The Best Of Times / ベスト・オブ・タイムズ (Styx / スティクス)1981



Tonight's the night
we'll make history
Honey, you and I

今夜こそ 僕らが歴史をつくる夜
いとしいきみと僕の二人きりで

And I'll take any risk
to tie back the hands of time
And stay with you here tonight

時計の針を戻すためだったら
どんな危険を冒してもいい
だから今夜はここに・・・
僕のそばにいておくれ

I know you feel
these are the worst of times
I do believe it's true
When people lock their doors
and hide inside
Rumor has it,
it's the end of paradise

きみもわかってるよね
今が一番ひどい時なんだってこと
本当にそうだと僕も思うよ
人々はドアに鍵をかけ
そのなかに隠れてしまう
噂が流れてくる
“パラダイスはもう終わり”だと

But I know,
if the world just passed us by
Baby I know,
I wouldn't have to cry,
no no

でも僕はわかってる
もし世界が 
僕らのそばを通り過ぎていったって
へっちゃらさ
悲しくて涙を流すことなんて必要ないさ
ああ そうなんだ

The best of times
are when I'm alone with you
Some rain some shine,
we'll make this a world for two

Our memories of yesterday
will last a lifetime
We'll take the best,
forget the rest
And someday we'll find

These are the best of times
These are the best of times

最高のとき…きみと二人きりでいる時間
雨が降ることも 太陽が照ることもあるけど
僕たちは二人のための世界を作ろう

過ぎ去った想い出は永遠に続いていく
一番いいことだけを覚えておいて
他のことは忘れていいんだ
そしていつの日か 僕らは気づくんだ

“いまが一番いいとき”
“いまが一番いいとき”なんだ

The headlines read,
"These are the worst of times"
I do believe it's true
I feel so helpless
like a boat against the tide
I wish the summer winds
could bring back paradise

新聞の見出しに書かれてる…
“今が最悪のとき”
確かにそれは本当さ
ものすごく無力だって感じるよ
まるで波に逆らって進む小舟のようさ
さわやかな夏風が
パラダイスを呼び戻してくれることを願うけど

But I know,
if the world turned upside down
Baby, I know
you'd always be around,
my my

でもわかってるんだ
もし世界がさかさまにひっくり返っても
ベイビー わかってるよ
きみはいつもそばにいてくれるよね
そう そうなんだ

The best of times
are when I'm alone with you
Some rain some shine,
we'll make this a world for two

When I'm alone with you
Everything's alright…

最高のとき…それは
きみと二人きりでいる時間
雨だって 晴れてたって太陽が照ることもあるけど
僕たちは二人のための世界を作ろう

きみと一緒なら
すべてがOKなんだ…

Songwriters Dennis De Young
Published by STYGIAN SONGS

Released in 1981
US Billboard Hot100#3
From The Album"Paradise Theatre"

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この曲もよく聴いたなあ。想い出もありますなあ。トーキングモジュレーターや間奏のギターも懐かしい。スティクスの来日公演のことは「ロッキン・ザ・パラダイス」の記事に書きました。このライヴもカッコ良かった。

◆「The Best Of Times」は、アルバム「パラダイス・シアター」の1曲目の小曲「A.D.1928」と同じメロディを持つ曲です。ですのでアルバムとしては「A.D.1928」が「ロッキン・ザ・パラダイス」に続くアルバムの幕開けとなり、その本編が「The Best Of Time」ってことなんでしょうね。

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◆デニス・デ・ヤングが昨年2014年の11月に発表したライヴアルバム(+DVD)インタビューのなかで、"The Best Of Times"を書いたときのことを聞かれて、次のように答えています。和訳は僕なので大意ってことでお願いします(^▽^;)。

"ベスト・オブ・タイムズ"を書いたときはビートルズの曲"The End"を思い浮かべてたんだ。スティクスの“Paradise Theatre”"The Grand Illusion"や“Pieces of Eight”もビートルズの“Abbey Road”のようなアルバムを作りたくて続けてきてたんだ。でも難しくて落ち込んだよ。だけども"Abbey Road"のショート版にすら届かなくても、取り組むなかでいい作品っていうのはできているのさ。"The Best of Times"は僕の妻と僕のことを歌った曲なんだ。僕らはもう15年一緒にいるけど、この世の中がハンドバックの中で地獄に落ちてドアを閉ざしてしまったとしても、きみと僕の二人がいるじゃないかってことをシンプルに言っているんだ。僕らが世界を特別にしていけばいい。二人の人間が、混沌としたなかでもオアシスを見つけられるってことを歌ってるのさ。
今僕らは生きていて色んなことがあるよね。この曲を書いた1980年頃は世界は恐ろしい時代だった。カーターやレーガンが選挙に立候補したよ、ベトナム戦争やウォーターゲイト事件も終わり、原油の禁輸やイランによるアメリカ大使館人質事件なんかもあっただろ。"Paradise Theater"っていうのはアメリカが道を見失ってしまっていることの比喩なんだ。今だって同じ状況じゃないかな。いやもしかしてもっと悪くなっているのかも。



◆デニスは"アビイ・ロード"のようなアルバムを作りたい、とアルバム全体の「コンセプト」にかなりこだわっていたようですね。そしてそのこだわりが日本語も登場するあの「ミスター・ロボット」(Kyroy Was Here)を作り出しましたが…他のメンバー、特にトミー・ショウと対立し、各々がソロ活動に尽力することとなりました。そしてトミーが脱退、ダム・ヤンキースに参加します…。

◆紆余曲折して、現在はトミー・ショウとジェイムズ・ヤングが主体の「スティクス」も元気に活躍しています。デニスの歌ったスティクスの曲数曲は演りません(契約の関係?)が、それでもスティクスのヒットはたくさんあります!ぜひ来日してほしいものです。

◆また、デニスの方も活動し始めました。上記のインタビューではとりわけ"Babe""Best of Times""Show Me The Way""Don't Let It End""Mr. Roboto"の5曲を、ファンは"Styx"のヒット曲のなかで聴きたいハズじゃないか、と考え、バンドを組んでライヴを始めたそうです。こちらではギターのイケメンくんがトミーの歌った"Blue Collar Man"や"Renegade"なども歌ってくれます(^▽^;)。デニスのこのバンドも来日してくれないかな。

◆"The Best Of Times"が最高位3位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending March 21, 1981

REOが1位、ジョンが2位。なんていい曲ばかりのベスト3なんだ!
そのほか、8位のアバの"The Winner"も切ないですなあ。
7位のニールは映画"Jazz Singer"から。この映画、観てみたいのですがレンタルもセルも見当たらない。海外盤ならあるようだが国内でのDVD化はされていないようだ。テレビでやってくれないかなあ。

-1 2 KEEP ON LOVING YOU –•– REO Speedwagon
-2 3 WOMAN –•– John Lennon
-3 4 THE BEST OF TIMES –•– Styx
-4 1 9 TO 5 –•– Dolly Parton
-5 6 CRYING –•– Don McLean
-6 7 RAPTURE –•– Blondie
-7 9 HELLO AGAIN –•– Neil Diamond
-8 8 THE WINNER TAKES IT ALL –•– Abba
-9 5 I LOVE A RAINY NIGHT –•– Eddie Rabbitt
10 12 WHAT KIND OF FOOL –•– Barbra Streisand and Barry Gibb

◆STYX "The Best Of Times" 82 live 96.flv
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◆これはレアな動画。September 1990にシカゴの野球チームの開幕戦?スティクスメンバーが愛唱歌"私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)"を歌います。
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Take me out to the ball game,
Take me out with the crowd;
Buy me some peanuts and Cracker Jack,
I don't care if I never get back.
Let me root, root, root for the home team,
If they don't win, it's a shame.
For it's one, two, three strikes, you're out,
At the old ball game.

トミー・ショウのいなかった時期ですね。メンバーはDennis DeYoung, James Young にGlen Burtnikが加わり、JohnとChuckの Panozzo兄弟もいます。

◆2000年。朝のテレビ番組?に出演のデニス。コーヒーショップで"Babe"~"Come Sail Away"のメドレーを歌います。コーヒーショップの客も"さあ、いっしょに唄おう!"と言われても…"どうする?""え~歌う?"ってなるよね。デニスも辛かったのでは?(-_-;)
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia The Best Of Times
・www.dennisdeyoung.com

(この曲を購入)amazon.co.jp
Babe: the Collection CD, Import
Styx (アーティスト)

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コメント

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tonight~♪

めったさん、こんばんは。
「Babe」を聞いてからのこの「パラダイス・シアター」のアルバムは当時工面して買っちゃっいましたね~。スティックス、ちょっと大仰な感じだけど、ドラマチックな曲でなによりデニス・デ・ヤングのボーカルに圧倒されました。久しぶりに聞きましたが「The Best Of Time」いいですね~。振り返ると産業ロックと言われていたバンドと曲、大好きでしたね!ドンズバリ世代なんでしょうね(^^♪
おっしゃる様にホントこの時1位から3位いい曲ばかり!
2位はジョンの「WOMAN」でしたか・・、「ダブル・ファンタジー」の中で「ビューティフル・ボーイ」と並んで一番好きな曲です・・。これもアルバム買って何度も聞きました。

歌い出し

mayさん、コメントありがとうございます。この曲はイントロなしで、“tonight's the night.we make hisotry...”と始まるところが、ハッとして聴き込んでしまいます。アルバム、パラダイスシアターは、かつて流行した劇場の栄枯盛衰を歌ってますが、この曲は、世界がどうなっても僕ときみは一緒だよ、と視野の狭い(笑)のですが、キーとなる曲ですね。3位止まりでしたが、ジョンの“Woman”とともに1位になって欲しかったのを覚えてます。