Out On The Weekend / 週末に (Neil Young / ニール・ヤング) 1972



Think I'll pack it in
and buy a pick-up
Take it down to L.A.

考えてるんだ
もう止めにして
ちっちゃいトラックを買って
L.Aまで乗っていこうって

Find a place to call my own
and try to fix up.
Start a brand new day.

自分の居場所と呼べる場所を見つけて
落ち着こうと思うんだ
新しい生活を始めよう

The woman I'm thinking of,
she loved me all up
But I'm so down today

僕がずっと思っている女性
彼女は僕をとても愛してくれた
でも今日
僕はすっかり落ち込んでるのさ

She's so fine,
She's in my mind.
I hear her callin'.

彼女はとても素敵なひとで
僕の心のなかにいるんだ
今も彼女が呼ぶ声が聞こえるよ

See the lonely boy,
out on the weekend
Trying to make it pay.

孤独なアイツを見てみろよ
週末にひとりぼっちさ
何かを償おうとしているのか

Can't relate to joy,
he tries to speak and
Can't begin to say.

楽しいことなんてあるはずもなく
何か話そうとするけれど
いっこうに言葉が出てこないのさ



She got pictures on the wall,
they make me look up
From her big brass bed.

彼女が写真を壁に貼ってるから
僕は思わずそれを見上げる
彼女の大きな真鍮製のベッドから

Now I'm running down the road
trying to stay up
Somewhere in her head.

いま僕は道を駈け下りている
とどまろうとしているんだ
あの娘の頭のなかのどこかにね

The woman I'm thinking of,
she loved me all up
But I'm so down today

僕の心にいる女性
彼女は僕をとても愛してくれた
でも今日 僕はすっかり落ち込んでるのさ

She's so fine
She's in my mind.
I hear her callin'.

彼女はとても素敵だったし
僕の胸のなかにいるんだ
彼女が呼ぶ声が聞こえる

See the lonely boy,
out on the weekend
Trying to make it pay.

孤独なアイツを見てみろよ
週末にひとりぼっちさ
何かを償おうとしているのか

Can't relate to joy,
he tries to speak and
Can't begin to say.

楽しいことなんてあるはずもなく
アイツは話そうとするけれど
言葉が出てこないのさ...

(Neil Young)

pack it in=仕事[活動]をやめる
pickup=ピックアップ 《無蓋(むがい)小型トラック》.
fix up=整える、手配する、整頓する
relate=関係がある、関連する うまく折り合う
brass=真ちゅう,

Released in 1972
From The Album"Harvest"

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ハーモニカ(ブルースハープ)が歌を歌っているようだ…この曲を初めて聴いたときに、そんな感想を持ちました。

◆ニール・ヤングのアルバム「ハーヴェスト」。1972年のアルバムですので、僕はリアルタイムでは聴いてませんでしたが、名曲「Heart Of Gold」の収録されたアルバムですので、これは買わねば!と思っていました。そして購入。CDになってからでしたね。
「週末に(Out On The Weekend)」はアルバム「ハーヴェスト」のオープニングを飾る曲です。演奏もニールの歌も淡々としているのですが、ハーモニカだけは主人公の心のなかを歌っているように感じました。

大好きだった女性と別れを告げ、L.Aにて新生活を始めようとする主人公。でも彼女の声がまだ聞こえるんだ…。

See the lonely boy,
out on the weekend

he tries to speak and
Can't begin to say....


の部分は「三人称」で歌われていますが…自分、のことなんでしょうね。

そしてまた同じ歌詞を繰り返していきます。心が堂々巡りなんですね…。

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◆アルバム「ハーヴェスト」の成功、「Heart Of Gold」の全米No1ヒット。かつては成功に憧れていたニールでしたが、いったん手に入れてみると、スターダムは彼にとっては心地のよいものではなかったようです。
加えて、1973年のツアーの会場でファンの少年が警備の警官に押されて死んでしまう事件などもそれに輪をかけて、やがて彼はインタビューなどでも商業的成功を拒むような発言を繰り返し始めました。
「ファンが百人か百万人かなんてことはどうでもいい。何が売れるかってことと、僕が何をやるかってことは全く別問題なんだ。もしこの二つが同時に満たされたとしたら、それは偶然にすぎないことなんだ」
ニールはこうした発言などを通じて「大人げないスタンドプレイだ」「ファンを無視している」などの非難を浴びました・・・。

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◆"ナイーヴで神経質"...ニール・ヤングという人は、よくこう言われますね。やりたい音楽をやる、歌いたい歌を歌う、という、とてもシンプルなことであるに過ぎません。でも、人気絶頂のスターという立場やポジションからは、そうした発言は許されなかったんですね…。

ニールの曲はこれから定期的に取り上げていこうと思います…。

◆Neil Young - Out On The Weekend (Live at the BBC 1971)
↓↓↓↓↓


◆Neil Young & Jack Johnson - Out On The Weekend Bride Benefit School Concert 2013
↓↓↓↓↓


◆やっぱりこの曲を聴いてしまう名曲「孤独の旅路(Heart Of Gold)」。バックコーラスにリンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラーが参加してます。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Harvest
・レコードコレクターズ 1989.Jun 特集「ニール・ヤング」

(この曲を購入)amazon.co.jp
Harvest CD, Import
Neil Young

rawharvest.jpg


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コメント

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No title

こんにちは
ハーヴェスト、ほぼリアルタイムで聴いた人間です。発売から半年ぐらいしたあとだったかな、中学生のぼくは大枚(2000円)はたいて買いましたよ(笑)
レコードにライナーノート、歌詞カード、それに和訳までついていました。この曲、和訳を読んでもなにを言いたいのかちんぷんかんぷんでした。3人称になるところでわけわからなくなりました。今回は読んでよくわかりました。好きな曲ではありますが、重ーいニール節ですね。

中学生には

demaさん、コメントありがとうございます!中学生に2000円は大枚!でしたよね。でもだからこそ、買ったレコードはよく聴いたものです。「ハーヴェスト」を聴くには中学生には早かったかもしれませんが、大人になった気で聴かれたのではないでしょうか?聴き込むにつれいろんな想像、解釈ができる曲だなあと思います。

初めまして、めっ太様

最近、ニールヤングのCDをいくつか手に入れて、十年ぶり位に聞いてます。
今時、ニールヤングの70年代のことを書いているなんて自分位だろうと思っていたので、
この曲を書かれた最近の記事をみて、思わずコメントしてしまいました。

Out on the weekend はリアルタイムで聞いていた当時、
音楽というものに何の興味も示さなかった今は亡き親父が、
部屋に入ってきて聞きながら「いい曲だな」とポツリと漏らしたのを
今でも鮮明に記憶しています。

自分も「Weekend in 心はL.A.」というブログで、音楽もろもろを書いています。
お暇な時にお立ち寄り下さい。

コメントありがとうございます

AKIさん、コメントありがとうございます。お父さんの話、なんだかジーンときますね。ブログの方も拝見させていただきました。サウンド面からのアプローチも自分で楽器演奏をされる方、ならでは!ですね。ブログタイトルも、ジョージベンソンだっ!とすぐにわかりましたよ。何年か前のすみだトリニティホールの来日公演は行こうかどうしようか迷って行かなかった思い出?があります(^_^;)。どうぞこれからもよろしくお願いします!

めった様、再びこんばんわ

ジョージベンソンのすみだトリニティホールLiveは聞きにいきましたよ。
その時の様子はブログに書いておきましたので、そちらもご覧下さい。
(トップ下の Live から目次で検索出来ます。)

ベンさんの思い出

AKIさん、墨田の来日公演の記事、すでに観てます!ベンさん(ジョージベンソンの愛称)は、80年代の後半に武道館公演を見たことがあります。in your Eyesや、Nothing's Gonna〜、the Greatest Love of all などバラードナンバーに泣きました。でも一緒に行った人が悪く、あまりいい思い出ではありません(^_^;)