Tie Your Mother Down / タイ・ユア・マザー・ダウン (Queen / クイーン)1977



Get your party gown
Get your pigtail down
Get your heart beatin' baby

Got my timin' right
Got my act all tight
It's gotta be tonight
my little schoolbabe

パーティードレスを着て
おさげ髪はほどくんだ
おまえのハートがドキドキしてるだろ

俺のタイミングはバッチリ
抜かりなく準備してきたんだ
今夜がその時なのさ
俺の可愛いスクールベイブ

Your momma says you don't
And your Daddy says you won't
And I'm boilin' up inside
Ain't no way I'm gonna lose out this time

おまえのママはダメって言う
おまえのパパも許さんって言う
俺は体のなかから血が煮えたぎってるんだ
今度こそしくじるのは許されないぜ

Tie your Mother down
Tie your Mother down
Lock your Daddy out of doors
I don't need him nosing around

Tie your Mother down
Tie your Mother down
Give me all your love tonight

ママなんて縛り付けておくんだ
ママなんて縛り倒しておけばいい
パパはドアの外に鍵かけて締め出そう
あれこれ言われたくないからな

ママは縛り付けておけ
ママは縛って転がしておくんだ
今夜はきみの愛をすべて俺にくれ

You're such a dirty louse
Go get outta my house
That's all I ever get from your family ties

in fact I don't think I ever heard
A single little civil word
from those guys

"おまえは汚いシラミ野郎さ
俺の家からとっとと出てけ!"
そうおまえの家族に言われちまったよ

正直 おまえの家族から
ちょっと一言でも まともな言葉を
かけてもらった記憶がないぜ

But you know I don't give a light
I'm gonna make out all right
I've got a sweetheart hand
To put a stop to all that
Grousin' an' snipin'

でもわかってるよな
俺は気にしちゃいないんだ
なんとかうまくやっちまうのさ
俺は愛しいおまえの手を取って
あいつらの不満や中傷なんて
ぜんぶ止めてやるんだから

Tie your Mother down
Tie your Mother down
Take your little brother swimmin'
With a brick (that's all right)

Tie your Mother down,
Tie your Mother down
Or you ain't no friend of mine

ママなんて縛り付けておくんだ
ママなんて縛り倒しておけばいい
おまえのチビ弟はレンガの重しをつけて
泳がしておけばいい(それでOKさ)

ママは縛り付けておけ
ママは縛って転がしておくんだ
そうしなきゃ おまえとの縁もこれっきりさ

Your momma and your Daddy gonna
Plague me til I die
Why can't they understand
I'm just a Peace lovin' guy
Tie your Mother down
Tie your Mother down. . .etc etc. . .

おまえのママとパパは
俺を死ぬまで苦しめるつもりなんだ
どうしてわかってくれないんだよ
俺は平和で愛すべき男なのに…
おまえのママを縛り付けて
おまえのママを縛って転がしといて…

Writer(s): May Brian Harold

pigtails=ツーテール, ツインテール, おさげ髪, お下げ髪,
noise=騒音[雑音]を立てる、ペラペラとしゃべる
louse=シラミ
give a light=(同意語)
(to care): give a damn, give a darn, give a fuck, give a rat’s ass
put a stop to=止めさせる
grouse =《鳥》ライチョウ、ブツブツ不平[不満]を言う
snipe=〔隠れたところから人を〕狙撃する、中傷する、けなす
plague=疫病にかからせる 悩ます、苦しめる

Released in 1977
US Billboard Hot100#49
UK Single Chart#31
From The Album“A Day At The Races”

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アルバム"華麗なるレース"のA面に初めてレコードの針を落としたとき、"何が始まるんだろう?"とワクワクしていたら、突然始まるギターリフ! フレディの"ウ~イェィ!"、一発目の"タイ・ユア・マザー・ダウン"はシビレましたね~。"ハードながらコーラスでも聴かせるロック"...実にクイーンらしい挨拶替わりの1曲でした。
(でも、全米でトップ40に入ってこなくて残念!なんで???と思いましたよ)

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◆アルバムの最初に入っているブライアンのギターによるインストについてですが、僕の持っている「全曲解説シリーズ クイーン」(シンコー・ミュージック)によると次のように書かれています。

ブライアン・メイによれば、「華麗なるレース」のオープニングに入っている短いギター・パッセージはシュールレアリズム芸術家エッシャーの「階段の錯視」の"音楽版"のつもりなのだそうだ。「どういうことか教えてあげよう。あれはあのおかしな階段のだまし絵を表現したんだ…ほら、正方形の四辺に階段がめぐらされていて、一見ずっと上っているようなさ。(僕のイントロも)あれと同じなんだ。というのが各々のパートが上昇しているんだけど、どれもみんな上がっていくように見えながら徐々に1オクターヴ下にフェイドしていくんだ。つまり(上昇音階のフレーズが)一番上の音に到達するときには、まるでオクターヴ下に降りたみたいなサウンドになっている。それと逆回転も使っているんだ。僕は何もかもが下降で弾いてたからね。

…うーむ。説明されても、わかりませんでした(笑)。エッシャーはオランダの画家。ブライアンが言っていた階段の"だまし絵"はこれですよね。「ペンローズの階段」っていうタイトルの絵でした。

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エッシャーには他にも沢山の作品が。"疲れた目"にいいみたい。こちらクリック→(無限を描いた錯視画家 “視覚の魔術師”エッシャーの『騙し絵』まとめ) 

◆さて今夜こそ彼女とラブラブしたい(夜這い?)から、"おまえの母ちゃん、縛り倒せ!"、"父ちゃん、鍵かけて締め出せ!"って過激です。小さい弟なんて"レンガ持たせて泳がせろ!"って生死に関わる拷問だ!これはよくない。どこが「平和主義者」なんだ。やっぱり今は認めてもらえないかもしれないけど、「成功して」「夢をかなえて」、いや少なくとも娘さんに苦労はかけない程度にまじめに働いて、"いつかは認めてください"と言い放って駆け落ちする方がカッコいいんじゃないか…!(←たかがロックの歌詞に何言ってんの)

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こちら"Tie Your Mother Down"について、作者ブライアンは、前述の書籍のなかでは、

いやあ"タイ・ユア・マザー・ダウン"がどういう意味かなんて言われも僕には全然わからないよ…あのタイトルはただパッと頭に浮かんだだけなんだ。でも確かにそれがいつの間にか意味のある何かになったわけだよね。まあティーンエージャーの反逆の歌、とでもいうのかな…。


ブライアン、PTA対策もばっちりじゃないですか(笑)

◆訳していて面白かった発見。

Stylish_Pigtails_1.jpg

(1)pigtails…"豚のしっぽ"って2つあるんでしたっけ?なんで「ツインテール」,「おさげ髪」が"豚のしっぽ"なんでしょうね?
(2)all that Grousin' an' snipin'…"Grouse"に「ライチョウ」の意味があるので、"Grousin' an' snipin'"って"狩猟"の意味もありそうかな。

◆"Queen Official"による"Tie Your Mother Down"のOfficial Video。
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Queen - Tie Your Mother Down (Montreal, 1981)
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◆フレディ・トリビュートコンサートでの"Tie Your Mother Down"。ボーカルは最初はブライアン。2番からジョー・エリオット。スラッシュも途中から参加してギター・バトルに!
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クイーン

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コメント

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No title

この頃は未だ髭もなく 衣装もそれほどピタピタでない フレディ
髪の長いジョンディーコン
あぁ 懐かしく楽しい

No title

モンゴリアンさん、「オペラ座の夜」に続く「華麗なるレース」の頃のクイーンはちょうど日本でのニンキガバクハツ!した頃ですね。僕も毎日!聴いてました。フレディはヒゲはなく、ボンデージでもないのですが、白タイツで◯ッコリしてましたよね 笑。