
At Christmastime
It's hard, but when you're having fun

自分以外の人々にたいして
祈りを捧げよう
楽しいクリスマスの日
幸せを感じてるなかで
大変かもしれないけど

There's a world outside your window
And it's a world of dread and fear
Where the only water flowing is
the bitter sting of tears

窓から見た世界
そこには不安と恐怖の世界もある
流れている水はみな
果てることのない苦い涙なんだ

And the Christmas bells that ring there
Are the clanging chimes of doom
Well tonight thank God it's them instead of you

クリスマスの鐘が鳴り響くけど
それはガラン、ガランとした破滅の鐘の音
“神様 今夜
この世には救われるべき人達がまだまだいるのです”

And there won't be snow in Africa
this Christmastime
The greatest gift
they'll get this year is life
Oh, where nothing ever grows,
no rain or rivers flow
Do they know it's Christmastime at all?

アフリカにはこのクリスマスに
雪は振らないだろう
今この年に彼らに贈れる
最高のプレゼントは生きていけること
何も育っていかない
雨も降らず 川も干からびた
彼らにとっては
クリスマスどころじゃないんだよ

Here's to you,
raise a glass for ev'ryone
Here's to them,
underneath that burning sun
Do they know it's Christmastime at all?

これは君たちに
クリスマスを祝って
これは彼らに
灼熱の太陽の下で
彼らにだって
クリスマスが訪れたっていいじゃないか?

Feed the world
Feed the world

世界を飢えから救おう

Feed the world
Let them know it's Christmastime again
Feed the world
Let them know it's Christmastime again

世界を飢えから救おう
みんなでクリスマスを祝いたいんだ

世界を飢えから救おう
みんなで幸せを祝いたいんだ

Songwriters: URE, MIDGE/GELDOF, BOB
Do They Know It's Christmas lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.

clanging=ガラガラいう金属音

Released in 1984
UK Single Chart#1(5)
Single Only

220px-Do_They_Know_Its_Christmas_single_cover_-_1984.jpg

「めったPOPS」クリスマス・ソング特集2016。
寒いなか外を歩くのもイヤですが、街のライトアップに思わず見とれてしまったりもする季節です。これまで和訳してきたクリスマス・ソングのリバイバル+新作数曲を、クリスマス当日まで紹介していきます。お楽しみに~!(待ちきれない人は、右ナビゲーションの「クリスマス・ソング」カテゴリをどうぞ)

**************

 「アフリカの子供たちを救おう」という運動は大きな広がりを見せました。「Live Aid」もありましたね。
この曲「Do They Know It's Chistmas?」のWikipediaより、
“バンド・エイドはイギリスとアイルランドのロック/ポップス界のスターが集まって結成されたチャリティー・プロジェクト。1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、発起人のボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロにより書かれた「Do They Know It's Christmas?」をリリースし、大きな成功を収めた。これに触発される形でアメリカではUSAフォー・アフリカが結成され、ライヴエイドなどへとつながる一連の大チャリティー・ブームを巻き起こした。その後、1989年にはバンド・エイドII、2004年にはバンド・エイド20によって「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」がリメイクされ、顔ぶれは変われど同プロジェクトは引き継がれている。”

 また、Wikipediaには次のことも書かれていた。
 “歌詞はボブが主に担当しているようだが、その中の一節"Well tonight thanks God it's them instead of you" <それ(飢餓の犠牲者)が君ではなく彼らだったことを神に感謝しよう>という部分があまりにひどすぎるとミッジに反対された。しかしボブはうわべだけの言葉ではなく、本音を伝えたいと彼の反対を押し切ってそのままこの歌詞が採用されることになった。ちなみにこの部分はU2のボノが歌い上げている。”
 
 実は僕もそう思っていました。この曲は“発展途上国の奢り”そして“キリスト教の押しつけ”なのではないかと。でも、下にある「Band Aid20」でもこの場所はU2のボノが歌う。ボノはそれだけこの部分にこだわっているんですね。
 そんなわけで、この曲の主旨にできるだけ深く寄り添うように意訳をしました。
 発展途上国の彼らに「クリスマスであることを教えたい」が目的じゃないんです。

「世界中みんなの幸せを祈りたい」歌 なんだと。


(Vocalを取る順番)
ポール・ヤング
ボーイ・ジョージ(カルチャー・クラブ)
フィル・コリンズ~drums
ジョージ・マイケル(ワム)
サイモン・ル・ボン(デュラン・デュラン)
スティング(ポリス)
トニー・ハドリー(スパンダー・バレエ)
ボノ(U2)

*他にも…
ボブ・ゲルドフ、サイモン・クロウ、ピート・ブリケット、ジョニー・フィンガーズ(ブームタウン・ラッツ)
スティーブ・ノーマン、マーティン・ケンプ、ゲイリー・ケンプ、ジョン・キーブル、トニー・ハドリー(スパンダー・バレエ)
ミッジ・ユーロ、クリス・クロス(ウルトラヴォックス)
ジョン・テイラー、サイモン・ル・ボン、ロジャー・テイラー、アンディ・テイラー、ニック・ローズ(デュラン・デュラン)
グレン・グレゴリー、マーティン・ウェアー(ヘヴン17)
マリリン
カレン・ウッドワード、サラ・ダリン、シボーン・ファーイ(バナナラマ)
ジョディ・ワトリー(シャラマー)
ボノ、アダム・クレイトン(U2)
ポール・ウェラー(スタイル・カウンシル)
ジェームス・"JT"・テイラー、ロバート・クール・ベル、デニス・トーマス(クール&ザ・ギャング)
ジョージ・マイケル(ワム!)
フランシス・ロッシ、リック・パーフィット(ステイタス・クオー)
ボーイ・ジョージ、ジョン・モス(カルチャー・クラブ)
スティング(ポリス)
デヴィッド・ボウイ
ホリー・ジョンソン(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)
ポール・マッカートニー
スチュアート・アダムソン、ブルース・ワトソン、トニー・バトラー、マーク・ブレゼジッキー(ビッグ・カントリー)
トレヴァー・ホーン(プロデューサー)

12分あるエクステンデッド・バージョン
↓↓↓↓


1989年のBand AidⅡ「Do They Know It's Christmas Time」
↓↓↓↓

バナナラマ
ビッグ・ファン
ブロス
キャシー・デニス
D Mob
ジェイソン・ドノヴァン
ケヴィン・ゴドレイ
グレン・ゴールドスミス
カイリー・ミノーグ
パサディナス
クリス・レア
クリフ・リチャード
ジミー・サマーヴィル
ソニア
リサ・スタンスフィールド
テクノトロニックス
WET WET WET

2004年バンドエイド20の「Do They Know It's Christmas Time」
↓↓↓↓

BAND AID _ do they know it's Christmas 投稿者 nm_lae67
ロビー・ウィリアムス
ボノ
ポール・マッカートニー
ダイド
クリス・マーティン(コールドプレイ)
シュガーベイブス
フラン・ヒーリー(トラヴィス)
ジャスティン・ホーキンス(ダークネス)
キーン
ダニー・ゴフィ(スーパーグラス)
ジャメリア
ウィル・ヤング
バステッド
ケイティ・メルア
ミス・ダイナマイト
ナターシャ・ベディングフィールド
スノウ・パトロール
シャズネ・ルイス(オール・セインツ)
ティム・ウィーラー(アッシュ)
ビバリー・ナイト
スカイ(モーチーバ)
デーモン・アルバーン(ブラー)

(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia Do They Know It's Christmas?
ジャケット写真もここからいただきました。
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コメント

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こんなに数バージョンも!

めったさん、こんにちは。
この曲も好きでした。
5位でしたか。 1位はとってはいなかったのですね。

もう~~、出てきた途端悲鳴が。
みんな、若いっ!
Phil Collinsも髪があるっ! George Michealもふっさふっさ・・。 って、着眼点がそこ~?って怒られそうですが。 チャリティーなのに・・・。 すみません。

そうでしたか、歌詞のところ、こだわったのですね。
知らなかったです。
単なるお祭り騒ぎの歌ではなく、やはり宗教色がこういうポップ・ソングを作るにしても出るもので、日頃接していない私たち(私?)には浮かばない歌詞の世界なのかと思いました。

そして・・・
英国やアイリッシュ勢で結成とのことですが・・・
「太平洋を渡った」あの方は加わってはいなかったですね!(笑)
そして、渡った先でも加わらなかった・・・ですよね?
今では結構チャリティーとか積極的なようですが、当時は「どっちつかず」だったのか、どちらからもお声がかからなかったのでしょうか?

ではまた。

そういえば

はるちゃん、コメントありがとうございます。
ボノの歌うこの部分の歌詞。意訳ではありますが、ミッジユーロ達がその歌詞は認められないとしたのにボノが敢えてそのまんま歌った。その意図は?
きっとこういうことなんじゃないかな、と思います!
そういえば、あの方、、、LiveAIDにも出てませんでしたよね。大物になりすぎてて扱いが難しかったのかな~。

この曲の歌詞は、イギリスらしく(イギリスの人に伝わるように)あえて皮肉っぽくしたのかなと解釈してます。
それをアイリッシュのボノが歌うのがまたなんとも。

ヨーロッパの歴史

kenさん、解釈ありがとうございます。イギリス(欧州)発の世界へのメッセージ、それぞれの国のバックボーンや置かれてる状況の中で、歌詞の解釈が分かれるところでしょうね。「自分たちじゃなく、彼らだったことに感謝しよう」は、「そんな風に感じてしまう私たちは、それでいいんだろうか?」と皮肉を持って問いかけているようにも聞こえてきました。