Band On The Run / バンド・オン・ザ・ラン (Paul McCartney & Wings / ポール・マッカートニー&ウイングス)1973



Stuck inside these four walls,
sent inside forever,
Never seeing no one nice again
Like you,Mama you, mama you.

四方を壁に囲まれた…
牢屋に送り込まれて
気の遠くなる月日が経つよ・・・・
誰にも会うことができない…
もう再び会えないのか・・・・
君にも・・・・
ああ愛しい君・・・・

If I ever get out of here,
Thought of giving it all away
To a registered charity.
All I need is a pint a day
If I ever get out of here.

もしここを出られたら
俺の持っているものぜんぶ
慈善団体に寄付してもいい
1杯の酒があればいいのさ
もしここを抜け出せるならね…

Well, the rain exploded
with a mighty crash
as we fell into the sun,
And the first one said
to the second one there
I hope you're having fun.
Band on the run,
band on the run.
And the jailer man
and sailor sam
were searching every one
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

俺達が牢屋から
お天道様の元に逃げ出したら
ものすごい雨が降り出してきた
先頭の仲間が次のヤツにこう言う
なあ、最高の気分だな?って

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまわる
看守や船乗りサムは
脱獄した俺達バンドを
探しまくってるんだ

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは指名手配中

Well, the undertaker
drew a heavy sigh
seeing no one else had come,
And a bell was ringing
in the village square
for the rabbits on the run.
Band on the run, band on the run.
And the jailer man and sailor sam,
were searching every one
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

葬儀屋は大きなタメイキ
“誰もこねえし姿も見えねえ”
村の広場では鐘が鳴る
俺達“ウサギちゃん”が逃げてくからな

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまわる
看守や船乗りサムは
脱獄した俺達バンドを
探しまくってるんだ

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは逃走中

Well, the night was falling
as the desert world
began to settle down.
In the town
they're searching for us everywhere,
but we never will be found.
Band on the run, band on the run

脱走劇が落ち着いて来た頃
夜も更けてきた
街じゃあちこちで
俺達バンドを探してる
でも俺達は見つかりやしないぜ
俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げおおす

And the county judge,
who held a grudge
Will search for evermore
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

俺達を捕まえられずに
州の裁判官も無念に思うだろう
そしてきっと言うよ
俺達バンドを
“いつかきっと探し出せ”ってね

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは逃走中
絶対に捕まらないぜ!

(Paul McCartney/Linda McCartney)

pint=1パイント(約0.5L)
undertaker=葬儀屋
desert=脱走
grudge=遺恨 無念
evermore=将来の時刻のいつか

Released in 1973
US Billboard Hot100#1
From The Album“Band On The Run”

Paul_McCartney__Wings-Band_on_the_Run_album_cover.jpg

PaulのOne On One Tour In Japan! 東京ドーム3日間です。(27、29、30日)

↓↓↓↓↓ (この記事はリバイバル掲載です)


 「バンド・オン・ザ・ラン」は名曲だな。なんといっても曲の構成がいい。ポールの才能が存分に発揮されてる1曲です。
 ご存じの方も多いでしょうが、1曲のなかに3曲が入っているというか、曲がメドレー構成になっているのが特徴。その第一部から第三部まで歌詞にも物語がある。

(第一部)バラード
 ・監獄のなかでのバンド連中。もう気の遠くなる年月が経っている。
 ・もう一度、友達や彼女に会いたい…

(第二部)ロック調
 ・脱獄を決意。なんとしてもここを出てやる。
 ・ここを出られるなら財産なんていらない。
  でも出たら1杯の酒だけ飲ませてくれ。

 (オーケストラが入る)

(第三部)ポップソング
 ・アコーステッィクギターが鳴り、バンドは逃走中!
 ・ひたすら逃げ回るバンド 追いかける連中。
 ・バンドは連中の裏をかき?逃走もなんだか楽しそう!?
 ・これからもずっと逃げ回る。
  きっと奴らもおいかけてくるだろうけど、つかまりやしないぜ。 

 ポールは単純なラブソングでも才能発揮させるけど、こうしたメドレー組曲も数曲ありますね。ビートルズ時代の「You Never Give Me Your Money」やABBY ROADのB面、ソロになってからの「Live And Let Die(007死ぬのは奴らだ)」など。なかでもこの「Band On The Run」は3部を通じて、曲の展開、歌詞の物語、わかりやすさ親しみやすさもあり、最高傑作と言えるでしょう。wikipediaには“ビートルズ時代の1968年に発表された「ホワイト・アルバム」に収録されたジョンの作品「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」に触発されたポールは、2曲以上の楽曲で構成した作品を好み、解散後もその傾向は「アンクル・アルバート?ハルセイ提督」、そしてこの「バンド・オン・ザ・ラン」などへと受け継がれていった”とあります。
 
 「Band On The Run」はアルバムもいい。「Band On The Run」~「Jet」のA面ばかり(というかこの2曲)を聴いていた若い頃もありましたが、地味だけどダイナミックに展開される渋いB面を無性に聴きたくなることもあります。
 ジャケットも脱獄した直後?の写真でおもしろい(ここまでサーチライトに照らされてたら捕まるだろうって思うけど)。ポール、リンダ、デニーだけでなく、そのほかにいる脱獄囚の仲間はみな有名人。
・マイケル・パーキンソン(トークショーの司会者、ジャーナリスト)
・ケニー・リンチ(俳優、コメディアン、歌手)
・ジェームズ・コバーン(俳優)
・クレメント・フロイト(コラムニスト、グルメ、座談家、国会議員、「Just a Minute」のパネリスト、ジークムント・フロイトの孫)
・クリストファー・リー(俳優)
・ジョン・コンテ(リバプール出身のライトヘビー級世界チャンピオンボクサー)
(From Wikipedia)

1976年のライブ(シアトル キングドーム)。Wings Over Americaの全盛期の頃だ!
↓↓↓↓


(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia Band On The Run
ジャケット写真もここからいただきました。
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コメント

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めったさん、こんばんは!!
タイムリーですね!
ポール来日が決まったばかりで・・・!!

私もこのアルバムがヒットしていた頃よく聴いておりました。
そうそう、Jetのライヴでの疾走感も良いですねっ!
アルバムジャケット・・・そんなに有名人で固めていたのは知らなかったんです。 クリストファー・リー・・・といういと、吸血鬼役者さんでしょうか。
J・コバーンもいただなんて。 昨夜、偶然調べていたんですよ、「荒野の七人」に出ていた方々がどうなったかを・・・。 この方もタフガイのイメージの方でしたね。
と話題がWingsからそれて・・・すみません!
Wings来日がパァになった時のチケット、払いもどしをして・・・コピーが手元にあるのですが、偶然、それも昨日眺めていたばかり。
実はポールの公演は行った事がなくて。
今回は行こうかと考えております。
あ、Kissの武道館も決まりましたね!追加で・・・。
(あまり本題と関係ないおしゃべりでごめんなさい・・・。)

Re: タイトルなし

 ポール来日!のニュースはびっくりしました。ほんとタイムリーでした!でも、はるちゃんも偶然「荒野の七人」調べたり(なぜ?笑)、ポールの初来日中止を思い出すようなことしてたり…。これは、ライブに行け!というお告げなのではないかい。
 でも私めEight Days A Weekのところに書いたのですが、なんでこの週なの?という悩ましい週。行くかどうか悩んでいるうちにチケットSOLD OUTになってしまうのを待っているような…。ライブ曲目見てるとだんだん行きたくなると同時に、この曲やるんだったらこっちでしょ~。日本のファンはこっちの曲の方がいいよ~とか考えてしまいますね...

めったさん、こんばんは。
これはもう「お告げ」 レベル~~!? (笑)

めったさん、その週は行けない状況ですか・・・。
私もOL時代、チケットとらず、当日行けることになり、当日券でBilly Joelを予習ナシ (オイオイ・・・)で観に行ったことがございますが~。 (笑)

「Band On The Run」は昔から好きなナンバーで、ウィングスのアルバムで初めて買ったのも『バンド・オン・ザ・ラン』でした。

メンバーが2人も脱退されて、しかも録音状況があまり良くなかったそうですが、そんな状況の中でも名作を作れるなんてポールは天才だと思いますよ。

ノイズや質の悪い録音機材で悪戦苦闘だったみたいだけど、後のグランジ/オルタネイティヴにも通じますし、「Let Me Roll It」や「Jet」と言うナンバーも、聴いてすぐにNirvanaを連想しました。
と言うのも、「Jet」のソロはリンダさんですが、歌メロをそのまま楽器ソロに持ち込んだだけのシンプルなソロは「Smells Like Teen Spirit」にも通じて、「カート・コバーンってギタリスト、ウィングスに影響を受けたか?」と思ってしまいました。

ファーストの『ワイルド・ライフ』も作りが雑でノイズも出ていますが、これも『IN UTERO』と言うアルバムにも通じていて、グランジ・ロックのアルバムとさえ思えてしまいます。

No title

ハニー・パイさん、ウイングスがニルバーナに与えた影響!ですか。面白いなあ。ウイングス=グランジの先駆けですか。確かに初期のポールのソロやウイングスの作品は、もう少し時間があったら、もっと名曲になったのに…と思える曲もあるのに、一歩手前の荒削り感をそのままにレコーディングしている気がしますね!