Voices Carry / 愛のVoices (ボイセズ)  (’Til Tuesday / ティル・チューズデイ) 1985



I'm in the dark,
I'd like to read his mind
But I'm frightened of
the things I might find

アタシは暗闇のなか
彼の心を読みたがってる
でもアタシは怖がってる
わかってしまうことが

Oh, there must be something he's thinking of
To tear him away-a-ay
When I tell him that I'm falling in love
Why does he say-a-ay

ああ 彼が考えてること
彼を引き離してしまうことに違いない
あなたが好きって言いたいのに
どうして彼はこう返すのかしら

Hush hush, keep it down now,
voices carry
Hush hush, keep it down now,
voices carry
Uh-ah

"しーっ静かに 声を押さえて
声でもれちゃうだろ
声しーっ静かに 声を落として
声でわかっちゃうだろ
Uh-ah

I try so hard not to get upset
Because I know all the trouble I'll get

アタシは慌てないよう努力してる
だってどんなに苦労するか知ってるから

Oh, he tells me
tears are something to hide
And something to fear-eh-eh
And I try so hard to keep it inside
So no one can hear

ああ 彼は言うわ
"涙は人に見せるものじゃない
涙を見ると怖くなるから"って
だからアタシ じっと閉じ込めるようにしてる
誰にも聞こえたりしないように

Hush hush, keep it down now,
voices carry
Hush hush, keep it down now,
voices carry
Hush hush, keep it down now,
voices carry
Uh-ah

しーっ静かに 声を押さえて
声でわかってしまうから
しーっ静かに 声を落として
声で伝わってしまうから
しーっ静かに
声が運んでしまうから
Uh-ah

Oh!
He wants me,
but only part of the time
He wants me,
if he can keep me in line

ああ
彼が私を求めるのは
ちょっとした時間だけ...
彼が私を求めるのは
自分のためだけなのよ...

Hush hush, keep it down now,
voices carry
Hush hush, keep it down now,
voices carry

"しっー静かに 静かにするんだ
声でわかるから平気だよ
しっー静かに 声を押さえろ
声だけで充分わかるから"

Hush hush, shut up now,
voices carry
Hush hush, keep it down now,
voices carry

静かにしろ 黙るんだ
声でわかっちゃうだろ
静かにしろ 黙ってればいいんだ
声でわかっちゃうだろ

Hush hush, darling,
she might overhear

静かに ダーリン
彼女には聞こえちゃってるわ

Hush, hush - voices carry

静かにって言うけど
声でわかっちゃってるのよ

He said shut up - he said shut up
Oh God can't you keep it down
Voices carry

黙ってろ うるせい って言うのね
ああ もう言わなくてもわかってる
声が伝えてくるものを

Hush hush, voices carry

I wish he would let me talk

静かに静かに 声が伝えるわ

彼に伝えたいだけなのに…

Writer(s)
Aimee Mann

keep in line=自分の利益のために
over-hear=(話し手に気づかれずに)ふと耳にする


Released in 1985
US Billboard Hot100#8
From The Album"voices carry"

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 この曲がチャートインした頃、ちょっと気になる曲だったのでシングルで買ったのを覚えてます!
"愛のVoices"という意味不明(!)の邦題がついておりましたが、きっと「愛の言葉」とかいう意味なのだろう勝手に解釈していました、

でもPVを見たり(当時 僕は目にしなかったな)、和訳のために歌詞を味わっていたら、曲のストーリーが色々浮かんできました。

◆彼は彼女に"バンドなんか辞めて、俺(セレブ)に合う格好をしてほしい"って言ってくるんですね。そしておめかしして二人で行ったカーネギー・ホールで彼女はバクハツ!してしまいます。(^▽^;) ふだん彼女は彼とコミュニケーションをもっと取りたがってるんですね。「言葉」で愛を確かめ合いたがっている。でも彼は"しーっ静かに"、怒ったときは"Shut up!"なんて言葉を遮ります。

"Voices carry"って言葉も意味合いはひとつだけではないように思います。

(1)"静かに"のあとに続く彼のセリフ..."しーっ静かに。声は伝わるものだから。"=なんか相手と電話で話してる時、相手の背中の奥に浮気相手がいて、"彼女に聞こえちまうから、静かに話せよ"って言ってるような…。また、どこかこっそりとエッチしようとして(^▽^;)、"声出すなよ。わかっちゃうだろ"みたいな…。

(2)"静かに"という彼に答える彼女のセリフ..."声にすれば伝わるのに。声にしないとわからないものもあるのに"。彼女はただ"好きよ"という言葉を相手と交わしたいだけ。

そんなわけでして、ちょっと和訳も"Voices carry"の部分は曖昧さを残し、いろんな日本語で表してみました!(ゴマカシ)

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◆この曲のSongfactsを見てビックリ(゚Д゚)ノ なんと次のようなことが書いてありました。

ティル・チューズディのリードシンガーであるエイミー・マンが書いた歌詞は、当初は"女友達に向けて書いた曲"だったそうです。
バンドが演奏していたこの曲を聴いたレコード会社(Epic)は、"この曲いいじゃないか。とても力強いし、大衆受けする曲だ"とホメる一方で歌詞の変更を命じました。"レズビアン"を連想する歌詞ではなく、男女の話しにした方が多くの層に受け入れられると判断したんですね(the lesbian components to appeal to the mainstream market.)。


エイミーは歌詞を変えることにだいぶ抵抗がありましたが、プロデューサーは歌詞を変えたところでこの曲の持つ力は変わらないよ、と説得。また、デビューアルバムからのファースト・シングルを、"Love in a Vacuum"と"Looking over My Shoulder"にどちらにしようか決めかねていたのですが、こちらはレコード会社の押しで"Voices Carry"が第一弾シングルとなりました。
 そうか、なんかPVの作りが、相手役の男性の登場など、かなりはっきり歌詞の物語をビデオで表現しているなあと思ったのは、女性どうしの関係だった曲からその雰囲気を払拭しようとした意図的なものだったのかも。

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◆ティル・チューズディは1982年から1989年まで活動して解散。(全米トップ40ヒットはこの曲と1986年最高位26位の"What About Love"の2曲のみ)エイミー・マンはソロ活動を始めます。しかし、所属レコード会社の倒産などのトラブルもあり順風満帆に、とはいきませんでした。
しかし2000年に、エイミーの友人でもあるポール・トーマス・アンダーソン監督が「彼女の歌を映画化してみたかった」と、手がけた映画「マグノリア」のOSTがリリースされ、そのなかで「セイヴ・ミー」がグラミー賞2部門ノミネートされ、全米を始め日本でも大ヒットします。2013年にはFUJI ROCKにも出演し来日もしてくれました。今では髪型も変わり、女性シンガーソングライターとして活躍しています。

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◆Til Tuesday - Voices Carry - 3/26/1986 - Ritz
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◆映画「マグノリア」に使われてヒットした「Save Me」です。
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◆エイミーが2012年に出したアルバム「チャーマー(Charmer)」。そのタイトル曲を歌います。October 2, 2012(in the Bing Lounge at 101.9 KINK.FM. Portland,)
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(この曲を購入)amazon.co.jp
ベスト・オブ・ティル・チューズデイ
ティル・チューズデイ

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コメント

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エイミー・マン・・・同性愛の歌詞ですか??

このバンドは、「Coming Up Close」とかさわやかな曲が多くて好きなんですが、同性に向かって「言葉にしないと伝わらない」だったんですか?
(私は2の意味と思ってましたので)

う~む、これで実は1の後半の意味で、しかも真横にいる彼女とHしようとしている女性の歌詞だったら・・・よく放送できますね!!(だから濁してるのでしょうが・・・)

オキニの「Coming Up Close」・・・タイトルからして、似たような空気を感じてしまいます・・・。
(でも否定はしていないことが自分の本音なんですが。エロいですかね?)

No title

オリジナルは「あくまでも女性が女性に呼びかける歌詞だった」と伝えられているだけなので、作者自身の想い・体験なのか、それともそのような設定の歌なのかはわかりません。でも"Voices carry"…声が伝わること=話される内容だけでなく、声には強弱もあれば、柔らかい言い方、きつい言い方、ゆっくりか急いているのか、他にも伝わる情報があると思います。異性の間だけでなく、これが同性どうしだと、もしかしたら、こうした「声」のやり取りでもっと多くの気持ちを伝わるのかもしれません。エイミーは"voices carry"に深みを持たせようという趣旨で、歌詞を同性どうしの設定にしたのかもしれませんよ。