Solitaire / ソリテアー (Andy Williams / アンディ・ウィリアムス)1973



There was a man,
a lonely man
Who lost his love
through his indifference

ある男がいた
冷淡なため愛を失った
ひとりの男だった

A heart that cared,
that went unshared
And slowly died
with his silence

癒されるべき心は
誰とも分かち合えず
やがてゆっくりと消えていった
何も話すこともなく…

And Solitaire's the only game in town
And every road that takes me,
takes me down
And by myself, it's easy to pretend
I'll never love again

この町でするのは"ひとり遊び"ばかり
私が何をしようと
落胆して終わってしまうから
ひとりだから すぐごまかせてしまう
"もう恋などするものか"と

And keeping to myself
I plays the game
Without your love
it always ends the same
While life goes on around me everywhere
I'm playing Solitaire

そして私はまたひとりで
ゲームを続けていく
あなたの愛がなくては
いつも結末は同じこと
人生があらゆる場所で
私のまわりを通り過ぎて行くあいだ
私がするのは"ひとり遊び"…

Another day,
a lonely day
So much to say that goes unspoken

And through the night,
It's sleepless nights
the eyes are closed, the heart is broken

また別の日も
淋しい一日を送ってる
口にしない言葉は山ほどあるのに

そして夜になれば
眠れない夜が続く
瞳も閉じたまま
傷ついた心もそのままに…

And Solitaire's the only game in town
And every road that takes me,
takes me down
And by myself it's easy to pretend
You're coming back again

この町でできるのは"ひとり遊び"だけ
私が何をしようと
がっかりして終わることばかり
ひとりだから 自分をすぐにごまかしてしまう
"あなたはすぐに帰ってくるんだ"と

And keeping to myself
I plays the game
Without your love
it always ends the same
While life goes on around me everywhere
I'm playing Solitaire

そして私はまたひとりで
ゲームを続けていく
あなたの愛がなくては
いつも結末は同じこと
人生があらゆる場所で
私のまわりを通り過ぎて行くあいだ
私がするのは"ひとり遊び"…

And Solitaire's the only game in town
And every road that takes me,
takes me down
While life goes on around him everywhere
I'm playing Solitaire
Solitaire, solitaire

町でできるのは"孤独なゲーム"だけ
私が何をしようと
待っているのは残念な結末
人生が通り過ぎていく私のまわりを
通り過ぎて行くのに
私がしているのは…
ひとりで遊ぶ"孤独のゲーム"なんだ…

(Neil Sedaka、Phil Cody)

Released in 1973
UK Single Chart#4
From The Album“Solitaire”

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さてこちらがカーペンターズの"Solitaire"がリリースされる2年前に発表されて、イギリスで大ヒットしたアンディ・ウィリアムスのバージョンです。どこが変わっているかわかりますか?
そう、カーペンターズバージョンは、女性目線で見た、ある男のことを歌っているので"He"と三人称を使っているところが、アンディのバージョンは一人称の"I"を使っています。最初の部分だけ「ある男」は三人称で登場しますが、すぐにそれは「自分」のことであるとわかります。アンディの"Solitaire"は主人公自身が歌う、わかりやすいバージョンなんですね。

◆この曲についての、作者であるフィル・コディのコメント記事が"Songfacts"ページに載っていました。"Solitaire"のニール、カーペンターズ、アンディ・ウィリアムスの各バージョンについてふれています。

アンディ・ウィリアムスがこの曲を歌うにあたって、プロデューサーのリチャード・ペリーは作者のフィル・コディに"歌いやすいように少し歌詞を変えてもいいかな"と尋ねてきました。コディは最初はためらいましたが、ポピュラー・シンガーが歌うのに歌いにくいというのなら変えて仕方ないと受け入れました。
 コディは言いました。"私の書いた歌詞は変えてくれるなという考えをやめたんだ。もう少しすっきりしてもいいんじゃないかと考えてね。そのうちにカーペンターズがやってくれたのさ。"
彼らは以前の歌詞と新しい歌詞を一緒にしてよりよい歌詞にしてくれたのさ、アンディのものと、ニールのものを組み合わせてもっといい歌詞にしてくれた。僕はカーペンターズの"Solitaire"が一番ベストだと思うよ。


 これは男性と女性それぞれが歌って成功した数少ない曲の一つです。フィル・コディは当初は"Solitaire"は女性に歌ってもらうことをイメージして書いた曲だったと言っていました。コディは言います。

 カレン・カーペンターが歌うのを聞いて、僕は背筋が震えたよ。ソングライターからすれば、自分自身で歌詞を書くのが望ましいよね。その歌を歌ってどれだけのお金が稼げて成功するのかなんて考えたりする。でもこの曲については特別な感じだったんだ。僕が書いた曲なのに、カレン自身の曲になっていた。これはすごいことだよ。僕はある日座って、90にもなる"Solitaire"のカバーバージョンを聴いたんだ。やっぱりカレン・カーペンターが歌う"Solitaire"がそのなかで一番だった。すべてのカバーソングのなかで一番さ。



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◆コディ自身は、まずアンディが歌うとなったところで「歌詞を変えていいか」と聞かれ、ためらいもしましたが、よりよいものになるならと承諾し、そしてその路線のなかで、カーペンターズが原曲である「Solitaire」にもっともいい歌詞をつけ、女性が歌ってくれた作品であるとしているんですね。

◆ふだん1曲だけの和訳のところ、調べていくうちに、ニールのものも、アンディのものもふれざるをえない、そして1つの記事にするにはもったいないし、別な作品として完成しているところもあるので別に紹介しなくては…と考え、こうなってしまいました(^▽^;)。かなり疲れましたが、でも"Solitaire"はそれだけ時間をかけても大切に取り扱いたい曲でした。

みなさんはどの「ソリテアー」が気に入りましたか?

カーペンターズ ヴァージョン (和訳)
ニール・セダカ ヴァージョン (和訳)

◆アンディのアルバム「ソリテアー」より、"Sunshine Of My Life"(スティービーのカバー)です。
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◆ファンの方が作られた動画でしょうか。"Remember"。(この曲はハリー・ニルソンの作品ですね)

映画音楽「ティファニーで朝食を(ムーン・リバー)」や「ある愛の詩」「ゴッドファーザー愛のテーマ」…沢山の映画主題歌やスタンダードナンバーを歌ってくれたアンディ。1991年には「MHK紅白歌合戦」にも出演してくれました。2012年9月25日に天に召されたアンディ(死因は膀胱癌)。84歳でした。私たちはあなたを忘れないよ。
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Best of the 70's Import
アンディ・ウィリアムス

70年代にヒットした曲をアンディが歌っています。

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