Last Summer / ラスト・サマー (Rod Stewart / ロッド・スチュワート)1978



Sipping a sangria with a girl named julia
Hot jamaican sand beneath our feet

She purred like a cat in a panama hat
She said my passport picture was unique

I said I did impersonations would you like to see
Turned around to buy her one more round

ジュリアって名前の女の子と
サングリアをちびちび飲んでたんだ
ジャマイカの熱い砂の上でね

パナマハットの彼女が僕の耳元で囁く
可愛い子猫が甘えてるみたいさ
僕のパスポートの写真がヘンな顔って言うんだ

僕は役を演じてたんだよ 確かめてみたい?
もう一回彼女とたわむれたいなって思って
振り返ったんだ

Then suddenly she disappeared
Like I feared with another guy
Love always seems to let me down
Can be found anywhere around

すると突然 彼女は消えてしまった
別な男とどっか行っちゃったのかな
女の子を好きになると結局落ち込むんだ
本物の恋探してもどこにも見つからない

The carnival had passed
And my heart was beating fast
All these married women, it aint fair

Nervously I said would you like to come to bed
A cold silence pierced the evening air

Instantly she recognized my insecurities
Changing subjects quickly I agreed

カーニバルが過ぎてったけど
僕の心臓の鼓動は波打ってる
結婚している魅力ある女性たち
そんなの不平等だよ...

イライラしながら ベッドに誘っても
冷たい静けさが夜の空気に立ちこめるだけさ

彼女は不安な僕を察してくれてすぐに
話題を変えてくれたんだ
僕もそれがいいと思ったのさ

Then suddenly she disappeared
Like I feared with another guy, oo baby
Love always seems to let me down
Can be found anywhere around
Nowhere around

すると突然 彼女は消えてしまった
別な男とどっか行っちゃったのかな
女の子を好きになると結局落ち込むんだ
僕の本物の恋はどこ探しても見つからない
どこにもないんだよ

The tourist had all gone, winters coming on
The hotel chambermaid didn't seem to care

Sharing a pina colada we broke into laughter
Ill never know how we made it up the stairs

We spent the night together
And she woke up in my arms
Kissed me tenderly and said goodbye

旅行客の姿はもう見えない
冬がもう来ているんだよ
ホテル客室係のメイドもやる気ないみたい

ピニャコラーダを一緒に飲んでたけど
おかしくて吹き出しちゃったよ
僕らが上階で愛し合ったことも
忘れちゃったみたいだよ

その後 僕らは夜を一緒に過ごし
彼女は僕の腕のなかで朝を迎えた
やさしくキスをしてくれて
そしてサヨナラって

Then suddenly she disappeared
Like I feared with another guy, oo baby
Love always seems to let me down
Can be found anywhere around
Nowhere around

そしてまたも突然 彼女は消えてしまった
別な男の元へ行っちゃったのかもね
恋しても…僕はいつもがっかりさせられるみたいだ
僕の本物の恋はどこ探しても見つからない
本当にいつもそうなんだよ

Love always seems to let me down
Maybe I'll wait until next year,
next year, next year

恋してもがっかりすることばかり
来年の夏まで僕は待たなきゃいけないね
来年 そう来年の夏
また会えるといいね

Songwriters: Chen, Phil / Stewart, Rod
Last Summer lyrics © EMI Music Publishing

sip=ちびちび飲む
sangria=フレーバードワインの一種
purr=猫のようにのどをゴロゴロならす
=行為の後でいちゃつく
impersonation=役を演じること 声色
Nervously=神経質に いらいらして
pierced =穴のあいた
insecurity=不安感
chambermaid=客室係のメイド
break into laughter=笑って吹き出す

Released in 1978
From The Album"Blondes Have More Fun"

Blondes.jpg

★過ぎていく夏。もう9月ですよ~。


 ロッドの色男ぶり全開!の曲です。
 でもこの曲は好きだったなあ。アルバム「スーパースターはブロンドがお好き(Blondes Have More Fun)」は、「アイム・セクシー(Da Ya Think I'm Sexy?)」が目立ったけど、小粒だけどいい曲は沢山入ってた。なかでもB面の「Attractive Female Wanted(邦題“求む、いい女”!)」「Blondes Have More Fun」のへんな曲とウルサい曲のあと、南国リゾートに行ったようなアレンジの曲が始まる。それがこの曲。
「僕には本物の恋が見つからないんだ、それもどこにもね!(Nowhere around!)」と叫ぶ所が印象的でした。そして「wait until next year...」と余韻を持って結ばれる。(すると、「Standing in the shadows of love…」と次の名曲が始まる)

 歌詞は…娼婦さんとのひと夏のアバンチュールの歌ですね。はい。今回のお相手の名は“ジュリア”。“マギー”(Maggy May)でも、“リタ”(Stay With Me)でもない。
でも、これまでの女性と違ってたのは、本気に好きになりかけてしまったこと。ただ、好きになりかけると...突然、彼女はいなくなって、取り残されてしまうこと。はっきり言おう、自業自得だと!来年もお前は同じこと繰り返すんかい!←ロマンチックないいムードの歌が台無しだ! 

 共作のクレジットにロッドとベーシストのフィル・チェンの名前が載っている。フィルはスタジオミュージシャンでジェフ・べック・グループ時代からロッドとは交友があったようだ。この頃のロッド・スチュワートバンドの写真でも中国の方かな?とわかる異色の存在のフィル。wikipediaを見ると「chinese-Jamaican」と書かれていた。ジャマイカの血も流れてるのか。そのフィルの存在がこの曲の歌詞やアレンジに生きたんだな。

 まだ残暑厳しい折ですが、今日で8月も終わり。
Maybe I'll wait until next year, next year, next year...

(PS)サングリア、うまそうだな。ピニャコラーダはルパート・ホルムス「エスケイプ」の記事をご参照あれ。

220px-Sangria_homemade.jpg


(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia Sangria
・Wikipedia Blondes Have More Fun
ジャケット写真もここからいただきました。
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コメント

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No title

めったさん、素敵な訳を有難うございます!
朝からウットリ~~。
夏風邪もよくなりそうです。 (笑)

また手持ちの古い雑誌から抜粋してみますね。

PHIL CHEN
「中国系の血を引く彼はジャマイカのキングストンの生まれ (ジャマイカには中国人が多いという)で ’60年代中ごろにはロンドンへ渡り当時の代表的なR&Bグループ、 ジミー・ジェイムス&ヴァガボンズに加入し、イギリスのグループとしては初めてレゲエの要素を持ち込んだ。
’70グループを脱退したkレはセッション・マンになり、ジェフ・ベック、ドノヴァン、トゥーツ&メイテルズ(レゲエのグループ)、ジム・キャパルディ等のレコーディングに参加した。 映画「トミー」のサントラにも参加。
やがて彼はロニー・レーンの抜けたフェイセスに入ることが殆んど決まっていたが、結局山内テツの加入により話は立ち消えになった。
彼は言う。 「スタジオ・ワークはもう挑戦じゃなくなってきた。 俺はロッドの歌が好きだったし、これは自然なことなんだ。 もうセッションは沢山だ。 おれは自分の全ての時間を彼に捧げるよ。」 
「まともじゃないよ」 「ラスト・サマー」は彼とロッドの共作。


南国テイストのこのような曲は珍しいですね。 フィルの功績がきっと大きかったのでしょうね!!
わぁ~~、改めて聴くと素敵!!
私のブログの「今日のBGM」のコーナーにいつか、タイトル、書いても良いですか~~。 これをまた聴きたい気分の日にかけて、それを書きながら、ブログをつけた日に・・・。

この頃のイメージって、まったく・・・「来年も同じこと繰りかえすんかい?!」な感じでしたよねぇ。 (笑)
それも今、思うと「作っていた」部分もあったかとは思うのですが、そういう感じ・・・恋多き男性 イコール モテるスーパースター・・な印象を抱かせ、それもまた人気に火をつけていった・・時代だったのでしょうね。

とってもロマンチックなカリブの景色が目に浮かぶような訳ですね。

すみません・・・

文脈からお分かりいただけるかとは思いますが一応・・。

上記の文中・・・
「’70グループを脱退した彼は・・・」 になります。
タイプ・ミス、ごめんなさいっ!!

Re: No title

はるちゃん様

フィルの話ありがとうございます!面白いね~。You're Insaneも彼の作品だったんだ。それですごい話だね。フェイセスにフィルがもし加入してたら、ロッド・スチュワート・バンドに山内テツだったかも!
 そして「Blondes Have More Fun」の「Last Summer」の舞台がジャマイカではなく日本!“Japanese Girl(ゲイシャさんとか?)”とロッドの愛の歌だったりして!?

 あと「Blondes Have More Fun」の「ロッド=恋多き男イメージ」のなかで楽曲が作られた、という話も興味深いです。確かに「アト・クロ」「ナイトオンザタウン」「明日へのキックオフ」まではそういう打ち出し、さほどなかったものね。ロッドの日本公演も懐かしいな~。

 Last Summer の和訳ですが、実は不明な点があり(汗)、ちょっと納得いってません!
1.ロッドの相手は、ジュリアだけだったのか?それとも、ジュリア含めて3人だったのか(気持ちを察して話題を変えてくれた気の利く彼女と、ピニャコラーダを一緒に飲んでkiss & Goodbyeした彼女)不明。
2.夏が過ぎ、Winter が来るまでずっとロッドはジャマイカに滞在していたのか?秋はどうしていたのか不明。
 きっとこれらはロッド(あるいはフィル)に直接聞かないと永遠の謎でしょう。でもこんなことにこだわるのはもしかして世界で僕だけかもしれない!(笑)


私なりに考えてみました。

めったさん、こんにちは。
やっと落ち着いて、ブログを訪問できます。
この週末の課題・・・気になっていたテーマ。
私も正しい答えは、それこそご本人達しか分からないだろうかとは思いますが、憶測で書かせて下さい。
私もめったさんの1.説を支持。 (笑)
何度も何度も読み返したのですが・・・。
named Juliaの女性がまず居て・・・でも Then suddenly このジュリアさん disappeared. (チーン・・・)

さてお次に誰かイイ子は居ないかな~と浜辺をうろつくRod君。 
いたいた、でも既婚者かー。 みんな素敵なのに~、悔しいっ!(笑)
もしかしたら、私は既婚者とのアヴァンチュールもあったのかしら、と思いました。
・・で、気まずい話題になっちゃったから「話題を変えましょう」と言ってくれた、気の効く彼女、僕もそっちの方が都合良いからagreed。
面倒なことは避けてくれるみたいだし、これはイイゾと思ったのに、あれれ・・ Then suddenly その話題を変えてくれた彼女?も disappeared. (チーン・・・)
旦那さんのもとに戻ったのかしら。 (笑)

これぐらいで懲りるRod君ではありません。(笑)
季節は過ぎ、寒い冬が来そうだ・・・ 一緒にピニャコラーダをどう? のってきた! 今度こそ~! と張り切るRod君。
あれれ・・・またもや Then suddenly she disappeard.
「一体、どいつもこいつもなんなんだよ?!」 by Rod。(笑) (チーン・・・)

あとは滞在時期ですね。
いきなり現実の話。ジャマイカは・・・滞在期間が6ヶ月以内の観光か、或いは30日以内の商用であれば、ビザは必要ではないらしいです。
想定Rod、こんなに長期の休みがこの時期取れるわけではなかったから、きっと一般男性になって妄想の世界の歌詞だとして・・・。

気になったんですよ、カーニヴァル。
私はヨーロッパが好きなのですが、ヨーロッパのカーニヴァルも春を迎えるお祭りですよね。 南米は季節は違うかもしれませんが・・。 
調べたらジャマイカのカーニヴァルは1月から4月のようですね。
更に調べるとジャマイカ、1年中熱帯性気候。 中でも7,8月が暑い、とのこと。
だとしたら、この歌詞の出来事は・・? カーニヴァル時期の1月・・・100歩譲ってRodは4月にカーニヴァルを体験したのでしょうか?! (笑)
カーニヴァルの余韻が心に残るほど、なので絶対にカーニヴァルを体験しているはず。
カーニヴァルといえば、ヨーロッパでも恋の花咲く季節。(つまりは酔って・・ノリで、のことが多いらしいです。 友人に聞きました。)
冬近くまでビザの有効期限いっぱい、4月から10月頃までの滞在、ということになりますね!!

あぁ、こんな現実的に考えたらちっともロマンチックでないですね!
細かいことは突っ込んではいけませんでした。 (笑)
6ヶ月もビーチにいられるほど、実際のRod、ヒマじゃないですもんね~!


ジャマイカといえばレゲエ。
Rodとレゲエの出会いに関する記述が本にありましたので、また別の日に・・!
では!


ところで・・・この曲のタイトル・・・歌詞にない・・・?!
Next yearはあるようですが。
宿題、解決~~!!
って、ズルイですよね。


Last Summer 歌詞にないね!

はるちゃん、忙しいところコメントありがとうございます。

Last Summerって歌詞にありませんでしたね!
何で気が付かなかったんでしょう(笑)

もうRodが女性を追っかけまわすたびに
Then suddenly she disappeared. (チーン・・・) ×3 
が可笑しくて可笑しくて。

あとジャマイカのビザの話と、カーニバルの時期からのするどい突っ込み!ありがとうございました!さすがです。

それでは、これまでにこだわった人がどこにもいなかった「Last Summer 論」もこのへんで終りにしますか!(Rodとフィルに聞かせてやりたいですね)

残暑も厳しい折、ご自愛ください~。

No title

めったさん、おはようございます。

いえいえ~~、体調も良くなってきましたし・・・忙しいのも終わりました!
(だいたい、こんなこと分析する私ってヒマですよねぇ~~。)

私の想定エピソード、ウケて下さったようで、嬉しいです。(笑)
じゃぁ、これで私達の解釈は一応、納得・・・ということに致しますかね~。
レゲエの件、また抜粋してお届けいたします。

次はRaritiesから?

はるちゃん、ありがとうございます。

 Last Summerの歌詞にこだわる人が地球上に僕ともう一人(しかも上級者)の方がいらっしゃることに勇気づけられました(笑)。
 またロッドもときどき(月イチくらい?)取り上げていきたいと思います。今度は Rarities から何か取り上げたいかな。(もう聴きましたか?)

 レゲエの話も含めて、またビビッときたら、コメントよろしくお願いします!