I'm Not Lisa / アイム・ノット・リサ (Jessi Colter / ジェシー・コルター) 1975



I'm not Lisa,
My name is Julie
Lisa left you years ago

My eyes are not blue,
but mine won't leave you
Till the sunlight has touched your face

アタシはリサじゃない
アタシの名前はジュリー
リサは何年か前にあなたを捨てたひと

アタシの瞳はブルーじゃないけれど
あなたから決して離れない
太陽の光があなたの顔に
やさしく触れるまでじっと見てるのよ

She was your morning light
Her smile told of no night
Your love for her grew
With each rising sun

彼女はあなたの朝の光だった
彼女が微笑むと夜は来なかった
陽がのぼるたび
あなたの彼女への愛は成長していった

And then one winter day,
his hand led her away
She left you here drowning in your tears
Here, where you've stayed for years
Crying, Lisa, Lisa

それでもある冬の日に
"彼"の手が彼女を連れ去ってしまったわ
彼女は涙の海に溺れるあなたを置き去りにして
あなたはここで何年も動かずに
リサ、リサ…と泣いていたの

I'm not Lisa
My name is Julie
Lisa left you years ago

My eyes are not blue,
but mine won't leave you
Till the sunlight has touched your face,
I'm not Lisa

アタシはリサじゃない
アタシの名前はジュリー
リサは数年前に去っていたひと

アタシの瞳はブルーじゃないけど
あなたから目を離さない
太陽の光が
あなたの顔にやさしく触れるまで

アタシはリサじゃないの…

Songwriters COLTER, JESSI
Lyrics © Universal Music Publishing Group

tell of=話す,伝える,物語る,示す
lead somebody away=連れ去る〉・連れて行く

Released in 1975
US Billboard Hot100#4
From The Album"I'm Jessi Colter"

Im not lisa

愛する彼の元カノの名前が「リサ」。彼にとって「リサ」の想い出を忘れて、ジュリーと向かい合うまでにはまだ時間がかかるかもしれません。でも、確かにリサは彼の太陽のような存在ではありましたが、彼女も太陽が彼の顔を照らし出すまでずっと温かく見守ります。そんな優しいジュリーの恋が上手くいってほしいですね。

僕は和訳する前までは、"I'm Not Lisa、My Name Is Julie…"は実際にジュリーが口にしたセリフなのかなと思ってましたが、今はまだ口にはせず、ジュリーが心のなかで"早く気づいて…!"と言っているセリフのように思います。

◆1975年はまだ僕はラジオ番組「全米トップ40」を聞いたり、聞かなかったり。昼間部活のあった中学生は夜の11時や12時にはコテッと寝ちゃいますよね(^▽^;)。何回かラジカセをタイマー録画したこともあるのですが、ラジオ関東はチューニングがうまくいかず、人的に調節が必要でした。録音したつもりで翌日日曜に聴いてみたら…雑音しか録音されていない…ということもありましたね。
ですからこの曲はリアルタイムでは覚えていません。ただ番組のスペシャルプログラムで湯川さんか坂井さん、もしかすると矢口清治さんの誰だったかまでは記憶ありませんが、この曲を紹介してくれました。人の名前がつく曲の特集?だったかな…?女の人の名前がついた歌なのでしっかりインプットできました。CDをゲットしたのはライノの「Have A Nice Day」シリーズのNo15でしたね。当時、「あめりかん・ぱい」のお店が水道橋にあったときに買ったのを覚えています。(Run,Joey,Runも欲しかったので、No15は即買い!でした)

◆ジェシ―はアリゾナ州フェニックス生まれの女性カントリー・シンガー。おやっ?ジェシー・コルターは本名じゃなくて、本名は Miriam Johnsonさんというようだな。カントリーの大御所ウェイロン・ジェニングスとの結婚(1969年)を機に名前も一新したとのこと。1970年にアルバム「A Country Star is Born」でデビュー。その後、セカンドアルバム"I'm Jessi Colter"を夫ウェイロンのプロデュースでリリース。"I'm Not Lisa"が大ヒットしました。

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「アイム・ノット・リサ」の日本盤シングルジャケットには「オリビア・ニュートン・ジョンに続く女性歌手の新しい星!!」と書いてあるぞ。

◆ジェシーの旦那さんはカントリーの大御所ウェイロン・ジェニングスでした。ウェイロンは2002年に既に天に召されていますが、生前は4回結婚しています(合計6人のお子さん)。2人は1969年に結婚、ジェシーは2回目の結婚、ウェイロンの4番目の奥さまでした(^▽^;)。

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 ウィキペディアによるとウェイロンのドラッグや薬物の乱用により離婚寸前までいったのですが、ウェイロンの死によって離婚はせずに済んだ...とされているようです(-_-;)。
ジェシ―のヒットシングルは"I'm Not Lisa"1曲(What's Happened to blue eyes が1975年最高位57位)。彼女のOffical Webサイトを見ると、2010年に Bob Corritore というミュージシャンと、ウェイロンとの間に生まれた息子Shooter Jenningsと共演したりしたそうです。その後の更新はないよう?ですが、元気に歌ってくれているのかな。

◆“I'm Not Lisa”が最高位4位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 21st June, 1975

アメリカ「金色の髪の少女」が首位を1週で転落。キャプテン&テニール「愛ある限り」(ニール・セダカ作)がトップに躍り出ます。でもすごいチャートだなあ。トップ10内にトップ10圏外から3曲も登場。3位「ワイルドファイア」はいい曲でした(:_;)。7位"ドゥザハッスル!"、9位「あの娘におせっかい」ですね。しかしキャプテン&テニール強し。4週No1を続けます。この週2位のリンダ「いつになったら1位になれるのかしら」じゃない「いつになったら愛されるかしら」は2位止まりで残念。その後の1位はポール→ヴァン・マッコイ→イーグルス(呪われた夜)が各1週交代。

-1 2 LOVE WILL KEEP US TOGETHER –•– The Captain and Tennille
-2 3 WHEN WILL I BE LOVED / IT DOESN’T MATTER ANYMORE –•– Linda Ronstadt
-3 12 WILDFIRE –•– Michael Murphey
-4 6 I’M NOT LISA –•– Jessi Colter
-5 7 LOVE WON’T LET ME WAIT –•– Major Harris
-6 1 SISTER GOLDEN HAIR –•– America
-7 29 THE HUSTLE –•– Van McCoy
-8 10 GET DOWN, GET DOWN (Get On the Floor) –•– Joe Simon
-9 22 LISTEN TO WHAT THE MAN SAID –•– Wings
10 11 CUT THE CAKE –•– The Average White Band

◆こちら"I'm Not Lisa"のスタジオヴァージョン。ピアノでしっとりと歌います。
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◆ナッシュビルでの、ウェイロンとウェイロン・ブルース・バンドのファイナルコンサート(2000)のゲストは…奥様のジェシー!2人で "Storms Never Last"を歌います。
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◆上のコンサートにて。ジェシーのヒット"I'm Not Lisa"!
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Jessi Colter
・ただ1曲のスーパーヒット 1968~1984 (音楽之友社)
・「レコードジャケットを見る楽しさ
ジャケット写真はこちらから拝借させていただきました。

(この曲を購入)amazon.co.jp
Vol. 15-Have a Nice Day! Import
Super Hits of the 70's

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-1. I'm On Fire
-2. Fallin' In Love
-3. Black Superman-'Muhammad Ali'
-4. I'm Not Lisa
-5. At Seventeen
-6. Run Joey Run
-7. Rocky
-8. Eighteen With A Bullet
-9. Sky High
10. Saturday Night
11. Convoy
12. You Sexy Thing

アーチストは、以下の通り!
1.Dwight Twilley Band 2.Hamllton Joe Frank&Reynolds 3.Johnny Wakelin&The Kinshasa Band 4.Jessi Colter 5.Janis Ian 6.David Geddes 7.Austin Roberts 8.Pete Wingfieid 9.Jigsaw 10.Bay City Rollers 11.C.W.McCall 12.Hot Chocolate

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コメント

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No title

旦那のウェイロンは野太い声で男らしい感じ。
けっこう聴きました。"Rock 'n' Country"なんて称してましたね。

「こずえの深夜営業」というラジオ番組でよくかかって他曲です。
この曲の歌詞、なんとなく「5番街のマリー」を思い出します。立場はちょうど逆みたいですけど。

物語ですね

むむっ、この曲と「五番街のマリー」かあ。マリーをジュリーに置き換えると?
アイムノットリサの物語の男は、この後、ジュリーと五番街で暮らしていたが、リサを忘れられず、リサの元へ帰る。でもジュリーという娘と遠い昔に暮らし悲しい思いをさせたそれだけが気がかり。今がとても幸せなら寄らずにほしい。でも、これだとジュリーが悲しすぎるなあ。