What Could Be Nicer / すばらしい人生 (Gilbert O'Sullivan / ギルバート・オサリヴァン)1972



Mum, the kettle's boiling
Daddy what's the time
Sis, look what you're doing
Can't you see the baby's crying

ママ やかんが煮立ってるよ
パパ いま何時?
姉さん もう何やってるの!
わかんないの 赤ちゃんが泣いてるんだ

Tell your Uncle Tony
Helen wants to know
Did he get the letter
That she sent a week ago

トニーおじさんに言っといてよ
ヘレンが知りたがってるんだ
おじさんに手紙が届いたのかな
彼女が1週間前に出した手紙だよ

All in all what could be nicer
Than two people young at heart
Looking forward to the future
That together they will start

全体的にこれ以上素敵なことなんてないよ
若い心を持った2人が
将来をまっすぐに見つめて
ともに生きていこうとするよりも

When you think of all those people
Who are left out in the cold
All because they never dreamed
That they'd be written off as old

すべての人達が冷たい世界に
取り残されたとしても
だからといって 彼らは年老いたように
忘れてしまうなんてことは考えもしない

Mum, the kettle's boiling
Dad, 'ere what's the time
Sis, look what you're doing
Can't you see the baby's crying
Can't you see the baby's crying

ママ  やかんが煮え立ってるよ
パパ  ねえ いま何時かな?
姉さん もう何やってるんだい
赤ちゃんが泣いてるよ
わからないの?
赤ちゃんが泣いてるんだよ

(Gilbert Osullivan)

all in all=最も大切なもの,全般的に見て,概して
write off=〔借金を〕終わらせる、払い終わる
〔嫌なことなどを〕忘れることにする

Released in1972
From The Album“Back To Front”

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 月イチ・ギルバートは彼の"Back To Front"からのナンバーで、"What Could Be Nicer"。オープングの歌詞"Mum, the kettle's boiling"が副題がついてます。そして邦題が「すばらしい人生」。
 原題"What could be nicer"には歌詞では"Than two people young at heart"と続きます。比較級"~er+than"なんですね。"若い心を持った2人の人よりも良いことって何があるんだい?"。そういう意味では飛躍はありますが邦題「すばらしい人生」は間違いではなく言い当てていますよね。

◆ママ、パパ、姉さんら家族との日常会話、トニーおじさんやヘレン(親戚かな?)について話が出たり…これも家庭のなかの日常的な風景。このなかに「若く、愛し合う二人」を讃える歌詞が挿入されます。この歌詞に出てくる家族は、若い二人が「将来」を思い描いて歌っているのかな?それとも実際に年をとった二人の日常をその子どもが主人公になって描いているのかな。

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◆この曲についてはギルバート自身が"Original Collection 1971-1977"のライナーノーツのなかで次のように語っています。

「What could be nicer」はずっと私が好きであった曲です。何故なら私にとって大切なテーマが歌われているからです。これは、年輩の夫婦が主人公のイギリスのTV番組をもとにした劇場用の映画が作られることになり、そのテーマ曲として依頼を受けたものです。


これは知りませんでした。調べてみると、「For The Love Of Ada」という作品ですね。実は冒頭の動画はこの作品のオープニング場面。こんな風に使われていたようですね。

LOVE OF ADE

ギルバートの曲が主題歌に採用されたのではなくて、依頼されて作ったということですから、ギルバート自身の家族への想い、永く連れ合うカップルの愛情について書いたってことなんでしょうね。とてもホンワカしたいい曲だと思っています。

◆以前の記事にも書きましたが"Back To Front"は邦題は「アローン・アゲイン」。でも実はオリジナルのアルバムでは"Alone Again(Naturally)"は入っていません。エッドウイウコト?(゚Д゚)ノ

Back to front gil

 国内盤では、オリジナル盤に収録された「クレア」をカットしてここに「アローン・アゲイン」を収録してリリース。ギルバートの新曲「クレア」とアルバムの両方を売ろうとしたレコード会社の戦略...でしょうね(^▽^;)。

◆1972年の映画「For The Love Of Ada」の予告編です。
↓↓↓↓↓


◆これいいな!2004年の"渋谷 duo MUSIC EXCHANGE"でのライヴで歌ってくれました。埋め込み禁止なので(こちらをクリック) 
↓↓↓↓↓
Duo gilbert

◆レゲエバージョンになります!
↓↓↓↓↓


(この曲を購入)

aloneagainJapan LP
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自家製ベスト

40分のカセットテープでギルバート・オサリバン自家製ベストを作ったことがあります。

「Why Oh Why Oh Why」で始まって、最後はsnowy&クリスマスムードでしめるように編集しました。

「We Will」
「Bye Bye」
「What Could Be Nicer」
「Christmas Song」

Alone Again や Clair が時々思い出したようにCMで使われるギルバート・オサリバン‥
ラップや散文的なメロディーばかりが溢れている当今、正当な評価を受けていないのが残念です。
ギルバート・オサリバンは100年後200年後にも生き続け、未来に真価を認められるメロディーメイカーだと思います。

No title

ギルバートのあまり知られてないこの曲にコメントありがとうございます!
このカセット選曲、ほんわか、かわいい感じの曲集めましたね。いいですね!