(What A )Wonderful World / ワンダフル・ワールド(Art Garfunkel with James Taylor and Paul Simon) 1978



What a wonderful,
Wonderful world this would be
What a wonderful, wonderful,
Wonderful, wonderful world

なんて素敵なんだろう
世界は素晴らしく見えるだろう
なんて素敵なんだろう
世界は素晴らしくなるだろう

Don't know much about history
Don't know much biology
Don't know much about a science book
Don't know much about the French I took
(But I do know)
But I do know that I love you
And I know that if you love me, too

What a wonderful,
Wonderful world this would be

歴史のことはよく知らない
生物のことも詳しくなんかない
科学の本だってよくわからない
専攻のフランス語だってちんぷんかんぷん
(でもね 僕は)
きみを愛してることはよく知ってる
きみも僕を愛してくれてるってわかるんだ

なんて素敵なんだろう
この世界はなんて素敵になるだろう

Don't know much about geography
Don't know much trigonometry
Don't know much about algebra
I don't know what a slide rule is for
(But I do know)
But I do know "one and one is two"
And if this one could be with you
(A wonderful world)

地理には詳しくないんだ
三角法なんてよく知らないよ
代数学もよくわからないし
計算尺の使い方なんてお手上げさ
(でもね 僕は)
1+1が2だってことは知ってるさ
そして僕の1がきみと2になれたらな
(なんて素敵なんだろう)

What a wonderful,
Wonderful world this would be
What a wonderful,
Wonderful, wonderful world

なんて素敵なんだろう
世界は素晴らしく見えるだろう
なんて素敵なんだろう
世界は素晴らしくなるだろう

Now I don't claim to be an 'A' student,
But I'm tryin' to be
I think that maybe by bein' an 'A'-student,
baby-baby
I could win your love for me

そう 僕は優等生になる なんて言わないよ
でも そうなろうと頑張ってるのさ
もし僕が優等生になれたら
ベイビー ベイビー
きみの愛を勝ち取ることができるかも

Don't know much about the Middle Ages
Looked at the pictures then I turned the pages
Don't know nothin' 'bout no "Rise and fall"
Don't know nothin' 'bout nothin' at all
(But I do know)
Girl it's you that I've been thinkin' of
And if I could only win your love (oh girl)

中世のことは詳しくないんだ
写真は見たけど すぐにページを閉じちゃった
"栄枯盛衰"なんてまったくわからないよ
僕には何も何のことだかわからない
(でもね 僕は)
きみのことばかり考えてきたのさ
きみの愛を手にすることができたらって(ああ)

What a wonderful,
(what a) wonderful world this would be
What a wonderful,
Wonderful world this would be

世界はなんて素敵なんだ
世界はとても素晴らしく見えるよ
とても素敵さ
世界はきっととても素晴らしくなるよ

What a wonderful, wonderful,
Wonderful, wonderful world
What a wonderful, wonderful,
Wonderful, wonderful world

とても とても
世界がとても素晴らしくなるんだよ
とても とても
世界はとても素敵にみえるんだ

Writer(s)
Lou Adler, Herb Alpert, Cooke

trigonometry=三角法
algebra=代数学
claim to~= ~すると主張する
the Middle Ages=中世(紀)

Released in 1978
US Billboard Hot100#17
From The Album"Watermark"

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この曲が全米チャートでは17位止まりなんておかしいだろ!(-_-メ)

そう憤った諸氏は大勢いらっしゃったのではないかと思います。だって「サイモン&ガーファンクル」+「ジェイムス・テイラー」の大物の組み合わせで、しかもで、素晴らしい歌声コーラスを聴かせてくれる名曲じゃないですか!
ハイ、でも当時は世界的なディスコブーム。その対極のようにある曲ですから…時代的に辛気臭かったのかな…(-_-)。

◆アート・ガーファンクルのアルバム「ウォーターマーク」。アートの歌声もよかったけれど、アルバムジャケットが海辺でリラックスしているアートの写真でこれがまたいい感じでした。当時レコードは買いませんでしたが、FMラジオでエアチェックしてカセットに録音して聴いていました。手にアルバムジャケットはなかったけれど、この"ワラワ~ンダフォウォーディスクッビ"のコーラスが沸き起こってくるように始まる"ワンダフル・ワールド"を聴くと、アートがチェアに座って海辺でくつろぐ場面が浮かんできます。

◆歌詞は色んな学問、勉強が出てきますね。ヒストリー、バイオロジー、サイエンス...。2nd verseになると"geography"はわかるけど、"trigonometry""algebra"、"a slide rule"は僕もちんぷんかんぷんですねん(^▽^;)。

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それでもきみを愛してる。きみに愛してもらえるよう、"優等生"になれるよう頑張ってるのさ…!とても可愛らしい曲ですよね。

この曲を歌ったのはサム・クック。「ローリング・ストーン誌」が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第4位というシンガーです。

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一方、サムは黒人の権利に対する意識が高く、公民権運動にも積極的な関わりを持っていたようですね。"Wonderful World"ももしかすると、人と人とが愛し合うには、勉強ができる、知識がある、っていうことが一番大切なんじゃなく、その人が好きという気持ちなんじゃないか。(それでも勉強は頑張らなくちゃいけないけどね) 「俺たちは黒人よりも知識があって優れているのさ」と考えている白人たちにも「本当に素敵な世界ってどんな世界だと思う?」なんて呼び掛けたのかなとも想像してしまいます。

◆3人のコーラスも素敵ですが、「おおっここでポール・サイモン!」「ジェイムスの声がここで絡んでくる!」「アートはやっぱり"天使の歌声"だなあ」と声を聴き分けながら聴くのがこの曲の味わい方ですね!

◆"ワンダフル・ワールド"が最高位17位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 18th March, 1978

サタデー・ナイト・フィーヴァー曲でワン、トゥーフィニッシュ。4位クラプトンもヒットしました。ディスコ曲が確かに強いチャートではありますが、6位、7位、8位、10位など、バラード&優しい曲もいいところまで行っていたなあ。そう考えると"ワンダフル・ワールド"の17位止まりはもっと上に行けた気がする。

-1 2 NIGHT FEVER –•– Bee Gees
-2 6 STAYIN’ ALIVE –•– Bee Gees
-3 4 EMOTION –•– Samantha Sang
-4 5 LAY DOWN SALLY –•– Eric Clapton
-5 1 (Love Is) THICKER THAN WATER –•– Andy Gibb
-6 10 CAN’T SMILE WITHOUT YOU –•– Barry Manilow
-7 8 I GO CRAZY –•– Paul Davis
-8 3 SOMETIMES WHEN WE TOUCH –•– Dan Hill
-9 7 DANCE, DANCE, DANCE (Yowsah, Yowsah, Yowsah) –•– Chic
10 9 JUST THE WAY YOU ARE –•– Billy Joel

11 14 THUNDER ISLAND –•– Jay Ferguson
12 12 THE NAME OF THE GAME –•– Abba
13 13 WHAT’S YOUR NAME –•– Lynyrd Skynyrd
14 21 IF I CAN’T HAVE YOU –•– Yvonne Elliman
15 17 FALLING –•– LeBlanc and Carr
16 16 HAPPY ANNIVERSARY –•– The Little River Band
17 18 WONDERFUL WORLD –•– Art Garfunkel with James Taylor and Paul Simon

◆こちらオリジナル。サム・クックのバージョンです。
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◆トータス松本(ウルフルズ)の歌う「ワンダフル・ワールド」。"Don't know much…"を"どの町まで行けば~"と日本語にしたのに座布団1枚あげたいです(^▽^;)
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◆同名異曲ですが、超名曲!ルイ・アームストロングの"What A Wonderful World".
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ライナーノーツや歌詞がついてなくたってやっぱりこのお得な5枚組がおススメです!
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コメント

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S&G&JT

Simon & GarfunkelにJames Taylorが加わるという超豪華メンバー、いい曲ですし、コーラスも素晴らしい、なぜこの程度のヒットだったのでしょう?ホント疑問ですね。
曲はサム・クックの曲だそうですが、作にはハープ・アルパートの名前もありました。プロデュースにフィルラモーン、地味な曲ですが、メンバーは超豪華だったですね。

No title

そうそう解説に触れるのを忘れていました。作者の一人にハーブ・アルパートの名前がありますね。そのあたりの音楽をめぐった交友関係はまたいつか調べてみたいと思います。この曲は3者の声の違いがなかなか楽しく聴ける曲です。