Captain Crash & The Beauty Queen From Mars / キャプテン・クラッシュ・アンド・ザ・ビューティ・クイーン・フロム・マーズ (Bon Jovi / ボン・ジョヴィ)2000


live on June 7, 2010 at the O2 Arean in London

Dressed up for a big date
Like Halloween day
but it was Fourth of July now
A car crash with a suitcase
and a painted face

She was one of a kind
She wears a plastic crown like Cinderella
And roller skates in bed

大事なデートがあるから着飾るよ
ハロウィンみたいなカッコだね
でも今日は7月4日なのさ
顔にペインティングして
スーツケース持って出かけたら
自動車事故に遭っちゃった

彼女はユニークな女の子
シンデレラみたいに
頭にプラスチックのティアラを載せてる
おまけにローラースケートを
履いて寝るんだとさ

Crash rides the greyhound from his hometown
When he comes around
'cause they don't let him drive now
Mixed up as a milkshake
But make no mistake
They're shooting for the stars

クラッシュは故郷から長距離バスでやってくる
彼はふらっとくるよ
今は運転をさせてもらえないからね
ミルクセーキのように混乱してるけど
でも間違いない
野心を持って星を目指してるのさ

You and me
We're invincible together
We can be so tragical, whatever
Dressed up just like ziggy
but he couldn't play guitar
Captain Crash and the beauty queen from mars

お前と俺
二人でいれば無敵のカップルなんだ
それでもって
めっちゃ悲劇のカップルにもなれる
ジギーのように着飾るけど
彼はギターは弾けなかったよな
俺たち さしずめ 火星から来た
クラッシュ船長とビューティークイーンさ

Share a toothpick,
trading lipstick
Watching traffic for days at the diner
Holding hands, making big plans
Playing Superman
he was wearing eyeliner
Another local legend
and his longtime lucky charm

爪楊枝も二人で分けて
口紅も取り変えて
食事しながら何日も車の行き来を見てる
手をつないで 一発当ててやるのさ
スーパーマン気取りで
目のふちにアイラインを引いて
地方の言い伝えだよ
ずっと信じてる幸運のお守りさ

You and me
We're invincible together
We can be so tragical, whatever
Dressed up just like ziggy
but he couldn't play guitar
Captain Crash and the beauty queen from mars

お前と俺
二人でいれば無敵のカップルなんだ
それでもって
めっちゃ悲劇のカップルにもなれる
ジギーのように着飾るけど
彼はギターは弾けなかったはず
俺たち さしずめ 火星から来た
事故を呼ぶ男(Captain Crash)と
プラスチック・ティアラ女王
(Beauty Queen)ってとこだな

They're drunk on love as you can get
Getting high on lust and cigarettes
Living life with no regrets
At least they're gonna try to fly

得られるだけ たっぷり愛に酔いしれて
愛情とタバコでいい気持ちさ
悔いなく生きていくんだ
とにかく飛ぶことをあきらめるな

You and me
We're invincible together
We can be so tragical, whatever

お前と俺
最強の二人なんだ
悲劇のカップルにだってなれる

We're Sid and Nancy
俺たち シド&ナンシー

Fred and Ginger
俺たち フレッド&ジンジャー

Clyde and Bonnie
俺たち ボニー&クライド

Liz and Richard
俺たち
エリザベス・テーラーとリチャード・バートン

Kurt and Courtney
俺たち
カート・コバーン&コートニー・ラブ

Bacall and Bogie
俺たち
ハンフリー・ボガート&ローレン・バコール

Joltin' Joe and Ms. Monroe
俺たち
マリリン・モンローとジョー・ディマジオ

Here's captain crash and the beauty queen from mars
俺たち 火星から来た
キャプテン・クラッシュ&ビューティー・クイーン

どんな2人にだってひけは取らない
無敵で悲劇の主人公のカップルなのさ

Songwriters: BON JOVI, JON / SAMBORA, RICHARD
lyrics c Universal Music Publishing Group, Sony/ATV Music Publishing LLC

one of a kind =ユニークな 独自の
mix up=ごちゃまぜにする 混乱する
shoot for the stars=高望みをする
invincible=無敵の
tragical=悲惨な、非常に悲しい(very sad)

(Sid and Nancy)
セックス・ピストルズのベーシストであったシド・ヴィシャスと彼の恋人であったナンシー・スパンゲン

(Fred and Ginger)
1930年代のミュージカル映画の有名なダンサー、ジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアのコンビ

(Clyde and Bonnie)
1930年代前半にアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した、ボニー・パーカーとクライド・バロウからなるカップル。

(Liz and Richard)
エリザベス・テーラー&リチャード・バートン

(Kurt and Courtney)
カート・コバーン(ニルバーナ)&コートニー・ラブ。90年代の「シド&ナンシー」と言われた。

(Bacall and Bogie)
ハンフリー・ボガート&ローレン・バコール

(Joltin' Joe and Ms. Monroe)
マリリンモンローとジョーディマジオ

Released in 2000
From The Album“Crush”
220px-BonJoviCrushalbumcover.jpg

【うーん、この曲の訳は難しかった!時間もかかった。解説が長いのでスミマセン(苦笑)】

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1.なぜ2人は Captain CrashとBeauty Queenなのか?

でたらめなことをしでかすカップルってことでいいのかな。でも二人は無敵(invincible)だし、幸せにも悲劇の主人公にもなれるカップル、男と女のバディ(相棒)ソング。

 この曲を作ったJonとRichieは間違いなく、Elton Johnの「Captain Fantastic and The Brown Dirt Cowboy」(ファンタステッィク船長と茶色い埃まみれのカウボーイ)と、David Bowieの
「The Rise And Fall of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars」(火星から来たジギー・スターダストと彼のバンド・スパイダースの栄光と没落)の2つの有名アルバムもじってこの曲を作っていると思います。Ziggyは歌詞にも出てくるしね。

◎この曲についてJonが語ってるインタビューを見つけました。ジェフ・ニューマンという方のインタビューに答えてます。
参考Webサイト:http://bonjovibg.tripod.com/crushtracks.htm

CRUSH : Track By Track Interview Interviewed by Jeff Newman

「僕が映画「U-571」(Jonが出演)の曲を作ってローマに行ってるときリッチーが来たんだ。そこで二人つるんだんだけど、彼が面白い変わった曲を作ったんだ。「Captain Crash And The Beauty Queen From Mars」って言うんだけどって。僕はそいじゃこの曲どうする?って聞いたら、リッチーがこの主人公の男をもっとジギー・スターダストみたいにして、それでドジな二人組の創作にしよう。タイム誌とローリングストーン誌の表紙に同時に載るって思っててその考えを変えない。でも人をひきつけるような性格を持ってるんだ。完全に架空なんだけどこんな奴になりたいなって感じで」

・・・ということでやっぱり、ちょっとちぐはぐなことをしでかす二人を歌ってる歌。でもにくめない、可愛い登場人物なんだ。

◎アルバム「Crush」のなかのこの曲の登場人物は「Crush」でなく、なぜ「Crash」なのだろう?これは明らかにされていないが、一般的には「クラッシュ」という3つのスペルの違いは、
Clash=「ぶつかる」
Crush=「つぶす」
Crash=「こわす」ということになるようだ。Captain Crashは、自分の行くところに「Car Crash」が起きてしまうような「事故を呼ぶ男」?という意味かな。また「Crash」には「雷鳴」という意味もあるようだ。彼が行くところ行くところで「ガラガラガッシャン」って音が鳴り響いている「嵐を呼ぶ男」って意味かも。
参考:http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n31250

 ビューティー・クイーンは、おそらく1番のverseの歌詞。冠をかぶっているのでミス・クイーンみたいってことなんでしょうね。
そして二人は火星から来た「壊し屋船長」と「ミス・クイーン」ってわけです。

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2.なぜ2人は最強で、そして悲劇の主人公にもなれる、のか?

 歌詞の最後に有名なカップルが7カップル登場します。これらカップルは「お似合いの二人」として有名ですが、たとえば「シド&ナンシー」。彼らは「悲劇的な最期」を遂げたカップルです。(ナンシーが殺害される。犯人はシドではないか?と疑われたが裁判では無罪。シドも死んでしまったので真相はわからないまま)
犯罪者であるボニー&クライドは警官に180発以上の弾丸を浴びて蜂の巣になって亡くなっているし、カート・コバーンとコートニーは二人ともドラッグ中毒でカート・コバーンが謎の自殺をしている。
 ...とまあそんなわけで、有名にも悲劇の主人公にもなれるってんで、7つのカップルの名前を最後に連呼してるんでしょうね。

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◎この曲は「Because We Can」Tourの何日かでは演奏されてます。ライヴではみんな手を挙げて左右に振るポーズで歌うのが楽しい曲ですよね!今回も日本公演で演ってくれるといいですね。

Dec.4.2013 Because We Can Tour in Japan Live at Tokyo Dome
↓↓↓↓↓


ボウイは火星から来たジギー・スターダストになりきって歌います。最初と最後だけギターをジャカジャカ弾いてるけど…。やっぱり歌詞にあるように「ジギーはギターは弾けない」のかな?
Ziggy Stardust And The Spiders From Mars - Starman Live In 1972
↓↓↓↓


(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia Crush
・http://bonjovibg.tripod.com/crushtracks.htm
・http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n31250
ジャケット写真もここからいただきました。
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コメント

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No title

めったさんへ

おはようございます。

いよいよこの曲、登場ですね!!
詳しい解説をありがとうございました。 漠然と聴いているだけでこんなに分析したこと、なかったです。 


名前を連呼するところは暗記しているわけではなく、歌が始まれば自然と歌える・・・って感じの箇所なのですが。
ギターに入る前の to fly ~~ のところが好きです。

が、覚えにくいのが(私だけかもしれませんが) Cryde and Bonnie。
普通は Bonnie and Crydeって言いませんか。
映画「明日に向かって撃て!」の挿入歌だったか、テーマ曲だったか忘れましたが、そこでもたしかその順番でしたよね・・・。


これの創作はU-571の頃でしたか・・・。
一時期Jonが映画にハマっていた頃ですね・・・。 
U-571はご覧になったこと、ありますか? たしか・・いかにも始まって20分ぐらいで亡くなってしまいそうな感じの役だなぁ~と思っていたら、本当にそんな感じで。 
はかなかったです。 ww

東京ドームの映像、貼り付けてくださいましてありがとうございます。 Lost Highwayのツアーですね。 おそらくこの時も会場のどこかにいます!
たしか(たしか・・ばかりですみませんが) オープニングがLast Man StandingでJonがアリーナの中ほどのステージから登場し・・・近くてびっくりしたのを覚えております。
今年はどんな演出があるのか楽しみです。

取り上げて下さってありがとうございました。
ではでは!

楽しみですね!

はるちゃん様(ですよね?笑)コメントありがとうございます!

最初はこの歌のようにお気楽に(!)訳せるかなと思ったのですが、いろいろと疑問がわいてきて、このようになってしまいました。

そうなんです。
カップルの名前順も通常話されるカップル名と、順序が違うのが2組ほど。
・ボニー&クライド
・ブギー&バコール
(Bogie and Bacall songとして有名なのは、バーティーヒギンズさん~カサブランカ歌った人ね~のKey Largo 知ってる?)
これ、もしかして、悲劇の主人公が名前を逆にしてる?とか、CaptainとQueenの順に合わせて、男→女にしてる?とか説を検証しましたが決定的な法則性はなく、おそらく、歌いやすい順(!)なのではないでしょうか!

ライヴのオープニングで中央から登場って、ものすごいサプライズですね!さて、今回のドームはどうでしょうか?
新聞や雑誌などで、まだチケット押ししてますね!Bon Jovi曲を訳すごとに行きたくなってしまいますが、僕は仕事だっつーの(!)
ではまた。

No title

めったさん、こんにちは。
(あ、一度書くと自動的に名前、出るんですね。 今度は名無しでなくてよかったです・・・。 ホラ、そそっかしいですから~。)

昼間、また文献を探しました。

私、例のB!誌、断捨離でほとんど持っていない・・・なんて、思ったら・・・。
意外とまだ残っていることに気づき・・・。 (笑)

90年の雑誌のインタビュー記事からです。
曲名のほうではなく、アルバムタイトルについて、でしたが。

どうしてこのタイトルになったのか。
「まさにこのホテルのとこかの部屋で!(笑) ずっとOne Wild Nightにしようと決めていたから。 カメラマンとアルバムのアートワークの撮影の打合せをしていたんだよ。
 (中略)

ステージの構成まで考えていたんだよ。
そんな矢先、本当に何でもないところからCrushという言葉が口をついて出たんだよ。 この言葉のいいところはどんな風にでも解釈できることだ。
僕は君に首ったけ 昨日Bon Joviにノックアウトされたよ 飲みすぎて酔いつぶれた・・・。 (実際はここのところ、英語も書いてあります。) 何でもいい。 君次第ってところがいいんだ。 他のメンバーも気に入ってくれて決まりさ。 アルバムだって利き手によって好きな曲が違うだろう? 好き嫌いは聴き手次第さ。 そして、アルバム・タイトルの意味も聴き手次第なんだ。 
 (中略)

ニュー・アルバムはみんなのアルバムなんだ。 それを表すタイトルだと思うよ。


以上Jonのコメントでした。




そして、別インタビューでRichie (泣・・・)のこの曲に対する思いがちょっと載っていました。

「ちょっとグラムとThin Lizzyがまじりあったようなナンバーで、結構クレイジーな内容だよ。 またまたジョンと一緒に架空のキャラクターを作ってしまったけれど、この2人が世の中のはみ出し者同士で、なかなかいい味出している。 この曲はかなりBon Joviらしくない、シャッフル風のナンバーだよ。」

「僕は全曲、もれなく好きだ! 自分でいうのも変だけどね。」(笑)


・・・とのことです。 







Clash=「ぶつかる」
Crush=「つぶす」
Crash=「こわす」ということになるようだ

確かに T Rex浮かびました!

はるちゃん、資料発掘ありがとうございます。

Crush はCrush on Youのように“お前に夢中なのさ”って感じて、恋に使うときはこのCrushってどこかに書いてあったのを思い出しました!ブルースのThe RiverのアルバムにもCrush on Youあります!結構好きなナンバーです。
確かに、解釈が可能がいろいろ可能ですね。

曲の構想がやっぱりリッチーだったのかな。無敵の二人をもう一度見たいね。

リッチーの言ってる Thin Lizzyとグラムロックもわかる気がする!ギターの音もディストーションかけてギラギラしてて、なんかTREXっぽいなあとおもってました!

No title

こんばんは。

ご質問に答えていなかった、ですね。

バーティーヒギンズさん・・・今まで忘れていましたが、お名前だけ聞いたことある、と思い出しました。 そういえばカサブランカ・・・。
お休みなさい。

No title

はじめまして。

itunesのメタル系のラジオから流れてきた曲。
ギターで弾きたくなり曲名を書き留め、youtubeでチェック。
歌詞付きの映像と出会ってなんとなく読み流していると
「いい曲っぽいな〜」

和訳で検索したらココにたどり着きました。

とっても良かったです。
じんわり…
ギターでコピーできる状態にありません。
今の私にはない、でもこんな勢いのある時代もあった自分を
回想しております、お恥ずかしい話ですが…

ありがとうございました♪

思わず弾きたくなる曲とは?

森の民さん、来訪&コメントありがとうございます。
自分でギターを弾かれる方なのでしょうか。かつては勢いのあるバンドをやっていたのでしょうかね。
この曲はBon Joviのナンバーのなかでもライヴで大盛り上がりの曲のようです。確かに「勢い」あり過ぎの曲ではありますが、たぶん、いや、だからこそ、人生を経験していくとまた味のある曲なんだろうと思います。
 僕はギターを弾いたといってもコード演奏くらいなので、とても「弾ける」とは言えません(残念)。実際にご自身でギターを弾かれる方の「思わず弾きたくなる曲」ってどんな曲なんでしょうね。やっぱり印象的なギターリフのある曲なのでしょうか。
また引っかかるロック曲があればぜひご来訪&コメントいただけると嬉しいです!