Sweet Seasons / スウィート・シーズンズ~夢多き年ごろ (Carole King / キャロル・キング)1972



Some times you win
Some times you lose
And sometimes the blues just get a hold of you
Oh, just when you though you had made it

うまくいくときもあれば
そうでないときもある
時にはユーウツな気持ちでいっぱいで
ああ うまくいった!と思ったとたん
ダメになってしまうこともある

All around the block people will talk
But I wanna give it all that I've got
I just don't want,
I don't wanna waste it

まわりの人たちがいろいろ話してるけど
私は自分の得たものに賭けてみたいの
そうしたいからじゃなくて
無駄にしたくないだけなの

Talkin' 'bout
Sweet seasons on my mind
Sure does appeal to me
You know, we can get there easily
Just like a sailboat sailin' on the sea

話しましょうよ
あたしの心の“素敵な季節”について
本当に魅力的な時期なのよ
わかるでしょ
その季節はいつのまにか訪れてるの
まるで海を漂うセイリング・ボートのようにね

Sometimes you win,
Sometimes you lose
And most times, you choose between the two
Oh, wonderin', wonderin' if you have made it

うまくいくときもあれば
そうでないときもある
たいていの場合
人はその二つからどちらかを選んでる
ああ 何かをやり遂げるときまで
悩みに悩むのよ

But I'll have some kids and make my plans
And I'll watch the seasons running away
And I'll build me a life in the open,
a life in the country

でもあたしは子どもを何人か産みたいし
計画を立てるの
何年かの季節が過ぎていくのを見て
開放的に人生を送るのよ
どこかの田舎で暮らしてね

I'm talkin' 'bout
Sweet seasons on my mind
Sure does appeal to me
You know, we can get there easily
Just like a sailboat sailin' on the sea

私が話してるのは
心にある“素敵な時代”のこと
青春のとても魅力的な時期のこと
私たちは気づかないうちに
そこにたどり着いているのよ
海に浮かんだセイルボートのように…

Songwriters
KING, CAROLE / STERN, TONI
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC

Released in 1972
US Billboard Hot100#9
From The Album"Carole King:Music"

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大ヒットアルバム"つづれおり(Tapestry)"に続くアルバムをリリースするのは、きっとキャロルも緊張していたかと思いますが、作品自体はのびのびと明るいトーンでまとめられましたね。アルバム・タイトルは"キャロル・キング・ミュージック"。国内盤邦題では「キャロル・キング・ミュージック第3集」と名付けられました。

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◆"Music"という言葉をタイトルにしたことからも、別な意味での彼女の自信作なんだろうな。タイトル曲"Music"の歌詞は、

Music is playing inside my head
Over and over and over again
My friend, there's no end to the music...

となっています。"音楽が私の頭のなかで何度も何度も繰り返される。終わりなんてないのよ…。"
アルバムジャケットも、ピアノに向かうキャロルの表情には明るさや幸せな感じが伝わってきます。

◆そのアルバムのなかでも、とりわけ明るい印象のある"Sweet Seasons"。キャロルの人生への前向きな想いも感じます。
"Sweet Seasons"...ってどう訳すかな。なんか日本語にするとちょっと意味から遠ざかってしまうように思います。"若いって素晴らしい"この時を大切にしなきゃ...キャロルのそんな想いが"Sweet Seasons"に込められていますよね。海に浮かんだセイルボートはいつのまにかそこにあり、ふっとした瞬間にもう視界から消えているような、そんな大切な瞬間なんですね。邦題"スウィート・シーズンズ"には副題として"夢多き年ごろ"としていますが、これはナイス!だと思います。

1942年生まれのキャロルはこのとき30歳かあ。彼女の"Sweet Seasons"はまだ続いていたのかな。20代を振り返りつつも、30代に入った私。まだまだやりたいことがあるのよ、っていう意志の表れだったのかもしれません。

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◆ところで、"Sweet Seasons"は"映画の主題歌になったこともあって全米9位まで上昇した"と雑誌のこの曲の解説に書かれていたのですが、この映画のタイトルが色々調べてみてもわかりません…。シングルのB面収録曲「ポケット・マネー」は、当時はアルバム未収録としてレア曲扱いだったのですが、リマスターCDはボーナストラックとなりました。この曲はポール・ニューマン主演の映画「Pocket Money」の主題歌ということはわかったのですが、"Sweet Seasons"も「Pocket Money」に使われたのかな?知ってる人、教えてください…m(__)m

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◆2010年4月にジェイムズ・テイラーとのジョイントで来日してくれました。僕はちょうどこの頃仕事が忙しくて聴きにいけなかったんだよな。セットリストがこちらのページに載っていますが、この"Sweet Seasons"をはじめとして2人のヒット曲満載じゃないですか。また来てくれないかな。

◆"Sweet Seasons"が最高位9位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 4th March, 1972

ニルソン"Without You"が4週連続No1でカーペンターズ「Hurting Each Other」の前に立ちふさがりました。この週トップ10入りをした7位ニール・ヤング「孤独の旅路」が翌週2位に。そして首位に立ちます。

-1 1 WITHOUT YOU ??? Nilsson
-2 2 HURTING EACH OTHER ??? The Carpenters
-3 3 PRECIOUS AND FEW ??? Climax
-4 5 DOWN BY THE LAZY RIVER ??? The Osmonds
-5 8 EVERYTHING I OWN ??? Bread
-6 7 THE LION SLEEPS TONIGHT (Wimoweh) ??? Robert John
-7 13 HEART OF GOLD ??? Neil Young
-8 4 LET’S STAY TOGETHER ??? Al Green
-9 10 SWEET SEASONS ??? Carole King
10 14 BANG A GONG (Get It On) ??? T. Rex

◆Boston Strong - Carole King & James Taylor - "Sweet Seasons" - LIVE Live, May 30, 2013
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◆シングルのB面は"Pocket Money".
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◆音楽が何度も頭のなかで繰り返すの。音楽に終わりはないわ…アルバムタイトル曲"Music".
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Carole King:Music
・雑誌「レコード・コレクターズ」1995年1月号""キャロル・キング"特集

(この曲を購入)amazon.co.jp
Carole King: Original Album Classics CD, Import, Box set
キャロル・キング

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「Writer」「Music」「Rhymes & Reasons」「Fantasy」「Wrap Around Joy」の5枚組です。(「Tapestry」"つづれおり" は入っていません...!)

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コメント

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No title

この曲、結構好きです。
ライブの動画で見ると、この人のヴォーカルって、かなりロックしてますね。
80年代ぐらいのライブのJazz Manの動画を見たら、ピアノをたたくように演奏しながら激しくロックンロールしてました。
明るくて、肩が張らない程度の前向きな歌詞がいいですね。

味わいあります

demaさん、コメントありがとうございます。キャロルキングは訳していて味わい深いアーチストです。特にこの曲を歌った時のキャロルの年歴を確認したら、より意味合いが湧いてきました。“つづれ織り”が等身大のキャロルと背伸びしたちょっとキャロルの両方がいるように思えますが、この曲は歳相応〜ちょっと若めかな!?

10年ぐらい前の競馬の入場曲でした

それでキャロルキングを思い出し、最近CDを買いました。中学時代に当時硬派なロックが好きだった私は、キャロルキングを好きだった女子を馬鹿にしていましたが、謝りたい気持ちです。

中学校はやっぱり女子のほうが

とびかとさん、競馬の入場曲って、これまたすごいところでキャロルがかかったんですね(笑) 中学の同窓会とかないんですかね。何年もの時を経て、謝って、音楽談義ができたら楽しそうですね。キャロルが好きって、中学校の女子の方がやっぱりませてるものなのかな…。