【雨のうた】Another Rainy Day In New York City / 雨の日のニューヨーク (Chicago / シカゴ)1976



Another rainy day in New York City
Softly sweet, so silently it falls
As cross town traffic crawls

ある雨の日のニューヨーク
そっと優しく とても静かに雨が降る
街を横切り のろのろ交通渋滞

Memories in my way in New York City
Tender, tough, too tragic to be true
And nothing I can do

僕のニューヨークの思い出
それはやさしくたくましく あまりにも悲劇的
僕にはどうしようもなかったのさ

City workers cheer
The taxis disappear
Another rainy day in New York City

街で働く人々は元気
タクシーは姿を消している
ある雨の日のニューヨークの風景

Another spacey stay in New York city
High up in an overpriced hotel
The view is really swell

ニューヨークでの現実的じゃないある日の滞在
でも 料金が高い高層ホテルから見る
光景はとても絶景だよ

Windy, wet and gray in New York City
No one here I really want to see
Old friends and family

風が強く 湿ってどんより曇ったニューヨーク
本当に会いたい人はここにはいない
昔からの友達や家族もいないんだ

So suddenly serene
The air is fresh and clean
Another rainy day in New York City …

突然のように晴れてきて
新鮮できれいな空気に包まれる
とある雨の日のニューヨーク…

It's another rainy day…
Just a rainy rainy day…

ある雨の日の風景さ…
ただのありふれた雨の日の…

It's another rainy day…
Just a rainy rainy day…

ある雨の日の風景さ…
ただのありふれた雨の日の…

Writer(s) Robert Lamm

spacy=ボーッとなった、現実離れした、奇妙な、現実味のない
overpriced =〔価格や請求額が〕高過ぎる、法外な
swell=【形】1.〈話〉流行の服装をした、しゃれた装いの 2.〈話〉素晴らしい、見事な
serene=(天候など〉晴朗な,うららかな,のどかな


Released In 1976
US Billborad Hot100 #32
From The Album“Chicago Ⅹ”(カリブの旋風)

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シカゴには数あるアルバムがあるけれど、このアルバムアートワークが一番好きだな!(シカゴ・チョコレートが美味しそうです!)

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"シカゴⅩ"は「カリブの旋風(かぜ)」という邦題が付いたのは、この曲をはじめとするカリブ風、トロピカルなアレンジ曲からかな。「雨の日のニューヨーク」はタイトルだけだと雨のもの淋しさを感じるかもしれませんが、サウンドはホンワカ、ピーター・セテラのヴォーカルもなかなか明るいです。雨の日に聴くウキウキソングに挙げましょうか!

◆さて、この曲は「シカゴⅩ」ではファーストシングルになりましたが、最高位は32位でイマイチでした。まあヒットするのも地域限定?ですしね。ただしシカゴはこのあとのセカンドシングルにて、"長い夜"(松山千春じゃない)でも"サタデー・イン・ザ・パーク"でもなし得なかった全米No1曲を出すんですね。それが「愛ある別れ(If You Leave Me Now)」で、甘い声で歌うヴォーカルのピーター・セテラの名前も全米じゅうに広まったのだろうと思います。

◆"Another Rainy Day…"の"Another"。"Another"という言葉にはいろんな意味がありますが、ここでは“ありふれた”“ふつうの”という意味で解釈をしました。
*"Another"についての詳細は、フィル・コリンズの「Another Day In Paradise / アナザー・デイ・イン・パラダイス」の記事をご参照ください。

◆この曲の主人公は今どこにいるのかな。途中、「ニューヨークの思い出は(悲惨なものだった)」と歌っているので今はいなくて、アメリカの別な都市へまた単身赴任?(^_^;) 彼自身の思い出はよくないものの、NYという街を決して嫌いな感じは伝わってきませんよね。ニューヨークシティでは、今日も様々な人がそれぞれの人生を生きています…っていう歌なんだろうと思います。

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(ネットからいただいた"Another Rainy Day In New York City"の写真)

◆“雨の日のニューヨーク”が最高位32位を記録した週のチャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 7th August, 1976

エルトン&キキ・ディーの“恋のデュエット”が首位に。
ビーチ・ボーイズとビートルズがトップ10で並んでチャートインしてます!

-1 5 DON’T GO BREAKING MY HEART ??? Elton John and Kiki Dee
-2 2 LOVE IS ALIVE ??? Gary Wright
-3 3 MOONLIGHT FEELS RIGHT ??? Starbuck
-4 10 LET ‘EM IN ??? Wings
-5 11 YOU SHOULD BE DANCING ??? Bee Gees
-6 8 ROCK AND ROLL MUSIC ??? The Beach Boys
-7 7 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE ??? The Beatles
-8 1 KISS AND SAY GOODBYE ??? The Manhattans
-9 13 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE ??? Lou Rawls
10 4 AFTERNOON DELIGHT ??? The Starland Vocal Band

32 33 ANOTHER RAINY DAY IN NEW YORK CITY ??? Chicago

◆2016年2月のライヴから。Another Rainy Day in New York City, Sedona Performing Arts Center, 2/20/16
↓↓↓↓


◆1978年のアルバム「風のストレンジャー」からベイ・シティ・ローラーズの“Another Rainy Day In New York City”。僕はシカゴのカバーかなとずっと思っていたのですが、まったくの別曲でした。エリックとウッディの作品です。いい歌です!この曲の和訳はこちら。
↓↓↓↓



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シカゴX(カリブの旋風)-(紙ジャケSHM-CD) Limited Edition, SHM-CD
シカゴ

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コメント

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カリブの旋風

アルバム「Chicago X カリブの旋風」はよく聴いたアルバムです。いい曲がたくさんありました。
その中でもこの曲「Another Rainy Day In New York City」はシングル向きの曲ではなかったですのでファーストシングルには不向きだったですね。
「If You Leave Me Now」はそれまでの彼らのヒット曲とは全く違うタイプのバラードでしたのでそのヒットには彼らも驚いたのではないでしょうか。

シカゴのバラード

結果的に、シカゴ=ピーター・セテラのバラードとなり、往年のファンがシカゴを去る結果になりましたが、逆にその何倍ものシカゴ・ファンができた、ということなんですね。それでも「If You Leave Me Now」は、ブラス・セクションが活躍するバラードでした。(80年代になるとブラスが入らない曲も出てきますね)

Chicago X のサマーソング

Chicago X は僕も大好きです!Chicago X に入ってるサマーソング「 Scrapbook」の和訳をリクエストします!ノリのいいテリーのギターとロバートのファンキーなボーカルが雰囲気醸し出しています。

夏うただったんですね(^_^;)

コメントありがとうございます!「scrapbook」、夏うただったんですね!(すみません、あまりこの曲印象にありませんでした 汗)
和訳の神様が降臨するのにちょっと時間かかるかもしれません(^_^;)。リクエストされたことを忘れた頃にひょっこりと、、、ご期待せずにお待ちを〜!

懐かしい!

Chicago X、私もよく聴いてた~!懐かしい!アルバム通して聴くのがいいですよね~('∀')
名無しと23の誓いさんと同じで「 Scrapbook」好きでした。なので、和訳リクエストします!

スクラップブック

chicago kidさん、コメントありがとうございます。和訳のリクエストをいただいても、知ってて好きな曲ならよいのですが、僕は歌詞を読むのが好きなだけで、そう語学力があるわけではないので、知らない曲や響いてこない曲は和訳できません。実は僕はこのアルバムで「scrapbook」はあまり印象に残ってなくて、そんなにいい曲だったかなー?と聴き直していました。
歌詞ともにらめっこしました。
フランクザッパやジミ(ジミヘン?)、ビーズボーイズも出てくるんですね。シカゴのメンバーが夏の20日間もの間に、他のアーチストと共演してきた思い出の曲なのかな。なるほど、そんななかで、触発されつつも、自分たちはブラスセクションを持った特異なロックバンドであるルーツを深めた、そんな思い出が、夏が来るとスクラップブックに入った新聞記事のように思い出される、そんなことを思いました。もうしばらくお待ちください。
 そんなわけで、リクエストは公称受け付けてませんので、よろしくお願いします(^_^;)。、