I Wouldn't Want To Be Like You / 君は他人 (The Alan Parsons Project / アラン・パーソンズ・プロジェクト)1977



If I had a mind to
I wouldn't want to think like you
And if I had time to
I wouldn't want to talk to you

もし私に心があったとしても
あなたのように考えたりしたくない
もし私に時間があったとしても
あなたと話してみたいとは思わない

Oh, oh, I don't care
What you do
I wouldn't want to be like you

ああ 私は気にしません
あなたが何をしようと
私はあなたみたいにはなりたくない

If I was high class
I wouldn't need a buck to pass
And if I was a fall guy
I wouldn't need no alibi

もし私が上流社会にいたとしても
誰かに責任を負わせたりはしません
もし私が割を食う立場であったとしても
言い逃れなどしません

I don't care
What you do
I wouldn't want to be like you

私は気にしません
あなたが何をしようと
私はあなたのようになりたくはないから

Back on the bottom line
Diggin' for a lousy dime
If I hit a mother lode
I'd cover anything that showed

社会の底辺まで戻って
薄汚い小銭でも探します
もしお金になることを掘り当てたなら
私は何も見えないよう隠してしまいます

I don't care
What you do
I wouldn't want to be like you

I don't care
What you do
I wouldn't wanna
I wouldn't want to be like you
I wouldn't want to be like you

私は気にしません
あなたが何をしようとしまいと
あなたのようになりたくないのです

私は気にしません
どうぞお好きなように
私はなりたくないのです
あなたのようになんて
あなたのような人間には
ワタシハナリタクナイノデス、、、

Songwriters
PARSONS, ALAN / WOOLFSON, ERIC
Lyrics © Universal Music Publishing Group

buss=責任.
cf.pass the buck 責任転嫁する
fall guy=身代わり、だまされやすい人
lousy=汚らしい、いやな,あさましい.
mother lode=主鉱脈,主脈,利益になる源泉

Released in 1977
US Billboard Hot100#36
From The Album"I Robot"

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アラン・パーソンズ・プロジェクトの「私はロボット(I Robot)」。ヒプノシスの描いたアルバム・ジャケットも印象的でした。SF好きのアラン・パーソンズが米の作家であるアイザック・アシモフの「われはロボット(I,Robot)」(1950年刊行)をモチーフに作り、コンセプトとして近未来への警鐘を鳴らしたアルバムです。

◆このアルバムからの1stシングルが「君は他人」でした。トップ40には3週くらいしかいなくて最高位36位でしたが、印象的な曲だったのでよく覚えています。邦題も「君は他人」とSFチックですが、原題は"I Wouldn't Want To Be Like You"(きみのようにはなりたくない)です。歌詞の主人公は"ロボット"で、ロボットが「きみ(人間)のようにはなりたくない」と歌っているのもシュールですね・・・(-_-;)。

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◆アシモフの「われはロボット」ですが、鉄腕アトムにも出てきた"ロボット工学三原則"が定式化された作品ですね。
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(第一条)
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

(第二条)
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

(第三条)
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。


はい、この「三原則」を守らなければならないとプログラミングされた心を持っているロボットの「本音」を聞いてみたら、おそらくこの曲の歌詞のようなことをロボットは思っているのかもしれませんね…。

◆アラン・パーソンズは、曲によってボーカリストを分けていますが、この曲を歌ったレニー・ザカテク(Lenny Zakatek)は、プロジェクトの作品のなかでアップテンポの曲のボーカルを務めてるアーチストですね。"I Wouldn't Want To Be Like You"のほかにも "Games People Play", "You Don't Believe"、"Damned If I Do"なども彼がボーカルをとっています。レニーは当時クイーンのベーシストのジョンなどとも親交があったようですね。今でもライヴ活動などを精力的に行っているようですよ。

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◆この曲のPVです。CG技術のなかった頃のものなので笑えるけど、不気味な感じでいっぱいです。
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◆The Alan Parsons Project Live In Milano 2004 07 I Wouldn't Want To Be Like You
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◆アルバム"I Robot"のA面ラストはきれいなバラード曲"何も見たくない(Don't Let It Show)".全米では最高位92位でした。ボーカルはDave Townsendです。
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◆アシモフの「I,Robot」は2004年にウィル・スミス主演で映画化されました。この映画も同じ顔したロボットが沢山いて、ちょっと不気味でしたね。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia I Robot
・Snow Records.jp
・ストレンジ・デイズ 2016年2月号

(この曲を購入)amazon.co.jp
I Robot CD, Import
アラン・パーソンズ

I robot

(The Alan Parsons Project)
Time / タイム 1981
Eye In The Sky / アイ・イン・ザ・スカイ 1982
Don't Answer Me / ドント・アンサー・ミー 1984

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コメント

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アラン・パーソンズ

この曲、そういえば3週しかチャートインしていなかったのですね。でも妙に心に残っています。当時、この曲のようなプログレ系の曲がエントリーすることはめったにありませんでしたね。
アラン・パーソンズにはその頃もう1曲「(The System of) Doctor Tarr and Professor Fether」という曲が2週間チャートインしていました。こちらも結構印象に残っています。

エドガー・アラン・ポー

星船さん、ありがとうございます。僕はあまり記憶ないのですが、エドガー・アラン・ポーを、モチーフにしたアルバムの“タール博士とフェザー教授の療法”ですね。シングル向きではなかったんでしょうね。このアルバムがあって、次の作品が“Í robot”だったんですね。