Kid / 愛しのキッズ (Pretenders / プリテンダーズ)1979



Kid
what changed your mood
You've gone all sad
so I feel sad too
I think I know
some things we never outgrow

坊や
何があなたの気分を変えたの?
あなたはすっかり悲しくなってしまって
私も同じように悲しいの
わかってるわ
逃れられないほど
苦しいものってあるのよね…

You think it's wrong
I can tell you do
How can I explain
When you don't want me to

"そんなのおかしい"って思うでしょ
あなたがそう思うのってわかるわ
でも私は説明してあげられないの
だってあなたは
私にそうしてほしくないでしょ...

Kid
my only kid
You look so small
You've gone so quiet
I know you know what I'm about
I won't deny it

坊や
私のたった一人の坊や
とてもおとなしくなっちゃったみたい
そしてとても無口になってしまった
あなたもわかってるでしょ
あたしがやろうとすることは
私は否定しないわ

But you forgive
though you don't understand
You've turned your head
You've dropped by hand

でもあなたは許してくれるのね
たとえ頭で理解できなくても
あなたは顔をあっちに向けて
私の手から離れてしまった…

All my sorrow,
All my blues
All my sorrow

とても悲しい
とっても憂うつなの
悲しい気持ちでいっぱいよ…

Shut the light,
Go away
Full of grace,
You cover your face

光りをさえぎって
あなたは行ってしまう
あなたはこんなに素敵なのに
顔を隠してしまうのね…

Kid
gracious kid
Your eyes are blue
but you won't cry
I know angry tears are too dear
You won't let them go

坊や
やさしい坊や
あなたの瞳はブルー
でも泣き叫んだりはしない
わかってるわ
怒りの涙こそとても愛しいの

あなたはそんな涙は
流したりはしないのね…

Oh Ooo oh・・・

Writer(s) Chrissie Hynde

outgrow=~より大きくなる.~の苦しみから逃れる
full of grace =[優雅さ]に満ちて[あふれて]ている -
gracious=(偉い人が下の者に対して寛大な心で)丁重な,親切な,やさしい

Released in 1979
UK Single Charts#33
From The Album"Pretenders"

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プリテンダーズを知ったのは「全米トップ40」ではなく「全英トップ20」でした。1979年に「Stop Your Sobbing」でデビュー。続く「Kid(愛しのキッズ)」、そして「Brass In Pocket」で全英を制覇。満を持して翌年の1980年「Brass In Pocket」で全米デビューをします。(全米14位)。そんなに聞き込んだバンドではないのですが、全英にて知っていたバンドで、アメリカより日本で先にレコード会社もプッシュしていた記憶があります。この「愛しのキッズ」などもラジオでよくCMが流れていたように思います。
ですので"Brass In Pocket"がビルボードチャートに入ってきたら、"「ふっふっふ、アメリカよ、ようやくプリテンダーズの良さがわかったか」などと、神の視点に立って(!)喜んでおりました。
ですので「Kid」はイギリスと日本ではシングルになりましたが、アメリカではシングルになっていないんですね。

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◆"Kid"をリリースしたときにはクリッシーは28歳。まだお子さんはいませんでしたが(クリッシーは1981年、キンクスのレイ・デイヴィスとの間に第一子が生まれます)、ミュージシャンとしては遅咲き。それ故に、クリッシーの"Kid~"の歌声は、本当の「坊や」じゃないにしても、年上のお姉さんから呼びかけられた気がするティーンの男どもは沢山いたことでしょうね!

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ですので「Kid」は「坊や」と訳してますが、年上女性から見た「年下の男」への愛情のこもった呼びかけなんだろうと思います。
若さ故が取り柄のような若い少年にとって、現実や社会を知ることはときに辛く、また理不尽なことを目の前にしたら憤慨をします。でも年上のねーさんは人生の先輩として諭すようなことはしません。「あなたが涙を必死にこらえてることを私だけは知っているからね」…。ハイ、こんなオネエサン欲しかったですねえ~(^▽^;)。

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シングル"キッズ"のプロモート用のPOPにはこんなものも作られていたようですね。
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◆クリッシーはいまは64歳。Facebookを見ても今はライヴは行っていないようで、ちょっと残念。日本には1982、1984、1987、2004、2006年度来てくれていました。もう1回観たいアーチスト、バンドですね。

◆1981年ドイツでのライヴから。
↓↓↓↓


◆ライヴでの“Kids”。
↓↓↓↓


◆"Everything But The Girl"のカバー"Kid"です。1985年のアルバム"Love Not Money"に収録。プリテンダーズようなロックのリズムではなくボーカルとアレンジで聴かせます。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia プリテンダーズ

(この曲を購入)amazon.co.jp
Pretenders 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET CD, Import, Box set
ザ・プリテンダーズ

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「Pretenders」「PretendersⅡ」「Learning To Crawl」「Get Close」「Last Of The Independents」の5枚組が\2,530!

(The Pretenders)
Stop Your Sobbing / ストップ・ユア・ソビング 1979
Brass In Pocket / 恋のブラス・イン・ポケット 1979
Don't Get Me Wrong / ドント・ゲット・ミー・ロング 1986
I'll Stand By You / スタンド・バイ・ユー 1994

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