【ライヴ記録】エルトン・ジョン 横浜アリーナ 2015 行ってきた!

<エルトン・ジョン&ヒズ・バンド 2015.11.18 横浜アリーナ>

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68歳とは思えない元気とパワー!。
エルトン・ジョンの日本公演(横浜アリーナ)に行ってきました。
今回の来日公演。エルトンの歌と演奏は、全米トップ40と洋楽をずっと聴いてきた僕にとって、懐かしくあり、そしてまた感謝したいような気持ちになりました。

◆ライヴのオープニングは"Goodbye Yellow Birick Road"から連続した4曲でした。エルトンのブルーのジャケットはスパンコールがキラキラ、背中には"Madman Across The Water"のアルバムジャケットのイラストが。カッコいいな。「葬送〜血まみれの恋はおしまい」。そして「ベニー&ジェッツ」、「キャンドル・イン・ザ・ウインド」、「みんなアリスに首ったけ」!嬉しかったなあ。

◆"リーヴォンの生涯"をエルトンが歌っているとき、ひとつ重要な発見をしてしまいました!すごく(゚Д゚;)しました。こちらのめった和訳"リーヴォンの生涯"の記事をご覧ください。

◆"Believe"、"Hey Ahab"、"The One"など比較的新し目の曲はエルトンの声も落ち着いてフィットしていました。従来のヒット曲は若い時だったらエルトンの声色もファルセットを使って自由自在だったのでしょうが今はちょっとキツイ感じ?でもナイジェルやデイヴィがコーラスでハーモニーを聞かせます。やっぱり"エルトン・ジョン"名義ではなく"エルトン・ジョン AND HIS BAND"なんですよね!
エルトンの元気にも驚きましたが、今回往年のエルトン・ジョン・バンドのメンバーであるドラムのナイジェル・オルソン、ギターのデイヴィ・ジョンストンが一緒に来てくれたことにほんと感謝です。ナイジェルは彼のソロの「ダンシング・シューズ」も想い出すし、デイヴィはエリック・カルメンの来日公演でもギターを聴かせてくれたことも想い出しました。

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◆なんで横浜アリーナなのかな?、もしやと思い日本武道館のイベントを調べてみたら、元JUDY AND MARYのYUKIさんのライヴが18、19の2日間、入っていました。おそらくYUKIさんの予約の方が早かったんだろうな! 横浜アリーナ(横アリ)は今後、渡辺美里さんのライヴがあるらしい。エルトンのポスターと仲良く貼ってありました。

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◆ここのとろろ、スマホでは撮影OKのライヴばかりでしたが、エルトンの場合はコンサート始まる前も一切撮影はダメ(*_*)。でもそれが普通だよね。そんなのおかまいなく撮ってる人もなかにはいたようですが…自分のツィッターとかブログに貼るんだろうな。But、コンサート終了後に僕も1枚だけ撮ってしまった(^▽^;)。
(この記事のラストにホール内の写真を1枚載せてます)

それでは以下、セットリストに沿ってどんな感じだったか、自分が何を思ったか、など忘れないためにつらつらと書いていきます。←ライヴレポートじゃないやん。
はい、ライヴレポートとステージ写真は「Barks.jp」さんの"【ライブレポート】エルトン・ジョン、横浜アリーナが感動で塗りつぶされた夜"をご覧ください(^▽^;)

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◆-1.葬送~血まみれの恋はおしまい/Funeral For A Friend~Love Lies Bleeding
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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1曲目はこの曲と予想をしていたのですが、本当に「Good Bye Brick Road」のオープニング通りっていうのが感動的でした。エルトンはサングラスに、スパンコールが散りばめられたブルーのジャケット。背中が見えたけど、おおっ「マッドマン」のアルバムジャケットじゃないか。あのアートワークはブルージーンだったと思うがそんな色のジャケットです。この曲はいわば組曲で、前半はインストゥルメンタルでエルトンのピアノソロ曲なのですが、「友を送るお葬式」というタイトルがずっと気になっているのですがそんなこと忘れてしまった(^▽^;)。後半の"Love Lies Bleeding"でエルトンの元気な歌声とピアノが響き渡ります!

◆-2.ベニーとジェッツ/Bennie And The Jets (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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2曲目がこの曲とわかっていたから、もうズン、ズン…とゆっくりと響き渡るイントロが聞こえたときからギャッとしてしまいました。ほぼアルバムの音が再現されてましたが、僕は何度もこの曲を聴いてるので、エルトンのボーカルがやはりレコードとは違うなあと思ってしまいました。"You know I read it in a magazine…!"の後半でファルセットで歌うところがそうならない。でもこれはバックのディヴィやナイジェルのコーラスで補っていたカンジでした。あとレコードほど"べ、べ、べ、ベニーアンザジェッツ!"を"どもら"ない(笑)

◆-3.キャンドル・イン・ザ・ウインド(風のなかの火のように)/Candle In The Wind (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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3曲目も予想通り。バラード曲は本日初。でもエルトン一人の弾き語りではなく、この曲ではバンドのバックコーラスと間奏のデイヴィ・ジョンストンのギターの音にしびれました。ほんとレコードで聴いたものとソックリ。それもそのはず、今回の"ヒズ・バンド"は、この曲の入った"Goodbye Yellow Brick Road"のアルバムを録音したときのメンバーであるドラムのナイジェル、ギターのデイヴィがいるんだもの。ベースのディー・マレーはもう天国に召されてしまったけど、"エルトン・ジョン・バンド"の音が復活してるんだなあ。68歳になったエルトンを支えて、この素敵な曲を聴かせてくれたことに感謝の気持ちが沸いてきました。バックのスクリーンにマリリンの映像が出るかな?とちょっと期待したのですが、そんなことはありませんでしたね(^▽^;)。

◆-4.女の子、みんなアリスに首ったけ/All The Young Girls Love Alice (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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LPレコードではこれまでの3曲でA面終了。次はなんだろうなあと思ったら、エルトンが曲紹介。"Yellow Brick Roadから3曲続きましたが、次の曲もそのアルバムから、All The Young Girls Love Aliceです…"。おおっ"アリス"じゃないか。LPレコードだとB面を飛び越えていきなりC面のラストに行っちゃいました(笑)。この曲、和訳記事にも書きましたが、タイトルから予想される内容とはまったく違ったシリアスな歌詞。アリスは悲しい最期を遂げてしまいます(和訳記事をご参照ください)。
この曲を歌うエルトンのバックのスクリーンには、コーラス部分になると緑色の女の子の踊る影が浮かび上がります。。アリスの運命を知っている僕としては、この踊る影に妙に物悲しいものを感じてしまった。

◆-5.リーヴォンの生涯/Levon (和訳)
from the album Madman Across the Water(1972)
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エルトンのMC。"Goodbye Yellow…から4曲やったけど、次は"Mad Man Across The Water"から2曲やります…"。うぉー!ってことはアルバムのA面1、2曲めのあの2曲じゃないの。曲順はアルバムとは逆で「リーヴォンの生涯」から。アルバムではしっとり弾き語りのようですが、バンドでの「Levon」でした。これはこれで聴かせます。そしてエルトンのピアノソロを堪能。エルトンの指先のアップがスクリーンに映し出されますが、ちょっと太くて短い。見た感じではピアニストの指のようには見えません(ゴメンナサイ)。でも動く、そして素敵な音色が聞こえます。やっぱりスゴイね。僕はエルトンと一緒に歌います。でも"He shall be Levon…"というコーラスの最期のところがエルトンと合いません。というのは、"ヒーシャル・ビー・リーヴォン…"と歌うところを、エルトンは"リボーン"と歌っています。曲のなかで何回かこの部分があるのですが、どの回でも、名前の発音を伸ばすところをわざと変えて「リボーン」と歌っているようです。ここでふと、ある考えが浮かびました。もしかして…。すごいことを発見してしまった気分で背筋がゾクゾクっとしてしまいました。詳しくは和訳記事にて…!

◆-6.可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)/Tiny Dancer (和訳)
from the album Madman Across the Water(1972)
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大好きな曲。デイヴィがダブルネックギターに持ち替えて、アコースティックに弾きます。演ってくれただけ嬉しいのですが、やっぱちょっとアレンジがバンド曲になっていて、当時の吟遊詩人のエルトンが聴きたい気持ちが勝ってしまうな…。サビの"Hold me closer tiny dancer…"で僕はレコードのエルトンと同じくファルセットで歌うのですが、エルトンはファルセットを使わない…。

◆-7.ビリーヴ/Believe (和訳)
from the album Made In England(1995)
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僕の記憶と英語力では、エルトンはMCにて、
・バーニーと僕はたくさんの曲を作ってきた。
・そのなかには"Love"と"Hope"を歌った曲もある。
・パリで尊い命が失われたことは本当に痛ましく思う。
・その人達に、この"Love"と"Hope"の歌を贈ります…。
と言ってから、この曲を歌ったと思います。

ああ、力強いエルトンの声。"Believe"は1995年のアルバム"Made In England"からの曲。そうか、当たり前かもしれないけど、彼のレパートリー、本日のセットリスト曲のなかでは、比較的新しい曲の1曲。エルトンはもともとファルセットを使うことなく、その時代時代の曲を彼自身の想いを込めて歌って来たんだな。70年代の曲も想い出があって聴きたいけど、エルトンの社会へのメッセージを感じた1曲でした。

◆-8.ダニエル/Daniel (和訳)
from the album Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player(1973)
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力強い"Believe"の後、ってこともあって、この曲になって会場がほんわか温かさに包まれたような気がします。エルトンと一緒に歌ってしまいました。"Daniel You're star…!"はエルトンはファルセットじゃないけれど、それも愛おしい感じです。ドラムを叩くナイジェルがたまにスクリーンに映るのですが、ネクタイを締め、白い手袋をして、礼儀正しいホテルマン?のような感じです。"Dancin'Shoes"のアルバムジャケットのナイジェルは髪の毛も長くて今とはだいぶ違ってたけど…。優しい笑顔は変わらないな。やっぱり彼らバンドは何年も何回もエルトンと"Daniel"を演ってきたんだよな。安定感あって楽しめました!

◆-9.フィラデルフィア・フリーダム/Philadelphia Freedom (和訳)
Single Only(Greatest Hits Vol2)
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僕はイントロだけでギャッ!としましたが、この曲は周りの人達、あまり知らなかった風です。全米トップ40、ビルボードチャートでは、35位初登場で→11→3→2→1位です。たった5週で1位になったこの曲でエルトンの強さを感じました。そんなチャートの想い出もこの曲にはあるんだよな。スクリーンには赤・白・青の星条旗のデザインカラーが派手に写ります。この曲はテニスのキング夫人に贈った歌。キング夫人のテニスチームが"フィラデルフィア・フリーダム"って言うんですね。作詞したバーニーはテニスを全く知らず、フィーリングで書いた、と言っております(笑)。この曲はシングルのみの発売で、演奏のクレジットも"エルトン・ジョン・バンド"となってます。

◆10.グッバイ・イエロー・ブリック・ロードGoodbye Yellow Brick Road (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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後ろのバックスクリーンに"Yellow Brick Road"の世界が映し出されます。都会にあこがれてやってきた田舎の少年。きらびやかな街で何もかも驚くことばかり。真ん中には黄色(金色?)に光る大きな道が。でも彼は…生まれ育った田舎に帰って行くんです…。この曲、とてもよかったっす…(*_*) Wowow加入して今度はテレビで観ようかな…。

◆11.ロケット・マン/Rocket Man
from the album Honky Château(1972)
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エルトンのピアノ・ソロが続きます。通常のロックバンドのライヴだと、ドラムやギターのソロ曲のときにメインボーカルはお休みしたりするのですが、エルトンのバンドではエルトンに休みがありません!それだけに圧巻!このバイタリティーの原動力はなんなんだ~(^^)。そして"ロケット・マン"につながります…!スクリーンには宇宙、そして宇宙から見た地球の映像が映し出されます。

◆12.ヘイ・エイハブ/Hey Ahab (和訳)
from the album The Union(2010)
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レオン・ラッセルの名前が紹介に出ましたね。"The Union"から"ヘイ エイハブ"です。エルトンは1970年前半には活動場所をイギリスからアメリカに移してツアーを行いましたが、そのときはキンクスやレオン・ラッセルの前座を務めていたようですよ。そんなあたりからもエルトンはレオンのファンで、アルバム作りを一緒にしないか声をかけたようです。
この曲、なかなかいい!2010年の曲だけあって、エルトンの歌い方が堂に入っていて迫ってくるものがあります。ところで"エイハブ"って誰のこと?わからなかった僕はライヴからの帰り道ですぐにググってなおさらのことこの曲に興味が沸いてしまいました…。"エイハブ"とは誰のことかわかる人もわからない人もぜひ和訳をご覧ください。

◆13.ブルースはお好き?/I Guess That's Why They Call It The Blues (和訳)
from the album Too Low for Zero(1983)
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ああこの曲も大好きだな。邦題はちょっとおちゃらけすぎだけど。
哀愁の漂うセツナいメロディ。"こういうのをブルースって呼ぶんだな…"って気づいたときの想い。ブルースっぽくない曲だけど、ブルースのことを歌うっていうのも名作です。間奏のブルース・ハープ(ハーモニカ)もいいんだ。これはレコードではスティーヴィー・ワンダーが吹いてるんですよ。今日の演奏ではキーボードでしたね。

◆14.ザ・ワン/The One
from the album The One(1992)
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この曲も自信たっぷり貫禄で歌ってくれました。やっぱり90年代以降のエルトンの曲は今の彼の声にもフィットするし、歌詞のメッセージも今の彼のリアリティに近いものがあるんだろうな。
 エルトンは結婚生活の失敗や友人をエイズで失うなどのこともあり、1990年頃のエルトンは精神的に病んでしまってアルコールやドラッグに救いを求めていたようです。でも療養施設に入ってそれらに決別し、再出発を歌ったのがこの"The One"になります。

◆15.僕の歌は君の歌/Your Song (和訳)
from the album Elton John(1970)
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本日ライヴに来た皆さんのなかで最もよく知られていて、最も聴きたかった曲はこの曲ですね。1st verseはエルトンのピアノの弾き語り、2nd verseからはバンドの演奏が入ります。"How wonderful life is、while you're in the world…"の歌詞がしんみりするなあ。会場のみんなも、この歌の"You"に大切な誰かを思い浮かべてエルトンの歌を聴いたんじゃないかな。

◆16.布教本部を焼き落とせ/Burn Down The Mission
from the album Tumbleweed Connection(1970) 
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エルトンのライヴでも定番の曲ですね。ステージ後ろのスクリーンは炎の赤に包まれてます。そのなか力強い演奏とエルトンのボーカル。実はこの曲は今回来日の「エルトンまつり」にて和訳をし始めたのですが、難解で中断。仕上がりませんでした。タイトルにある「布教本部(Mission)」。なぜ宗教の本部を焼き落とさないといけないのか。この曲を理解するのは楽曲やバイオグラフィーなどで、エルトンとバーニーのキリスト教観をしっかりわかってないといけないんじゃないかと思ってしまいました。ですので和訳はしばらくおあずけ、研究?を続けます。(^▽^;)

◆17.サッド・ソングス/Sad Songs(Says So Much) (和訳)
from the album Breaking Hearts(1984)
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圧巻だった"Burn Down The Mission"と一転して、リズムが特徴的なこの曲でステージと会場もくつろいだ雰囲気になりました。エルトンのヒットパレードが始まります。"悲しいときは悲しい曲を聴くといいよ。歌たちはたくさんのことを語り掛けてくれるから…"と明るく歌い飛ばしてくれる曲です。この曲の入ったアルバム"Breaking Hearts"(1984)は、Davey、Nigel、Deeと、かつてのエルトンバンドが復活したんだよな。当時と若干アレンジが変わっていたけど、エルトンもメンバーもリラックスして歌ってくれました。

◆18.悲しみのバラード/Sorry Seems To Be The Hardest Word (和訳)
from the album Blue Moves(1976)
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そして"悲しい歌を聴こうよ"と歌ったエルトンは、次に"悲しすぎる歌"を歌い始めました。ちょっとこのセットリスト、なかなか凝ってますよね(^^)/ この曲は弾き語りでジーンとさせました。
 アルバム「蒼い肖像(Blue Moves)」はLP2枚組で、当時は4,000円ほどしたのでとてもお小遣いでは買えず、「悲しみのバラード」はシングルでの購入になりました。当時「蒼い肖像」は、ローリングストーン誌でも「エルトンにしては不思議なほど退屈なアルバム」と評されましたが、エルトン自身は「コマーシャルではない」ものの「誇りに思ってるコンセプトアルバム」として相当気に入っているようです。なんか聴きたくなりました。

◆19.僕の瞳に小さな太陽/Don't Let The Sun Go Down On Me (和訳)
from the album Caribou(1974)

エルトンの歌声、ディヴィが弾くギターの音色が後半、グッと盛り上げ、このライヴ自体が終盤に差し掛かったことを感じさせます。この曲は1974年のエルトンのヒットでは最高位2位で終わりましたが、1992年のジョージ・マイケルとのデュエットでNo1ヒットになってますね。あの人が僕の前から行ってしまう…"go down on me"…太陽は僕の上から沈んでしまう…僕の心を傷つけてだんだん沈んでしまう中で光も温かさもしぼんでなくなっていくんだ…。エルトンはバーニーの歌詞について、"バーニーはいつだって自分のアイディアを表現する新しい方法を探してた。昔からよく使われる言葉よりもいい言葉を探してるんだ"。"カーブを投げるみたいにね"と言っています。
 ラストの"But losing everything is like the sun going down on me"でステージのスポットライトが観客側を照らしました。それは本当の太陽のようでした。太陽は僕らを照らして、そして…しぼんでいきました…。感動。

◆20.あばずれさんのお帰り/The Bitch Is Back (和訳)
from the album Caribou(1974)
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さあ、ここからたたみ掛けです!(だいだい予想してた) この曲のイントロで僕も立ち上がりました。まわりも僕の影響!?で立ちました。前の人が立ったら見えないしね(^▽^;)。
 この曲を弾いて歌うエルトンは70年代のライヴでのシャウトするロックンロール・エルトンです!当初はこの曲がライヴのオープニングかなと予測していました。"I'm a Bitch!、I'm a Bitch!"の"Bitch!"のところでスクリーン映像でも"Bitch!"の文字が出て観客を盛り上げます。改めてすごいぞ、"Bitch!"の大合唱だ(笑)。でもこの曲では"Bitch"って言っても"ズべ公"とか"あばずれ"とか"やり○○"とかそういう意味じゃないですよ。"Bitch"とはエルトンのこと。エピソードは和訳をクリックして記事をお読みください~。

◆21.アイム・スティル・スタンディング/I'm Still Standing (和訳)
from the album Too Low for Zero(1983)
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「あばずれさんのお帰り」に引き続き激しいナンバーでたたみ掛けが続きます。おおっスクリーンには昔のエルトンから今のエルトンの映像が映ります。ずっと歌い演奏をし続けてきたエルトン、ドラッグや酒に溺れたこと、喉を手術したこともありました。それでも彼は歌い続けてる、それでも彼はまだここに立っている!この曲にそんな思い入れをしたことがなかったのですが、このフィナーレでこの曲を取り上げたエルトン。エルトンにとっても"I'm Still Standing"!ってファンの前で大声で歌いたいんだよな。今後この曲を聴くときには、今日のこの場面を想い出しそうだ。エルトン、この曲を歌い続けてほしい。そして来年以降もまた日本に来て、この曲を歌ってほしい。

◆22.ツイストは踊れない/Your Sister Can't Twist(But She Can Rock'n Roll) (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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◆23.土曜の夜は僕の生きがい/Saturday Night's Alright For Fighting (和訳)
from the album Goodbye Yellow Brick Road(1973)
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アルバム「Goodbye Yellow Brick Road」でもこの2曲は続き曲。エルトンのライヴでの締めくくりの定番ですね!バンドもエルトンのノリも最高です。23曲歌ってきたエルトン、さすがに体力を使っていることでしょう。ボーカルのノリは今いちだったかもしれません(というか、やっぱりかつてのような声は出ないのでしょう)。でもピアノの演奏は他の楽器に負けてませんヨ。"サラデー!、サラデー!、サラデー!"が続きます。
 考えてみると、僕はここまでロックするピアノマンを見たことはなく、またピアノをフューチャーしたロックを聴いたことがなかったな。あのドジャース・スタジアムのピアノを弾きながら歌うエルトンの姿が頭に浮かびますが、今でも2時間近く、エンターテインメントのステージをこなせる脅威の体力と気力。洋楽POPSを好きでいてヨカッタ、そのことをスーパースターに感謝したいです。

歌い終わったエルトンは、さっとステージを後にします。はい、アンコールに備えて、ちょっとだけでも休んでね。という気持ちです。「お約束」があるのはわかりますが、やっぱりアンコールの拍手をせずにはいられません。…ああ、それほど時間をかけることなく再び出てきてくれました。

(ステージ前方のファン達の差し出すアルバムなどにサイン)

◆24.クロコダイル・ロック/Crocodile Rock (和訳)
from the album Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player(1973)
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この曲のイントロは何度聞いてもワクワクします。頭のなかでは、僕もアメリカン・グラフィティの世界に入って、頭をリーゼントをキメて、ポニーテイルのス―ジーとロックンロールダンス!しちゃってます。でも後半はそんなことを思い出しながら、当時よく踊った"クロコダイル・ロック"のレコードを聴いて、昔を思い出している僕。それでもこの曲を聴くたびにあの頃の血が騒ぐんだ…。きっとおそらく、会場にいる方、何人もの皆さんの頭のなかでも、若い想い出がよみがえっていたことでしょう。正直、僕も色んなことを想い出していて、エルトンやバンドメンバーがこの曲をどう歌い、演奏していたのかを想い出せません(-_-;)。でもエルトンと、あの"クロコダイル・ロック"を一緒に歌って踊った(!)この感覚は忘れることはできないでしょう…!

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◆(追記)
 セットリストは、ほぼ満足!でした。でも欲を言えば、「Pinball Wizard」と、ジョン・レノンに捧げた「Empty Garden」と、ライオン・キング「Can You Feel The Love Tonight」を演ってほしかったかな。
 沢山のヒット曲のあるエルトン。セットリストはどのように決めているの?ということは興味がありますね。僕の持っている雑誌「レコード・コレクターズ」の1997年10月号にそのことにエルトンが答えているインタビューの応答が載っていました。

Q.どのようにしてライヴで演奏する曲を決めるのですか?
A.ふだんのライヴは2時間半から3時間なんだけど、何度も繰り返し演ってきて、飽きてしまった曲はセットリストから落としてるよ。ツアー前には35曲から40曲のリストを作ってリハーサルを始める。バンドのメンバー達の要望も入るし、セットリストは自然の出来上がっていくものさ。(中略)<ベニーとジェッツ>はずっとステージでは演ってこなかったし、<グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード>ももう15年くらい演ってないけど、次のツアーではそんな曲もプレイするつもりだよ。<僕の歌は君の歌>はこれまで行ってきたすべてのライヴで演っている。それは要するに飽きが来ない曲ってことだよ。あれだけ何度も歌ってもまだ飽きないんだから優れた曲なんだと思うよ。
でもキーを下げて歌うことになるだろうね(笑)。オーストラリアで喉の手術を受けてから、僕の毛はずっと低くなっているんだ…。



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(写真たちは、僕が撮影したもの以外は、エルトンのライヴ・パンフレットから転載)

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コメント

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No title

めったさん こんばんは。
素晴らしいレポートをありがとうございました。
ライヴの感動がよみがえりました。
私はあまり・・・詳しくはないのですが、それでも
感動をもらえました!
素敵な一夜でしたね。
そして、本当に年齢不詳なパワー! (良い意味で。)
プロとはこういうものなんだなぁ、ってしみじみ思いながら
演奏を聴き入りました。

ps
最後の方・・「毛」 ⇒ 「声」・・でしょうか。
( *´艸`)

たしかに、ファルセットを効かせる歌い方とは違い、
力強い歌唱でしたね。 でも心地よかったです!

わざとではない(エルトンごめんなさい)

はるちゃん、コメントで、“毛”→“声”と書かれていて、なんのことかなと最初わからなかったのですが、僕がエルトンの言った言葉について、すごい変換ミス?(タイプミス)してましたね!(笑)。エルトンの昔からの写真を見てきたので、髪の毛の変化についても無意識に意識していたのかな?(^_^;)
ハプニングとして面白いのでそのままにしておきます!(^o^)(エルトン、ごめんなさい)

No title

24曲...スゴイ!今のピチピチ若いアーティストでも中々やらないぞこの曲数。
こういう一生涯、音楽のように走り続けるアーティストは見る度に圧倒されます・・・

No title

kenさん、ほんとそうですよね。エルトンは休むことなく、キーボードを引き続けました。このバイタリティーと体力はスゴい。どんなトレーニングしてるのかなー?とも思ってしまいます(^_^;)