He Don't Love You (Like I Love You) / 恋のシーソー・ゲーム (Tony Orland & Dawn / トニー・オーランド&ドーン)1975



He don't love you,
like I love you
If he did,
he wouldn't break your heart

He don't love you,
like I love you
He's try-in' to tear us apart

彼はきみを愛してない
僕が愛してるようにはね
もし彼がきみを愛してたら
きみの心を傷つけたりはしないよ

彼はきみを愛してないよ
僕がきみを愛するようにはね
彼は僕たちの間を裂こうとしてるんだ

Fare thee well, I know you're leavin'
(I know you're leavin')
For the new love that you've found
The handsome guy that you've been dating, whoa
I got a feelin'
he's gonna put you down 'cause

"元気でね"そう言って
きみは行こうとしてる
(きみは行ってしまうのか)
新しい愛をきみは見つけたんだね
きみがデートしてたのはハンサムな男
僕は思うんだ
アイツはきみを傷つけるって
だって

He don't love you,
like I love you
If he did,
he wouldn't break your heart

He don't love you,
like I love you
He's try-in' to tear us apart

アイツはきみを愛してない
僕が愛してるようにはね
もしアイツがきみを愛してたら
きみの心を傷つけたりはしないさ

アイツはきみを愛してないよ
僕がきみを愛するようにはね
アイツは僕たちの間を裂こうとしてるんだ

He uses all the great quotations
Says the things I wish I could say
Whoa, but he's has so many rehearsals
Girl, to him it's just another play

but wait

偉人の格言なんか持ち出してくるのさ
僕が言えたらなあと思うセリフを口にする
沢山の女の子と"リハーサル"をしてきたんだ
そう アイツにとっちゃただのお遊びなんだ

でも待って...

When the final act is over
And you're left standing all alone
When he takes his bow and makes his exit
Girl, I'll be there to take you home

最後の演技が終了したら
きみは舞台にひとり残されてしまう...
彼が観客に礼をして 舞台を去ったら
ねえ 僕が駆けつけて
きみを家に連れていってあげるよ

He don't love you
(and he never will)
Like I love you
If he did ,
he wouldn't break your heart

Oh, he don't love you, girl,
like I love you
He's try-in' to tear us apart

ヤツはきみを愛してない
(そうさ 決してね)
僕がきみを愛するようにはね
もしそうなら
きみの心を傷つけたりしないはずさ

ああ ヤツはきみを愛してないんだ
僕がきみを愛するようにはね
僕らの間を裂こうとしてるだけなんだ

Whoa, he don't love you....

ああ アイツはきみを愛してないよ...

Writer(s)
Jerry Butler, Curtis Mayfield, Calvin Carter

Fare thee well=farewell=元気で行けよ
put down=1.批判する 2.殺す(動物など)
Take a bow=(劇場などでかっさいに対して)お辞儀をする

Released in 1975
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album
"He Don't Love You, Like I Love You"

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「恋のシーソー・ゲーム」という邦題のこの全米No1曲。アグネス・チャンさんとは別曲です(若い人は知らないよね)今回、和訳で初めて歌詞を味わいました!

邦題からも原題からも三角関係の歌だろうとは想像していたのですが...とある男の一途な恋の物語、ってところでしたね。
 後半、恋愛を「演劇」に例えた歌詞が出てくるのも楽しいですね。
彼は「リハーサル」を沢山してきて、彼女との関係も「一回切りの舞台」。最後の演技が終わったら、きみは舞台に一人取り残される。彼は観客に一礼して去っていってしまう。そこで現れるのがこの僕!きみを家まで送っていってあげるのさ!

 最初は「彼」と冷静に?話していた男が、憎き相手の呼び名を「アイツ」から「ヤツ」と変えていってるのがおわかりでしょうか...(^▽^;)←そういうのは自分で言わないようにした方がカッコイイね。

...でも、ちょっと彼の妄想が激しい感じもあるなあ。彼女に「アイツはきみを捨てるに決まってるよ!」なんて直接言ったら、「サイテー!」とビンタを喰らうような気がする...(-_-;)。

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◆この曲は、元はジェリー・バトラーがインプレッションズ脱退後の初ソロ・シングルとしてリリースした曲でした。ただしタイトルは"He Will Break Your Heart"(邦題:恋には御用心)と違ったものでした。(1960年に全米7位のヒットになっています)

◆何でタイトルが変わったのでしょう?Wikipedia(英語)に書いてありました。

トニー・オーランドがゴールデン・グローブ賞のセレモニーに出席してロビーで待っているときに、フェイ・ダナウェイと彼女の夫であるピーター・ウルフ(J.Geils Bandのボーカリスト)が待ち時間を過ごすのに60年代のいろいろなR&Bの曲を歌っていました。そのなかに バトラーの歌った "He Will Break Your Heart"があったのです。トニーもその曲が気に入って、2人もトニーに曲の次のアルバムに入れたらどうか、と勧めました。

そこでトニーがこの曲の作者であるカーティス・メイフィールドに許可を得ようと連絡したところ、「タイトルを変えるならOK」と条件付きで了解を得た、というわけだそうです。
なかなか面白いエピソードですね!

◆1977年7月22日にトニー・オーランド&ドーンの音楽は突然終わりを告げました。観客の前で突然話し出したトニーに、観客だけでなく、コーラスメンバーのテルマ・ホプキンスとジョイス・ヴィンセントもびっくりしたそうです。
「今日限りに歌手をやめます。イエス・キリストの名においてショウ・ビジネスをやめます。私には家族のための時間がもっと必要なのです」トニーには脳性マヒの妹ロンダがいたのですが彼女が21歳で死去、親友のフレディが自殺、そうした悲劇が続いて、トニーの心はボロボロになっていました。マネージャーのフランクは「トニーは心の底から嘆いていました。彼はおびえていて、私たちも皆おびえていたのです」と語っています。
 5カ月ブランクを置いてトニーは「復帰」しましたが、ドーンの復活はありませんでした。メンバーだったテルマは今でも女優として活躍、ジョイスは姉妹のパメラと一緒に歌手活動を続けています。

LA-Tony-Orlando-Salute-2.jpg
2010年に再結成したときのショットです!

◆"恋のシーソー・ゲーム"が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 3rd May, 1975

おおっ1位から3位は日本ではあまり知られていない名曲揃いだなあ。7位アースのシャイニング・スターが勢いいいな(次のNo1曲ですね)。9位はレオの名曲「乾いたワイングラス」。思わず踊りたくなる!? 10位はカーペンターズ「オンリー・イエスタディ」。1位になってもおかしくない名曲でした(最高位4位)。

-1 3 HE DON’T LOVE YOU (Like I Love You) ??? Tony Orlando and Dawn
-2 1 (Hey Won’t You Play) ANOTHER SOMEBODY DONE SOMEBODY WRONG SONG ??? B.J. Thomas
-3 7 BEFORE THE NEXT TEARDROP FALLS ??? Freddy Fender
-4 2 PHILADELPHIA FREEDOM ??? The Elton John Band
-5 6 CHEVY VAN ??? Sammy Johns
-6 14 JACKIE BLUE ??? The Ozark Mountain Daredevils
-7 11 SHINING STAR ??? Earth, Wind and Fire
-8 10 WALKING IN RHYTHM ??? The Blackbyrds
-9 12 LONG TALL GLASSES (I Can Dance) ??? Leo Sayer
10 21 ONLY YESTERDAY ??? The Carpenters

◆トニーとテルマとジョイス!、2005年のリユニオンコンサートの模様です。
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◆やっぱりこの曲、ポップスの永久のスタンダード曲です。「幸せの黄色いリボン」。めった和訳はこちら
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◆この曲がオリジナル。Jerry Butlerの"He Will Break Your Heart"。
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◆あったなあ!思い出したぞ。アグネス・チャンさんも「恋のシーソー・ゲーム」という歌を歌ってた(別曲です)。このYoutubeは映像だけアグネスで、男の方が裏声で歌っているようです...お疲れ様でした!(^▽^;)

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(この記事で参考にしたページ)
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下(音楽之友社)
・Wikipedia He Don't Love You
(この曲を購入)amazon.co.jp
Definitive Collection CD, Import
Tony Orlando & Dawn

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確か湯川さんのAT40で坂井さん?が「he don't love youは文法的に誤り」と。「そうだな」と思って40数年、これを機に検索してみたら方言の様なものだったんですね。番組中ちょうど受信状態が悪くなった時に何らかの答えがあったかもしれません。スポニチで湯川さんの「我が道」やってますね。
この週2位の「心にひびく愛の歌」いいですね。シングルレコードの解説は小倉エージさんでした。3位の「涙の雫」はリクエストコーナーで石田豊さんが”途中スペイン語で歌ってましたねっ”と言いましたが、「ねっ、って言われてもわかんねーよ」と突っ込んだ記憶が(笑)当時中学生だし。いや未だに分かんないけど…
6位の曲も何気に好きでしたが、80年代におっOMD復活ヒット?はオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークだったり…

ラリーリー

ノッチMRNGさん、いろんな想い出をありがとうございました!受験生に「He don,t love you」なんて言ったら、「doesn't」でしょ!と怒られちゃいますね!
OMDのドラムのラリーリーは「波の数だけ抱きしめて」などAORのブームのなかで「ロンリーフリーフリーウェイ(Don't talk)」が人気ありましたね。
和訳は「ラリーリー めった 検索」でしょ!どうぞ(((^_^;)。