In The City / イン・ザ・シティ (Joe Walsh / ジョー・ウォルシュ) 1979



Somewhere out there on that horizon
Out beyond the neon lights
I know there must be somethin' better
but there's nowhere else in sight

あの地平線の向こうのどこか
ネオンライトを越えた向こうに
もっといい世界があるに違いない
でも 何も見えやしないんだ

It's survival in the city
When you live from day to day
City streets don't have much pity
When you're down, that's where you'll stay

都会で生き残ること
その日暮らしの者にとっちゃ
都会の通りは情け無用さ
落ち込んだって 留まるしかないんだ

In the city, oh, oh.
In the city

都会で生きること oh oh
この都会のなかで …

I was born here in the city
With my back against the wall
Nothing grows, and life ain't very pretty
No one's there to catch you when you fall

俺はここ 都会で生まれたんだ
ずっとギリギリで生きてきた
何も育たない 人生は楽なもんじゃない
転落しても 受け止めてくれる人なんていない

Somewhere out on that horizon
Faraway from the neon sky
I know there must be somethin' better
And I can't stay another night

あの地平線の向こうのどこか
ネオンで染まる空の遥か遠く
よりましな場所があるに違いない
もう一晩だってここにはいられない

In the city, oh, oh.
In the city

都会で生きること
都会から出ていくんだ…

Writer(s)
Barry De Vorzon, Joe Walsh

cf.have one's back against the wal=土壇場に追い込まれる

Released in 1979
From The Album "The Warrior"
From The Album "The Long Run"

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 そろそろイーグルスも訳さねば…と、アルバム「ロング・ラン」のA面3曲目、ジョー・ウォルシュの歌った「In The City」をチョイスしました。この曲は、僕がイーグルスのライヴを観ることができた1979年の武道館(当初6月予定が誰かの病気のため、9月に延期…真相はメンバーの病気の関係ではなく、東京で先進国首脳会議があったためらしい…ソウダッタノカ)でも演ってくれましたね。

この来日公演のイーグルスはもちろん"ホテル・カリフォルニア"や"呪われた夜"などヒット曲のオンパレードではあったのですが、イーグルスに加入して間もなかったジョー・ウォルシュの見せ場が多かったのを記憶しています。ジョーの"ご挨拶"ってところもあったのかな。"Funk#49"、"Turn To Stone"、"Life's Been Good(この人生に賭けて)"や"Rocky Mountain Way"など、僕は嬉しかったけど、2階南西スタンドの僕の隣りにいたカップルはジョーのソロ曲は知らず、ノリが冷めてました(^▽^;)。

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(このライヴ音源は輸入盤CDで手に入るようです。"Fujiyama Mountain Way"とタイトルが付けられているのは、ジョーがソロ曲"Rocky Mountain Way"を演ったからでしょうね 笑。(Fujiyama Mountain Way )

◆さて、そのイーグルスの"In The City"ですが、Wikipediaでこの曲の情報をみようと思って検索したら、イーグルスではなく、ジョー・ウォルシュ単品の作品として出ていました?"そりゃあ、イーグルスにいた時代のジョーの作品だからって、ソロクレジットってのはいかがなものか"と思いましたが、書かれた内容を詳しく見ると…アルバム"ロング・ラン"が1979年9月にリリースされる前の4月、ソロ名義でサントラに収録されてリリースされていたんですね!だからジョーのソロ曲"In The City"がイーグルスバージョンで後からイーグルスのアルバムに収録された、ということなのでした。知らなかったな。

◆ちなみにそのサントラの映画ですが、僕は記憶がないのですが"ウォリアーズ(The Warriors)"という作品。当時、問題作としてヒットしていたようですね。ウィキペディアからのストーリーを追ってみると…

ウォルター・ヒルが作ったアメリカ中を驚かせた問題作。ニューヨークのスラム街のストリートギャング達がひたすら逃げるその姿に、アメリカ中の若者はドラッグを片手に熱狂した。サンフランシスコ・ニューヨークにおいて、10代のストリートギャングによる殺人事件まで起こった。しかも、実際にサウスブロンクスで抗争事件まで起こしてしまった。その結果、映画館によっては厳重な警備が施されるところも出てきた。当時は、落書きされた地下鉄、ゴミが散らかっているストリート等があり、全員無名のスター達がこの映画により成功を掴んだ。


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冒頭のYoutube音源はこの「ウォリアーズ」のラストシーン~エンドロール。"In The City"が流れてこの映画は終わるんですね。

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「In The City」について、イーグルスが円熟し解散かどうかという時期のアルバム「ロング・ラン」に収録されるには、ちょっと歌詞が青臭いかなと内心感じていたのですが、この映画のストーリーを踏まえて書かれたと理解するのがいいのでしょう。映画は僕は観ていませんが、「ウォリアーズ」のストーリーの様子からも、ストリートギャングがたむろする米国の都会のなかで、抗争に明け暮れる日々はもうたくさん!と、最後には都会を出ていく・・・って歌なんですね。(映画の内容とマッチ)

◆この曲の作者はジョーともう1人、"Barry De Vorzon"という人の名前が出ています。この方、サントラやテレビ作品の曲を中心に書いてるソングライターのようです。おおっ1976年に全米No1になった"Theme From S.W.A.T."(反逆のテーマ)も彼の作品なのか!(but、歌詞はないインスト作品ですね)、ほかにも"Simon & Simon(1981-1989;テレビ)"、"Private Benjamin (1980)"、"Mr. Mom (1983)"などがある模様。

◆イーグルスの終盤に加入して、ワイルドなギターを聴かせてくれたジョー。69歳になりましたが、まだまだ現役でライヴを精力的にこなしているようです。すごいな~。

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(PS)ウィキペディアで見つけたおもしろ情報

ジョー・ウォルシュ、アマチュア無線家なんですね!
エクストラ級免許を持つアマチュア無線家としても知られる(コールサインはWB6ACU、在留者局のコールサインは7J1AXX)。2004年10月、イーグルスの日本公演で来日した際、東京都豊島区巣鴨の日本アマチュア無線連盟本部を表敬訪問している。

◆"Hell Freezez Over"のライヴから。最後はなぜかビートルズの"デイ・トリッパー"で終わる!?
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Eagles 15. In the City (Hell Freezes Over live) 投稿者 massimiliano-bondesani

◆これはジョーのソロ"In The City".
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◆こちら昨年(2016年)3月のナッシュビルでのライヴ。バックのスクリーンに都会、The Warriorsの場面が出てくるんですね。
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◆"In The City"をジョーと一緒に書いた"Barry De Vorzon"の大ヒット作。全米1位のヒットとなった「反逆のテーマ」(Theme From"S.W.A.T")。演奏はファンクバンド、リズム・ヘリティジです。
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コメント

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ソロでしたか

こんにちは
この曲、ジョーウォルシュのソロの曲だとは初めて知りました。
イーグルスのアルバムLong Runは、みんなけなすけど、僕は悪くないと思ってます。
(そもそも僕はHotel Californiaをあんまり買ってないんですが・・・)
この曲かDisco Stranglerに行くあたり、すごくカッコいいと思ってます。

No title

demaさん、コメントありがとうございます。ロングランより前にサントラが出てるなんて!僕も知りませんでした。ロングランは、オープニングで、長い道のりだけど(イーグルスも)まだまだやるよ~と嬉しがらせといて、ラストのサッドカフェで夢は終わったんだ、、、とやっぱり、、がっかり。思い出深いアルバムですね。