Peacekeeper / ピースキーパー (Fleetwood Mac / フリートウッド・マック) 2003


live in Boston 2004

We make all of our suns the same
Every one will suffer the fire we've made
They all explode just the same
And there's no going back
on the plans we've made

俺たちは皆 同じように自分たちの太陽を作る
誰もが自分たちの作った炎に苦しんで
同じようにすべて爆発するんだ
自分たちの立てた計画から
後戻りすることはできないんだ

Peacekeeper take your time
Wait for the dark of night
Soon all the suns will rise

"平和を守る者"よ 焦るんじゃない
夜の闇が深まるのを待つんだ
すぐに 太陽が昇ってくるはずさ

Peacekeeper don't tell why
Don't be afraid to fight
Love is the sweet surprise

"平和を愛する者"よ 理由はいらない
たたかうことを恐れるな
愛は思わぬ優しい贈り物になる

Ooh...ooh...

Only creatures who are on their way
Ever poison their own well
But we still have time to hate
And there's still something we can sell

自分の道を進んでいく生き物だけが
その者の井戸を毒で汚すんだ
でも俺たちにはまだ憎しみ合う時間もあるし
売ることができるものも残されている

Peacekeeper take your time
Wait for the dark of night
Soon all the suns will rise

"平和を守る者"よ 焦るんじゃない
夜の闇が深まるのを待つんだ
すぐに 太陽が昇ってくる

Peacekeeper don't tell why
Don't be afraid to fight
Love is the sweet surprise

"平和を愛する者"よ 理由はいらない
たたかうことを恐れるな
愛は思わぬ優しい贈り物だ

When the night is cold and still
When you thought you'd had your fill
Take all the time you will
This is not a test, it's not a drill
Take no prisoner only kill

夜が冷たく静まりかえり
もうやるだけのことをやったと思っても
自分で時間をかけてみるんだ
これはテストでも 反復演習でもない
断固としてやりぬくんだ!

Ooh...ooh...

You know all of our friends are gods
And they all tell us how to paint our face
But there's only one brush we need
It's the one that never leaves a trace

そうさ 友だちはみんな神さまなんだ
自分の顔の塗り方を教えてくれるんだ
でも俺たちに必要なのは一本のブラシだけでいい
それが足跡をすべて消し去るものならば

Peacekeeper take your time
Wait for the dark of night
Soon all the suns will rise

"平和を守る者"よ 焦るんじゃない
夜の闇が深まるのを待つんだ
すぐに 太陽が昇ってくるから

Peacekeeper don't tell why
Don't be afraid to fight
Love is the sweet surprise

"平和を愛する者"よ 理由はいらない
たたかうことを恐れるな
愛は思わぬ優しい贈り物

Peacekeeper take your time
Wait for the dark of night
Soon all the suns will rise

Peacekeeper don't tell why
Don't be afraid to fight
Love is the sweet surprise

When the night is cold and still
When you thought you'd had your fill
Take all the time you will
This is not a test, it's not a drill
Take no prisoner only kill

夜が冷たく静まりかえり
もうやるだけのことをやったと思っても
自分で時間をかけてみるんだ
これはテストでも 反復演習でもない
断固としてやりぬくんだ...!

(Linsey Backingham)

have (one's) fill (of something)”=~を堪能する、~はたくさんだ
take-no-prisoners=(敵に)情けをかけない=積極的な、熱心な、断固とした

Released in 2003
US Billboard Hot100#80
From The Album"Say You Will"

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9月の月イチ・マックです。

6月は"You And I Part2"(From"Mirage")でリンジー曲でした。
7月は"I Don't Want To Know"(From"Rumours")でスティーヴィー曲でした。
8月は"Over My Head"(From"Fleetwood Mac")でクリスティン曲でした。
...ということで順番ではリンジー曲ですね!

◆マックの「混迷時代」(!)を振り返ると…1995年のアルバム「Time」ではグループはリンジーとスティーヴィーがいないメンバー(デイヴ・メイソン、デラニー&ボニー夫妻の娘であるベッカ・ブラムレットなど)で、全米アルバムチャートTOP200にチャートインせず、不発に終わってしまいます。そんななか1997年、リンジーのソロアルバムのレコーディングセッションにミック・フリートウッドが参加したことを契機に、黄金期のメンバーが再集結。再結成ライブを行ない、ライブアルバム「ザ・ダンス」を発表しました。「ザ・ダンス」はアルバムチャートで全米NO.1も獲得しました。(しかし翌1998年、クリスティンが引退を理由に再離脱...)

◆リンジーは自分のソロ・アルバム用の曲を書きためていたところ、所属のレコード会社(ワーナー)の体制変更のゴタゴタのなかで、ソロアルバムの発売がお蔵入りになりかけていたそうです。そこでミック・フリートウッドに相談したところ...「フリートウッド・マック」としてアルバムを作ってみよう!となって、スティーヴィーを誘ったところ合流、となりました。

BN (1)

 この"Say You Will"というアルバム。メンバーは、ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックス、リンジー・バッキンガム。黄金期の4人が揃いました。(全18曲中、リンジー9曲、スティーヴィー9曲となっていて、残念ながらクリスティンは本格的には参加せず。3曲のバックボーカルのみ参加)

◆このアルバムからのシングルとなった"Peacekeeper"。"Say You Will"のアルバムはアルバムチャートで全米3位となりましたが、シングルは最高位80位にとどまってしまいました。うーむ、いい歌だと思うけどな。
2003年のこの時期はちょうど3月に「イラク戦争」の時期でした。1990年の「湾岸戦争」、2001年9.11同時多発テロ、そして「アフガン戦争」...そして2003年3月にアメリカは「イラクには大量破壊兵器がある!」と国際決議なしでイラクを攻撃し「イラク戦争」が勃発となりました。そんな時代にこの「Peacekeeper」はタイムリーすぎたのかもしれません。

リンジーはこの曲について次のように語っています。

この曲はグローバルな問題や戦争とは関係ない曲だよ。でも"平和についてのアピール"に近いかもしれないね(closing in on propaganda.)。後になってのインタビューでは、リンジーはさらに歌詞の裏側にある意味について話しました。"この曲は残酷だったり、人間の価値を脅かすような世界で起こっている出来事について、僕らがだんだんと鈍感になっていってるってことを歌ってるんだ"。


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◆"Peacekeeper"には様々な意味がありましたが、そのなかで僕は「平和を守る者」「平和を愛する者」と意訳しました。

辞書では「調停者」「執りなし役」、「和平[休戦]監視者」なんて意味もあります。

例文 "Mother was always the peacekeeper in our family"
家庭でまあまあとなだめ役に回るのはいつも母だった.

その一方で、平和維持が目的の多国籍軍も"Peacemaker"と呼ばれ、また米国の主力の大陸間弾道ミサイル(ICBM)も"Peacekeeper"と呼ばれるそうです…(-_-;)。とても皮肉な話…。

◆「Peace Maker」のスタジオヴァージョンです。
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◆この曲「Say You Will」がアルバムタイトルになりました。スティーヴィーの曲ですが、間奏のリンジーのギターもいいんだよな。冒頭のライヴ動画と一緒(Boston 2004のライヴ)ですね。
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◆One,Two…のカウントを取り、歌い始めたのは"Go Your Own Away"!(Boston 2004のライヴです)
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(この曲を購入)amazon.co.jp
Say You Will CD, Import
フリートウッド・マック

220px-Fleetwood_Mac_-_Say_You_Will.jpg

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(Fleetwood Mac)リンジー曲です。
Monday Morning / マンディ・モーニング 1975
I'm So Afraid / アイム・ソー・アフレイド 1975
Second Hand News / セカンド・ハンド・ニュース 1977
Go Your Own Way / オウン・ウェイ 1977
Never Going Back Again / もう帰らない 1977
Tusk / タスク 1979
Trouble / トラブル 1982 * Linsey Buckingham
Big Love / ビッグ・ラヴ 1987

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コメント

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Peacekeeper

"Peacekeeper"が80位とだいぶ下位ではありましたがHot100にエントリーした時にはうれしかったです。曲もマックらしい良い曲でした。
2004年の時点でも、スティーヴィーの歌声、リンジーの歌もギターも元気で昔と変わりませんね。まだまだ活躍してほしいです、日本に来ないかなぁ~

埋もれた名曲

星船さん、この曲は埋もれた名曲って感じです。もし来日してくれるとしても演ってくれるかも微妙かもしれませんね。でも、今の時代だからこそ歌ってほしい歌詞を持ってると思います。

マックらしい

やっぱり、スティービーとリンジーが揃うと違いますね。
マックと言えば、初期が良かったという友人もいますが、
私は「噂」から入ったので、これぞマックという気がします。
それにしても、この二人は不思議な関係ですね。
もともと「バッキンガム・ニックス」のコンビですけど、
付かず離れず?の妙な関係で、その辺、凡人には理解できませんが、
おかげで、Dreamsみたいなこれまた不思議な名曲が聴けて、
有難いです。

スティーヴィーとリンジー

すちーむみらーさん、この2人が揃って声を出すと、曲が変わりますよね。決して歌が上手い訳ではない(ゴメンナサイ)のですが、化学反応が起きます…!微妙な恋愛関係がもたらす、絶妙の音楽!←キャッチフレーズにどうでしょう(笑)

シリアスなリンジー曲

初めて聴いた曲ですが、歌詞がシリアスですね!
リンジーの
「この曲は残酷だったり、人間の価値を脅かすような世界で起こっている出来事について、
僕らがだんだんと鈍感になっていってるってことを歌ってるんだ。」
という言葉は、身に染みてきます。
テロや大災害のような残酷な事は、もしかしたら自分達の気が緩んだ時に
突如起こるのではないか、と感じてしまうからです。
本当に、私も今聴いてもタイムリーな曲だと思います。

Fマック(マックだけだとハンバーガー屋を思い出しそうになるので、
私はこう略してます)は、今年日本で開催されるクラシック・ロック・アワード2016の
リイシュー・オブ・ザ・イヤーに『Tusk』がノミネートされています。
↓で投票出来ます。〆切は9月28日までです。
http://2016.classicrock.awards.teamrock.com/vote/reissue-of-the-year
リイシュー・オブ・ザ・イヤーを受賞したら、もしかしたら、
パフォーマンスを披露するかもしれません。
ちなみに、クッキーを削除すれば何度でも投票出来ますよ!(^_^)v
それでは!

No title

碧水さん、“Tusk”に一票、投票しました!教えていただきありがとうございました。パフォーマンスを期待!