Double Vision / ダブル・ヴィジョン (Foreigner / フォリナー)1978



Feeling down n' dirty,
Feeling kinda mean
I've been from one to another extreme

This time I had a good time,
ain't got time to wait
I want to stick around
till I can't see straight

あくどいやり方にも思えるし
ある意味 ひどい仕打ちに感じるよ
俺は他の誰とも違った極端な男なのさ

今回は楽しみたいんだ
待ってなんかいられない
まっすぐモノが見えなくなるまで
俺はここにずっといたいんだ

Fill my eyes with that double vision,
No disguise for that double vision
Ooh, when it gets through to me,
it's always new to me
My double vision gets the best of me

俺の目をいっぱいにしてくれ 二重の幻影で
隠しようがない モノが二重に見えるんだ
ああ そんな錯乱状態の俺
いつだって新しい感覚さ
そんなときの俺は一番気分がいいんだよ

Never do more than I really need
My mind is racing,
but my body's in the lead
Tonight's the night,
I'm gonna push it to the limit
I live all of my years in a single minute

やるのは本当に必要なものだけにしろよ
理性が暴走しはじめ
身体が先走ってしまうからな

今夜がその日
徹底的にやってみようと思うんだ
この一瞬に人生すべてを賭けるんだ

Fill my eyes with that double vision,
No disguise for that double vision
Ooh, when it gets through to me,
it's always new to me
My double vision always seems
to get the best of me,
the best of me, yeah

焦点が定まらないくらいな混乱状態
ごまかしようのない錯乱状態
ああ そんなになると俺は
いつだって新鮮な気分なんだ
モノが二重に見えるときは
俺のなかで最高な時間なのさ
俺がいちばん輝けるときなんだ

Ooh, double vision,
I need my double vision
It takes me out of my head,
takin' me out of my head
I get my double vision,
oh, seeing double double
Oh, I have double vision,
(oh double vision) yeah
Oh I'm getting double vision

ああ モノを二重に見たいんだ
俺にはそんな目が必要なんだ
頭がおかしくなっちまうよ
そんな混乱状態が続いてしまったら

モノが二重に見える錯乱状態
一つに焦点が合わないんだ
ああ 俺にはそんな風に見えちまう
俺にはモノが二重に見えちまう…

Writer(s) Lou Gramm, Mick Jones
Publisher: Sony/ATV Music Publishing LLC, Peermusic Publishing, Warner/Chappell Music, Inc., Kobalt Music Publishing Ltd., Universal Music

Down and Dirty=〈やり方が〉汚ない,あくどい.どろくさい
stick around =近くにいる、辺りをブラブラする
in the lead=先頭で、首位に立って、優勢で
to the limit =限度まで、徹底的に

Released in 1978
US Billboard Hot100#2
From The Album"Double Vision"

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フォリナーのファースト・アルバム「栄光への旅立ち」に続くセカンドアルバムは…待ち望んだだけのことがありました。
"Double Vision"…初めて聴いたとき、このギターから始まるスピード感あるロック、なんてカッコいいんだ!と思いました。ファーストシングルは「Hot Blooded」でこちらのドカドカ泥臭いいんだけど、ルー・グラムのボーカルが生きてる曲で、それぞれがA面とB面の1曲目に配置。こんなところも中高生の心にカッコいい!なんて思ったものです。

◆"ダブル・ヴィジョン"…これはどういう意味なのでしょう?
ボーカリストのルー・グラムがこの曲の背景についてインタビューに応えています。

"Double Vision"はアルバムリリースの前、1977年の後半頃に書いた曲だよ。多くの人はこの曲を恋に酔いしれてハイになってしまってる歌だと思っているよね。実はこの曲のタイトルが付くまだ前のことなんだけど、ニューヨーク・レンジャーズ(ホッケーのチーム)がフィラデルフィア・フライヤーズと試合をして、フライヤーズの身体のデカい選手がレンジャーズのゴールキーパー(John Davidson) のところにぶつかってしまい、デヴィッドをノックアウトしちゃったんだ。デヴィッドは試合からは連れ出されたよ。だって"物が二重に見える"(experiencing double vision)って言うんだからね。



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ニューヨーク・レンジャーズのWebサイトによれば実際にはこの出来事は1978年の4月の出来事で、相手もフライヤーズではなく同じニューヨークのバッファロー・セイバーズだったようです。アナウンサーが何度も"ダブル・ヴィジョン"って連呼するからメンバーも気に入ってしまって曲のタイトルだけでなく、アルバムのタイトルにもしてしまった!ようです。"Double Vision"の名付け親(!)のデヴィッドですが、引退後はスポーツキャスター&ホッケー解説者になったようで、その後もミック・ジョーンズと何度か会って、この話で大笑いしているそうです。

◆"恋に夢中"な錯乱状態、とか、ドラッグ愛用者、とか、いろんな解釈があったようですが、メンバーのコメントからは"ダブル・ヴィジョン"って言葉が単に気に入った…って意味くらいにしか受け取れませんね(-_-;)。そうなのか、僕は「物事を見た目通りではなく、裏の顔まで見えてしまう、疑い深いオレ」って意味なのかとなんとなく思っていましたので、深読みしすぎ?なんですかね。和訳は最後にそんな風に強引に持っていってしまいました(笑)。

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◆改めて歌詞を見ると、"You"だけでなく"she""he""they"って単語が出てこない曲なんですね。ラヴソングでもなく、自分のことを歌ってる歌なんですね。"ダブル・ヴィジョン"…身体的にも精神的にもアブナい状況だなあと思います。またそんな人がいると社会的にも、交通の面でも(!)アブナいったらありゃしない。でも視点をいつもと変えてみたりすると、発見があったりします。隠されたもう一つの絵="だまし絵"が見えたりします。そんな「目」を持ちたい、って歌っているのかな。

◆"Double Vision"で検索したときに出てきた画像ほか。

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おや?子どもが二重に見えるぞ。なんだ双子ちゃんか!
(って、これは実は僕と双子の弟の写真だったりします。太い方がめった。似てる?)


◆"Double Vision"が最高位2位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 18th November, 1978

ドナの"マッカーサー・パーク"が首位に立ちはだかり、"ダブル・ヴィジョン"の1位はなりませんでした。この週5位のバーブラ&ニールもジャンプアップしてきて、"ダブル・ヴィジョン"は2週間2位という記録でした。7位のエグザイルはATSUSHIもAKIRAもTAKAHIROもいません。三代目J.Soul Brothersとも何の関係もありません。(←わかっとるわ)

-1 1 MacARTHUR PARK –•– Donna Summer
-2 3 DOUBLE VISION –•– Foreigner
-3 4 HOW MUCH I FEEL –•– Ambrosia
-4 2 YOU NEEDED ME –•– Anne Murray
-5 16 YOU DON’T BRING ME FLOWERS –•– Barbra and Neil
-6 5 HOT CHILD IN THE CITY –•– Nick Gilder
-7 6 KISS YOU ALL OVER –•– Exile
-8 10 I JUST WANNA STOP –•– Gino Vannelli
-9 7 WHENEVER I CALL YOU “FRIEND” –•– Kenny Loggins
10 11 YOU NEVER DONE IT LIKE THAT –•– The Captain and Tennille

◆ルー・グラムってなんか"ボーカルの獣"のように見えるときがありますね。
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◆2010年"Foreigner"の"Double Vision"。かつてのフォリナー以上にロックしてます!カッコいい。来日してほしいバンドの筆頭です!
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Foreigner Billboard Hot 100 Hits - Chart History
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(Foreigner和訳記事)
Feels Like The First Time / 衝撃のファースト・タイム 1977
Cold As Ice / 冷たいお前 1977
Long, Long Way From Home / ロング・ロング・ウェイ・フロム・ホーム 1978
Hot Blooded / ホット・ブラッディッド 1978
Urgent / アージェント 1981
Juke Box Hero / ジューク・ボックス・ヒーロー 1981 
I Want To Know What Love Is / アイ・ウォナ・ノウ 1984

(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Double Vision
・metrolyrics.com
・http://rangers.nhl.com/club/page.htm?id=55250
・Double Vision Songfacts

(この曲を購入)amazon.co.jp
FOREIGNER Original Album Series Box set, CD, Import
フォリナー
やっぱこれでしょう。5枚組セット。

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コメント

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もしかしたら

めったさん こんばんは。

ヨーロッパのサマーツアーが先日発表になったばかり。
その流れで (全然方面が違うので、実際は厳しいかも、ですが)
日本にもついでに(??)来てくれないでしょうかねぇ。。。

Burrn!誌に載った、最近のMickのインタビューでは、
日本は好きだから2年以内には行きたい、というようなことを
語っていた記事がっ!
真に受けている私なのですが。。。
(#^.^#)

ホントですか!

はるちゃん、情報ありがとうございます!
2年以内かあ、長い期間です。ミックは足腰ピンとしていられるかな(^▽^;)
でも本当に来てくれるなら!ですね。その間にNew Album1枚くらいなら出してくれるかな。現在のForeignerの曲も2~3曲が聴きたいところですよね!