Hollywood Nights / 夜のハリウッド (Bob Seger / ボブ・シーガー) 1978



She stood there bright as the sun
on that California coast
He was a midwestern boy on his own

She looked at him with those soft eyes,
so innocent and blue
He knew right then he was too far from home
He was too far from home

女は立っていたんだ
カリフォルニアの海岸に太陽のように輝いて
男は中西部の一匹狼の少年だった

女は男を見つめてた
とても純粋なブルーで優しい瞳で
男はまさにそのとき
故郷から遠く離れていたことを知った
そう 奴は大都会にいるって自覚したんだ

She took his hand and she led him along
that golden beach
They watched the waves tumble over the sand

They drove for miles and miles
up those twisting turning roads
Higher and higher and higher they climbed

女は男の手を取り
ゴールデンビーチまで奴を連れて行った
二人は砂浜に打ち寄せては跳ね返る
波を見つめてた

二人は何マイルも車で走って行ったんだ
あの曲がりくねった道を
どんどん高く もっと高くへ
高みへと登って行ったのさ

And those Hollywood nights
In those Hollywood hills
She was looking so right
In her diamonds and frills

All those big city nights
In those high rolling hills
Above all the lights
She had all of the skills

いくつものハリウッドの夜
あのハリウッドの丘で
女はとても素敵だった
ダイヤモンドとフリルに囲まれて

いくつもの大都会で過ごす夜
大きな起伏のある丘で
女はどんな明かりよりも増して
男を虜にする手練手管を持っていたんだ

He'd headed west
'cause he felt that a change would do him good
See some old friends, good for the soul

She had been born with a face
that would let her get her way
He saw that face and he lost all control

He had lost all control

男は西に向かったのさ
それが自分にいい変化をもたらすと感じたから
懐かしい友達に会うのが
自分の魂を癒すと思ったからさ

女は美しい顏を持って生まれてきた
わがままに過ごすのを許されるほどの美貌でね
男は女の顔を見て自分を抑えられなかった

ブレーキが効かなくなっちまったのさ

Night after night, day after day,
it went on and on
Then came that morning he woke up alone

He spent all night
staring down at the lights of LA
Wondering if he could ever go home

来る夜も来る夜も 来る日も来る日も
二人はずっと愛しあった
でも気づけば 男は一人で朝を迎えてた

男はLAのライトを見下ろしながら
一晩中過ごしていた
迷っていたんだ
故郷に帰る力が自分にあるのかどうかを

And those Hollywood nights
In those Hollywood hills
She was looking so right
It was giving him chills

In those big city nights
In those high rolling hills
Above all the lights
With a passion that kills

いくつものハリウッドの夜
あのハリウッドの丘で
女はとても素敵だったけど
それが男の背筋を凍らせたんだ

大都会で過ごす夜
大きな起伏のある丘で
どんな明かりよりもはるかに
命が奪われるほどの情熱がほとばしった

In those Hollywood nights
In those Hollywood hills
She was looking so right
In her diamonds and frills

All those big city nights
In those high rolling hills
Above all the lights
She had all of the skills

いくつものハリウッドの夜
あのハリウッドの丘で
女はとても素敵だった
ダイヤモンドとフリルに囲まれて

いくつもの大都会で過ごす夜
大きな起伏のある丘で
女はどんな明かりよりもはるかに
恋の技に長けていたのさ…

(Bob Seger)

above all=すべてを上回って、とりわけ, 中でも, なかんずく.
put all one's skill=腕に縒(よ)りを掛ける
get one's way=〔わがままなどで〕やりたいようにする、思い通りにする

Released in 1978
US Billboard Hot100#12
From The Album“Stranger In Town”

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ボブ・シーガーのアルバム「Stranger In Town」(邦題:見知らぬ街)、A面1曲目のこの曲“Hollywood Nights”から2曲目“Still The Same”、そして3曲目の“Old Time Rock'n Roll”。この3曲の流れは好きだなあ。

 疾走感のあるライヴが始まった! スピードが落ちずに突っ走ったあと、物語のある骨太ロック。男の友情のようなものが歌われたあと、オールドタイムの魂のある一辺倒のロックンロール。不器用だっていいじゃないか、俺はこういうロックが好きなんだ!

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◆あらためてこの曲“Hollywood Nights”を和訳しましたが、故郷を遠く離れたカントリーボーイが大都会で美しい女性に出会い、恋をするけど、その恋に破れ、やっぱり自分は都会には合わないんだろうか?と田舎に帰るかどうか振り返っている…そんな物語なんですね。
この曲がスピード感のあるロックで最初から最後まで突っ走るのは、それが“大都会での暮らし“を表しているから、なのかな。

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◆ああ、この曲聴くと、やっぱりボブ・シーガーのライヴを観てみたい、その場に行きたい、一緒に歌いたい、と思ってしまうなあ。タイムマシンがあるなら“Nine Tonight”の頃のボブ・シーガーのライヴに行きたいぞ!

◆“夜のハリウッド”が最高位12位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 7th October, 1978

エグザイル、ちょっとエッチな"キス・ユー・オール・オーヴァー"が1位に。首位陥落した"恋のブギ・ウギ・ウギ"が2位でしぶとく残っていますが、翌週はこの週3位の未来派紳士ニック・ギルダーさんが1位になります。6位"追憶の甘い日々"、7位"愛すれど悲し"、8位"風に舞う恋"となかなかセンスのいい邦題です。11位は"永遠の人へ捧げる歌"...って原題の"Three Times"が全然和訳に入ってないぞ!

-1 1 KISS YOU ALL OVER –•– Exile
-2 2 BOOGIE OOGIE OOGIE –•– A Taste Of Honey
-3 7 HOT CHILD IN THE CITY –•– Nick Gilder
-4 6 DON’T LOOK BACK –•– Boston
-5 5 SUMMER NIGHTS –•– John Travolta, Olivia Newton-John and Cast
-6 8 REMINISCING –•– The Little River Band
-7 3 HOPELESSLY DEVOTED TO YOU –•– Olivia Newton-John
-8 9 LOVE IS IN THE AIR –•– John Paul Young
-9 11 YOU NEEDED ME –•– Anne Murray
10 12 WHENEVER I CALL YOU “FRIEND” –•– Kenny Loggins
11 4 THREE TIMES A LADY –•– The Commodores
12 14 HOLLYWOOD NIGHTS –•– Bob Seger and the Silver Bullet Band

◆これ、これ!この頃のボブ・シーガーのライヴを生で体験したかったなあ!
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◆そしてボブはギターを手に取り…"Still The Same"を歌うんだ!
↓↓↓↓↓


◆そして次に"Old Time Rock'n Roll"!
↓↓↓↓↓



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(Bob Seger)
Mainstreet / メインストリート 1976
Still The Same / 裏切りのゲーム 1978
Old Time Rock And Roll / 忘れじのロックン・ロール 1979
We've Got Tonight / 世の果ての夢 1979
Fire Lake / ファイアー・レイク 1980
Against The Wind / アゲインスト・ザ・ウィンド 1980
You'll Accomp'ny Me / わかりあえる時 1980
Tryin To Live My Life Without You / 暴走マイ・ライフ 1981
Shame On The Moon / 月に吠える 1983
Like A Rock / ライク・ア・ロック 1986
Shakedown / シェイクダウン 1987

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コメント

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No title

米国では高く評価されながらも日本での知名度は低い大物アーティストって沢山いますね~。70年代中盤から80年代前半にかけて大活躍した「ボブシーガー」もその一人の様な気がします。しゃがれた声に骨太なロック、ピアノとコーラスも大いなる魅力、R&Bやカントリーの雰囲気も漂う哀愁のナンバーの数々、(ケニーロジャーズ+Bスプリングスティーン+ヒューイルイス)÷3みたいな感じかな・・? 小生は、大学生から社会人なり立て時代(1976~1980)に「アメリカンTOP40」が大好きでしたので、「ナイトムーブス」や「オールドタイム・ロックンロール」、「アゲインストザウインド」「ファイアーレイク」などをよく聴いていました。

No title

コメントありがとうございます。
このブログを始めてボブシーガーの曲も和訳するなかで、なぜ彼が全米でこんなに人気を得ているのかが分かった気がします。アメリカに住んでなくては100%はわからないかもしれませんが、、、。聴くこととあわせて、歌詞を味わうことをおすすめします。

ボブ・シーガー

ボブ・シーガーのロックは、アメリカの広大な大地を思わせるウエストコーストやサザンロックとは違った、アメリカのストリ-トを感じる骨太のロックですね。
特にこの曲はスピード感いっぱいのかっこいい曲、めったさんがおっしゃるように是非一度ライブで見たかった、迫力あるライブを見せてくれるのでしょう。
ブルース・スプリングスティーンは日本でも人気が高いですが、なぜこの人は日本ではからっきし人気がないのでしょうか。「STRANGER IN TOWN」は名盤でしたのに日本ではあまり話題になりませんでした。

No title

ボブシーガー、なんか全体的に野暮ったいんですよね。これは悪口じゃなく、そこが彼のいいところ!不器用なヤツですが、、、って感じです。タイトルは知られていなくてもコマーシャルのBGMで“Still the same”のイントロがかかったりすると、嬉しいですよね。

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