Souvenir / スーベニア (Billy Joel / ビリー・ジョエル) 1974



A picture postcard
A folded stub
A program of the play
File away your photographs
Of your holiday

絵葉書
コンサートチケットの半券
芝居のプログラム
休日に撮った写真たちも
ファイルをするがいい

And your mementos
Will turn to dust
But that's the price you pay

For every year's a souvenir
That slowly fades away
Every year's a souvenir
That slowly fades away

きみの想い出も
やがて塵と化すだろう
でもそれは仕方のないことだよ

毎年の想い出の品も
ゆっくりと色褪せていく
毎年の思い出の品も
だんだん消えていくんだ…

(Billy Joel)

stub=控え; (入場券などの)半券
memento=記念の品,形見; 思い出の種.
souvenir=〔旅行・出来事などの〕記念品、〔自分のための〕土産

Released in 1974
From The Album“Street Life Serenade”

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ビリーの曲で一番短い曲(かな?)。クレジットはちょうど2分になります。"52nd street"のラスト曲"52nd Street"も2分30秒あるからな…。

◆"スーベニア(Souvenir)"はアルバム「ストリートライフ・セレナーデ」のB面のラスト前の曲。70年代のビリーのライヴではアンコールでのラストで歌われる定番の曲でした。(78年の初来日と、79年、81年) 84年の来日からはセットリストからのぞかれて、それ以降は日本での演奏はないようですね。

◆さて和訳を読んでいただければ、シンプルなその内容についてはご理解いただけるものと思います。でも、ライヴの最後にこの曲を歌うっていうのはどんな心境なのでしょうかね。アーティストであれば、ライヴのその瞬間瞬間は戻っては来ないものだけど、をファンが大切な想い出として持ち帰ることを嬉しく思う…というものだと思いますが、ビリーはその点、現実的に覚めていたのかな…。

ちなみに"Souvenir"は一般的に「おみやげ」と訳されますね。でも「おみやげ」というと"Gift"という言葉もあります。この2つの違いは何でしょう?

一般的には、

gift:贈り物(他人への)
souvenir:お土産(他人、自分への)

という違いがあるようですね。自分のための"おみやげ"であれば、貝がらだって石ころだって"スーベニア"だけど、それを誰かにプレゼントするのであれば"ギフト"なんですね。

◆だからこの曲"Souvenir"はきみはきみの思い出を大切にしようとするけど、それはいつかは色褪せていく、だって僕は僕の"Souvenir"もそうなんだから。そしてそれは「that's the price you pay」=支払うべき代償なんだ=自分の責任は自分でとる=仕方のないこと。

もしかして、だからこそ、"今この時を僕は大切にしたい"んだ…!
ビリーはそういうことを歌っているような気がしました。

◆「ストリートライフ・セレナーデ」のアルバムの裏面にイスに座ってるビリーがいます。これ、面白い話がありますよ。僕の持っているムック本「ビリー・ジョエル永遠のピアノマン」(日経BP)にビリー自身が描くアルバムについて語っています。
…ジャケットの裏面に椅子に座って凄く浮かない顔をした僕の写真があるけど、これはちょうど親知らずを抜いた直後だったんだ。撮影の2日前にね。だから顔も腫れてる。抜歯の影響でね。とにかく不機嫌だったよ。痛み止めを飲みながらの撮影だった。何かを訴えているような写真にはなったけどね。

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◆昔見たビリーのライヴ(1978)のラスト曲はこの曲だった。
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◆"Souvenir"を歌ったあと、解説。"僕のルーツはクラッシック音楽で、この曲のイントロもショパンの曲から来てるんだ…"
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◆"スーベニア"が終わるとこの曲"The Mexican Connection"が始まります。インストゥルメンタルのこの曲でアルバムは終了...余韻...。
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(この曲を購入)
ストリートライフ・セレナーデ
ビリー・ジョエル

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(今日のお弁当)牛とじ丼です。

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