Missing You / ミッシング・ユー(John Waite / ジョン・ウェイト)1984



(Missing you)

Every time I think of you
I always catch my breath
And I'm still standing here
And you're miles away
And I'm wondering why you left

きみのことを考えるたび
いつも呼吸を整えなきゃならなくなる
僕はまだ ここに立ってるのに
きみはいま 遥か遠くにいる
なぜきみが出て行ったのか
僕は理由がわからないままでいるんだ

And there's a storm that's raging
Through my frozen heart tonight

今夜 嵐が吹き荒れてる
僕の凍えた心を通り抜けて…

I hear your name in certain circles
And it always makes me smile
I spend my time
Thinking about you
And it's almost driving me wild

お決まりの仲間内で きみの名前を聞くと
僕はいつも笑顔になってしまう
きみのことを考えて
僕は時間を過ごしてるけど
たいてい どきどきが止まらなくなるんだ

And there's a heart that's breaking
Down this long distance line tonight

今夜 僕の心は今にも壊れそうだ
長距離電話のこちら側で…

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what I might say

きみを 淋しいなんてちっとも思わない
きみが出て行ってしまったところでね
きみを 恋しいなんて思わない
たとえ何があったからって

There's a message in the wire
And I'm sending you this signal tonight
You don't know
How desperate I've become
And it looks like I'm losing this fight
In your world I have no meaning
Though I'm trying hard to understand

電話線にメッセージを込めるよ
今夜 この合図をきみに送るんだ
きみはわからないさ
どんなに僕が絶望してしまったかなんて
僕がこの恋をあきらめかけてるみたいだね
きみにはもう 僕はどうでもいい存在かい?
理解しようとどんなに頑張ってみたところでね…

And it's my heart that's breaking
Down this long distance line tonight

今夜 僕の心は今にも壊れそうだ
長距離電話のこちら側で…

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say

きみを 淋しいなんて全然 思わないよ
きみが出て行ってしまったところでね
きみを 恋しいなんて思わない
友だちが何を言ってきたってね

And there's a message that I'm sending out
Like a telegraph to your soul
And if I can't bridge this distance
Stop this heartbreak overload

僕が送ろうとしているメッセージ
それはきみの心に直接届ける電報さ
もしこの距離を僕が埋められないのなら
この心の痛みが溢れ出すのを止めてほしい

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say

きみのこと ちっとも恋しくなんてない
出て行ってしまったところでね
きみのこと 淋しいなんて思わない
友だちが何を言おうと関係ないさ

I ain't missing you
I ain't missing you
I can lie to myself

きみを恋しくなんてない
きみを恋しいなんて思わない
僕は自分に嘘をついている…

And there's a storm that's raging
Through my frozen heart tonight

ああ 嵐が吹き荒れているんだ
今夜 僕の凍えた心を通り抜ける

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say

ちっとも恋しくなんてないんだ
きみが去ってしまったところでね
きみを恋しいなんて思わない
友だちが何を言おうと関係ないんだよ

Ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I can lie to myself
Ain't missing you

恋しいなんてことないさ
淋しくないし
恋しがるなんてとんでもない
僕は嘘をついている
きみを恋しいなんて思わない

I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
Ain't missing you
Oh no

恋しくなんてない
ちっとも淋しくないよ
きみのこと何ともないさ
恋しいなんてとんでもない
きみを恋しいなんて思わない
ああ

No matter what my friends might say
I ain't missing you

友だちが何を言おうといいのさ
きみを恋しいなんて思わないから

Writer(s): John Charles Waite, Chas Sandford, Mark Leonard

I would [should/might] say
=「~だろう,~かな」
overload=〈…に〉荷を積みすぎる;
bridge the distance between=~間の距離を埋める

Released in 1984
US Billboard Hot100#1
From The Album“No Breaks”

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 ジョン・ウェイトはロサンゼルスの自分の寝室でこの曲を書いていたときに、個人的な問題で悩んでいたといいます。デモ・テープでこの曲を録音して「いつかこのままレコードにしたい」と考えていたそうです。 「ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下」より。
 "Everytime I think of you…"、この曲の歌い出しを聞いたときに、ジョンが以前に所属していたバンド「The Babys」を知っている方は思わずニヤッとしてしまいますね。"ベイビーズ"のヒット曲"Everytime I Think Of You"の歌い出しもこのタイトル通りのフレーズです。ジョンが"Missing You"を書いたのはいつ頃なのかな。もしかすると、この2曲は本当に兄弟のようなものなのかもしれないな。

◆ジョンのインタビューからの引用です。

ぼくは歌いながら自分で歌詞をつけていった。この歌は当時のぼくを最もよく説明している。自分の考えていること、それらは自分では認めたくないことだ。もしそれを認めてしまったら、自分が崩壊してしまうだろう。男っていうもんは自分を許さないことでバランスや力を保っていると思うんだ。ぼくは自分に、大丈夫さって言い聞かせてやっとレコーディングを終わらせたんだ。
 "ミッシング・ユー"は純粋な言葉の結合だ。ぼくは偉大な詩やよいロックはみな意識下のものが表現されたものだと思う。まるで夢遊病者のようにね。


 "男っていうもんは…"女の人はそういうことないのか?はわかりません(^▽^;)が、ジョンのこの言葉、わからないでもないよな。本当は仕事したくないのに「さあさあ、仕事だ、仕事ができるってありがたい!」と自分に言い聞かせて仕事にいくこと…ありますよね?(えっ?ない?)

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"きみ"のことを思うと呼吸が乱れ、気が狂いそうになっている自分。
遠く離れてる"きみ"に電話をするけど、言葉では伝わらずうまくいかない。でも電話線を通じて、自分の気持ちがきみの心に直接届いてはくれないだろうか。

 きみなんてちっとも恋しくなんてないよ。
 もう去っていった人なんだしね。
 淋しくなんてない。
まえに何か言ったかもしれないけど
忘れてくれよ。

 きみのことなんて恋しくない。
きみがいなくても淋しくなんてない。

 (そう自分に嘘をついてるんだ)

…「淋しい」「恋しい」気持ちを認めてしまったら…自分が崩壊しそう…

◆初めて聴いてすぐ好きになった曲です。でもこの曲が全米No1になるとは思わなかったな。ジョンの"ベイビーズ"時代を知っているので、その頃のヒットも最高位は13位("Isn't It Time"および"Everytime I Think Of You")止まりでしたからね。特別有名なプロデューサーがプロデュースしたってこともないし、楽曲の良さで大ヒットとなったのかな?

ジョンは1988年にベイビーズ時代の仲間だったジョナサン・ケインやリッキー・フィリップ、それからニール・ショーンにディーン・カサノヴァと"Bad English"を結成。そして"When I See You Smile"(Diane Warren作)で再び全米No.1のヒットを出します。(バッド・イングリッシュは2枚のアルバムを出して解散)こうしてみると、ジョンの音楽人生のなかで大ブレイクが3回あるんですね。こういう人も珍しいな(^▽^;)。

◆“Missing You”が全米1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending September 22, 1984

ティナ「愛の魔力」に代わってジョン・ウェイトが1位に。プリンスが2位に迫ります(翌週は1位に)。シンディは3位で足踏みとなりました。6位ヒューイ、この曲日本公演で演ってくれないかな。9位はスティービー「心の愛」が18位から急上昇です。

-1 2 MISSING YOU –•– John Waite
-2 4 LET’S GO CRAZY –•– Prince & The Revolution
-3 3 SHE BOP –•– Cyndi Lauper
-4 1 WHAT’S LOVE GOT TO DO WITH IT –•– Tina Turner
-5 7 DRIVE –•– The Cars
-6 6 IF THIS IS IT –•– Huey Lewis & The News
-7 8 THE WARRIOR –•– Scandal Featuring Patty Smyth
-8 10 THE GLAMOROUS LIFE –•– Sheila E.
-9 18 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU –•– Stevie Wonder
10 13 CRUEL SUMMER –•– Bananarama

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ソリッドに、ストレートにツッ走る。これがロックの本物の音だ!
誰もが虚飾にうんざりしつくした今、
埋もれていた本物が再びスターダムに駆け登った!!


(この曲の国内盤シングルジャケットに掲載されたフレーズ)

(The Babys)第1のブレイク!
Isn't It Time / 愛の出発 1977
Everytime I Think Of You / ときめきの彼方へ 1978
Back On My Feet Again / バック・オン・マイ・フィート・アゲイン 1980

(John Waite)第2のブレイク!
Missing You / ミッシング・ユー 1984

(Bad English)第3のブレイク!
When I See You Smile / ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル1989


◆ジョンが左右に揺れながら…スタジオで歌う"Missing You"。
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◆2011年 アコギで歌う"Missing You"。ジョンの隣りはKyle Cook(マッチボックス20)です。
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◆"Missing You"と兄弟曲!? ベイビーズ"Everytime I Think Of You"
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(この曲を購入)
The Complete John Waite, Vol. 1: Falling Backwards CD, Import
John Waite
"Babys"~"ソロ"~"Bad English"を通じた彼のベスト。ベイビーズの"Everytime I Think Of You"が入っていないのは残念。

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こちらamazon.co.jp

(今日のお弁当)鶏の山賊焼き弁当
久しぶりの更新です。あっお弁当を作ってなかったわけじゃないんですよ。写真をアップする時間がなかったもんで…。この土日の文化祭も終わった次男。今日は片付け日&部活で授業もないとのこと。2年生のクラスの出し物は「映像」とのことで、次男が考えたミステリーを、みんなで脚本を作り、キャストを決め、撮影をして…当日は司会や演出などもあり、クラスみんなで取り組めたようでした。高校生活、まぶしい!ですね(^▽^;)。

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コメント

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一発×3って感じ?

 ジョン・ウェイトって、実力も芸歴も充分なのに、ヒットメーカーやチャートの常連という程にはならず、かといってキャリア全体で見ると、一発屋では終わらないような独特な?売れ方をする所が、どこかもどかしい~と感じる人だったり。ソロでもバンドでも、きちんと最低一度は実績を残すんだけどなぁ。

 まぁそれはともかく、ミッシング・ユー...80年代ならではの、甘酸っぱいのに、どこか爽やか~な感じがギュッと詰まった、青春ソングな雰囲気がたまらないです。シンプル・イズ・ベストな音色がいい具合に切ない。

いい歌です・・・。

歌詞が染みますね~。
こういう時期ありましたわ~。(遠い目…当時中坊でした)
いつもながら名訳ありがとうございます。
(ソロデビュー作収録の「Change」も好きっす)

No title

“君のこと恋しくなんてない!”強がってるやつがいたんですよ。なにぃ~やっちまったな!
共感できるやついるんじゃないかな。

ジョン・ウエイトのボーカル

The Babysの"Isn't It Time"がチャートを上がってきたとき、「いや~、いい曲だなぁ~」と思いましたよ。すぐにファンになりましてアルバムを買いました。中でもジョン・ウエイトのボーカルは最高です!
ベイビーズが解散して、まぁ仕方ないなとは思っていましたが、突然ソロのこの曲が上がってきたのには驚きましたし、嬉しかったですよ。それにまさか1位になるなんて、やっぱり曲が素晴らしかったです。

No title

星船さん、ベイビーズはルックスもカッコよく、親しみやすいボップロックのヒットを出してくれましたね。僕は英語のテストで(Baby)の複数形を(Babies)でなく、(Babys)と書いてバツをもらったことがあります(事実)。トップ40をノートにつけてたので、アーティスト名で無意識に覚えてたんですね(^_^;)。

No title

おはようございます。
この頃の曲って覚えている曲が多いものですね・・・。
ですが、忘れていました、これってNo.1ヒットだったんですね。
よくコンピュレーションもののCDなどでNO.1だけを集めた・・というものも
あると思うのですが。 そういう時、この曲って入っていましたっけ・・?
ぐらいの存在感なのでした。 す、す、すみません。
きっと入っているのでしょうね。 ←調べもせずすみませんが。
改めて聴くと この時代の曲って良いもの、切ないもの、自分の思い出と
重なる曲、そんな宝石箱のような時代です。

No title

はるちゃん、コメントありがとうございます。No1コンピレーションに入っていたかどうかは調べないとわかりませんが、はるちゃんの好きな、ロッドくんが"Still the Same…Great Rock Classics Of Our Time"にこの曲を取り上げたときは、ロッドやるなあと思ったものです。こちらも悪くないけど、やっぱりロッドがセイシュン時代を想い出して歌ってるような感じがしてしまい、ジョン・ウェイトのオリジナルの雰囲気である「初々しさ」がないのが残念だなぁ(-_-;)。https://www.youtube.com/watch?v=lq4Y7lwAOJQ