One On One / ワン・オン・ワン (Daryl Hall & John Oates / ダリル・ホール&ジョン・オーツ)1983



I'm tired of playing on the team
It seems I don't get time out anymore
What a change if we set the pace face to face
No one even trying to score

「チームでの試合」はうんざりなんだ
もうそんな時間は取れそうにもない
僕たちが先導して「1対1」で付き合ったら
なんて変化なんだろうね
そしたら誰からも非難されたりしないよ

Oh oh I can feel the magic of your touch
And when you move in close
a little bit means so much
Ooh yeah, you've got to understand baby
Time out is what I'm here for

ああ きみの魔法のような手触り
すぐそばにきみが寄ってくると
ちっちゃなことでも大きな意味があるんだ
ああ ベイビー わかってくれるかい
僕がここにいる理由 それは
「タイム・アウト」を待っているんだよ

One on one I wanna play that game tonight
One on one I know I wanna play that
One on one I wanna play that game tonight
One on one so slow

1対1で 今夜きみとプレイしたいんだ
1対1で 僕はあのゲームをしたいのさ
1対1で 今夜きみとプレイしたいんだ
1対1で とてもゆっくりと

You can't tell me you don't miss me girl
I think I might know you too well
Wonder what you'd say
if you knew that I was coming tonight
Want to? I want you can't you tell

僕を恋しく思ってないなんて言わせないよ
僕はきみのこと
すごくよく知ってしまったかもしれないな
僕が今夜来ていることをきみは知ったら
きみは何て言うかな?
僕がそうしたいかって?
きみにもそう言ってほしいんだ

One on one I wanna play that game tonight
One on one I know I wanna play that
One on one I wanna play that game tonight
One on one so slow
That's all you need to know now

1対1で 今夜きみとプレイしたいんだ
1対1で 僕はあのゲームをしたいのさ
1対1で 今夜きみとプレイしたいんだ
1対1で とてもゆっくりと

'Cause if it's really right
there's nothing else
One on one
I want to play that game tonight

だって それでいいんだよ
ほかに何もやるべきことはないんだ
1対1で
きみと今夜 ゲームをプレイしたいんだ
ゆっくり落ち着いてね…

Writer(s) Daryl Hall
Lyrics © Universal Music Publishing Group, BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC, WARNER CHAPPELL MUSIC INC

get time out to~=~するための時間をとる
set the pace=先導役[指標]になる
score=〈米話〉~を非難する

Released in 1983
US Billboard Hot100#7
From The Album"H2O"

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今回の"ホール&オーツ"まつりのラストは、アルバム「H2O」のなかでも雰囲気があって印象的なこの曲"One On One"。
僕が"One On One"って言葉を初めて聴いたのは、70年代の映画のタイトル。シールズ&クロフツの"My Fair Share"が主題歌のバスケットボールの映画でしたね。バスケットだと"3 on 3"がメジャーだと思いますが、その"1対1"のことを"One On One"と言いますね。歌詞もスポーツ用語が使われるものとなっています。1980年代半ば頃には、NBAのプロモーションのBGMとして使われたとのことです。

◆人気絶頂期のこの頃のホール&オーツの曲はサラ・アレンやジャナ・アレンとの共作が多いのですが、この曲のクレジットはダリル1人の名前となっています。ダリルの自信作といったところなのでしょう。
ダリルはこの曲について次のように答えています。

この曲は"僕がたくさんの曲を作ってきた"っていうことを表しているんだ。このアイデアはいろんな場所を旅してきたけれど、僕の心は1か所に留まっていたいと思っているんだ。でも1か所に留まっていたいんだけど、どこか他の場所にも行ってみたくなるんだよ。(Mix Magazine Interview)
 
僕はずっと旅してきて、仮の生活を送ってきたんだ。どこにでもいけるけど、どこにもいない自分。家庭生活、"ホーム"ってどんなものなのか、アーチストにとってはとても意味を持つことなんだ。この曲はそんなことを表現したものなんだよ。(October 16, 2009, issue of Entertainment Weekly.)

特別な曲が出てくる時はいつも瞬時に気づいていたよ。キーボードのところに座ると、T-ボーン(ウォルク)と僕がこのアイデアを思いついたんだ。あのイカしたベースラインと僕の八分音符で刻むコードがピッタリと合ったんだ。歌詞にしても、自分でいいものが書けたと思っている。(The Essential 日本盤ライナーノーツ)


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◆"tired of playing on the team"は"グループ交際"で、それをどう"One on One"に持ち込むのか?って、ちょっとセクシャルな意味の曲かと思っていましたが、どうもそうではないみたいです。もちろんヒットさせるためにそういう趣向は凝らした歌詞としたかもしれませんが、ダリルは常に「チーム」で行動する音楽ビジネスではなく、ゆっくりと落ち着ける誰かと1対1で過ごしたい、そのなかで自分の"Home"を作っていきたいと思っていたんでしょうね。
(冒頭のPVはダリルの心のなかの淋しさを表現した感じで、そうした内容で作られている感じですね)
~この曲"One On One"は今回の来日で演ってくれる可能性は少ないけれど、ダリルもお気に入りでファンにも人気ある曲だと思います。ホール&オーツ来日公演、ぜひ楽しみたいですね!

(お願い)大阪、名古屋公演に行かれる方、東京公演が終わるまで、セットリストのネタバレをするようなコメントはお控えください(-_-;)

◆"One On One"が最高位7位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending April 9, 1983

マイケル首位&10位。スリラーが売れに売れていた頃でした。カルチャー・クラブ、デュラン×2、ディキシー・ミッドナイト・ランナーズ、スティクスにジャーニー。グレッグ・キーン・バンドも懐かしいです。80年代ポップスの黄金期でしたね。

-1 1 BILLIE JEAN –•– Michael Jackson
-2 2 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME –•– Culture Club
-3 3 HUNGRY LIKE THE WOLF –•– Duran Duran
-4 11 COME ON EILEEN –•– Dexys Midnight Runners
-5 7 MR. ROBOTO –•– Styx
-6 6 WE’VE GOT TONIGHT –•– Kenny Rogers & Sheena Easton
-7 9 ONE ON ONE –•– Daryl Hall & John Oates
-8 8 SEPERATE WAYS (Worlds Apart) –•– Journey
-9 12 JEOPARDY –•– The Greg Kihn Band
10 14 BEAT IT –•– Michael Jackson

◆1983年のライヴから。at the Montreal Forum, 1983
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◆映画「One On One」(1977)から、シールズ&クロフツ"My Fair Share".バスケのユニフォームの流行は今はパンツが長いよね。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia One One One
・One On One Songfacts
・「The Essential」日本語ライナーノーツ

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
エッセンシャル・ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ダリル・ホール&ジョン・オーツ

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コメント

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ありがとうございます!

ホール&オーツファン歴30年にして、こんなにわかりやすく歌詞の面から理解したのは初めてです!

今更ながらダリルもジョンもどれだけ音楽を愛して曲を作っていたか分かって嬉しかったでする34

これからも大変でしょうが毎日楽しみにこちら覗いてますのでアップお願いしますm(_ _)m

ライブで聞きたい2

めったさん、こんばんは!
祭りだ♪祭りだ、ホール&オーツ、怒涛の7連発でしたね~!
いろんなお話聞けて楽しかったです。(カウカウもね^^!)
チャートもバラエティーで、80年代ポップス、やっぱりイイですね~。
連休にもかかわらずお祭りありがとうございます!コメント残さないまでも、楽しく見てある洋楽ファン沢山いらっしゃいますね。これからも、くれぐれも、あの、無理のない様に
末長く続けてくださいね。宜しくお願いします。
ホール&オーツには今でもちゃんと日本にツアーに来てくれてありがとう!と思います。

ありがとうございます

mercyさん、ありがとうございます。僕もHall & Oatesの歌詞および作品の背景をコツコツ調べたのは初めてです!いろんな発見がありました。なかでも1)"She's Gone"の"チャーリー"は登場してこない!ということ。"Sorry、Charlie"が慣用句であること。2)"Kiss On My List"で、笑って嘘をつく、"嘘"とは何か?…これはまだ解明されてない (-_-;)は、これから曲を聴くのにまた新たな感覚で聴けそうに思います!
"Hall & Oatesまつり"は日本公演で演ってくれそう、僕が演ってほしい曲に絞りましたが、まだ好きな曲はたくさんあるので、これからも取り上げていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

ようこそ、日本へ!

mayさん、コメントありがとうございます。励みになります。来日アーチストには何回か「まつり」と称して、怒涛の◎連発をしております(^▽^;)が、自分自身の復習&予習、またセットリスト予想、代表曲のできた背景と歌詞の意味を調べる等々、僕自身は没頭できるのが好きなんでしょうねえ…。家族にも呆れられてます(-_-;)。
体力の衰えも感じる年頃なのですが、僕よりも年上のアーチストが来日してくれて、ステージで元気に動き回る姿を見るとこちらまでも元気をもらえます。今週、来日ですね。2人とスタッフの皆さんを、ようこそ、日本へ!と迎えてあげたいですね。