Thankyous / ありがとう (Janis Ian / ジャニス・イアン) 1974



By Janis Ian

Papa gave me music
Mama gave me soul.
Brother gave me reaching out to hold

パパはわたしに音楽をくれた
ママはわたしに心をくれた
兄弟たちは手を伸ばせばつかめるものを
わたしに与えてくれたの

Teacher gave me license
Learning set me free
Schooling gave me nothing
Music showed me how to be

先生は卒業証書をくれた
学問はわたしを自由にしてくれた
学校は何も与えてくれなかったけど
音楽はわたしにこれから
どうしたらいいかを指し示してくれた

Papa gave me want-to-be
Brother gave me empathy
Mama gave me woman,
but that isn't all I need

パパは"なりたいもの"にならせてくれた
兄弟はわたしを理解してくれた
ママは"女らしさ"を与えてくれたけど
それはわたしのほしいものではなかった

I have lived in houses.
I have lived in homes.
Eaten off of tables made of wood or stone

何度も引越しをして
いろんな「家」に住んだの
食事をするテーブルは
木でできていたり
石でできていたりもしたわ

Through the trials and tribulations,
I've never known
how to say I love you
and let my feelings show

何度も挑戦したり苦難を経験したけど
わたしにはまだわかっていない
"I Love You"をどう言えばいいのか
この感情をどう表せばよいのかが

So thank you for the music
Thank you for the song
Bless you for the freedom
in knowing right from wrong

だから
音楽に感謝してるの
歌に感謝してる
間違ってるものと
正しいものを理解できる
自由にありがとうを言いたいの

Thank you for the laughter,
The heartaches and the tears
It's a blessing to grow
It's a goodness to be here

笑顔にありがとう
心の痛みや涙を流せることにも感謝してる
大人になることは素敵なこと
わたしがここにいることに感謝してる

You give me want-to-be
You give me sympathy
You give me woman

なりたいものにならせてくれたあなた
わたしに共感してくれたあなた
女らしさを与えてくれたあなた

Thank you for loving me,
and letting it show
It's a pleasure to be here
So bless us, every one

わたしを愛してくれて
それを教えてくれてありがとう
"わたしがここにいる"
そのことに感謝します
そして
わたしたち みんなに
神のご加護がありますように…

© Taosongs Two. All rights reserved; international copyright secured.

empathy=共感,感情移入
tribulation=苦難,試練

Released in 1974
From The Album"Stars"

stars janis

だんだんと寒くなってきました。それもそのはずです。
今日で11月もおしまい。
明日から12月。本格的に「冬」です。
風邪などひかず、元気に過ごしていきたいですね!

*****

ジャニス・イアンの曲を取り上げるのは「17歳の頃(At Seventeen)」に続いて2曲目です。
とはいうものの、この曲「ありがとう(Thank Yours)」はシングルにもなっていない曲です。でも聴いていただき、歌詞を読んでいただくとわかると思うのですが、ジャニス自身の両親へ、周りの人達へ、学校や勉強にたいして、そして音楽にたいしての気持ちのわかる曲です。アルバムとしては「17歳の頃」の入った「愛の回想録(Between The Lines)」(1975年)の1年前に発表された「スターズ~ジャニスの私小説(Stars)」のA面ラストに収録されています。(B面ラストっぽい?)

◆僕がこの曲を知ったのは1974年に聴いたのではなく、「17歳の頃」のヒットのあと、日本でジャニス・イアン・ブームがあったとき=「ラヴ・イズ・ブラインド」とか「ウィル・ユー・ダンス」がテレビドラマの主題歌に使われた後ですね。調べてみたら1977年にジャニスのベストアルバムが発売されていました。ジャケットを見ると(下の画像)なんとなく見覚えが。うん、このレコード買ったんだったかな。
そして、そのなかに入っていた「スターズ(Stars)」がいい曲だなあと思って、アルバム「Stars」をレンタルレコード"You&愛"で借りて聴きました。←こっちはよく覚えてる!買うほどまでは欲しくなかった(^▽^;)。

ジャニスの部屋

◆ジャニスは10代で人種差別を批判した歌「ソサエティーズ・チャイルド」や、また「17歳の頃」でも浮かれた若者ではないリアルな視点での歌を発表してたり、「ラヴ・イズ・ブラインド」などでも"苦しい愛"を歌うなど、結構僕にとっては"重い"(-_-;)、でも聴かなきゃ!(なぜかそんな風に思っていた)アーチストでした。でもそのなかで"スターズ"とこの曲「ありがとう」はミュージシャン&シンガーとしてのジャニスの姿が見れて、"ジャニス、好きだな"と思わせてくれました。

◆自分のなりたいもの(want-to-be)とは「歌手になること」でしょうか。父は理解してくれて、兄弟も共感してくれました。でも母は娘を「女らしく」育てたかったんですね。ジャニスはそのこと自体には感謝しつつも、「女らしく」という生き方は彼女が必要なものではありませんでした。
学校は何も与えてくれなくて、先生は卒業証書を与えてくれた…というのはちょっと皮肉っぽい言い方ではありますね。でも学問(自分で学んだこと?)は彼女を自由にして(女の子でも歌手になってもちろんいいんだ!)ということや、正しいことと間違ったことを選ぶ自由をつかませてくれました。

Wikipediaによるとジャニスはニューヨークのユダヤ系の家庭で生まれました。親は音楽教師をしていたようですね。
歌詞の
I have lived in houses.
I have lived in homes.
あたりですが、
「houses」が複数なのはいろんな「家に住んだ」(引越しした)という意味で、「homes」が複数なのは彼女の"家庭も色んな状況にあった"ということかなと思ったのですが、このあたりはもう少しジャニスのプロフィールを詳しく見ていかないと正確にはわかりかねますね…(-_-;)。時間があるときにやってみたいと思います。

Starsb janis

◆これからもジャニスの曲を取り上げていきたいと思いますが、ジャニスをよく知らないといういう皆さんもぜひこの曲を知っておいてもらえたらな、と思います。

◆この曲もいずれ取り上げます!感動の1曲"スターズ(Stars)"です。
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◆アルバム「Stars」より「我が心のジェシー(Jesse)」。この曲は1973年にロバータ・フラックが歌ってヒットさせています(全米30位)。去ってしまった恋人(ジェシー)に戻ってきてほしいと歌うセツナい曲です…(-_-;)
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◆「貴方なしでは(Without You)」。この曲も「Stars」から。ジャニスは、こういう可愛いい曲も歌うんだと感心しました(笑)。いい曲です。
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◆(おまけ)「ありがとう」と言えば、やっぱりこの曲。"いきものがかり"さんです。先日、偶然立ち寄った川崎の「ラゾーナ川崎」でゲリラライヴに遭遇しました。デビュー曲「さくら」を歌ってくれましたよ。「ありがとう」は、僕がこっそり、キーボード弾き語りの練習をしている曲なのですがちっとも上手くなりません…(-_-;)
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia ジャニス・イアン
・ヤフオク!

(この曲を購入)amazon.co.jp
ベスト・オブ・ジャニス・イアン
ジャニス・イアン

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