Spooky / スプーキー(ARS / アトランタ・リズム・セクション) 1979



In the cool of the evenin'
when ev'rything is gettin' kind of groovy
I call you up and ask you
if you'd like to go with me and see a movie

ひんやりとした夕暮れ
すべてがなんだかグル―ヴィーになっちまう頃
俺はおまえに電話して聞いたんだ
よかったら俺と出かけて映画でもどう?ってさ

First you say "no",
you've got some plans for the night
And then you stop, and say,
"all right"

Love is kinda crazy
with a spooky little girl like you

最初は“ダメ”っておまえは言う
何か夜には予定が入ってるんだって
そのあとお前は思案して...
. . . .“いいわよ”ってさ

恋ってのはおかしなものだぜ
おまえのような“妖しい娘”と付き合うのはね

You always keep me guessin',
I never seem to know what you are thinkin'
And if some fellow looks at you,
it's for sure
your little eye will be a-winkin'

おまえはいつも 俺に 心を探らせる
おまえの考えてることがちっともわからない
他の奴らがおまえのことをチラッと見るなら
おまえのちっちゃな瞳が
ウインクするのは確実さ

I get confused
'cause I don't know where I stand
And then you smile,
and hold my hand

Love is kinda crazy
with a spooky little girl like you

Spooky
spooky
yeah, yeah

俺は混乱しちまうよ
どんな態度を取りゃいいんだ
するとおまえは微笑んで
...俺の手を握るんだ

恋ってのはおかしなものさ
おまえのような
“ゾクゾクさせる娘”と付き合うのは

妖しい娘さ
俺の背筋をゾクゾクさせやがる
Yeah Yeah

If you decide someday
to stop this little game that you are playin'
I'm gonna tell you
all that my heart's been a-dyin' to be sayin'

Just like a ghost,
you've been a-hauntin' my dreams
So I'll propose on Halloween

いつの日か 演じてきたこの小さなゲームを
おまえが終わらせようとするのなら
俺は言うんだ そんなこと言われたら
俺の心は死んじまうって

おまえは幽霊みたいに
俺の夢のなかに現れた
だから俺はおまえにプロポーズする
ハロウィーンの日にね

Baby, love is kinda crazy
with a spooky little girl like you

ベイビー 恋ってもんは おかしなものだぜ
おまえのような“妖しい“娘との恋はね

Spooky, yeah, yeah

おまえは俺を
ゾクゾクさせる小娘さ...
yeah

Songwriters
BUDDY BUIE, HARRY MIDDLEBROOKS, J COBB, J R COBB, MIKE SHAPIRO
Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC

spooky=不気味な 幽霊の出る

Released in 1979
US Billboard Hot 100#17
From The Album“Underdog”

Atlanta_Rhythm_Section_-_Underdog.jpg

北海道 滝川市のムギ君さんにリクエストいただいた“アトランタ・リズム・セクション”の“Spooky”です。なかなかしぶ~い曲。間奏のギターのフレーズなんかも妖艶な雰囲気、この曲らしいジャージーな感じも出てますよね。
うーむ、でもちょっとタイトルにもなっている、“Spooky” そのものの和訳が難しかったです…。
最終的に“Spooky”な彼女は…背筋がぞくぞくっとなる妖しい娘、と和訳しました(^_^;)

◆辞書を引くと“Spooky”は“気味が悪い”“不気味な”などの形容詞が出てきます。じゃ、この曲が“不気味な女”のことを歌っているのかというと…ちょっと違いますよね…。“気味が悪い”“不気味な”という日本語を英語にすると、“Creepy”という単語も出てきます。昨年、国内で“クリーピー”という作品(作者:前川裕さん)も映画化されましたが、これも気味の悪い作品でしたね。

さて、この“creepy”と“spooky”は同じ“不気味”という意味でもどういう違いがあるのでしょうか。
サイト“Urban Dictionary”をみると、“Spooky”について次のような解説がありました。

There is a big difference between the words "spooky" and "creepy.
Spooky can't hurt you. Creepy can and probably will.
Goth is not "Creepy." It's "Spooky."
rubber bats are not "creepy." They're "spooky."



“Spooky”と“Creepy”。この2つの言葉の間には大きな違いがあります。
“Spooky”はあなたを傷つけることはありませんが、“Creepy”はもしかするとそういうこともあります。
“ゴス”は“Creepy”ではありません。“Spooky”です。
“ゴム製のコウモリ”は“Creepy”ではありません。“Spooky”です。

おお、そういうことか。ここのところ、ハロウィン仮装やメーキャップが若者のブームになっていますが、そう、あんな感じ…なのかな。

◆画像検索してみました。上が“Spooky”、下が“Creepy”です。

spooky kensaku

creepy kensaku

“Creepy”の方は怖いよ~。夢に出そうだよ~(*_*)。

“Spooky”は“Nightmare before Christmas”、“Creepy”は“リング/らせん”の貞子、“呪怨”の伽椰子風!?



“Spooky”っていうのは、妖しい可愛さ? 小悪魔的な?みたいな感じなのかな・・。“Spooky”の歌詞。ちょっとしゃれてますよね。妖しい(Spooky)な彼女にプロポーズするのは…ハロウィン!だなんて(^.^)。彼女の返事は…悪魔のキス!なんてね。(←ちっとも面白くないぞ)

◆なんかでも、“Spooky”な娘って、ファッションじゃないんだろうな。性格、タイプのこと。おそらく理解不能、行動が予測できない、何を考えてるかわからない…だからこそ魅かれてしまう、それがなんでだかわからない不思議な妖しさ…。そういうものを持っている女性なんです。あっなんか、思い出したぞ、イーグルスでいう“Withch Woman”...も同じ感じじゃないかな。

◆“Spooky”はARSのオリジナルではないということで、Wikipediaをあたってみたところ…なんとオリジナルは1967年に全米57位になったサックス奏者“Mike Sharpe (Shapiro)“によるインストゥルメンタルのヒットであるとのこと!
また、1968年にこれに歌詞をつけた“CLASSIC Ⅳ(フォー)”が全米3位のヒットにしました。その後、多くのアーティストがカバーしています。
聴いてみると、ARSもオリジナルの雰囲気を壊さず、そのまま生かしているんですね。もともとインスト曲だったときから、雰囲気が“Spooky”なんですよね。

◆こちらオリジナルの“Spooky”。サックス奏者Mike Sharpeのインストゥルメンタルでのヒット。
↓↓↓↓


◆こちら“Classics Ⅳ”の“Spooky”。初めて歌詞を載せてヒットになりました。
↓↓↓↓


◆1970年にはダスティ・スプリングフィールドも“Spooky”をカバーしています。
↓↓↓↓


◆この曲に出てくる彼女も“Spooky”!? イーグルス“Witchy Woman(魔女のささやき)”。
↓↓↓↓



(この曲を購入)

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Best of Ars CD, Import
アトランタ・リズム・セクション

(Atlanta Rhythm Section)
So In To You / ソー・イン・トゥ・ユー 1977
Imaginary Lover / イマジナリー・ラヴァー 1978
I'm Not Gonna Let It Bother Me Tonight / クヨクヨしないぜ! 1978
Do It Or Die / ドゥ・イット・オア・ダイ 1979
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コメント

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ありがとうございます!

なーるほどー!
妖しい娘さんの歌だったんですね。
ロニーハモンドの歌いっぷりがなんとも言えず好きです。
リクエストに答えてくれてありがとうございました。
今度一度私のブログも覗いてもらえれば嬉しいです。
(三毛猫の副料理長ハナちゃん繁盛記)で検索して見て下さい。

No title

ムギ君さんは本職お惣菜屋さんだったんですね!洋楽とお弁当、という共通点があったんですねいやいやプロの方と私めの弁当を、一緒にしては失礼(^_^;)。いろんなお弁当の献立も大変でしょうね!ブログはその間に挟む洋楽話題も絶妙ですね。【せ】青春の輝き、【そ】ソウルマン、ときたら次は【た】。今浮かんだのは“太陽があたる場所”(スティービー・ワンダー)ですかね?たのしみにしています。これからもよろしくお願いします。

Atlanta Rythm Section

Atlanta Rythm Sectionですが、私は好きなグループなのですが、なかなか日本では人気がないのでしょう、ネットでもあまり見かけることはないグループです。めったさんのブログでは取り上げていただいていて、5曲目になるのですか、とても楽しみにしています。
音にすごく特徴のあると思うのですがギターがとってもカッコよいです。気だるいボーカルにちょっと怪しげな曲調がまた彼ららしくって良いですよね。

No title

星船さん、A.R.Sの曲がTop40に入ってくると、ラジオの受信の悪かった(僕の家のあたりでは)ラジオ関東のAM放送にこれまたよく似合う感じだったなあ。南部のバンドではありますが、カラッとしてなくて、濡れた?妖しい感じのする曲が多かったですよね。
彼らのTop40内ヒットでいうと、残り2曲となりましたが、うーむどうしようか。
74年の最高位35位 Doraville (あまりよく知らない)
81年の最高位29位 Alien (エイリアン!)です。