Heat Wave / ヒート・ウェイヴ (Linda Ronstadt / リンダ・ロンシュタット)1975



Whenever I'm with him
Something inside
Starts to burning
And I'm filled with desire
Could it be the devil in me
Or is this the way love's supposed to be

彼と一緒だといつでも
私のなかで何かが
燃え始めて
私は欲望でいっぱいになる
これって私のなかの悪魔のせい?
それともこれが恋の仕業なのかしら?

It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart

熱い波が押し寄せてくるの
私の心のなかで燃えてるわ
叫び続けて止まないの
私をバラバラにしてしまう

Whenever he calls my name
Soft, low, sweet and plain
I feel, yeah yeah
Well I feel that burning flame
Has high blood pressure got a hold on me
Or is this the way love's supposed to be

彼が私の名前を呼ぶといつでも
その声はそっと小さく
優しくさりげなく 感じるの yeah yeah
ああ 私は燃え盛る炎になって
高血圧になってしまったみたい
それともこれが恋する者の宿命なのかしら?

It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart

それはまるでヒート・ウェイヴ
私の心の中で燃え盛る波
ずっと叫び続けて
私の心をかき乱すのよ

Sometimes I stare into space
Tears all over my face
I can't explain it
Don't understand it
I hadn't ever felt like this before
Now that funny feeling has me amazed
I Don't know what to do
My head's in a haze

ときどきぼんやり見つめてると
涙で頬を濡らしてる私
なんて言っていいかわからないし
どうしてなんだかわからない
こんな風に感じたことはなかったし
いま自分でも戸惑うほどにおかしな気分なの
どうしていいかわからないわ
頭のなかがぼーっとしているの

It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart

ヒートウェイヴが押し寄せてくる
私の心のなかが熱くなる
私のなかで何かが叫び続け
心をかき乱しているわ

Yeah yeah yeah yeah
Yeah yeah oh oh (heat wave)
Yeah yeah yeah yeah
oh (heat wave)

Don't pass up this chance
This time it's true romance
Heat wave
Heat wave
Heat wave
Oooh heat wave

これは逃しちゃいけない恋なのよ
この恋はきっと本物なのね
熱い波が押し寄せる
私の心のなかに
ヒート・ウェイヴ
ああ ヒート・ウェイヴ...

Writer(s)
Holland=Dozier=Holland

Released in 1975
US Billboard Hot100#5
From The Album"Prisoner In Disguise"

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リンダのニックネームは"アメリカの歌姫"。70年代のリンダは、いにしえのモータウンソングをパワフルな歌声でロックにしちゃいました!この曲"ヒート・ウェイヴ"の熱唱はなかなかのもんです!

◆"Heat Wave"は、1963年全米4位のヒットになったマーサ&ザ・ヴァンデラスのシングル。ソングライティングはシュープリームスやフォー・トップス、一連のモータウンソングのライティングチームである"ホーランド=ドジャー=ホーランド"です。
 70年代のリンダのヒットはR&Bやロックンロールナンバーのリメイクがとても多いですね。この曲"Heat Wave"だったり、スモーキー・ロビンソンの「ひとすじの涙(Tracks Of My Tears)」(1975年25位)、バディ・ホリーの「That'll Be The Day」(1976年11位)、ロイ・オービスンの「Blue Bayou」(1977年3位)などなど。当時ジェイムス・テイラーのプロデューサーだったピーター・アッシャーの曲の見い出し方が神!だったところもあるかと思いますが、どんな曲でも自分流に歌いこなせるリンダの才能!だよなあと思います。

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◆リンダはキャピトルレコードからデビューしてアルバムを3枚発表。アサイラムに移り1973年に"Don't Cry Now"を発表、1974年にはキャピトルとの約束でもう1枚"Heart Like A Wheel"を発表。このなかの"悪いあなた(You're No Good)"が全米No1に輝きます。
"Heat Wave"はアサイラムに腰を落ち着けたリンダが1975年に発表したアルバム「哀しみのプリズナー(Prisoner In Disguise)」からのシングル。当初はニール・ヤングの曲「バラのいたずら(Love Is A Rose)」のB面でした。ところがラジオ局のDJがノリのいいB面の"Heat Wave"をよくかけたことからチャート上ではこちらがヒット。全米5位を記録しました。

「哀しみのプリズナー」は名曲ばかり。ニール・ヤング、ジェイムス・テイラー、J.Dサウザーなど沢山のソングライターの曲をリンダが歌いこなします。この"Heat Wave"をはじめとした数曲は、"Lonely Boy"のヒットで有名なアンドリュー・ゴールドが、ピアノ、ギター、バックボーカルとマルチに活躍しています。

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1. バラのいたずら
2. ジューク・ボックスの歌
3. ロール・アム・イージー
4. ひとすじの涙
5. 哀しみのプリズナー
6. ヒート・ウェイヴ
7. メニー・リヴァース・トゥ・クロス
8. ザ・スウィーテスト・ギフト
9. アイム・フォーリング・ダウン
10. アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー
11. シルヴァー・ブルー

◆"Heat Wave"が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 15th November, 1975

1位はエルトン、2位はイーグルス。3位は復活フォーシーズンズ「愛はまぼろし」。4位はマーティーバリンの哀愁のボーカル「ミラクルズ」。8位はモーリス・アルバートの「フィーリング」。日本ではハイ・ファイ・セットが歌ってヒットしましたね。

-1 1 ISLAND GIRL ??? Elton John
-2 2 LYIN’ EYES ??? Eagles
-3 4 WHO LOVES YOU ??? The Four Seasons
-4 5 MIRACLES ??? Jefferson Starship
-5 6 HEAT WAVE / LOVE IS A ROSE ??? Linda Ronstadt
-6 19 THAT’S THE WAY (I Like It) ??? K.C. and the Sunshine Band
-7 8 THIS WILL BE ??? Natalie Cole
-8 9 FEELINGS ??? Morris Albert
-9 10 THE WAY I WANT TO TOUCH YOU ??? The Captain and Tennille
10 12 LOW RIDER ??? War

◆こちらオリジナル。Martha & the Vandellas - Heatwave
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◆Linda Ronstadt - Heat Wave (1976) Offenbach, Germany
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◆LPレコードでは「Heat Wave」の次のB-2がこの曲「Many River To Cross」(ジミー・クリフ;めった和訳はこちら)。この曲順が絶妙です。「Heat Wave」の後に続けて聴きたい。間奏のギターはアンドリュー・ゴールド。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Linda Ronstadt Discography
・ポップ・クラッシクス70年代ヒット・ポップスCDガイド450(音楽之友社)

(この曲を購入)amazon.co.jp
Linda Ronstadt (Original Album Series) Box set, CD, Import
リンダ・ロンシュタット

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・Prisoner In Disguise(1975)
・Hasten Down The Wind(1976)
・Simple Dreams(1977)
・Living In The U.S.A.(1978)
・Mad Love(1980)
この5枚組で価格が1500円ほど...「激安」!

(Linda Ronstadt)
Love Has No Pride / ラブ・ハズ・ノー・プライド 1973
You're No Good / 悪いあなた 1975
That'll Be The Day / ザットル・ビー・ザ・デイ 1976
Someone To Lay Down Beside Me / 誰か私のそばに 1976
Blue Bayou / ブルー・バイユー 1977
It's So Easy / イッツ・ソー・イージー 1977
Poor Poor Pitiful Me / 私はついてない 1977
Back In The U.S.A / バック・イン・U.S.A 1978
Ooh Baby Baby / ウー・ベイビー・ベイビー 1979
Just One Look / ジャスト・ワン・ルック 1979
How Do I Make You / お願いだから 1980
Somewhere Out There / サムホエア・アウト・ゼア 1987 *Duet with James Ingram


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Prisoner in disguise

Prisoner in disduiseは、リンダのアルバムの中でも好きな1枚です。
ジャケットが幻想的でいいし、マリア・マルダー、エミルー・ハリスのコーラスもすばらしい。
アンドリュー・ゴールドのギターも好きです。このあとのワディ・ワクテルのギターもまた好きでしたが。
ぼくの記憶では、日本ではHeatwave、アメリカではやっぱりLove is a roseがいつも流れていた気がするのですが。

シングルのB面

日本でも“Heatwave”がよくかかっていたのですか。パンチのあるリンダの魅力いっぱいの曲ですよね。シングルのB面がヒットというのは海外ではよくありますよね。広いアメリカはラジオ局も色々で地方のDJが好んでかける→リクエストで広がる、中での思わぬヒットが出たりします(リバイバルのヒットも)。日本はシングルのB面がヒットする事例はどんなのがあったかな。ダウンタウンブギウギバンドの「港のヨーコ、、、」は「カッコマンブギ」のB面だったのは覚えてますねー(^_^;)