I Honestly Love You / 愛の告白 (Olivia Newton John / オリビア・ニュートン・ジョン)1974



Maybe I hang around here
A little more than I should
We both know I got somewhere else to go

もしかして私 このあたりに
長く居すぎてしまったかもしれない
二人ともわかってることね
私がどこかに行くべきなんだわ

But I got something to tell you
That I never thought I would
But I believe you really ought to know

I love you
I honestly love you

でもあなたに言わなきゃいけないことがある
話すなんて思ってもいなかったのに
でもあなたはわかってくれると信じてる

愛してる
心からあなたを…

You don't have to answer
I see it in your eyes
Maybe it was better left unsaid

答えはいらないわ
あなたの目を見ればわかるから
言わないでいるのが賢明ね

This is pure and simple
And you mustT realize
That it's coming from my heart
and not my head

I love you
I honestly love you

簡単でシンプルなことよ
あなたも気づいてたはず
心から出てきた言葉なの
頭から出たんじゃない

愛してる
心からあなたを…

I'm not trying
to make you feel uncomfortable
I'm not trying
to make you anything at all

あなたを試してるんじゃないわ
不快な思いをさせたいんじゃないの
何か裏に魂胆があったり
そんなことを試してるんじゃない

But this feeling doesn't come along everyday
And you shouldn't blow the chance
When you've got the chance to say

I love you
I honestly love you

でもこんな感情が
毎日芽生えてくるわけじゃない
あなたも言葉で伝えるチャンスがあったとき
その機会を逃すべきじゃなかったのよ

愛してる 愛してる
心からあなたを…

If we both were born
In another place and time
This moment might be ending in a kiss
But there you are with yours
And here I am with mine
So I guess
we'll just be leaving it at this

もしも二人が
別々の場所と時間に生まれていたら
いまこの瞬間 キスで
エンディングを迎えていたかもしれない
でもあなたはあちらに 大切な人がいて
私はここに 大切な人がいる
だからこの話はこれくらいに
しておくのがいいのよね…

I love you
I honestly love you
I honestly love you

愛してる 
心から
心からあなたを愛してる・・・

Writer/s: PETER ALLAN, JEFF BARRY
Publisher: Universal Music Publishing Group

Released in 1974
US Billboard Hot100#1
From The Album
"Long Live Love" (UK)
"If You Love Me, Let Me Know" (US)

Ihonestlyloveyou.jpg

小学校、中学生のときの音楽を聴く環境は…僕の時代はラジオ、FM放送を録画したカセットテープ、またはレコード。そのいずれかでした。
ラジオは…受信状況にもよりますが、あまり良くなかったな。音が大きくなったり小さくなったりということもありました。
カセットは…どんなにきれいに録音することができても、やっぱりテープのサーッ…というノイズが聞こえます。クロムとかメタルとか高価なテープはあるのですが、そんなに変わらない印象です。
レコード…これも静電気の小さなパチパチ…という音は聞こえてしまいます。特にピアニッシモのように小さな音のときに静電気のノイズは際立ってしまいますね。

◆何の話かというと…オリビアの「愛の告白」はずっと昔から知ってましたよ。でも、この曲はオリビアがため息をつくくらいの小さなつぶやくような声で、しずか~に始まるので、僕は上記の音楽環境だったので、しっかりまともに聴けたのは、CDになってから…なんですね!(^▽^;)
オリビアの「愛の告白」と言えば…まずはそんなことを思い出してしまいます!

Olivia+Newton+John+I+Love+You+I+Honestly+Love+You+141916.jpg

◆この曲、改めて聴くと…やっぱりいい曲だ。「愛の告白」はオリビアの初の全米No1ヒットとなり、その翌年3月に開かれた第17回グラミー賞(1975)で「Record Of The Year」と「Best Pop Vocal Performance, Female」の2賞を受賞してました!(ちなみにこの年のSong Of The Yearは"The Way We Were(追憶)"でした)

grammy.jpg

◆アメリカではアルバム「If You Love Me, Let Me Know」からのシングルカットになりますが、表題曲が新曲で、それ以外の楽曲はイギリスやオーストラリアでのオリビアのヒットアルバムからの選曲になっています。"愛の告白(I Honestly Love You)"はオリジナルアルバム「Long Live Love」に収録されていました。

Side One
1."If You Love Me, Let Me Know" (John Rostill)
2."Mary Skeffington" * (Gerry Rafferty)
3."Country Girl" ** (Alan Hawkshaw, Peter Gosling)
4."I Honestly Love You" ** (Peter Allen, Jeff Barry)
5."Free the People" ** (Barbara Keith)

Side Two
1."The River's Too Wide" ** (Bob Morrison)
2."Home Ain't Home Anymore" ** (John Farrar, Peter Robinson)
3."God Only Knows" ** (Brian Wilson, Tony Asher)
4."Changes" * (Olivia Newton-John)
5."You Ain't Got the Right" *** (Dennis Locorriere, Ray Sawyer, Ron Haffkine, Jay David)

*印は「Olivia」(1972)から。
**印は「Long Live Love」(1974)から。
***印は「Music Makes My Day/Let Me Be There」(1973/1974)から。

ちなみに「Long Live Love」は邦題「とこしえの愛」とつけられて日本でも1974年に発売されました。とこしえ=【常しえ/長しえ/永久】="いつまでも続くこと"、つまり「永遠の愛」ってことですね。初期のオリビアのアルバムは「豪/英/米/日」でジャケットや収録曲が微妙に違っているものがありますね。

とこしえ

◆この曲を書いたピーター・アレンとジェフ・バリー。2人とも素晴らしい作品を書いているソングライターです。
(ピーター・アレン)この曲や この曲
(ジェフ・バリー) この曲や この曲や この曲

当初はピーターがこの曲を歌うつもりだったそうですが、二人が作ったデモ・テープを出版社の誰かが持っていってオリビアに聞かせたところ、オリビアが気に入って「歌わせてほしい」と申し出てきたそうです。
オリビアは言います。

私がこれを聴いて指を鳴らしたわ。私はこの曲がすでに誰かに唄われていたら嫌だなと思ったの。

アレンはオリビアの「I Honestly Love You」がNo1になった後、セルフカバーとしてレコーディングをしています。

644090965d8a4b86b52c32799c90c98e.jpg

◆この曲の二人…愛し合っていても、一緒になれることのない二人。そのことを歌った歌なのでしょう。邦題は「愛の告白」ですが、歌詞の内容からは決してロマンチックな告白ではなく、"…それでもあなたを心から愛してる。そのことは本当よ"と心のなかを吐露する本気の告白、の歌なんですね。
蛇足ながら、ピーターはゲイであることを隠していないシンガーでした。ピーターの愛は時代的にも報われないものだったのかもしれません。"I Honestly Love You"の物語は、ピーターが自分自身の体験を投影していたのかもしれません。ピーターは1992年6月18日、エイズによる合併症のためカリフォルニア州で天に召されています(享年48歳) ピーター、R.I.P。

◆森のなかで歌うオリビア。カメラ目線で見つめられるとなぜか目をそらしてしまう僕・・・(やましいわけでもないのに)(^_^;)
↓↓↓↓


◆オリビアの1976年の日本武道館来日公演から、「カントリーロード/愛の告白」。
↓↓↓↓


◆ 「愛の告白」1998年のヴァージョンはかがでしょう? 全米67位まであがりました。 I Honestly Love You. (C) 1998 Geffen Records
↓↓↓↓


◆アンディ・ウィリアムスに紹介されて登場したグラミー賞のプレゼンテーターは、なんとジョン・レノンとポール・サイモン!(会場にヨーコさんもいて笑顔です)
ノミネートは他には、エルトン・ジョン、ロバータ・フラック、ジョニ・ミッチェル、マリア・マルダー。受賞者はオリビア(&ジョン・ファーラー)!でも登場するのは…アート・ガーファンクル!?
↓↓↓↓↓


◆ピーターの"I Honestly Love You"。彼の家族の前で歌います。(*_*)
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia I Honestly Love You
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下(音楽之友社)

(この曲を購入)amazon.co.jp
オリビア・ニュートン・ジョン 40/40~ベスト・セレクション
オリビア・ニュートン・ジョン

51dyLTeg2gL.jpg

(Olivia Newton John )~Early Songs
Let Me Be There / レット・ミー・ビー・ゼア 1973
Have You Never Been Mellow / そよ風の誘惑 1975
Please Mr.Please / プリーズ・MR.プリーズ 1975
Something Better To Do / 秋風のバラード 1975
Jolene / ジョリーン 1976
Come On Over / 一人ぽっちの囁き 1976
Don't Stop Believin'/たそがれの恋 1976
Compassionate Man / 恋する瞳 1977
Sam / サム 1977 
Making A Good Thing Better / きらめく光のように 1977

Boy from Down Under-Very Best of Peter Allen CD, Import
ピーター・アレン

41VGFGPTGFL.jpg

関連記事

コメント

非公開コメント

No title

大学1年生として東京で初の独り暮らしを始めた1976年の春、下宿生活のラジオから毎日流れていたオリビアの美曲は「そよ風の誘惑」とこの曲かもしれません。清楚なイメージ・美しい容姿と天使の様な透き通る声で、我が青春時代の心を癒してくれた歌姫がオリビア・ニュートンジョン様でありました。クリスタルボイスで奏でられる爽やかで美しいメロディ、1970年代の清純路線のオリビアの象徴だったように思えます。

歌姫オリビア

RWさん、コメントありがとうございます。日本ではオリビアは“クリスタルレディ”って愛称もありましたね。オリビアは“愛の告白”“そよ風の誘惑”などの曲で、女性の優しさや強さを歌ってくれました。“愛の告白”はオリビアがピーターの曲を聞いて歌わせてくれるよう交渉したといいます。歌いたい歌を歌っていたオリビア、生き生きとしてましたね。