Somebody's Knockin' / サムバディーズ・ノッキン (Terri Gibbs / テリー・ギブス)1980



Somebody's knockin'
Should I let him in
Lord it's the devil
Would you look at him
I've heard about him
But I never dreamed
He'd have blue eyes and blue jeans

誰かがノックしてるわ
入れてあげていいのかしら?
ねえ神様 その人は悪魔かもしれないから
見てもらっていいかしら?
彼のことは耳にしたの
でも 私は夢見たりしない
その人がブルーの瞳で
ブルージーンズを穿いてるなんてことはね

Well somebody's talkin'
He's whispering to me
Your place or my place
Well, which will it be
I'm gettin' weaker
And he's comin' on strong
But I don't wanna go wrong

ああ 誰かが話してるわ
私に囁きかけてくるの
きみの場所? それとも僕の場所?
ああ どうなるのかしら?
私 だんだん気弱になってるの
彼が大きく強くなってくるのにね
でも私 恋に溺れたくはないの

He must have tapped my telephone line
He must have known
I'm spendin' my time alone

彼はきっと私の電話を盗聴してるのよ
彼は私が一人淋しく過ごしてるのを
知っていたんだわ

He says we'll have one heavenly night
My fever's burnin'
So he ought be right at home

彼が言うのよ 
"僕ら 素敵な夜を過ごせるよ"って
私の熱が燃えてるの
そしたら彼
お家でくつろげるに違いないわ

Somebody's knockin'
Should I let him in
Lord, it's the devil
Would you look at him
I've heard about him
But I never dreamed
He'd have blue eyes and blue jeans

誰かがノックしてる
入れてあげていいのかな?
神様 その人は悪魔なのよ
その人のこと見てもらっていい?
彼のことは以前聞いたわ
でも 私は夢なんてみない
彼がブルーの瞳で
ブルージーンズを穿いてるなんてことはね

He must have tapped my telephone line
He must have known
I'm spendin' my time alone

彼はきっと私の電話を盗み聞きしたのよ
彼は私が一人淋しく過ごしてるのを
知っていたんだわ

He says we'll have one heavenly night
My fever's burnin'
So he ought be right at home

彼が言うの
"僕ら 素敵な夜を過ごせるよ"って
私の熱が燃えるから
彼はお家でくつろげるはずなのよ

Somebody's knockin'
Somebody's knockin'
Oh, somebody's knockin'

誰かがノックしてる
誰かがノックしてるわ
ああ 誰かがノックしてるのよ

(Ed Penney、Jerry Gillespie)

go wrong=道を誤る、堕落する
phone tap=電話の盗聴器

Released in 1980
US Billboard Hot100#13
From The Album“Somebody's Knockin”

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ラジオ番組「全米トップ40」を聴いていた方、この曲覚えてますか〜?

生まれつき盲目の女性シンガー、テリー・ギブスの"Somebody's Knockin'"も1981年の「全米トップ40」で印象的なナンバーでした。僕はNHKのリクエストアワーでもエアチェックを成功し、カセットでよく聴いていた記憶があります。

◆3歳ですでに両親のピアノを弾いたテリー。10代では教会や学校で鍵盤を奏で、ピアノコンクールでは優勝、地元で演奏会を開いていたそうです。自分のバンドも作っていたテリー。曲をデモテープに入れて、誰かが自分の曲に気付いてくれるよう配っていました。そのなかにRCAレコードのプロデューサーだったEd Penneyがいました。彼はテリーの声に惚れましたが、何かその声にあった強い曲が必要、と考えたようです。Edはプロデューサーでもありましたがソングライターであったことから、自分(と兄弟のJerry)の書いた"Somobody's Knockin'"を彼女に歌わせた…とのことです。なるほど確かにこの曲、タダモノでない感じがしたぞ。

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◆ "Somebody's Knockin'"は全米で話題を集め、大ヒット、彼女にACM(Academy Of Country Music) Award 1981での"Top New Female Vocalist"の賞ももたらしました。ただしHot100チャートでの全米トップ40ヒットはこの1曲だけで、ポップチャートでは「一発屋(One Hit Wonder)」です。カントリーチャートには全13曲をチャートインさせていて、現在でも活動を続けています。

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◆この曲"Somebody's Knockin'"はテリーのオリジナル曲だと思っていました。目の見えない彼女は「聴覚の世界」が他の方より重要になりますよね。そのなかで「誰かが(ドンドン!と)ノックしてる」っていう「音の聞こえる」タイトルの曲を歌うってことも印象に残った原因の一つです。この曲、当初からに完成してた曲なのかな?それとも作者のEdは、テリーが目が見えないことを知ってこの曲を歌わせようと書いたのかな。
「悪魔かもしれない」と彼女が思ったのだから、ノックの音はちょっと野蛮な感じ?だったのかな。「ブルーの瞳でブルージーンズを穿いてるなんて夢見ない」っていうのも自分が目が見えず、だから「色」なんてわからないのよ…っていう意味なのかなと思いました。

 この曲は、そんな盲目の女性の心のドアをノックした、"恋のおとずれ"?を歌った曲、もしくは“まだ恋をしたことのない彼女が、恋に対して憬れ不安を感じてる”気持ちを歌った歌なのかな、と思っています。

◆“Somebody's Knockin’”が最高位13位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending April 25, 1981

首位はホール&オーツが3週目。2位は"Nine To Five"から改題しましたシーナ・イーストン「Morning Train」(Dolly Partonの"9 To 5"と区別するためです)。8位から3位とスモーキー"Being With You"の動きはいいのですが、残念2位止まりの運命です(-_-;)。7位,8位、9位、とてもいい曲。10位は"Young Teacher…"と歌詞が始まるので邦題「高校教師」です。12位"Her Town Too"、邦題は「憶い出の町(おもいでのまち)」...追憶の"憶"の字が付いてるのがシャレています。

1 1 KISS ON MY LIST –•– Daryl Hall and John Oates
2 3 MORNING TRAIN (Nine To Five) –•– Sheena Easton
3 8 BEING WITH YOU –•– Smokey Robinson
4 4 JUST THE TWO OF US –•– Grover Washington Jr.
5 6 ANGEL OF THE MORNING –•– Juice Newton
6 2 RAPTURE –•– Blondie
7 7 WHILE YOU SEE A CHANCE –•– Steve Winwood
8 5 WOMAN –•– John Lennon
9 9 THE BEST OF TIMES –•– Styx
10 10 DON’T STAND SO CLOSE TO ME –•– The Police
11 11 I CAN’T STAND IT –•– Eric Clapton
12 13 HER TOWN TOO –•– James Taylor and J.D. Souther
13 16 SOMEBODY’S KNOCKIN’ –•– Terri Gibbs

◆こちらはバンドスタイルでの演奏。Terri Gibbs、カッコいいね。
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◆"Somobody's Knockin'に続くシングルは""Rich Man"。Hot100は89位、カントリーチャートは19位。
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◆ACM(Academy Of Country Music) Award 1981にてテリー・ギブスは"Top New Female Vocalist"を受賞しました。
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Best of Import
Terri Gibbs

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いい曲ですね

いい曲でしたね。私もライブラリーに持っていますが,(Radio Dazeというコンピレーションアルバムに見つけて購入しました。)この曲のことを知っている人は日本にどれだけいるのでしょうかね。私もAT40フリークでしたからのでリクエストアワーも本当にお世話になりました。あの番組くらいしか当時のアメリカのヒット曲をかけてくれませんし,きちんと録音できるようには曲前にポーズがありましたもんね(笑)今ではビジュアル重視になってしまい,盲目のシンガーなんて登場することのなくなり,この時代くらいにしかいませんね。Ronnie Milsapもいい曲がたくさんありました。Smokey Mountain Highなんかは特によかったですが,それ以外にも良い曲はたくさんありました。Stranger In My Houseは私が対訳なしでも内容が分かった数少ない曲ですが,ほとんどの曲は意味が分かっていません。これからも対訳をよろしくお願いします。


ただ者ではない!

めったさんこんばんは。
この曲を全米Top40で初めて聞いた時、ただ者ではない特徴がある声に注目しました。賞を取ったのもわかります、が、この1曲で次が続きませんで残念でした。
石田豊さんのリクエストアワーでエアチェックされたのですか!私はこの曲を録音できなくって、最近になって久しぶりに聴いて改めて「いい曲だったなぁ」と思ったところです。当時、全米Top40だけでなくFENの番組(ウルフマンジャックとか、カントリーチャートの番組もありましたのでそのような番組だと思います)でよく流れていまして、大好きな曲だったです。

No title

Tohryoさん、コメントありがとうございます。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします!

Radio-Dazeシリーズ持ってます!

おお、Someoneさんもご存じですね。このRadio-Dazeシリーズ、80年代のTop40ヒッツを集めるなら効率よし!僕もVol.1~5を持ってます。"Somebody's Knockin'"はVol.5に収録されております。
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-1.Kim Carnes・Bette Davis Eyes
-2.Terri Gibbs・Somebody's Knockin'
-3.Grover Washington, Jr.・Just The Two Of Us
-4.April Wine・Just Between You And Me
-5.Nielsen/Pearson・If You Should Sail
-6.Phil Seymour・Precious To Me
-7.Gino Vannelli・Living Inside Myself
-8.Champaign・How 'Bout Us
-9.Randy Meisner・Hearts On Fire
10.Donnie Iris・Ah! Leah!
11.John O'Banion・Love You Like I Never Loved Before
12.Franke & The Knockouts・Sweetheart

盲目のシンガー、Ronnie Milsapの名前も出ましたね。Someoneさん、なぜわかった…?仕込みはすでに終了しておりまして、近日中登場予定でございます。お楽しみに。

No title

星船さん、石田豊さんがこの曲をかけた週は何かの用事で聞きそびれたのかもしれませんね!今回改めて聴いて、和訳して、エピソードを調べましたが、やっぱり、この人にしてこの曲なんだよなあ、と思いました。Ed PennyはやっぱりTerri Gibbsになりきってこの曲を書いたんじゃないかとしか思えません…!今後とも、星船ブログ頑張ってください。ああこんな曲あったよな~!と、記憶の海に埋もれてしまっているお宝の曲!?を、ここ日本で!拾い上げていきましょう(笑)。