Only The Good Die Young / 若死にするのは善人だけ (Billy Joel / ビリー・ジョエル)1978



Come out, Virginia,
Don't let me wait
You Catholic girls start much too late
But sooner or later it comes down to fate
I might as well be the one

さあおいでよ ヴァージニア
もう僕を待たせないで
きみたちカトリックの女のコは
あまりにも奥手なんだよね
でも遅かれ早かれ 運命に直面するんだから
僕が運命の人になった方がましだよね?

They showed you a statue
and told you to pray
They built you a temple
and locked you away
But they never told you
the price that you pay
For things that you might have done...

Only the good die young
That's what I say
Only the good die young
Only the good die young

教会のみんなは像なんか見せて
祈れときみに命じたのさ
そして寺院を建てては
そこにきみを閉じ込めたんだ
だけど彼らは決して言わなかったのさ
きみが支払うべき代償のことはね
きみはできたこといろいろあったのに…

善人だけなのさ 早死にしちゃうのは
もう一度言うよ
善人だけなのさ 早死にしちゃうのは
いいヤツほど 早く死んじゃうのさ

You might have heard
I run with a dangerous crowd
We ain't too pretty
We ain't too proud
We might be laughing a bit too loud
But that never hurt no one

きみは聞かされたかもね
僕が危険な連中と付き合ってるってさ
確かに僕たちは小奇麗なわけじゃないし
誇れるものなんてない
ちょっとばかし大きな声ではしゃいでるけど
誰も傷つけたりは しちゃいない

So, come on, Virginia,
Show me a sign
Send up a signal I'll throw you the line
The stained-glass curtain you're hiding behind
Never lets in the sun
Darling, only the good die young

だからさ ヴァージニア おいでよ
僕にサインを見せてくれ
合図を送ってくれたら釣り糸を投げ込むからさ
きみが隠れてるステンドグラスのカーテンは
陽の光を決して入れないんだよ
ダーリン いいヤツだけさ 早く逝っちまうのは

Only the good die young
That's what I say
Only the good die young
Only the good die young

You got a nice white dress
and a party on your confirmation
You got a brand new soul
And a cross of gold
But, Virginia,
they didn't give you quite enough information
Oh you didn't count on me
When you were counting on your rosary

きみは素敵な白いドレスを着て
信仰を誓う儀式のパーティーに行ったね
きみが得たのは まっさらな魂と
金の十字架だった
でもね ヴァージニア
あいつらは十分な情報をきみに教えてないんだ
ああ きみはロザリオを信用するけど
僕のことを信用していないね

They say there's a heaven
for those who will wait
Some say it's better but I say it ain't
I'd rather laugh with the sinners
than cry with the saints
The sinners are much more fun...

You know that only the good die young

言うよね "待っていれば
誰でも天に召される"ってさ
それがいいっていうヤツらもいるけど
僕はそうは思わない
聖人たちと泣くくらいなら
罪人たちと笑ってた方がましなんだ
罪人たちの方がもっと楽しいよ…
分かるだろ?

善人だけが早死にするんだよ

You say your mother told you
all that I could give you was a reputation
She never cared for me
But did she ever say a prayer for me?

ママがきみにこう言ったんだよね
僕がきみにあげたのは悪い噂だけだって
きみのママは僕のことなど気にかけてないのさ
ママは僕にお祈りを捧げてくれたかい?

Come out, come out, come out
Virginia, don't let me wait,
You Catholic girls start much too late,
But sooner or later it comes down to fate
I might as well be the one,

You know that only the good die young
Tell you baby
You know that only the good die young

飛び出しちゃえよ 飛び出しておいで
ヴァージニア 待たせないでくれ
きみたちカトリックの女のコたちは
かなり奥手なんだものね
でも遅かれ早かれ 運命と向き合うのさ
そしてその人がこの僕ってのはどう?

さあもうわかったよね
いいヤツだけが早死にしちゃうんだ
教えてあげるよベイビー
いいヤツだけが早く逝っちまうのさ

Only the good die young
Only the good
Only the good die young

早死にするのは善人だけなのさ
善人だけなんだよ
若死にすつのは善人だけなんだ...

Writer(s): Billy Joel

start late=出遅れる
might as well=~する方がましだ、~するのと同じである、~するようなものだ
statue=彫像,塑像
pretty=〈場所・ものなど〉きれいな,こぎれいな.見事な,うまい.
cf.throw a good line=釣り(糸の投げ込み)が上手だ
confirmation=〔事前に取り決めたとおりに実行されるという〕確認(書)
reputation=評判

Released in 1978
US Billboard Hot100#24
From The Album“The Stranger”

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ビリーのライヴアルバム"Live To Air"が今月30日に発売!とのこと。8月の月イチ・ビリーは、そのライヴ曲目に2曲も入ってる"Only The Good Die Young(若死にするのは善人だけ)"としました。

◆"Live To Air"の内容紹介(amazon.co.jpより

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“ピアノ・マン"ことアメリカン・ミュージックを代表するSSW、ビリー・ジョエル。1975年から1989年にかけて出演したテレビ番組のベスト・パフォーマンスをこの一枚に集約したスペシャル・アルバム!
 音源は1975年から1989年にかけてアルバム・プ ロモーションの為にテレビで放送された貴重なライヴ音源10曲で構成されている。その中にはかなり貴重なものが含まれている。基本的にはNBC TVの人気バラエティー番組〈サタデー・ナイト・ライヴ〉の音楽コーナーで放送された 素材で構成されており、番組では出演時のライヴだけではなく、他の場所で収録されたライヴやヨーロッパで放送された素材も使用されている。

-1.Travellin’Prayer
-2.The Ballad Of Billy The Kid
-3.Only The Good Die Young
-4.Just The Way You Are
-5.Miami 2017.
-6.She’s Got A Way
-7.Summer, Highland Falls
-8.Only The Good Die Young
-9.We Didn’t Start The Fire
10.The Downeaster ‘Alexa’

*ライヴ音源の収録公演は、ビリーの"Broadcasting Live"35th Anniversary Edition(DVD)と同様とすると、以下の公演かと思われます。"Only The Good Die Young"は、1978年と1985年のものが入っているようですね。(DVDの解説から)
 
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Tracks 1 & 2: Burt Sugarman's Midnight Special, 10/1975
Tracks 3 & 4: NBC Saturday Night Live, 2/1978
Tracks 5 & 6: NBC Saturday Night Live, 11/1981
Tracks 7 & 8: Farm Aid, 9/1985
Tracks 9 & 10: NBC Saturday Night Live, 10/1989

◆はい、この曲ですが、カトリックの乙女を誘惑する歌であるとして、米国各地のラジオ局で放送禁止となったビリーの迷惑曲!?ですね。でも、この曲、ビリーの実体験に基づいているようですよ。この曲のSongfactsページの解説には次のように書かれています。

"ヴァージニア"は「Virginia Callaghan」のこと。彼女は初めてバンドで演奏していた頃にビリーが熱を上げていた少女です。彼女は演奏するビリーを見るまでは彼のことはちっとも知りませんでした。でも13年後に彼女はビリーの「婚前交渉はダメなカトリックの少女」の歌のメイン・キャラクターとして登場することになります。
(中略)
ビリーは1998年に"Uncut"にこう説明しています。"最初は女のコにモテたいからバンドを始めたんだ。ちょうどビートルズが最初のヒットをアメリカで出した頃さ。バンドをやらずしてどう生活していけばいいかまるでわからなかったんだよ。僕の最初のギグは教会だった。1964年のことで、演奏したのはビートルズの曲さ。それで僕が一目惚れしちゃったのが Virginia Callaghan って女のコだけど、彼女は僕のことを何度も見てはくれなかったよ。ギグには最後までいてくれただけさ。僕は"彼女はカッコいいなあ"って思ったんだ。他の女のコは僕を見てくれたんだけどね。そしてその夜の出来事の最後に、神父さんが僕らに近づいてきて、メンバー各自に15ドルずつくれたのさ。1964年の出来事で将来が見えたのさ!女のコとお金だよ!もうやめられなくなっちゃったんだ。"

 場所は教会、そして彼女の名前もヴァージニア、ってことで、この曲の構想が浮かんだんでしょうね!

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◆途中、"You got a nice white dress and a party on your confirmation"という歌詞が出てきますが、"confirmation"というwordを知らなかったので辞書を引いたところ、〔「事前に取り決めたとおりに実行されるという〕確認(書)」という意味でした。これだと???だったのでさらに調べるとキリスト教(もしくはユダヤ教)では、「堅信礼」のことを"confirmation"というそうですね。信心深くない僕(^▽^;)は、これでもわからないので「堅信礼」の意味を調べたところ、"Yahoo知恵袋"などで質問している人もいたので、こちらのページで理解しました。(Yahoo知恵袋) でも和訳で「堅信礼」と書いても、僕のようにわからない方もいるかなと思ったので、和訳では「信仰を誓う儀式」とさせていただきました。キリスト教徒の方からすると「堅信礼」と書かないと意味が違ってくる、というご意見もあるかもしれませんがお許しを。

◆ん?これでビリーの"The Stranger"のアルバムは全曲和訳したかな?いや、待て。B面トップの"Vienna(ウイーン)"がまだだったな。

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(それは"ウイーン"ではなく"アイ~ン" by 志村けんさん)

(Side A)
Movin'Out(Anthony's Song)/ムーヴィン・アウト 1978
The Stranger / ストレンジャー 1978
Just The Way You Are / 素顔のままで 1978
Scenes From An Italian Restaurant / イタリアン・レストランにて 1977

(Side B)
She's Always A Woman / シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン 1977
Get It Right The First Time / 最初が肝心 1977
Everybody Has A Dream / エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム 1977

◆ロング・アイランドでのライヴ(1982)。いきなりピアノの前を飛び出して歌うビリー!そのあとピアノに座り、ラストはノリノリ!
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◆イタリア・ローマ「コロセウム」でのチャリティライヴから。
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◆"Only The Good Die Young"のデモバージョン。なんとリズムはレゲエ!?
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(ビリーの"Live To Air"は2017年8月30日発売、とのことです)

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コメント

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さすが、ビリー・ジョエルって感じ?

 「善人だけが早死にする」という歌の概要は知ってましたが、こんなに突っ込んだキワドイ歌だとは思いませんでした。「カトリックの女の子」ってピンポイントすぎませんかね(笑)

 インタビューの話を見ても、ビリーはとても正直に(ぶっちゃけた)曲を書く、生っ粋の、等身大のシンガー・ソングライターなんだ、という事が伝わってきました。冗談混じりなんだろうけど、ビリーでさえも「女の子にモテたいからバンドを始めた」クチだなんて!(笑)

No title

邦題からして、何か毒舌なものがあるだろうとは想像つきますが、コウイウ無いようだったとは!(自分でもビックリ)。ストレンジャーのアルバムでは、あと“ウィーン”の和訳がまだなのですが、これも背景が深いみたいです(^_^;)。