【ライヴ記録】 Queen+Adam Lambert 2016 武道館 行ってきました

Queen budo

◆ Queen+Adam Lambertの武道館最終日に行ってまいりました!

僕はあまり物販買ったりしないのですが、今回はパンフだけでもと少し早めに会場に着くように行ったのですが、すごく並んでいましたね!購入まで1時間30分かかり、席に着くのが開始ギリギリでした。待っている間、僕の前に並んでいた2人の女性。特に知り合いではないのに、この会場にてクイーンのファンどうし、ということで意気投合して、おしゃべりをしています。おそらくお年は20才くらい離れているのではないかと思いますが、年上の方が女学生時代?デビュー当時のクイーンの話などを若い女性に話していて、若い方の女性がそれを目を大きく開けて聴いていたのが印象的でした!この会場では、年齢を越えてクイーンが好きな方が集まっているのだなあと感慨深いものが…。

◆席は抽選で2階席。チケットが郵送されてきたとき封筒を開けたときにちょっとガッカリ。でも抽選が外れた人も多数と聞いて、運がいい方と思い直しました。ましてや東京に住んでいることのありがたみも思いましたが...その後、追加公演発表!なんで2回しかやらないと言っていたその前の日なの?というツッコミは心のなかでしましたが(^▽^;)
 でも2階席でも南スタンド一番前!ステージ全体が障害物なく見えます!これはいいぞ。

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◆ステージはクイーンロゴのついたカーテンで覆われています。おおっこれが始まるときにサッと引き上がるんだなあ、センターから付き出たセンターステージ。ここでブライアンがアコギを弾いて…なんて想像し、始まる瞬間が来るのをワクワクして待ちます。

◆場内暗くなり、拍手が高まるなか...うぉー、このピアノの速弾きのイントロ。数あるクイーンナンバーでもイントロからして盛り上がっちゃいますね!「輝ける七つの海」ですよ!
  "私を恐れるがいい! おまえたち領主や女伝道師たちよ" 。私はおまえたち、ちんけな力のある者などとは比べ物にならないほどの力を持っているノダ!ブライアンのギターの音色もクイーンだ!ステージはシンプルにロジャーのドラムセットの後ろに楕円形のスクリーンがあり、このまわりに照明がQueenの「Q」をあしらう形でセットされています。ボーカルのアダムは黒のバイザーをすっぽり被りほとんど顔が見えません。なんでかな?(後日、プロの方のこのステージのライヴレポートを見たら、ボーカリストの顔を隠すことで、ブライアンの横にいて歌っているのは、ひょっとしてフレディ?と思ってもらうための演出だということ。)

◆2曲目"Hammer To Fall"が始まると、僕はちょっと落胆…。というのは予習がてら、ネットにてツアーのセットリストを見てしまっていて、先の9月12日のイスラエル公演では、"Hammer To Fall"の前に"炎のロックン・ロール(Keep Yourself Alive)"を演っているのを知っていました。武道館初日のセットリストを詳しくは見ないようにでもちょっとだけ...という程度でさらっと見たときに、名曲のオンパレードながらも"Keep…"がないことに気づき、武道館3日間のうち、セットリストを変えてくるなら、ここなのでは?と思っていたから…なのでした。

◆3曲目の"Stone Cold Crazy"も良かったなあ。フレディ・トリビュート・コンサートでのクイーンメドレーでエクストリームが演ってくれたことを思い出していました。(エクストリームは来週来日)
 アダムもバイザーを脱ぎ顔を出します。声もよく出ていて、若さでステージを動き回り、会場を盛り上げていきます。でもうーむ、5曲目「Don't Stop Me Now」は出だしのバラード部分からスピードを上げていくところが、へんに間を取り過ぎるのがちょっとガッカリ、あとエンディングにへんにロックになるところもちょっとアレンジ変えすぎかなあと思いました。
 ムムっその間に暗いなかでせり出したステージにイスがセットされているぞ。6曲目はKiller Queen!
 
◆この名曲なのですが、ここで女王のゴージャスなイスに座り、黒い扇子を仰ぎながらポージングして歌うアダムに「やりすぎ感」を持ってしまいました。一度そう思ってしまうと、アダムの一挙一動がすべて過剰に見える…。"やっぱりこの曲を歌えるのはフレディだけなんが、俺のQueenを汚すな!"と思ってしまいました。
 でもこの"Killer Queen"がまだ終わらないうちに、アダムのMCが入ります。"クイーンにずっと憧れてたんだ。クイーンのメンバーとして歌えることが誇らしいよ。僕もフレディを愛してるんだ。みんなもそうだろ?"というような呼びかけでした。...そうだよな、と思い直しました。フレディの映像や歌声を取り入れた演出のなかで、フレディに代わることは誰もできない、と誰もが思ってる。プレッシャーを一番感じているのは誰か。ブライアン、ロジャーはフレディとともに作ってきたQueenの楽曲を今でもファンたちに聴かせたいとしていて、そのことを受け止めてるのがアダムなんだと思いました。
アダムが"今日のショウが終わったあと...家に帰った僕のベッドは淋しく空っぽさ(笑)ああ 誰か僕に愛する人を見つけてよ(Somobody Find Somobody To Love)…"と紹介、「愛にすべてを」です。フレディ・LOVEの会場の想いがソロパートを歌うアダムを包んで会場があったかい感じになった気がしました。

◆アダムがステージから下がり、ブライアンがセンターステージへ。持っているのはギターじゃないぞ。ムムッ、これはビデオカメラか!はい、ブラインが「みんなを撮影するよ~」とセルフ・スティックカメラを構え、手前に自分、後ろに観客。ブライアンがくるっと回って会場全体360度映します!9月19日の台北での公演の映像をブライアンがYoutubeにアップしていました!こんな感じ。
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◆ブライアンがアコギを持って「フレディに捧げるよ…」と弾き出したのはもちろん。"Love Of My Life"。会場みんな大合唱です!最後の部分はフレディ自身の声と映像が…。

Love Of My Life - Live at Rock In Rio 2015
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また、その次の曲は"手をとりあって"。英語でも日本語でも大合唱ですね。だって中学校のときに何度も歌いましたから覚えちゃってる!"Let us cling together as the year go by..."が"手を取り合ってこのまま行こう"と意訳してることに感動しました。アルバムのクレジットに名前の載ってる"Chika Kujiraoka"さん(鯨岡さん?)は当時来日中のクイーンの通訳の人だったらしい。

◆...そしてロジャー登場!ブライアンは聴かせてくれたので、ロジャーは何を?と期待しました。ポール・ロジャースがボーカルで来日してくれたときは"オペラ座の夜"に入ってる"アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー"と、彼のソロから"Say It's Not True"を歌ってくれたことを想い出しました。ロジャーがマイクを手にして歌うのは…"Days Of Our Lives"...すると...ああ、なんと、昔懐かしいクイーンの4人揃った映像がスクリーンに流れます。日本庭園でお茶を飲む4人。けん玉で遊んでるシーンも。これ雑誌「Music Life」のグラビア持ってたなあ。フレディだけじゃなくてジョン・ディーコンも映ってる...ああ、ベースを弾くジョンもここにいてくれたら…とも思ってしまった。僕が洋楽を好きになったきっかけはやっぱりクイーン!和訳に興味を持ったのは「ボヘミアン・ラプソディ」「'39」「オウガ・バトル」「キラー・クイーン」など背景に物語のあるような曲を作るクイーンの世界に魅せられました...。この曲間奏のギターが物悲しいフレーズになるんだよね…最近オジサン度が増して涙もろくなっためったです…。

◆センターステージはドラムセットが置かれます。ロジャーのコーナーだな!いや、後ろのメインステージにもう1人ドラムがいるぞ。そう!今回のツアーにも帯同しているドラマ―は"ルーファス・テイラー"。ロジャーの息子さんです。

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この親子のドラム・バトルも見ものでした!この対決は簡単に言うと、パワーの息子ルーファス対テクニックのロジャーという感じでしたね(笑)。この間いろいろなライヴで実の子ミュージシャンとの共演を目にする機会があります(アート・ガーファンクル、リチャード・マークス(映像でしたが)。親父としては、やっぱ嬉しいだろうな…。"ルーファス"は"ルーファス・タイガー・テイラー"という名前、ミドル・ネームに"タイガー"が付いています。これ、フレディがつけたらしいですよ。(ウィキペディア「Rufus Tiger Taylor」より)

2014年のシドニー公演から、ロジャーVSルーファスの親子Drum Battleの動画がQueenのオフィシャルYoutubeにありました。
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◆アダム再度登場、ここで"アンダー・プレッシャー"!。スクリーンには今年天に召されたデヴィッド・ボウイの映像が!ボウイ追悼の1曲でしたね。(うむ、でもこの曲はやっぱりフレディじゃなきゃ…と思ってしまった)

◆アルバム「The Game」からの2曲「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」「地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)」が2曲続きます。"We Are The Champions"を歌ったクイーンでしたが、全米制覇はこの2曲でしたよね!(2曲ともBillboard HOT100でNo1に輝きました)。
「I Want It All」「Who Wants to Live Forever」は物悲しかったな…。クイーンの後期の作品は、初期・中期と違ってレコードで一緒に歌うということをしなかったので歌詞もうろ覚え、一緒にそらで歌うことができないこともあります。聴くのが中心になってしまったこともあり、いまここにフレディがいないということが浮かび上がってきます。"永遠に生きることを願うヤツなんているのかい?"この曲を聴くたびに、フレディはだいぶ前から死の覚悟があったんじゃないかなと思ってしまう。

◆そしてブライアンのギターソロ!宙に浮いてギターを弾きます。ギター・オーケストレーション。ちょっと"ブライトン・ロック"や"炎のロックンロール(Keep Yourself Alive)"っぽいフレーズをブライアンが弾いたときには、"おおっ!"と乗り出してしまいました。(あとで聴いたら、一緒に行った中学時代の同級生の"のんくら"もそう思ったらしい 笑)

◆「Tie Your Mother Down」も僕にとって印象的な曲だなあ。レコードの発売日を待って買った「華麗なるレース」。A面1曲目のこの曲はブライアンのギターも全開のロック曲で「クイーン、スゲーぞ!」と思いました。先行シングルの"愛にすべてを"も気に入ったのですが、アルバムをちょっと優雅なポップスなのかなと想像していたのが出だしがガツン!とロックを喰らわされたので。(でも全米チャートでは最高位49位。全米トップ40に入って来なかったのがショックでした)

◆そして"I Want to Break Free"、おおっなんと"I Was Born to Love You"も演ってくれるのか!
"Bohemian Rhapsody"は、最初の"Is this the real life?"の"幻想"の部分は省略、"Mama~"の"罪の告白"からでしたね。"地獄めぐり"の部分は音源と映像にて、"Bohemian Rhapsody"のPVの映像が使われました。そして"ロック"部分と"最後のモノローグ"...。
ラストは"Radio GA GA"もやってくれました。これでもう1人今回一緒に行った学生時代からの友だち"East"くんのカラオケ持ち歌はすべて演ってくれたんだな(笑)。(彼の持ち歌!は"Don't Stop Me Now"と"I Was Born To Love"と"Radio GA GA"。帰りに聞いてみたらやはり満足気でした)

◆アンコールは"We Will Rock You"~"We Are The Champions"! "God Save The Queen"が流れるなかで、メンバーがご挨拶、吹き上げられる金色の紙吹雪。"クイーンは、圧倒的な存在感を見せてくれました…!

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アダム・ランバートのことは僕はほとんど知りませんでした。今回オープニングからラストまで、喜んだり悲しんだり、手拍子をすることができなかったり、最後に立ち上がったり…ライヴが進む中で、自分の気持ちがこんなに変化することも今までにはなかったことです。
アダムとブライアン&ロジャーの信頼関係が伝わってきましたね。アダムと一緒にライヴをする2人は、もちろん年の功は重ねてはいるものの、やっぱりイキイキした姿を見せてくれました。ポール・ロジャースがボーカルの"クイーン"のライヴは、フリーやバドカンの曲も聴けたのはそれはそれで嬉しかったけど、セットリストが"クイーン曲だけじゃなかった"ので、振り返ってみると"クイーン"であると言いきれない感がやはりありました。今回、アダムは自分の持ち歌は封印、"クイーン"曲だけのセットリストだったことにも感動したりします。
僕の心のなかでは、"キラー・クイーン"を初めとするいくつかの楽曲は、やはりフレディじゃないと…という気持ちは変わりないけれど、今回のこのセットリストのセット全体にはフレディも参加してくれていました。アーチスト名としては、「クイーン+アダム・ランバート」という書き方をしているライヴでしたが、今回のライヴ全体では「クイーンと一緒の時を過ごせた」ことには疑いもありません。大満足のライヴでありました。

◆僕の行った23日(金)武道館最終日のセットリストです。

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「Queen」のFacebookによるとセットリストは、初日のみ"Who Wants Live Forever"のあとに"The Show Must Go On"を演奏していますね。追加公演が1曲多いのは…ちょっと(-_-メ)。22日は今回ロジャーの歌った「Days Of Our Lives」の代わりに"A Kind Of Magic"とのこと。
19日の台北でのセットリストと比較してみると、やはり日本用に「Teo Torriatte」「I Was Born To Love You」を入れてくれて、その代わり「A Kind Of Magic」「These Are The Days Of My Life」「The Show Must Go On」で調整というセットのようでした(^▽^;)

◆◆◆最後に今回のツアーパンフからブライアンとロジャーのコメントを引用させていただきます。

フレディはアダム・ランバートをきっと気に入ってくれたはずだ。QUEENは終わってしまったと私とロジャーは思っていた。そこにまるで神からの贈り物のように何処からともなくアダム・ランバートが現れたんだ。彼は決してフレディのコピーではなく、信じられないような才能を持っている。彼は個性的であり、自らのスタイルをこのバンドに取り入れてくれた。自信と謙虚さという少し珍しい組み合わせを持っている上に、観客と一体になることができる魔法のような魅力を持っている。そして何よりも彼の声は想像を遥かに超えるものだ。フレディもきっと同じことを言っただろう。


アダムはステージの上で光り輝いている。彼は百万人に一人の声を持つ逸材だ。フレディも同じだった。恐ろしいほど共通点を持った2人だよ。舞台裏にいる時に、昔と何も変わっていないと感じてしまうような瞬間がときどきあるよ。



若い才能と一緒に活動するなかで、ブライアンとロジャーがパワーをもらっているのがわかるコメントですね!健康に気を付けて、まだまだ活動を続けてほしいと思います。

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◆(おまけ)アメリカン・アイドル8のフィナーレ!"We Are The Champions"を歌うアダムとクリス・アレン。(優勝はクリスで、アダムは準優勝でした)。コーラスパートから登場するのは…ブライアンとロジャー!(この共演をきっかけにして、クイーン側がアダムに声を掛けたと言われています)
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◆(おまけ2)この新聞切り抜きは「QueenのオフィシャルFacebook」より転載させていただきました。
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コメント

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私も行きました!

めっ太さんも23日のQueen+Adam Lambertのライブへ
行かれていたのですね!
私も同じ日のライブに行きました‼︎
南東の1階スタンド席でした。

非リアルタイマー(私が幼い頃にフレディは亡くなりました)の私にとって
初めてのQUEENのライブは、
興奮ありセンチメンタルありの素晴らしいライブでした。
フレディとジョンに会えないのは残念ですが、
ブライアンとロジャーの姿を映像越しではなく
自分の眼で観れたので幸せです。
あれから2週間経ちましたが、
このライブは私にとって最高の思い出です‼︎
それでは!

No title

碧水さん、コメントありがとうございました。南東のスタンド席であれば、ステージ全部が見渡せたでしょうね!ブライアンとロジャー、とアダムが世代を越えてリスペクトし合って「クイーン」を作っていたのが嬉しかったですね。そしてみんながフレディを愛して、切なく思っている思いを共有できたライヴでしたね。