Beautiful Boy / ビューティフル・ボーイ (John Lennon / ジョン・レノン) 1981



Close your eyes
Have no fear
The monsters gone
He's on the run
and your daddy's here,

目を閉じてごらん
怖がらなくていいよ
モンスターはもういない
逃げていったのさ
いるのはパパだよ

Beautiful
Beautiful
Beautiful
Beautiful Boy

ビューティフル
ビューティフル
愛しい我が子よ

Before you go to sleep,
Say a little prayer,
Every day in every way,
It's getting better and better,

眠りにつくまえに
祈ってごらん
毎日がいろんな形で
どんどん良くなっていくんだよ

Beautiful
Beautiful
Beautiful
Beautiful Boy

ビューティフル
ビューティフル
愛しい我が子よ

Out on the ocean sailing away
I can hardly wait
To see you to come of age
But I guess we'll both
Just have to be patient
Yes it's a long way to go
But in the meantime

外の大海へ漕ぎ出していくんだ
きみがそんな年になるまで
とても待ちきれないよ
だけど僕ら二人は
我慢しなきゃならないね
そうさ 道はとても長いんだ
だけど しばらくは…

Before you cross the street
Take my hand
Life is just what happens to you
While your busy making other plans

通りを渡るその前に
父さんの手を握ればいい
人生はきみの身に起こることなんだ
きみが忙しく他のことをしていても

Beautiful
Beautiful beautiful
Beautiful Boy

Darling
Darling
Darling Sean

ビューティフル
ビューティフル
ビューティフル
愛しい少年よ

いとしい
いとしい
いとしい ショーン

(John Lennon)

in every way= あらゆる点で、あらゆる方法で

Released in1981
From The Album“Double Fantasy”

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この曲についてのジョンのコメントは、文庫「ジョン・レノン・ラスト・インタビュー」(中公文庫)ではP.159に掲載されています。

-この歌はショーンのことですか?
JOHN-そう、ほら、知ってるかな?スティーヴィー・ワンダーが自分の子のことを歌にしただろ?「イズント・ヒー・ラヴリー」って。


正しくは"Isn't She Lovely"。ジョンは"He"かと思っていた様子。ジョンはスティービーがアルバム「キー・オブ・ライフ」に収録した生まれたばかりの娘(アイシャ)について歌った"Isn't She Lovely"を意識してたんですね!(めった和訳はこちら)

JOHN-はじめてショーンと一緒に台所でパンを作っていた時さ、ずっと、考えていたんだ。よし、インスピレーションを得てショーンのことを書こう、とね。書かなくちゃいけない、と思った。ちょっとばかし書いてみて、うまくいかなくて、結局彼についての歌を書くという考えをあきらめたときに、もちろん、歌の方でやってきてくれた。あいつはその時四つか、四つ半か、五つかでね、十月になりかけたときかな、急に彼の歌が書けたのは。


"Watching The Wheels"の記事にも書きましたが、主夫業を始めたジョンは「肩の荷が降りた状態になると…歌の方がいきなりやってきたりする、押しかけてくるようになった…。そうしてアルバム"Double Fantasy"の曲たちが生まれた」と話していました。そうですね。この曲"Beautiful Boy"は本当にリラックスして作られたんだろうなあと想像させます。

イントロはなんとなく東洋風、僕が好きな歌詞の部分は、"きみはいつかは大海に漕ぎ出す。でもそれはまだまだ先のこと、だから今は…通りを渡るときは手を繋ぐんだ"ってところ。「危ないから手を繋がないとダメだぞ」と歌いながらも、きみに大きくなってほしい、けど、いまは手を繋がせてくれよ…と大きくならないでほしいような複雑な気持ち。僕も経験したからわかります(^▽^;)。

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◆ちなみにショーンはヨーコとの間に生まれた子ども。ジョンは、ビートルズ時代の1968年に前妻シンシア・パウエルとの間に生まれた子のジュリアン・レノンに「グッド・ナイト」を作っていますね(アルバム「アビイ・ロード」に収録)。ただしこの時は「歌うのが恥ずかしい」との理由で自分の代わりにリンゴに歌わせました(笑)。今回自分で歌っているのはスティーヴィー・ワンダーの影響と、やはり主夫生活を経て、考えが変わったのかなと思いますね!

~2016年も沢山のビートルズ(およびメンバーのソロ)の曲を聴きました。「めったPOPS」でも毎月ビートルズの曲を和訳する企画を始めました。ジョンの作った曲たちについて、2017年も大切に聴いていきたいと思っています。ジョン、R.I.P。

◆アルバム"Double Fantasy"にはヨーコの"Beautiful Boys"(複数形)という曲も入ってます。ヨーコが言うにはジョンとショーンとすべての男たちへのメッセージとのこと。
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