Box # 10 / ボックス No.10 (Jim Croce / ジム・クロウチ)1972



Well, out of Southern Illinois
Come a down home country boy
He gonna make it in the city
Playin' guitar in the studio

ああ 南イリノイからやってきた
純朴な田舎の少年さ
ヤツは都会で成功したいって考えた
スタジオでギターを弾いてね

Oh well,
he hadn't been there an hour
When he met a Broadway flower
You know she took him for his money
And she left him in a cheap hotel

ああ そうさ
1時間もしないうちに
ヤツはブロードウェイの
花のようなスターに会ったんだ
わかるだろ ヤツはそのために
お金を使っちまって
安ホテルに泊まるはめになっちまったんだ

Oh well, it's easy for you to see
That that country boy is me
Say and how am I ever
gonna break the news
To the folks back home

ああ そうさ もうわかるだろ?
その田舎の少年ってのが俺なのさ
もうそうなっちまったら
故郷のみんなに
どう話を切りだせるって言うんだい?

Well, I was gonna be a great success
Things sure ended up a mess
But in the process
I got messed up too

そう 俺は大成功するはずだったのに
結局 混乱しちまったんだ
成功する途中で
訳がわからなくなっちゃったのさ

But hello Mama and Dad
I had to call collect
'Cause I ain't got a cent to my name
Well, I'm sleepin' in the hotel doorway
And tonight they say it's gonna rain

And if you'd only send me some money
Oh, I'll be back on my feet again
Send it in care of the Sunday Mission
Box number ten

"ハロー ママ、ダッド
仕方なくコレクトコールでかけてるよ
だって手元に1セントしかないんだよ
そうさ 寝るのはホテルのドアの前で
おまけに今夜は雨が降るっていうのさ

もし僕にちょっとでも
お金を送金してくれるなら
僕はもう一度立ち上がれるんだ
送り先は"日曜の礼拝"付きの
10番ボックスまで頼んだよ…"


Well back in Southern Illinois
They're still worryin' 'bout their boy
But this boy's goin' home
Soon as he gets the fare

そうさ 南イリノイのヤツの田舎では
両親はいまだ息子のことを心配してる
息子はすぐに田舎に帰るだろう
電車賃を手にしたらすぐに…って思ってる

Because as soon as I got my bread
I got a pipe upside my head
You know they left me in an alley
Took my money and my guitar, too

でも 生活費が手に入ったらすぐ
俺はでっかい管楽器を買う予定さ
だって両親は俺を路地裏に閉じ込めて
金とギターを取り上げちゃうだろうから

And hello Mama and Dad
I had to call collect
'Cause I ain't got a cent to my name
Well, I'm sleepin' in the hotel doorway
And tonight they say it's gonna rain

And if you'd only send me some money
Oh, I'll be back on my feet again
Send it in care of the Sunday Mission
Box number ten

"ハロー ママ、ダッド
仕方なくコレクトコールでかけてるよ
だって手元に1セントしかないんだよ
寝るのはホテルのドアの前
おまけに今夜は雨が降るっていうし…

もしちょっとでも
お金を送金してくれるなら
もう一度立ち上がれるんだよ
送り先は"日曜の礼拝"付きの
10番ボックスまで頼んだよ…"



Songwriters Jim Croce
Published by
CROCE PUBLISHING;TIME IN A BOTTLE

Down Home=(南部風の)素朴な,気取らない.
break the news=公表する、打ち明ける
end up in a mess= 結局混乱に陥る
messed up=混乱している、失敗した
to one's name =自分の所有物として
in care of=〔手紙などの宛先の下に記す〕~気付、~方

Released in 1972
From The Album
“You Don't Mess Around With Jim”

Jim_Croce_-_You_Dont_Mess_Around_with_Jim.jpg

今月のジムの曲は"Box#10"(ボックス・ナンバー・テン)。
この曲のとぼけた、けだるい感じのカントリー風のギターも好きだなあ。この曲を聴くと、いつもサビコーラスの部分を一緒に歌ってしまいます。

◆この曲のSongfactsからです。

この曲のなかでは、ホームレスの男が両親にお金をお願いする場面が出てきます。ジムがこの曲を書いたとき、ジム自身もかなり貧乏でした(中略)。あるセッションのあと、ジムがバイクで帰っているとき、あるホームレスが1杯コーヒーをおごってくれないかとジムにお金をせびりました。ジムは男をコーヒーショップに連れていき、コーヒーを1杯おごりました。そのコーヒーを飲みながら、男は自分のこれまでの人生を語りました。この曲"Box#10"はその体験がベースになっています。


"Sunday Mission"っていうのは教会が行う日曜のミサ?のことなんだろうな。キリスト教は日曜が安息日ですね。そしてミサのあと、たぶん食べ物の配給があるのでは?
"サンデー・ミッション"付の「10番ボックス」にお金を届けて、って意味だろうと思うけど、そういうシステムがあるのか?は未確認です(-_-;)。

歌詞は1か所、"I got a pipe upside my head"というところの"pipe"が何のことなのか、悩みました。煙草を吸う"パイプ"かな?とも思いましたが、"upside my head"とつながらないし、さすがにお金送ってもらって、タバコ代にまわす、ってのもひど過ぎる話かと…? 次に思ったのは、pipeとは""フルートなどの"金管楽器"にことも言うようなので、それかと。でもこれも"upside my head"とはつながらないかな。
そこで最後に思ったのは、"バグパイプ"のような大きな楽器。はい、これだと背もシャキッとしないといけないし、楽器が頭の上の方までありますね。ただ"バグパイプ"って訳すとちょっといきなりすぎる感じがするので、"でっかい管楽器"と意訳しました。

◆この和訳ブログを始めた頃は、英語の歌詞を見てもあまりよく意味を把握できなかったのですが、不思議なものです。もうすぐブログを始めて3年が経とうとしていますが、沢山の和訳をしているうちに…意味がつかめてきました!慣れ?でしょうか、成長?っていうんでしょうか。ちょっと嬉しい気分であると同時に、大好きなジムのアルバム「ジムに手を出すな(You Don't Mess Around With Jim)」の収録曲で訳していない曲はあと3曲になり、緊張する気持ちもあります。

album"ジムに手を出すな You don't mess around with Jim"

(Side A)
1.You Don't Mess Around With Jim / ジムに手を出すな 1972
2.Tomorrow's Gonne Be A Brighter Day / 明日はもっといい日 1972
2.New York's Not My Home / ニューヨークは好きじゃない 1972
4. Hard Time Losin' Man 1972
5. Photographs And Momories / 写真と思い出 1972
6.Walkin' Back To Georgia / ジョージアに帰ろう 1972

(Side B)
1.Operator (That's Not The Way It Feels) / オペレーター 1972
2.Time In A Bottle 1972
3.Rapid Roy 1972
4.Box #10
5.A Long Time Ago / ずっと昔 1972
6.Hey Tomorrow / ヘイ・トゥモロー 1972


◆"Box#10"のデモバージョン。ジムのいろんな写真が見られます。ジムの歌もテンポが少々ゆっくりめ。
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◆ヘレン・レディ・ショーのゲストとして出演。"I Got A Name"と"Bad,Bad Leroy Brown"を歌います。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia You Don't Mess Around with Jim
・Box#10 Songfacts

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Original Albums...Plus CD, Import
Jim Croce

“You Don't Mess…”“Life and Times”“I Got A Name”のセット。
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コメント

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No title

またまた、、ですが
ジム、いいですよね。特にこの素朴な感じ。
今のポピュラーソングにはない味かと。

通常、日曜礼拝は Sunday Mass、もしくは Service なので、Sunday Mission は、たぶん礼拝(ミサ)ではなく伝導的な活動、教会の慈善事業ぽい物ではないかと思います。想像されている部分、たぶんアタリです。
礼拝後に(たぶん。実際はわからないですが)有志が貧しい人たちなどに施し(って言葉、なんか抵抗ありますが)的な感じで慈善事業をしているのかな、と。
恵まれない人、貧しい人たちを助ける、というのはアメリカだとごく普通にありますから(救世軍とか)そんな感じかなー?
どなたかアメリカの町あたりの教会活動に詳しい方がいればもっと具体的にわかるかしら?

解説ありがとうございます

Phoebeさん、解説ありがとうございます。ミサではないけど、配給?は合ってましたかね。ちょうどアルバートハモンド来日で、カリフォルニアの青い空の歌詞の物語とかぶるものがあって和訳も楽しかったです。あと10って数字は何か意味ないのかな?なんて考えてみたり。ジムのマイナー曲も日本で和訳してるのは僕だけだなんて密かに胸を張っております(^_^;)。