Something In The Way She Moves / 彼女の言葉の優しい響き (James Taylor / ジェイムス・テイラー)1968



Something in the way she moves,
thatlooks my way and calls my name
that seems to leave
this troubled world behind.

彼女の仕草のなかの何かが
僕の方を見て 僕の名前を呼ぶんだ
この混乱した世界なんか
置き去りにしてしまうようさ

And if I'm feeling down and blue
or troubled by some foolish game,
she always seems
to make me change my mind..

僕が落ち込んで滅入っているときや
馬鹿げたゲームに困ってるときは
彼女がいつも
僕の気持ちを切り替えてくれるみたいだ

And I feel fine anytime
she's around me now,
she's around me now
almost about all the time.

And if I'm well you can tell
she's been with me now.
She's been with me now 
quite a long, long time
and I feel fine.

いつだって明るくなれるんだ
彼女がいてくれるなら
彼女がそばにいてくれるよ
ほとんどいつだってね

僕がもし元気でいられるのなら
それは彼女が僕のそばにいてくれるから
彼女がずっとずっと長く
僕のそばにいてくれるから
僕は明るい気持ちになれるんだ

Every now and then
the things I lean on lose their meaning
and I find myself careening in places
where I should not let me go.

ときどき
僕が頼りにしてたものたちがその意味を失い
自分が揺れながら走ってることに気付くんだ
行ってはいけない場所を目指してるんだ

She has the power to go
where no one else can find me
and to silently remind me
of the happiness and the good times
that I know,
and then I just got to know them

彼女には力があるのさ
誰にも僕を見つけられないのに
彼女は僕を見つけることができて
静かに思い出させてくれるんだ
“幸せ”とか“楽しいこと”なんかをね
僕が知ってるはずのこと
そして知ってなきゃいけないことを

It isn't what she's got to say
but how she thinks
and where she's been.
To me
the words are nice the way they sound.

それは彼女が口にしなきゃいけないことじゃなく
彼女がどんな風に考えて
どこに行ってきたかとか
僕にとっては
そうした言葉は心地よい響きがするのさ

I like to hear them best that way,
it doesn't much matter what they mean.
she says them mostly just to calm me down

こんな風に彼女の言葉を聞けるのが
最高に好きなんだ
どんな意味だろうと大した意味は持たないよ
彼女はたいていは僕を落ち着かせてくれようと
話してくれるのさ

And I feel fine anytime
she's around me now,
she's around me now
almost about all the time.

And if I'm well you can tell
she's been with me now.
She's been with me now
quite a long, long time
Yes and I feel fine.

いつだって明るくなれるんだ
彼女がいてくれるなら
今彼女がそばにいてくれるよ
ほとんどいつだってね

僕がもし元気でいられるのなら
それは彼女が僕のそばにいてくれるから
彼女がずっとずっと長く
僕のそばにいてくれるから
そうさ 僕は明るい気持ちになれるんだ…

Writer:James Taylor

every now and then =時々、時折
careen=傾く,かしぐ.(左右に揺れながら)疾走する

Released in 1968
From the Album “James Taylor”

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 この曲との出会いはジェイムス・テイラーのグレイテスト・ヒッツのアルバムです。真っ白なジャケットに「James Taylor」と曲目が黒い字で掲載されたシンプルなアートワーク。この曲はその1曲めに収録されていました。

◆タイトル「Something In The Way She Moves」...このフレーズを耳にしたら、あれっ?と思い出しませんか?そうです。ビートルズの晩期、ジョージ・ハリスンの才能が開花した曲"Something"の歌詞の出だしのフレーズですね。ジェームズのこの曲はジョージ(ビートルズ)の「サムシング」にインスパイアされた、という曲です。

◆彼女の仕草の魅力的な何か...そう「何か(sometheing)」はなかなか何なのか言葉にはできないんだけど、「何か」がある。愛を感じてる相手にはこんなこと、ありますよね。ジョージが「Something」で歌ったこのフレーズにジャイムスはやっぱり「何か(Something)」を感じたんですね。邦題も「彼女の言葉のやさしい響き」というなかなか素敵なものがついています。

◆曲の背景を調べていて、一つおもしろい話がありました。ジェイムスは68年にイギリスに渡り、彼のデビューアルバムはアップル・レコードから出されています。

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デビューアルバム収録の「キャロライナ・イン・マイ・マインド」でポール・マッカートニーがベースで参加してるという話ですが、そんな背景もあったんですね。ジェイムスはアップルとの契約をする際に、オーディションとしてポールにデモを聴かせているのですが、この時聴かせたのが、この"Something In The Way She Moves"ということです。この話は、2015年のアポロシアターのステージでジェイムスが紹介したそうです。
しかしジェイムスのデビュー盤はアップルレコードのプロモート不足もあって注目されず、契約は1枚で終了、ジェイムスもドラッグにはまっていきます...(-_-;)。(その後、ジェイムスはその後、アメリカに戻り、ワーナーとの契約を取り付けます)

◆キャロル・キングとの共演。 Live at the Troubadour - 2007
↓↓↓↓


◆2011年くらいのライヴから。ジェイムズは若いときと声がさほど変わっていないよな…。
↓↓↓↓


(この曲を購入)amazon.co.jp
James Taylor: Greatest Hits Import, CD
ジェイムス・テイラー

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国内盤には「輝きと誇り」という邦題がついていたんですね。


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