She's Right On Time / シーズ・ライト・オン・タイム (Billy Joel / ビリー・ジョエル) 1982



Turn on all the Christmas lights
Cause baby's coming home tonight
I can hear her footsteps in the street

クリスマスの灯りを全部点けるんだ
だって今夜は愛しいあの娘が帰ってくるのさ
街路を小走りする彼女の足音が聞こえるよ

Turn the choral music higher
Pile more wood upon the fire
That should make the atmosphere complete

聖歌隊の歌のボリュームをあげて
暖炉にもっと薪をくべるんだ
部屋の雰囲気を完璧にしなくちゃね

I've had to wait forever
But better late than never
She's just in time for me
She's right on time
She's right where she should be
She's right on time

ずっと待ってなんかいられない
でも会えないよりはましだけどね
彼女は時間通りに現れる
彼女はぴったりに現れるんだ
彼女のいなきゃならない場所に
絶好のタイミングで登場するんだ

I'm a man with so much tension
Far too many sins to mention
She don't have to take it anymore

僕はとても緊張しーの男なんだ
口にすれば罪も数限りないほどさ
もう彼女をそんな目に遭わせない

But since she said she's coming home
I've torn out all my telephones
Soon she will be walking through that door

でも彼女が帰ってくるって聞いて
僕は電話帳をぜんぶ破ってしまったよ
もうじき 彼女がドアから入ってくるだろう

I may be going nowhere
But I don't mind if she's there
She's just in time for me
She's right on time
She's right where she should be
She's right on time

どこに出かけたりもしないかもしれない
でも彼女がいてくれりゃそれでいい
僕の思ってた通りの時間に
彼女はしっかり現れる
彼女がいてほしい場所に
彼女はぴったり現れるんだ

Left to my own device
I can always make believe
That there's nothing wrong

自分勝手に生きてきて
これでいいんだって
僕は自分に言い聞かせてきたんだ

Still I will choose to live
In the complicated world
That we share for so long
Good or bad
Right or wrong


それでも僕はこの複雑な世界で
生きていくことを選ぶよ
だって僕らはずっと長い間
いいことも悪いことも
正しかろうと間違いだろうと
一緒にやってきたんだから

And it occurred to me
While I set up my Christmas tree
She never missed a cue
Or lost a beat

クリスマス・ツリーを飾っているときに
ふと気が付いたのさ
彼女はきっかけを外したり
タイミングを誤ったりしたことがない

Everytime I lost the meter
There she was when I would need her
Greeting me with footsteps in the street

僕が調子悪い時はいつだって
僕が彼女を求めればいつだってきてくれた
街路に足音を響かせて迎えてくれた

I guess I should have known it
She'd find the perfect moment
She's just in time for me
She's right on time
She's right where she should be
She's right on time

僕は気が付くべきだったんだ
彼女は絶好のタイミングを外さない
僕のために現れるんだ
彼女は時間通りに
僕が彼女にいてほしい場所に
彼女はぴったりに来てくれる

Turn the choral music higher
Pile more wood upon the fire
That will make the atmosphere complete

聖歌隊の歌をもっと大きくかけよう
暖炉の炎にもっと薪をくべるんだ
部屋のまわりを完璧に仕上げなきゃ

I've had to wait forever
But better late than never
She's just in time for me
She's right on time
She's right where she should be
She's right on time
She's right on time
She's right on time

待ってるばかりだとしても
会えないよりは全然ましだから
彼女は僕のために来てくれる
時間通りぴったりに
いて欲しい場所に現れる
時間通りぴったりに
彼女が時間どおりにやってくる
僕が思った最高の時間にね

(Billy Joel)

choral=合唱[聖歌]隊の; 合唱曲の
pile=積み重ねる
leave~to one's own devices= ~を思うようにさせる、勝手にさせる
It occurred to me that=...を思いついた
miss a cue=きっかけ[キュー,合図]に応じそこなう. 要点をとらえそこなう
cf.without missing a beat=間髪を入れず
meter=(音楽)拍子

Released in 1982
From the album"The Nylon Curtain"

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12月の月イチ・ビリーはやっぱりこの曲。12月になるのを待っていました!
ビリーのクリスマス・ソングといえば「She's Right On Time」ですね。

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◆1982年発表のアルバム「ナイロン・カーテン」。この曲はB面のトップに収録されていました。僕はLPレコードで持っていましたので、正直いって…“Allentown”や“Pressure”の入っているA面ばかり聴いていた(ビリーごめん)。なのでこの曲は知っていましたが、あまり味わうことをしていなくて、クリスマスソングであることを知ったのもわりと遅くなって…でした。

この曲についてビリーは「ナイロン・カーテン」のCDライナーノーツで以下のようにコメントしています。

これは別れと再会を歌ったものだ。ロマンティックなラヴ・ソングのほとんどは一緒にいることの歓びを歌ったものだけど、僕はもっと大人のラヴ・ソングを書きたかった。もちろん多少理想的なところもあるけどね。この唄の主人公にとって、恋人はきっちり時間通りに現れる...そう、彼が予想している時間ピッタリに彼女が帰ってくるのだ。恋とは100パーセント感傷的なものではない。20~30パーセントは辛い裏切り行為がある。それだからこそ、よい面が素晴らしくなるのだ。感傷的なラヴ・ソングと言われている僕のバラードにも、例えば「素顔のままで」の中の“きみに信じてもらうにはどうしたらいいのだろう”のように、ある種の不安があるんだ。


そうですね。歌詞は彼女を待ちわびる男の話。訳していても彼女の到着が待ち遠しくてならない。彼女が帰ってくるとしって狂喜乱舞?して電話帳をビリビリに破いてしまったり、ちょっとコミカル!(PVでは壁にある電話をコードごとぶちぎっているけど…)。そして…クリスマスツリーを飾りながらふと気づく。彼女が時間通りに現れるのは…“僕のため”だったんだ!
それが彼女の優しさであり、僕への想いだったんだ…。

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途中の歌詞では、これまでいいことも悪いことも一緒に分かち合ってきた、という箇所が出てきます。この二人何らかの事件(彼が自分のことしか考えてなかったことかな)により、彼女が出ていってしまっていた。それが戻ってくるというシチュエーションなんですね。彼は部屋を準備しながら...ようやく気付いたのです。それで二人は元のさやに納まるハッピーエンドか、というと、曲の終わりももの淋しい和音で終わりますね。上記のビリーのコメントでも100%信じてない、ってコメントしていますね。名曲「素顔のままで」(Just the way you are)の「ある種の不安」と言う箇所は、歌詞でいうと、“What will it take till you believe in me?(The way that I beleive in you)”の箇所ですね。彼女に僕を信じてもらうためには、まずは僕がもっと彼女を信じなきゃ…!とある意味、盲目に信じていかないといけないんだろうな。

この二人、素敵なクリスマスになることを祈ります…!(^.^)/

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...と、まとめたのですが、この曲のPVについてふれざるをえませんね。
正直いってなんだかわからないPVだなあ。なぜ彼女は真っ先に家に帰らずに街をさまようようなそぶりをみせて、結局なぜか水をかぶってしまい、ボロボロになって彼の部屋に現れる。そしてさらに続く、コミカルなトラブル。ビリーと女優さんが、“右、左、右、左、上、ドカーン!”っていうのがちょっと田舎芝居って感じですね。このビデオについて女優さんなど調べたりしたのですが、わかりませんでした(-_-;)。でも海外のファンの間でもこのビデオはいただけないなあというコメントも沢山ありましたね…。
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◆キャップを被ったまま歌うビリー。本番じゃなくてどこかのライヴでのリハーサルなのかな。
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◆クリスマス直前の12月17日(2015年)。マジソン・スクエア・ガーデンでのライヴ。ファンの方が撮ったものかな。円形ステージを上から撮影。
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◆ビリーの歌う Have Yourself A Merry Little Christmas 。こちらは2014年の12月18日、マジソン・スクエア・ガーデンです。
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(この曲を購入)

Nylon Curtain Import, Enhanced, Original recording remastered
ビリー・ジョエル

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コメント

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No title

この頃はもうビリージョエルはあまり聴かなくなってしまいましたがやはり歴史的大物ピアニストですね!ムービンアウトや素顔のままでの頃が一番好きでした。

No title

RWさん、アルバム「ストレンジャー」は名盤ではありますが、ビリー・ジョエルというアーチストの作品はそのあとも彼自身の成長とともになかなかいい曲を作り歌っていってますので、ぜひ聴いていただくことをおすすめします。僕のブログなどをご参考に…!

一年間この曲待っていて、結局忙しくなり今聴くことになりましたが笑やっぱ素敵な曲です💕またいつか日本来てほしいです〜

No title

はい、この曲、ラヴソングではあるものの、歌詞には様々な感情があることを感じます。ネイティブのひとだったら、表現の妙がもっとわかるんだろうな。