Is This The World We Created ? / 悲しき世界 (Queen / クイーン)1984



Just look at all those hungry mouths
we have to feed
Take a look at all the suffering we breed
So many lonely faces scattered all around
Searching for what they need.

飢えた人々たちを見るがいい
僕たちが生み出した苦しんでる人達を見るんだ
数えきれない沢山の人があちこちにいる
自分たちに必要なものを求めて...

Is this the world we created?
What did we do it for?
Is this the world we invaded
Against the law?
So it seems in the end.
Is this what we're all living for today?
The world that we created.

これが僕たちが作りあげた世界なの?
僕たちはいったい何をした?
法に背いてまで
僕らが侵略した世界がこれなの?
そうさ 結局そういうこと
僕らが今住んでいるのはここ
僕ら自身が作り上げた世界なんだ

You know that everyday
a helpless child is born
Who needs some loving care inside a happy home
Somewhere a wealthy man is sitting on his throne
Waiting for life to go by.

そうさ 毎日のように
弱々しい子ども達が生まれてる
幸せな家庭のなかで愛情が必要な子ども達さ
一方どこかで富を持った男が王座に腰を降ろし
人生がただ過ぎ行くのを待っている

Is this the world we created?
We made it on our own.
Is this the world we devastated
Right to the bone?

これが僕たちの作り出した世界なのか?
僕たち自身がこの手で
これが
僕たちが荒らしてしまった世界なのか?
その芯まですべてを…

If there's a God in the sky looking down,
What can he think of what we've done
To the world that He created?

空にいる神が見下ろしていたら
僕らが しでかしたことを見て何を想うのか?
神に創造した世界にたいして僕たちは…

(Mercury / May)

scattered=散在している、散らばった、散漫な
devastate=荒らす,荒廃させる.

Released in 1984
From The Album“The Works”

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「クイーンの大ファンである」と今は胸を張って言える僕ですが、正直に告白すると、彼らにまったく興味を失っていた時期があります。それはアルバムで言うと、"The Works"から"Innuendo"までの時期。この時期の作品は当時、アルバムも買いませんし、レンタルでも借りていませんでした(今はもちろん全部揃っています)。
アルバム"The Works"はロジャーの"Radio GaGa"はよかったんだけど、"I Want To Break Free(自由への旅立ち)"は曲は悪くなかったものの、メンバーが女装したビデオについては、やっぱりクイーンにはこういうのはやってほしくなかったという反応の方が大きかったです。

◆結局、日本での来日公演としては最後となってしまった1985年の来日公演"The Works"ツアーも観に行かず、やっぱり後悔は自分のなかに残っています。

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でも特にこの年には例の「サン・シティ」問題があり、クイーンそりゃないんじゃない?という想いがありました。
 南アフリカ政府は白人中心のアパルトヘイト政策を敷いていて、それに対して英国・米国のミュージシャン達はサン・シティ(南アフリカのリゾート)ではライヴをしない、ということで申し合わせをしていたのに対して、クイーンは8回も行ってしまいました。
 多くのミュージシャン、マスコミだけでなく、さすがに彼らにゲンメツをしたとクイーンから離れていったという往年のファンもいたでしょう。僕もその一人でした…。そんななかアルバム"The Works"のラストに入っていたこの曲「悲しき世界」は、当時、とても白々しく思えてならなかったです…。
 このあたりのクイーンの状況を音楽評論家の石角隆行さんが書いていらっしゃいます。こちらをどうぞ。
(Music Voice)

◆しかし「バンドエイド」に参加せず、そして「サン・シティ」でやっちまったクイーンたちは「ライヴ・エイド」で素晴らしいパフォーマンスを見せて、復活を果たします!当時、クイーンのファンは自称「辞めていた」僕もこのステージには感動しました。何度も何度もライヴ映像を見てしまいました。
「ボヘミアン・ラプソディ」から「RadioGaGa」。そして「エ~ロ!」を挟んで「ハンマー・トゥ・フォール」、「愛という名の欲望」、「ウィ・ウィル・ロック・ユー~伝説のチャンピオン」。そして暗くなったステージに再度ブライアンとフレディで登場「悲しき世界」。
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◆あらためてこの「悲しき世界」についてですが、フレディとブライアンがミュンヘンにてアフリカの貧困のニュースを見てこの曲を書いたと言います。フレディが歌詞のほとんどを書いて、ブライアンがサポートをしました。ライヴではこの2人によるアンプラグドでの演奏が聴けましたね。原題は"Is This the World We Created...?"と文末に「?」が付く疑問文となっています。こんなはずじゃなかった…。でもこれが僕たちが創りあげた世界なのかい?…クイーンはこの曲での印税収入を全部「セイヴ・ザ・チルドレン」基金に寄付しているといいます。

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平和の祭典、冬季オリンピック(平昌)が開催されてます。うわべだけの「微笑み外交」ではなく、本当にひととひととが友情と連帯を感じられるものにしたいですね…。

◆どなたかが作成していただいた動画です。
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Live at Wembley Stadium Original recording remastered, Import
クイーン

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こちらamazon.co.jp
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