Old and Wise / オールド・アンド・ワイズ (The Alan Parsons Project / アラン・パーソンズ・プロジェクト)1982



As far as my eyes can see
There are shadows approaching me

And to those I left behind
I wanted you to know
You've always shared my deepest thoughts
You follow where I go

僕の瞳に映るのは…
迫ってくる幻影ばかり...

僕が置いてきた者たちのために
きみには知ってほしいんだ
きみはいつも僕の心の奥底を分かち合えたし
僕がいくところに付いてきてくれたから

And oh when I'm old and wise
Bitter words mean little to me
Autumn winds will blow right through me

And someday in the mist of time
When they asked me if I knew you
I'd smile and say
you were a friend of mine

And the sadness would be lifted from my eyes
Oh when I'm old and wise

ああ 僕が年を重ねて賢くなったとき
苦々しかった言葉の数々も気にならなくなる
秋風は僕のなかをすり抜けていき

そしていつか長い時のなかで
きみのことを知ってるかいと聞かれたら
僕は笑って 友だちだったよ
と答えるのさ

そして僕の瞳から悲しみも消えていくだろう
ああ 僕が年を重ねて賢くなったとき

As far as my eyes can see
There are shadows surrounding me

And to those I leave behind
I want you all to know
You've always shared my darkest hours
I'll miss you when I go

僕の瞳に映るのは…
僕を囲んでいる幻影ばかり

僕が置いてきた者たちのために
みんなに知ってほしいんだ
きみたちは
僕の一番辛かった時をわかち合えた
去っていくとき
みんなを恋しく思うだろう

And oh, when I'm old and wise
Heavy words that tossed and blew me
Like autumn winds will blow right through me

And someday in the mist of time
When they ask you if you knew me
Remember that you were a friend of mine

As the final curtain falls before my eyes
Oh when I'm old and wise

ああ 僕が年を重ねて賢くなれば
僕を軽く見て吹き飛ばしたひどい言葉の数々も
秋風のように僕をすり抜けていくだろう

そしていつか長い時のなかで
きみのことを知ってるかいと聞かれたら
きみは僕の友達だったことを想い出してほしい

最後のカーテンが僕の瞳の前に降ろされていく…
ああ 僕が年を重ねて賢くなったとき

As far as my eyes can see

僕の瞳に映るものは…

Writer(s)
Alan Parsons, Eric Woolfson

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Released in 1982
US Billboard Adult Comtenporalry Chart#21
From the album“Eye In The Sky”

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たまにアラン・パーソンズ・プロジェクト(以下、A.P.P)のアルバムを聴きたくなります。なんでなんでしょうかね。何か引き込まれて、結果的に自分自身を見つめ直して気が付くことがあるような…。
本来はアルバム単位で和訳するべきなのかな、と思ったりもするのですが、突然この曲が聞きたくなって、和訳したい衝動にかられてしまいました。

◆この曲「Old And Wise」はA.P.Pのアルバム「Eye In The Sky」の収録曲で、作者はアラン・パーソンズとエリック・ウルフソン。A.P.Pは基本はこの2人のユニットで活動していて、曲によって、様々なボーカリストを採用してきました。アメリカではBillboardアダルト・コンテンポラリー・チャートの21位になり、イギリスのチャートでは74位まで上がりました…でも、A.P.Pの曲がイギリスのチャートにランクインしたのはこの曲が初めて、だったようです。

220px-Alan_parsons_project.jpg


◆この曲のヴォーカリストは Colin Blunstone(コリン・ブランストン)。元ゾンビーズのヴォーカリストです。

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コリンはアラン・パーソンズがゾンビーズのアルバム“Odessey and Oracle“(1968)を作成する際にエンジニアとして関わったことがきっかけに知り合いになったようです。このアルバムを作成したスタジオもロンドンのアビー・ロード・スタジオ。A.P.Pの「Eye In The Sky」もアビー・ロード・スタジオでの制作となりました。ブランストンはこのとき、アラン・パーソンズを通じてエリック・ウルフソンとも知り合いになったようです。

 この曲のSongfactsに書いてあったことですが、ブランストンがこの曲ができたときのことについて話していました。

僕はある晩、エリック・ウルフソンとアビー・ロードで話をしていたんだ。“この曲をやってみたいんだよ”とエリックが言うので僕らは誰もいないスタジオ「3」に入っていった。アラン・パーソンズはビートルズが良く使っていたというスタジオ「2」をいつも使用していたのにね。でも僕らはスタジオ「3」に入っていった。そこはゾンビーズがアルバム“Time Of The Season“で使った場所なんだ。エリックが座ってピアノを弾いてくれた。とても素敵な曲だったよ。彼は言ったのさ。“ねえ 僕らはこの曲にボーカルを載せたいと思ってるのさ。きみにお願いできないかな”。僕は言ったのさ。“もちろん、僕やるよ!”ってね。


エリック・ウルフソンは2009年の12月2日に腎臓がんのためこの世を去っています。エリック、R.I.P。

◆僕が"old and wise"になったとき…と歌う主人公はいま何歳なんだろう? 言葉で傷つけられたリ悲しいことが多くて、瞳の中に迫ってくるのは幻影ばかり…。今とても辛い気持ちなんだけど、自分が年をとって賢くなれば、こんな苦しみはなんでもなく思うのだろうか…。今の人間関係も自分が経験を積んで賢くなっていたら、みんな"友達だった"と懐かしむような気持ちになれるのだろうか。
上に書いたエピソードですが、コリンがエリック・ウルフソンにこの曲をピアノで聞かされたときには、すでに歌詞はあったのかな。この歌詞にこのメロディやアレンジ、絶妙だと思っています。コリンが「僕、歌うよ」と言ったボーカリストの気持ちもわかるなあ(僕はボーカリストではないけれど)。

◆Colin Blunstone - Old and Wise live 2000
↓↓↓↓


◆この曲もたまに聴きたくなります。アルバム表題曲“Eye In The Sky”.
↓↓↓↓


◆アーっ、アーっ…なかなかセクシーな曲!? ゾンビ―ズ「ふたりのシーズン(Time Of The Season)」ボーカリストはコリン・ブランストーン!
↓↓↓↓↓


(この曲を購入したい)
EYE IN THE SKY CD, Import
アラン・パーソンズ・プロジェクト

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アランパーソンズは、「エドガーアランポーの世界」という怪奇幻想物語テーマのデビューから80年代になるとメロディ重視の美しいバラード曲まで全て大好きです!壮大なスケールサウンドとPOPで聴きやすい音楽を展開し世界的な大成功を収めた彼らには多くの名曲がありますが、最大ヒット曲は「アイ・インザ・スカイ」ですかネ。(オーケストラとの共演も魅力) でも小生は1977年の「アイロボット」が最大のお気に入り名盤!「サム・アザー・タイム」や「ドンレットイットショウ」などの佳曲とともに初期のプログレ色が明確で実に素晴らしい~!

No title

RWさん、コメントありがとうございます。A.P.Pの曲はシングルというよりも、アルバムで聴かないとなあ。なので単品シングルを和訳する僕のブログに取り上げるのが自分でもちょっと違和感感じてます…。