Roberta / ロバータ(街の恋物語) (Billy Joel / ビリー・ジョエル) 1974



Roberta, you say you know me,
But I see only what you're paid to show me.
Oh, I wish you had the time,
Oh, I wish you had the time.

ロバータ きみは僕を知ってると言う
でもきみは支払われた分しか僕に見せてくれない
ああ きみに時間があったなら…
ああ きみに時間があったなら…

Oh, Roberta, I understand you,
I know you need to move in other circles too;
It's tough for me
It's tough for you.

ああ ロバータ 僕はきみを理解してる
きみは別な奴らの仲間にも
ならなけりゃって言うんだ
それが僕にはつらいんだ
そしてきみもつらいだろう

Roberta, how I've adored you,
I'd ask you over but I can't afford you.
Oh, I wish you'd take the time,
Oh, I wish you'd take the time.

ロバータ どんなにきみに憧れてたことか
きみと暮らしたいけど僕にはそんな余裕がない
ああ きみが待っていてくれるなら
ああ きみが待っていてくれるなら

Oh, Roberta, the night goes slowly,
I know you're workin'
but you must get lonely too;
It's tough for me,
It's tough for you.

ああ ロバータ 夜はゆっくり更けていく
きみはまだ働いてるんだろう
でも きみもきっと淋しいに違いない
それが僕にはつらいんだ
そしてきみにもつらいだろう

And I'm in a bad way
and wanna make love to you, Oo, oo.

ああ 最悪の気分なんだ
僕はきみと愛し合いたい…ああ

Oh, I wish you had the time,
Oh, I wish you had the time.

ああ きみに時間があれば
ああ きみに時間があればいいのに

Roberta, I really need you,
But I suppose that my small change
won't see you through;
It's tough for me, It's tough for you.

ロバータ 本当にきみが必要なんだ
でも僕の持ってる小銭くらいじゃ
きみを幸せにはできない…
それが僕にはつらい
そしてきみもつらいだろう

(Billy Joel)

move in=新居に入る、移り住む
ask someone over=~を自宅などに呼ぶ
afford = 〔金銭的・時間的・心理的に〕~に対する余裕がある
in a bad way= 健康が 非常に不景気で 不景気で

Released in 1974
From The Album“Street Life Serenade”

streetlifeserenade300.jpg

お待たせしました、11月の月イチビリーです。
1974年発売のビリーのサード・アルバム「ストリート・ライフ・セレナーデ」から“Roberta”です。邦題は「ロバータ(街の恋物語)」となっています。

◆ロバータと主人公はどこで知り合った関係なのか…。歌詞からはロバータさんは「プロ」の女性のようですね。お金があったなら彼女を自由にして挙げられるのに…と何度も嘆く主人公。“I know you need to move in other circles too;“は、ドラマにあるような展開でしょうか、お金持ちの男を引っかけて?私は上流階級の仲間入りをしなくちゃならないの、というのがロバータさんのいつもの口ぐせなのかな。
ビリーの最後のゴスペル風な歌い方は、主人公がどうにもならない現実のなかで、神に祈っている心境を表しているように思います。

◆アルバム「ストリート・ライフ・セレナーデ」はロサンゼルスでレコーディング。ビルボードの全米アルバム・チャートで最高位35位、シングル「エンターテイナー」は最高位34位になります。しかし当時の1974年には日本ではリリースされなかったんですね。(日本のレコード会社が売れないと判断したのでしょうか?) 日本の発売はビリーがアルバム「The Stranger」で大ブレイクした翌年の1978年のリリースとなります。
アルバム収録曲は以下の通り。「ルート・ビアー・ラグ」と「メキシカン・コネクション」の2曲がビリーの歌なしのインストゥルメンタル曲です。

(Side A)
1.街の吟遊詩人は… - "Streetlife Serenader" - 5:18
2.ロスアンジェルス紀行 - "Los Angelenos" - 3:41
3.場末じみた場面 - "The Great Suburban Showdown" - 3:46
4.ルート・ビアー・ラグ - "Root Beer Rag" - 3:01
5.ロバータ/街の恋物語 - "Roberta" - 4:34

(Side B)
1.エンターテイナー - "The Entertainer" - 3:41
2.ビッグ・タイム・スペンダー - "Last of the Big Time Spenders" - 4:35
3.週末の歌 - "Weekend Song" - 3:31
4.スーベニア - "Souvenir" - 2:00
5.メキシカン・コネクション - "The Mexican Connection" - 3:37

◆ジャケットののどかなタッチの風景画は、ブライアン・ハギワラというアートストの手によるものです。彼が手掛けた、他の音楽アーチストのアルバムジャケットは…

alicewillie.jpg

1976 Alice Cooper: Alice Cooper Goes to Hell (Designer)
1982 Willie Nelson: Always on my Mind (artwork, cover art) など。
アリスの方はバラード“I Never Cry”が収録された「地獄へ行く」で、ウィリーの方は「Always On My Mind」の海外盤ジャケットですね。

hagiwara_1.png

ブライアン・ハギワラさんの話によると、ビリーからの依頼は「Edward Hopper の Midwesternの場面のように」 という注文だったとのこと。ハギワラさんはこれまで撮ってあった写真のなかから、ある建物の写真を選び、そのイメージに合うように加工して作ったようです。

下がEdward Hopperの絵画

Edger Hopper

serenade_3.png

上がハギワラさんの過去に撮っていた建物の写真
下はビリーのアルバムジャケットを重ねたもの

serenade_2.png

どうですか?
この建物はカリフォルニアのサン・ペドロにあったカブリロ・ホテル(今は廃業しているとのこと)。

このあたりの経緯は下記のサイトに出ていました。
興味のある方はどうぞ(英語のサイトです)。
http://www.popspotsnyc.com/streetlife_serenade/

エドワード・ホッパーの他の作品はこちらをご覧ください。
http://www.edwardhopper.net/

(この曲を)
ストリートライフ・セレナーデ
ビリー・ジョエル

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