Drowse / さまよい (Queen / クイーン) 1977



It's the sad-eyed, goodbye,
yesterday moments I remember
It's the bleak street,
weak-kneed partings I recall

悲しい瞳 をしたサヨナラだった
過ぎていったあの瞬間を 忘れない
もの淋しい通りだった
嫌々ながらに別れたことを想い出す

It's the mistier mist
The hazier days
The brighter sun
And the easier lays
There's all the more reason
for laughing and crying
When you're younger
and life isn't too hard at all

霧であたりがかすんでた
もやのかかった毎日だった
太陽が明るく輝いて
気持ちのいい光を浴びせてくれた
笑ったり泣いたりするのに
それ以上の理由があったんだ
アンタが今よりも若く
人生に苦労なんてほとんどなかったあの頃

It's the fantastic drowse of the afternoon Sundays
That bored you to rages of tears
The unending pleadings,
to waste all your good times
In thoughts of your middle aged years

日曜の午後の心地のよい まどろみ
退屈なひととき 涙が湧いてくる
オヤジになった自分を考えるなんて
楽しい時間を無駄にする
終わりのない弁解のようなもの

It's a vertical hold,
all the things that you're told
For the everyday hero it all turns to zero
And there's all the more reason
for living or dying
When you're young
and your troubles are all very small

タテからの支配
すべてのことは言われたことばかり
日常生活のヒーローは 何にもなりやしない
生きることにも死ぬことにも
それ以上の理由があったんだ
アンタが今よりも若く
悩みなんて皆とてもちっちゃかったあの頃

Out here on the street
We'd gather and meet
And scuff up the sidewalk
with endlessly restless feet
Half of the time
We'd broaden our minds
More in the poolhall than we did in the schoolhall

俺達はここから外の通りに飛び出して
集まってたむろしてたんだ
永遠に終わることのないような足取りで
靴が磨り減るくらい舗道を練り歩いたよ

ほとんどいつもビリヤード場にいて
学校で学ぶよりも沢山のことを学んでいった

With the downtown chewing-gum bums
Watching the nightlife, the lights and the fun

ダウンタウンでチューインガムを噛んでる奴らと
眺めていたんだ 夜の生活 街の灯りと快楽を

Never wanted to be the boy next door
Always thought I'd be something more
But it ain't easy for a smalltown boy
It ain't easy at all

どこにでもいるようなヤツにはなりたくなかった
いつも何かそれ以上のモノになれるって思ってた
でもちっぽけな町のガキには たやすくなかったよ
とても簡単なことじゃなかった

Thinkin' it right, doin' it wrong
It's easier from an armchair

頭では正しいことを考えても
やり方は正しくなかったのさ
肘掛け椅子に座り うたた寝してた方が楽だったよ

Waves of alternatives
Wash at my sleepiness
Have my eggs poached for
breakfast I guess

2つのうちどっちか決めなきゃいけないことが
波のように押し寄せてきて
俺の眠気を洗い流していく
ああ 朝のたまごは
ポーチドエッグがいいな

I think I'll be Clint Eastwood
Jimi Hendrix, he was good,
William The Conqueror
Now, who else do I like?

クリント・イーストウッドになれると思ってた
ジミ・ヘンドリックス もよかったな
ウィリアム王子というのもありか
いや 俺が好きなのは誰だったかな…?

Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC
Copyright: ROGER TAYLOR

bleak=寒い.吹きさらしの,寒々とした,荒れた
weak-kneed=膝の弱い、弱腰の
mistier=(mistyの比較級)かすみのかかった、 霧の深い
drowse=居眠り、うたた寝、まどろみ
rage=激しさ、猛烈、猛威、熱望、渇望
Pleading=弁解、申し開き
scruff=(靴などが)すり減る;表面に傷が付く(しばしばupを伴う)
broaden=広げる 広める
half of the time=ほとんどいつも
armchair=肘掛け椅子

Released in 1977
From The Album"A Day At The Races"

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“クイーン+アダム・ランバート“の来日からもう少しで1か月が経とうとしています。
ブライアンがアコギで“Love Of My Life”、そして“Teo Torriate”、懐かしかったなあ。レコードを何度も何度も聴きました。そのあと“Days Of Our Lives”をロジャーが歌ってくれてフレディの映像と重なったりしたのもウルっとしたのですが、一方で、ロジャーが“あの頃のロジャーの曲“を歌わなかったのが、ちょっとだけ残念でした。(贅沢だ)

◆この曲“Drowse”は邦題が“さまよい”と付けられて、アルバム「華麗なるレース(A Day At The Races)」のB面4曲めに収録されていました。
 クイーンのアルバムのロジャー曲は“俺はロックや車好きなんだぜ!”というような曲が多く、クイーンのアルバムのなかでは“ロック色が強い”。それがアルバムのなかではトータル生を失う一つの要因(笑)でもありましたが、ブライアンと並んでロジャーがどんな曲を入れてきたのかなと、“ロジャー曲”もアルバムの一つの楽しみでありました。…それがこの“さまよい(Drowse)”はだいぶ大きく変わった印象でしたね!

このけだるさ加減、ワルツの三拍子、そしてスライドギター、つぶやいたりシャウトしたり…。何かでも雰囲気いいんですよね。アルバムではこの曲が終わると…ラスト曲「手をとりあって」になるのです…。

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◆和訳は…難しかった…。単語もかなり調べました。

大意は、日曜の午後の“まどろみ(Drowse)。ガキだったころのことを回想するロジャー。

We'd broaden our minds
More in the poolhall than we did in the schoolhall

ほとんどいつもビリヤード場にいて
学校で学ぶよりも沢山のことを学んでいった

そんな少年だったんですね。

Q-roger Taylor

大物になることを夢見ていたあの頃、
でも 「 everyday hero 」は何にもなりやしなかった

朝ごはんのたまご料理は「ポーチドエッグがいいな」という日常のつぶやきが聞こえます。
(これが“Everyday Hero”ってことかな!?)

◎おまけのYoutubeも、ロジャー曲 特集にしてみました。

◆デビュー・アルバム「戦慄の王女(Queen)」から“Modern Times Rock 'n' Roll ”!
↓↓↓↓


◆3rd アルバム「シアー・ハート・アタック」からは“Tenement Funster(テニメント・ファンスター”。“Tenement”=長屋、安アパート、
“Funster“は“ひょうきん者”という意味です。ロジャーのソロライヴ(1994年 パリ)から。
↓↓↓↓


◆「オペラ座の夜」からは“ I'm In Love With My Car “、クイーンの1981年のモントリオールのライヴから。
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◆この曲好きです。アルバム「世界に捧ぐ(News OF The World)」より「秘めたる炎(“Fight From The Inside”)」。
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