All The Girls Love Alice / 女の子、みんなアリスに首ったけ (Elton John / エルトン・ジョン)1974


(動画に"不思議の国のアリス"が使われています)

Raised to be a lady by the golden rule
Alice was the spawn of a public school
With a double-barrel name
in the back of her brain
And a simple case
of "mummy-doesn't-love-me" blues

「淑女であれ」という厳しいしつけ
アリスは名門校の"よくいる生徒"だった
でもアリスは頭のなかでは
学校に別な名前を付けてたし
"ママは私を愛してない"と気持ちは憂鬱
よくある話さ

Reality it seems,
was just a dream
She couldn't get it on
with the boys on the scene

But what do you expect
from a chick who's just sixteen?
And hey, hey, hey (hey, hey, hey)
you know what I mean

真実なんて
ほんの夢のように思えるよ
アリスは男の子達と会って
楽しくすることができなかった

でもほんの16歳の小娘に
何ができるっていうんだい?
そうさ hey hey hey(hey, hey, hey)
僕の言いたいこと わかるよね

All the young girls love Alice
Tender young Alice,
they say
Come over and see me
Come over and please me
Alice, it's my turn today

女の子はみんなアリスが好きなんだ
優しくて若いアリス 
みんなが言う
"わたしのところに来てね"って
"わたしを喜ばせてちょうだい"
"アリス 今日はわたしの番よ"ってね

All the young girls love Alice
Tender young Alice,
they say
If I give you my number
Will you promise to call me?
Wait till my husband's away

アリスは女の子の人気者
優しくて若いアリス 
みんなが言う
"番号を教えるから
電話するって約束してね
夫がいなくなるまで待ってね"ってさ

Poor little darling
with a chip out of her heart
It's like acting in a movie
when you got the wrong part
Getting your kicks in another girl's bed
And it was only last Tuesday
Oh they found you in the subway dead

かわいそうに…
アリスはちょっとだけ思うのさ
"自分とは違った娘"をモノにしたら
映画の物語のように振る舞うんだ
別の娘のベッドで"お楽しみ"
すればいいだけのこと
ついこの間 先週火曜日だった
ああ 地下鉄で
冷たくなったアリスが見つけられたんだ

And who could you call
your friends down in Soho?
One or two middle-aged dykes in a Go-Go
And what do you expect
from a sixteen year old yo-yo
And hey, hey, hey (hey, hey, hey)
oh don't you know?

アンタ "友達"って呼べるヤツが
ソーホーにいるかい?
1人か2人はゴーゴーで踊ってる
中年のレズビアンはいるだろう
16歳かそこらの小娘に
何ができるっていうんだい
hey, hey, hey (hey, hey, hey)
わからないのかい

All the young girls love Alice
Tender young Alice, they say
Come over and see me
Come over and please me
Alice, it's my turn today

女の子はみんなアリスが好き
優しくて若いアリス 
みんなが言う
"わたしのところに来てね"って
"わたしを喜ばせてちょうだい"
"アリス 今日はわたしの番よ"

All the young girls love Alice
Tender young Alice, they say
If I give you my number
Will you promise to call me?
Wait till my husband's away

アリスは女の子の人気者
優しくて若いアリス 
みんなが言う
"番号を教えるから
電話するって約束してね
夫がいなくなるまで待ってね"

Songwriters JOHN, ELTON / TAUPIN, BERNIE
Lyrics c Universal Music Publishing Group

golden rule=黄金律 行動規範
spawn=(魚・カエル・貝・エビなどの)卵、(うじゃうじゃいる)子供.
double-barreled =二重銃身の、2連発の、二つ重なった
cf.have (a case of) the blues=憂鬱である
on the scene=その場で、現場に、現地に
chick=ひよこ ひな鳥
Get your kicks=満足する、楽しめる
wrong parts=品違い
Soho=ソーホー(London の中央,外国人経営のナイトクラブ・料理店などの多い地区)
dykes =同性愛の女性

Released in 1974
From The Album"Goodbye Yellow Bick Road"

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アルバム「Goodbye Yellow Brick Road」を買ったときに"女の子、みんなアリスに首ったけ"という邦題を見て、なんだか楽しい曲なんだろうな、と想像していましたが、だいぶ違っていました。

この曲のSongfactsによると
エルトンはこの曲の主題についてぼかすようなことはしませんでした。エルトンはこの曲について、
"卑猥な女性達に誘惑された女の子の歌"だ、と言っています。

◆歌詞に出てくるPublic School。イギリスでは上流階級の子弟が学ぶ寄宿舎のある、伝統のある私立中等学校を言うそうですね。通例 13 歳で入学し 18 歳で卒業。アリスはその学校の"the spawn"だったという歌詞です。魚の卵のように、うじゃうじゃいる生徒の一人だった、ということなのでしょう。

With a double-barrel name in the back of her brain

はちょっとわからなかったのですが、"あたまの裏"では"二重の名前"だったということなのですね。

たとえば「白薔薇女学院」という名前の学校なんだけど、裏では"白薔薇"を"黒百合"と呼んでいる、とかかね。このような名前の学校は実際に存在してません(^▽^;)。

◆この曲のタイトルについては原題が"All The Girls Love Alice"なのですが、エルトンは"All The (Young)Girls love Alice"と歌っています。この"Young"についてですが、エルトンのWebサイトに次のように出ていました。

この曲のタイトルはしばしば"All The Young Girls Love Alice"と間違えられます。それはエルトンがこのフレーズを"Young"を入れて歌っているからです。しかしオリジナルの歌詞には“young”は入っていません。それはエルトンが歌う際にメロディがその方がフィットすると考え付け加えたものなのです。

との説明がありました。そんなわけで、和訳にも"Young"は敢えて訳さないことにしましたm(__)m。

◆歌詞の物語。アリスがどうして地下鉄で発見されたのか?詳しくはよくわかりません。

It's like acting in a movie
when you got the wrong part
Getting your kicks in another girl's bed

僕はあまり自信がないのですが…。
アリスはふだん女性たちと仲良くしてるので、女性が好き。でも"You"(男性)は女性に相手してもらおうと思ったのですが、なぜかアリスと一夜を共にすることになった。"You"はアリスが"自分とは違う人種(wrong parts)"であるとわかり、怒って持っていたピストルで…?
仮にそんなことがあっても、映画ではそんな悲惨な事件にはならず、笑い話?の一つで終わってしまうのだけど…。この曲のイメージイラストはアリスと思われる少女の左右に女性ではなく「おっさん」がいますので、たぶんそうかなと…。

aliceART.jpg

あっでもスーツ来ておっさんの格好を中年女性に見えないこともないぞ。どっちなのかな?(^_^;)

◆またSongfactsには次のような情報も載っていました。

この曲はエルトンが初めて"同性愛者"について歌った曲です。けれどもこの曲の内容はエルトン個人とは関わりのないものです。彼が初めて同性愛者の視点から曲を書いたのは1981年の"Elton's Song"(アルバム"The Fox"に収録)になります。この曲は"同性愛者"であるトム・ロビンソンとの共作になります。

うーん、そうか。この曲"Alice…"をバーニーと一緒に作って歌ったエルトン。アリスの生涯についてどう思っていたのかな。

この曲はリズムがアップテンポでギターサウンドで歌われますが、コーラスはテンポを落として聴かせる感じになったりします。ライヴで映えるので、エルトンもよく演奏する一曲です。日本公演では歌ってくれるかな?

◆From The Bonnaroo Music Festival June 15th, 2014.
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◆"Elton's Song".クラスメートを好きになってしまった男の子…。エルトンとトム・ロビンソンの共作です。
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◆トム・ロビンソンバンドの代表曲「2-4-6-8 Moterway」。この曲は大好きです!めった和訳はこちら。
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(この記事で参考にしたページ)
・All The Girls Love Alice
・metrolyrics.com
・http://www.eltonjohn.com

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Goodbye Yellow Brick Road CD, Original recording remastered, Import
エルトン・ジョン

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(Elton John)
Skyline Pigeon / スカイライン・ピジョン 1969
Your Song / 僕の歌は君の歌 1970
It's Me That You Need / イエス・イッツ・ミー 1971
Crocodile Rock / クロコダイル・ロック 1973
Daniel / ダニエル 1973
Goodbye Yellow Brick Road / グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 1973
Don't Let The Sun Go Down On Me / 僕の瞳に小さな太陽 1974
The Bitch Is Back / あばずれさんのお帰り 1974
Philadelphia Freedom / フィラデルフィア・フリーダム 1975
Island Girl / アイランド・ガール 1975
Pinball Wizard / ピンボールの魔術師 1976 1678
Don't Go Breaking My Heart / 恋のデュエット 1976 *Duet with Kiki Dee
Sorry Seems To Be The Hardest Word / 悲しみのバラード 1976
Little Jeannie / リトル・ジニー 1980
Empty Garden (Hey Hey Jonny ) / エンプティ・ガーデン 1982
I Guess That's Why They Call It The Blues / ブルースはお好き? 1983
I'm Still Standing / アイム・スティル・スタンディング 1983
Sad Songs(Say So Much)/ サッド・ソングス 1984
Sacrifice / サクリファイス 1989
Can You Feel The Love Tonight / 愛を感じて 1994
Circle Of Life / サークル・オブ・ライフ 1994 

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