Suicide Blonde / スーサイド・ブロンド (INXS / インエクセス) 1990



Suicide blonde, suicide blonde
Suicide blonde, suicide blonde

鮮やかな金色  スーサイド・ブロンド
ハッとする金色 スーサイド・ブロンド

Suicide blonde was the colour of her hair
Like a cheap distraction
For a new affair

She knew it would finish
Before it began
Something tells me you lost the plan

自殺しそうな金髪 それがアイツの髪の色
新しい楽しみのための
まるで安っぽい気晴らし

アイツはわかってるんだ
始まる前にもう終わってるって
おまえの計画はおじゃんになるって
そう教えてくれるんだ

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい
鮮やかな金髪
愛の惨劇が繰り広げられるんだ
鮮やかな金髪

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい?
スーサイド・ブロンド
アイツは愛の惨劇をもたらせる
スーサイド・ブロンド

She stripped to the beat
But her clothes stay on
White light everywhere
But you can't see a thing

Such a squeeze
A mad, sad moment
Glory to you, glory to you,
take me there

アイツはビートにのせて脱いでいく
でもまだ服は着ているよ
白い光があらゆるところに
でもおまえは何も見えない

ぎゅっと締め付けるんだ
狂ったような 残酷な瞬間さ
おまえすごくいいぜ 最高さ
俺を連れてってくれよ

Got some revelation
put into your hands
Save you from your misery
Like rain across the land

Don't you see
The colour of deception
Turning your world around again

いろんなことが発覚したけど
おまえの手の中にしまっておけよ
惨めな思いから救ってやるさ
大陸に降り注ぐ雨のようにね

欺瞞の色が見分けられないのかい
おまえの世界がまた
ぐるぐる回っちまうぜ

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい
鮮やかな金髪
愛の惨劇が繰り広げられるんだ
鮮やかな金髪

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい?
スーサイド・ブロンド
アイツは愛の惨劇をもたらせる
スーサイド・ブロンド

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい
鮮やかな金髪
愛の惨劇が繰り広げられるんだ
鮮やかな金髪

You want to make her
 Suicide Blonde
Love devastation
 Suicide Blonde

アイツにそうさせたいのかい?
スーサイド・ブロンド
アイツは愛の惨劇をもたらせる
スーサイド・ブロンド

(Andrew Farriss、Michael Hutchence)

suicide blonde =〈俗〉金髪に染めた女
distraction=注意散漫.気晴らし,娯楽
devastation=荒らすこと; 荒廃; 惨害
cf.Glory to God =(神への賛美)
revelation=暴露,すっぱ抜き; 漏らすこと,発覚
deception=ごまかし、欺瞞

Released in 1990
US Billboard Hot100#9
From The Album“X”

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 マイケル・ハッチェンスは歌が上手い、とは思わないけど、インエクセス(小林克也さんは"イネクセス"と発音します)の歌はやっぱり彼じゃないと歌えない。
セリフのような歌詞とメロディ。MTVで見ることが多かったのですが、やっぱり表現者、アーチストなんだよな~と思います。

◆「スーサイド・ブロンド」とは…和英辞典で俗語で「金髪に染めた女」とされています。もともとは金色ではない髪を自分で金色に「染める(dyed)」ことから"自分でdied"=自殺(Suicide)ということになったんですね。これも英語の語源としてなかなか面白い。ただなんとなく"単純な金髪"というよりも「鮮やかな金髪」を想像させるような言い方だな~と思って、和訳としては"鮮やかな金色""ハッとする金色"、飛躍して"自殺しそうな金色"などと意訳を入れてみました。

SUicideB.jpg

◆またウィキペディアによると、この曲"Suicide Blonde"ができた背景には、マイケルとその恋人だったカイリー・ミノーグの会話があるとも言われています。カイリーの髪型はもともとはプラチナ・ブロンド=白に近い金髪でしたが、主演映画の役作りのために染めなければいけませんでした。

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それをカイリーがマイケルに "I'm going suicide blonde today."と言ったとか。つまり美容院などでやってもらうのではなくて"自分で染める"ってニュアンスが入って"suicide"と表現してるのかな。マイケルはこの言葉に何かピンとくるものがあったのでしょう。そのインスピレーションで曲が作られたようです。しかし…マイケルとカイリーの交際は15カ月、2人は別れ(マイケルの浮気が原因?)、マイケルも別な女性と結婚します。

カイリーがマイケルとの交際を語った記事がありました。
 OK! インタビュー☆カイリー・ミノーグ☆ 恋愛、子供、そして自分 (2012/11/15付Exclusive)(こちら)

「彼が私の世界を広げたの」
「私にとって初めてとなるヨーロッパへ連れていってくれて、素晴らしい食事についても教えてくれた。彼は、バッドボーイと言われることが多かったけど、確かにその通り。でもロマンチックな人でもあったし賢かった。教養もあって好奇心も強かったわ。私の成長を見守ってくれたの。」
「彼は、ロック&ロールの世界に背を向けた。そして私を選ばなかったの」

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INXSは「Listen Like Thieves」を経て1987年の「KICK」で全豪だけでなく、全米、世界の頂点に立ちました。この曲「Suicide Blonde」は「KICK」の大成功から3年を経て発売されたアルバム「X」の1stシングル。イントロのブルースハープが始まったらすぐに躍動感のある曲が始まります。印象的な"Suicide Blonde"のフレーズが繰り返されます。INXSの曲は、途中途中で、バックでギターを"チャーチャカチャン"と入るカッティングも結構好きだなあ。(これ音楽用語では何て言うんだろう。"チャーチャカチャン"とか書くと、なんかお笑いっぽいけど(^▽^;)そういうんじゃなくて。

INX X

◆ご存じのとおり、マイケルは37歳の若い生涯を閉じてしまいました(1997年11月22日没)。首をつっていたことから"自殺(Suicide)"と断定されました。ヒット曲"Suicide Blonde"があるだけに...皮肉です。マイケルが歌って踊るインエクセスのライヴを生で観たかったな…。

◆今回の記事を書くのに、偶然見つけたこのサイト。髪の毛の色が違うって人間(生き物)の神秘の一つだな。、

<世界が嫉妬する美しい髪色9選>
(こちら)

◆“Suicide Blonde”が最高位9位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending October 27, 1990

うぅ…9位インエクセスの上に、8位にジョージの"Praying For Time"がある…偶然とはいえ、泣けてきます…。

-1 2 BLACK CAT –•– Janet Jackson
-2 1 I DON’T HAVE THE HEART –•– James Ingram
-3 4 ICE ICE BABY –•– Vanilla Ice
-4 7 GIVING YOU THE BENEFIT –•– Pebbles
-5 12 LOVE TAKES TIME –•– Mariah Carey
-6 9 CAN’T STOP –•– After 7
-7 5 CLOSE TO YOU –•– Maxi Priest
-8 3 PRAYING FOR TIME –•– George Michael
-9 11 SUICIDE BLONDE –•– INXS
10 8 EVERYBODY EVERYBODY –•– Black Box

◆カイリー主演の映画「恋に走って(The Delinquents)」の予告編。"The Delinquents"="非行者たち"って意味ですね。カイリーの演じる女のコ、髪の毛が鮮やかな金髪じゃないな。カイリーは"dyed"、役作りのために"Suicide Blonde"したんですね。
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◆"Suicide Blondes" at Wembley on July 13, 1991
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◆スキャットが印象的な第二弾シングル"Disapear"。全米8位を記録しました。
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◆イギリスでのサードシングル"By My Side"(42位でした)
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(この曲を購入)
Very Best: 2011 Remasters CD, Import
INXS

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マイケル、このポーズは何…ひょっとして"シェ―(Byイヤミ)"!?

news_thumb_she-.jpg

"シェ―"ネタを出したいがために上記「Very Best」を紹介しましたが、Amazon評を見ると、下記の"デフィニティヴINXS:ザ・ベスト"の方が音がいいようです…(^▽^;)

デフィニティヴINXS:ザ・ベスト
INXS
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(Inxs)
What You Need / ホワット・ユー・ニード 1986
Need You Tonight / ニード・ユー・トゥナイト 1987
Devil Inside / デヴィル・インサイド 1988
New Sensation / ニュー・センセーション 1988
Suicide Blonde / スーサイド・ブロンド 1990 和訳
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コメント

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まさに「無条件にカッコイイ曲」です!

MTV系で見て、即「X」買いに走りましたよ~。(後年「シェ~」になるとは予想もつきませんでしたが)
PVもかっこいいし、この頃の曲を歌えるのは「マイケルしかいない」ですよね。
「Listen Like~」「Kick」「X」「Wherever You Are」まで凄い好きなんですが
もう「あの声」は聞けないんですよね・・・。とほほ・・・思い出しのR.I.Pですね。

No title

先週22日はマイケルの誕生日、生きていたら57歳です。早いもので今年で20回忌。一人娘のタイガーリリーちゃんもすっかり大きくなりました。前にも書きましたが、マイケルのお墓参りに2回も行き、その時はマイケル・トリビュートライブがシドニーで開催され、それにも参加したことがあります。マイケルが来ていた服を着せてもらった時の写真も持ってます。

29日の私の誕生日にINXSの記事がアップされるなんて、めった様ったら…。いつもと変わらず、愛情いっぱいの翻訳、私への誕生日プレゼントですよね、ありがとうございました(笑)。この曲の和訳、いつも謎だったんですが、なるほど自分で染めるから「自殺」(笑)。

ちなみにマイケルの死因ですが、首を吊ったわけではなく、マイケルの癖(ヘキ)というかSMプレイの一環というか、一人Hの時にたまたま首を絞めたヒモだかが強く締まり過ぎたためだそうです。つくづく残念な最期でした。カイリー・ミノーグの後の彼女はヘレナ・クリステンセンというスーパーモデルも有名ですが、多くの現地マイケル・ファンも、どうしてカイリーやヘレナと結婚してくれなかったのか、といまだに残念がっています。今更言ってもですがね…、私もやっぱりINXSのライブ、観たかったです…。

No title

はい、イネクセス!は印象的なバンドでしたね。「無条件にカッコいい」曲ばかり、フロントのマイケルが歌って踊る、白黒、切り取ったような映像を重ねたり、PVは今見ても古くない。マイケルは若いまま時代を駆け抜けていってしまったアーチストでした。

No title

ゆーきちさん、遅れましたが誕生日おめでとうございます
!(笑) マイケルのいろんな話ありがとうございます。死因を伺うとなんともつくづく残念でしたね(*_*)。彼らのサウンド、ビジュアルは唯一無二だよなあ。追随を許さないバンドだったよなあと思います。