Crying / クライング (Roy Orbison / ロイ・オービソン)1961



I was all right for a while,
I could smile for a while
But I saw you last night,
you held my hand so tight
As you stopped to say "Hello"

しばらくの間は大丈夫だったんだ
しばらくの間は笑うこともできたんだ
でも昨晩 きみに会ったら
きみは僕に挨拶するために立ち止まり
僕の手を強く握りしめたんだ

Aw you wished me well,
You、you couldn't tell
That I'd been crying over you,
crying over you
Then you said "so long".
left me standing all alone
Alone and crying,
crying, crying crying
It's hard to understand
but the touch of your hand
Can start me crying

僕の幸せを祈ったきみ
きみにはわからなかったんだ
僕がきみを思って泣いてきたことを
きみを思ってずっと泣いてたんだ
そしたらきみは"さよなら"って言って
たたずむ僕を一人残して行ってしまった
ひとりで涙を流したのさ
泣いて 泣いて 泣き続けたよ
きみにはわからないよね
君の手の温もりだけで
泣いてしまうなんてさ…

I thought that I was over you
but it's true, so true
I love you even more than I did before
but darling what can I do
For you don't love me
and I'll always be

きみを忘れられたと思ってた
でも本当は 本当は
前よりも君のことを好きになってたんだ
ああ いとしいきみ
僕にいったい何ができるんだい?
だってきみは僕を愛してないんだよ
僕はこれからいつでも…

Crying over you,
Crying over you
Yes, now you're gone
and from this moment on
I'll be crying,crying,
crying,
crying
Yeah crying, crying, over you

きみを思って泣いてしまうよ
きみを思って泣き続けるんだ
もういま きみはいないんだ
今この瞬間から
僕は泣き続けるだろう
涙がとまらなくなるのさ
泣けてくる
泣いてしまうんだ
泣けてくるんだ
ああ 泣いてしまうよ
きみを思うと…

Songwriters ROY ORBISON, JOE MELSON
Lyrics © BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC

Released in 1962
US Billboard Hot100#2
From The Album"Crying"

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本日12月6日はロイ・オービソンの命日。27年前、1988年の今日、ロイは心筋梗塞のため急逝しました。享年52歳。若かったなあ。ちょうど、ジェフ・リン、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、トム・ペティらとスーパーバンド「トラヴェリング・ウィルベリーズ」を結成して、音楽シーンにカムバックしようとする矢先の出来事でした。

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◆ロイ・オービソンといえば、"Oh Pretty Woman"が一番有名な曲かと思いますが、僕が最初にロイの歌を聴いたのは"プリティ"の方じゃなく、"Crying"だったような記憶があります。
"Crying"は"アメリカン・パイ"を歌ったドン・マクリーンのカバーで、1980年に全米チャートで5位まで上がりました。ラジオ番組「全米トップ40」でドンの"Crying"の曲紹介の際に、オリジナルのロイ・オービソンの"Crying"も合わせて流してくれたのだと思います。

◆僕の好きだった70年代、80年代の多くのアーチストが「影響を受けた」という"先輩"の名前として、"ロイ・オービソン"の名前がよくあがっていました。ブルース・スプリングスティーンの"涙のサンダー・ロード"の曲のなかで主人公が聴いていたのは、ロイの"Only The Lonely"でした。
 ですので最初は、"このアーチストは聴くべきアーチスト"だという意識から聴いてみたっていうところでしたね。

◆ロイのWikipediaから。

ロイ・ケルトン・オービソン(Roy Kelton Orbison)は、アメリカ合衆国・テキサス州ヴァーノン出身の歌手。故郷でのタレント活動などを経て1955年にレコード・デビューし、伸びやかなファルセットが特徴的な歌声とロカビリー調の楽曲で、1960年代前半から中盤にかけて大きな成功を集めた。1980年代には、ジョージ・ハリスンとジェフ・リンによる覆面プロジェクト「トラヴェリング・ウィルベリーズ」のメンバーとしても活動した。代表曲に、「オー・プリティ・ウーマン」や「オンリー・ザ・ロンリー」などがある。愛称は、ビッグ・オー(The Big O)(略)


◆上記にある2曲の代表曲はどこかで取り上げるとして、"Crying"の後半のファルセットは心に沁みますね~。ロイは、メロディやアレンジも淡々としているし、歌唱力がさほどあるとも思えません。(ファンの方、ゴメンナサイ)でも、アレンジも小細工がない分、楽曲の良さが光ります。"Crying"…泣いているんです。でも心のなかは"悲しくて死んじゃう!"なんて悲しさを突き詰めた感じじゃなくて、せつなくて淋しくて、でもそうやって涙を流している自分にもなんだか複雑な想いを感じてるような…。人間らしい想いのつまった"Crying"って感じがします。

そんなロイ・オービソン。彼の残した素敵な作品はこれからも聴いていきたいと思います。ロイ、R.I.P。

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◆"Crying"が最高位2位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles for the Week Ending 15th October, 1961

1位はボビー・ヴィーの「サヨナラ・ベイビー」に代わって、レイ・チャールズの「旅立てジャック」。"クライング"はキャッシュ・ボックス誌では1位になるのですが、ビルボードでは2位止まり。レイ・チャールズが1位を2週続けたあと、この週4位に急上昇のディオンの"悲しい恋の物語(浮気なスー)"が次の1位になります。

-1 4 HIT THE ROAD JACK –•– Ray Charles
-2 3 CRYING –•– Roy Orbison
-3 1 TAKE GOOD CARE OF MY BABY –•– Bobby Vee
-4 21 RUNAROUND SUE –•– Dion
-5 10 BRISTOL STOMP –•– The Dovells
-6 8 YOU MUST HAVE BEEN A BEAUTIFUL BABY –•– Bobby Darin
-7 2 THE MOUNTAIN’S HIGH –•– Dick and Deedee
-8 5 LITTLE SISTER –•– Elvis Presley
-9 15 LET’S GET TOGETHER –•– Hayley Mills and Hayley Mills
10 7 MEXICO –•– Bob Moore and His Orchestra

◆1988年のTop Of The POPSから、ロイとK.D.ラングが"Crying"を一緒に歌います。
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◆こちらも1988年のテレビ・スペシャル"The Black and White Night"の"Crying".バックで座ってギターを弾くのはブルース・スプリングスティーン。バック・コーラスにはボニー・レイット、ジェニファー・ウォーンズ(メガネちゃん)、K.D.ラングが参加しています。
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◆僕が初めて聴いた"Crying"はこのドン・マクリーンのバージョンでした。1980年の全米5位のヒット。彼の声の"Crying"もなかなかいい。でも終盤のファルセットの切ない感じはやっぱりロイのオリジナルが上かな…。
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◆2001年の映画「マルホランド・ドライブ」(デビッド・リンチ監督)のなかで、スペイン語で歌われる"Crying"。レベッカ・デル・ロイ(Rebekah Del Rio)という女性シンガーが歌ってます。タイトルは" Llorando (ジョランド)"。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia ロイ・オービソン

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プレイリスト:ヴェリー・ベスト・オブ・ロイ・オービソン
Roy Orbison

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