Me And You And A Dog Named Boo / 僕と君のブー (Lobo / ロボ)1971



I remember to this day,
the bright red Georgia clay
How it stuck to the tires
after the summer rain

僕は今日まで忘れたことはない
ジョージアの粘土のような真っ赤な土を
夏の雨上がりに走ると
タイヤにビッチリこびりついたね

Will power made that old car go,
a woman's mind told me that it's so
Oh, how I wish
we were back on the road again

"古いポンコツ車を気合いで動かした"
彼女に言わせればそういうことなんだ
ああ 僕は思うんだ
また みんなで旅に戻りたいって

Me and you and a dog named Boo
Travellin' and livin' off the land
Me and you and a dog named Boo
How I love bein' a free man

僕ときみ ブーという名の犬
その場暮らしの旅する毎日
僕ときみ ブーという名の犬
僕は自由な人間でいたいと思うのさ

I can still recall
the wheat fields of St. Paul
And the mornin' we got caught
robbin' from an old hen

僕はまだ思い出せるよ
セントポールの小麦畑を
その朝に
僕らは捕まっちまったんだ
雌鶏が産んだ卵を
ちょいと拝借してるところをね

Old Mac Donald made us work,
but then he paid us
for what it was worth another tank of gas
and back on the road again

マクドナルド爺さんは僕らを働かせたけど
働いた報酬はちゃんとくれたよ
ガソリンを満タンにできるお金をね
そして再び旅に出たのさ

Me and you and a dog named Boo
Travellin' and livin' off the land
Me and you and a dog named Boo
How I love bein' a free man

僕ときみ ブーという名の犬
その場暮らしの旅する毎日
僕ときみ ブーという名の犬
僕は自由な人間でいたいと思うのさ

I'll never forget that day
we motored stately into big L.A.
The lights of the city
put settlin' down in my brain

あの日のことは決して忘れない
僕らはL.Aに胸を張って乗り入れた日さ
きらめく街の灯りが
頭のなかに焼き付いて離れない

Though it's only been a month or so,
that old car's buggin' us to go
You gotta get away
and get back on the road again

ほんの1カ月かそこらしか経ってないのに
あのポンコツ車が僕らを悩ませる
"出かけよう"
"逃げ出そう"
"もう一度 旅に出よう"
と語りかけてくるんだ

Me and you and a dog named Boo
Travellin' and livin' off the land
Me and you and a dog named Boo
How I love bein' a free man...

僕ときみ ブーという名の犬
その場暮らしの旅する毎日
僕ときみ ブーという名の犬
僕は自由な人間でいたいと思うよ…

Songwriters DICK HOLLER
Lyrics © STONEHENGE MUSIC

woman's mind=女心
live off the land=その土地のものを食べて暮らす
hen=雌鶏 うるさい婆さん
stately=威厳のある; 堂々とした
bug=~を困らせる、うるさく悩ます、苦しめる

Released in 1971
US Billboard Hot100#5
From The Album"Introducing Lobo"

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 勘違いしやすいです!ロボの代表曲と言えば…「僕と君のブー」とされるのですが、初めてこう聞いた人は「なに?( ゚Д゚)」と思われるでしょうね!"ブー"っていうのが、コミックソングっぽく響きますな。
 原題は「Me and You and dog named Boo」なので、「なーんだ、犬の名前か」とわかりますね。でも邦題は"僕と君(の)ブー"となっているので、「ブー」が主人公っぽく、犬のことを歌っているのかな?と勘違いさせられます。原題はすべて"and"でつながっていて並列の関係。

 また日本盤シングルの表紙。「僕」と「犬」しかいません。

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"You"はどこに行ったのでしょう?また、歌詞の内容からすると「僕」のイラストはちょっと幼過ぎ。「小さい頃、僕と君と犬のブーで遊んだね」というストーリーを想像させますが、実際は「車を運転できる年齢以上」の「僕」でないといけません。

◆難くせから始まりました(^▽^;)
が、この曲、好きです。歌詞は「自由に生きたい」という想いで、大ヒットの理由も、1970年初頭ですから"自由に生きよう"っていうメッセージが受け止められた時代だったからなのでしょうね。
彼女と犬の3人(2人+1匹)でオンボロ車で旅する話。3rd Verseではその車でL.Aに辿り着きます。1週間かそこらで「もう帰ろうよ。またあの旅へ」となってしまうのですが、結局、どうなったのでしょうかね?
彼女とも上手くいかなくなって別れてしまった?
犬は人間よりも短命ですよね。ブーはいま…?
それとも…やっぱり今でも彼は旅をしていて、あのときの「3人組での旅」がサイコーだったよ!と言ってるのでしょうか?
(聴き手の想像にお任せします)

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◆ちなみに「You」が「彼女」であることは、歌詞の"Woman's mind"という語句から類推されます。英和辞典には「女心」と出ていたので強引な解釈かもしれません。オンボロ車を前にして、なんとか動かないかいじってみたところ、彼女(You)が「無理よ」と言っていたのに、彼(me)は「いいや、動かして見せる!」と奮闘。エンジンがかかった…!彼女が言います。「オンボロ車を動かしたのはあなたの(Will power)の賜物だわ!」。そんな物語です。

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◆"僕と君のブー"が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 15th May, 1971

1位は「喜びの世界」。2位「さよならは言わないで」。3位は「サインはピース」。ロボは10→5位と勢いがあり期待させますが、5位止まり。6位「ブラウン・シュガー」がこのあと来ますよ!9位はニール「さすらいの青春」。

1 1 JOY TO THE WORLD –•– Three Dog Night
2 2 NEVER CAN SAY GOODBYE –•– Jackson 5
3 3 PUT YOUR HAND IN THE HAND –•– Ocean
4 5 IF –•– Bread
5 10 ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO –•– Lobo
6 13 BROWN SUGAR –•– The Rolling Stones
7 8 BRIDGE OVER TROUBLED WATER–•– Aretha Franklin
8 7 STAY AWHILE –•– The Bells
9 4 I AM…I SAID / DONE TOO SOON –•– Neil Diamond
10 9 CHICK-A-BOOM –•– Daddy Dewdrop

◆Top Of The Pops;ロボがスタジオでギターを弾いて歌います。
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◆この曲はとても好きで、先に訳しています。「I'd Love You To Want Me」。邦題は"片思いと僕"。ロボの邦題はなんだか並列なんだよな(^▽^;)。めった和訳はこちら
↓↓↓↓↓


◆邦題「帰ってきた君と僕」"It Sure Took A Long、Long Time"."僕と君のブー"の続編っぽい邦題(^▽^;)
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Me and you and a dog named Boo

(この曲を購入)amazon.co.jp
Greatest Hits Import
Lobo

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◆掲載曲が増えたので、アルファベット・アーチスト検索を3つに分けました。
 アーチスト名(A→G)
 アーチスト名(H→N)
 アーチスト名(O→数字)

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コメント

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ジャケットにだまされました

こんにちは
僕もこの曲すごく好きだったんですよね。
放浪の歌だって初めて知りました。シングル盤のジャケットからは、昔好きだった女の子と愛犬の思い出でもうたった歌かと思いました。
70年代のアメリカのシンガーソングライターは本当に放浪をテーマにするのが好きですね。
ジャクソンブラウン、エリックアンダースン、アーロガスリー・・・などなど
彼らは商業主義とは無縁なんだなんて勝手な幻想を抱く一因になったのかも。
とにかく懐かしかったです。
訳してくれて、というか思い出させてくれてありがとうございます!

やっぱり!

demaさんも、この邦題に騙されましたか(笑)愛犬の思い出の歌だと思っちゃいますよね!でも“僕と君とブー”というタイトルだったらヒットしたかどうか?わかりませんね(^_^;)