Way Over Yonder / 幸福な人生 (Carole King / キャロル・キング)1971



Way over yonder
is a place that I know
Where I can find shelter
from hunger and cold
And the sweet-tastin' good life
is so easily found
Way over yonder,
that's where I'm bound

遥か遠くの
私の知っている場所
そこは飢えや寒さから
守ってくれる場所がある
そこでは甘くて素敵な人生が
すぐに見つけることができる
遥か遠くのそんな場所
私はその場所を目指してる

I know when I get there,
the first thing I'll see
Is the sun shining golden,
shining right down on me
Then trouble's gonna lose me,
worry leave me behind
And I'll stand up proudly
in a true peace of mind

わかってるわ そこに着いたとき
何を私が最初に目にするか
黄金のように輝く太陽が
私を照らし出してくれるの
そしたら私は悩み事から解放されて
心配事は消え去っていく
私は誇りを感じてそこに立つの
真に安らかな気持ちに包まれて…

Way over yonder
is a place I have seen
It's a garden of wisdom
from some long ago dream

遥か遠くの
私の知っている場所
そこは昔夢見た英知の庭園がある

Maybe tomorrow I'll find my way
To the land
where the honey runs
in rivers each day
And the sweet-tastin' good life
is so easily found

明日になれば 進む道が見つかるわ
蜂蜜が毎日 川に流れ込むそんな場所へと
そして私たちはきっと
甘く素敵な人生を送れるでしょう

Way over yonder,
that's where I'm bound
Way over yonder,
that's where I'm bound

遥か遠くのそんな場所
私はそこを目指してる
遥か遠くのそんな場所
私はそこに向かってる…

(Carole King)

way over=はるかに遠く

Released in 1971
From The Album"Tapestry"

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久しぶりのキャロル・キング。アルバム「つづれおり」から"Way Over Yonder"です。邦題は「幸福な人生」。レコードではA面ラストに位置していて「つづれおり」のA面の余韻を味あわせてくれる曲です。

◆"Way Over Yonder"…遥か遠くの場所、です。行ったことはないけれど知っている場所。そこは飢えや寒さから守ってくれて、甘くて素敵な人生を送ることができる場所。そして「英知の庭園(Garden Of Wisdom)」とも言える場所です。

どっちを先に聴いたか覚えていないのですが、この曲を聴くと、スティーヴィー・ワンダーの「太陽があたる場所(A Place In The Sun)」を想い出すんですよね。あちらはもう少しポジティブなメロディでキャロルはだいぶしっとり…な曲ではあるのですが。
そんな場所へとたどり着きたい…これが僕の、私の生きる道なんだ…と歌うのは共通していますよね。

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◆「つづれおり」のリリースは1971年ですから、この曲をキャロルが書いたのは1970年あたりということになりますね。キャロルは何を思い、何を見て、この曲を書いたのでしょうか。残念ながら手がかりになるようなものは、僕が情報として頼りにしているWikipediaにもSongfactsにもありませんでした。でも、それはおそらく、アメリカ経済の停滞や、泥沼化していたベトナム戦争であったり、こんな社会であってはいけないという状況が目の前にあったのだろうと思います。
 1971年に"Way Over Yonderを目指しているの"と歌ったキャロルは、そこに辿り着いたのでしょうか…? この曲、2010年にジェイムス・テイラーとキャロルが共演した日本公演でも歌ってくれたようですね。僕たちはまだ「そこ」には辿り着けず、まだ目指して歩いているところなのでしょう。道を間違えていないことを祈りましょう…。

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◆"つづれおり"からスタジオ・バージョンです。
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◆2010年 Boston Gardenの円形のステージにて。Caroleは James Taylorと一緒です。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Tapestry
・雑誌「レコード・コレクターズ」1995年1月号 特集"キャロル・キング"
・CD「Carole King The Legendary Demos」ライナーノーツ
写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
つづれおり
キャロル・キング

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コメント

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No title

元気を出そうよとか、明るく前向きに生きようよとか、そんな歌は、どこか好きになれません。何か無責任な楽天主義的薄っぺらさを感じてしまうもので。
この詞は、希望を歌いながら、今を悩み、もがいているような切実さを感じます。曲もしっとりとしていていいですね。
ぼくは、彼女がシンガーソングライターとしてのスタイル、スタンスを確立する前の不安定な自分の心の内を歌ったのかなあなんて想像しました。
彼女の声を聴いていると、松任谷由実は相当彼女のことを意識していたんじゃないかな?ていう気になります。声の持ち上げ方がすごく似てます。そういえば、初期の大瀧詠一は、ニールヤングの歌い方そっくりでしたね。

女性に生まれていたら

demaさん、たしかに。荒井由実の頃のユーミンですよね。ユーミンもキャロルキングも、自分が女性に生まれてたら、聴いた時の感じ方や、歌詞の受け止め方がまた違うんだろうなあと思ったりもします。