I Don't Wanna Lose You / 君を失いたくはない (Daryl Hall & John Oates / ダリル・ホール&ジョン・オール)1978



You and I have separate lives girl
You and I go different ways on roads that cross
When love and loss is ruled by fate

きみと僕は
離れた生き方を選んでしまった
愛そして失恋も運命が決めたもので
交差点で違った道を進んでしまったんだ

People have a tragic habit
Of letting love get in the way
They tend to lose
their overviews and overplay

誰もみな悲劇的な習慣がある
愛をそのまま逃してしまうんだ
大きな視野で見ることも失いがちで
大袈裟に振る舞ってしまうんだ

Something I wanna say
Something I've got to do
Feels like you're drifting away
And I don't wanna lose you

僕には言いたいことがあるんだ
そしてやらなきゃいけないこともある
きみが去っていこうとしているけど
僕はきみを失いたくないんだ

There's a something I wanna say
Something I've got to do
Feels like you're drifting away
And I don't wanna lose you

一言言わせてほしいんだ
まだやらなきゃいけないことだってある
きみが去っていこうとしてるけど
僕はきみを失いたくないんだ

I'll try to find a way to encourage you
It's easy to convince myself
Cause I can't believe
you'd wanna be with somebody else

きみを励ます方法を探そうとしたよ
自分を納得させるのはたやすいんだ
でも信じられないのさ
きみが他のヤツが好きだなんてさ

People have a tragic habit
Of letting love get in the way
They tend to lose
their overviews and overplay

人はみな悲劇的な習慣を持ってるんだ
去ろうとする愛をそのまま行かせてしまう
大局的な視野も失いがちで
愛を正しく見られなくなってしまうのさ

Something I wanna say
Something I've got to do
Feels like you're drifting away
And I don't wanna lose you

でも僕には言いたいことがある
やらなきゃならないことだってある
去ろうとしているきみに呼びかけるよ

"きみを失いたくないんだ"

Something I wanna say
Something I've got to do
Feels like you're drifting away
And I don't wanna lose you

でも僕には言いたいことがある
やらなきゃならないことだってある
去ろうとしているきみに呼びかけるよ

"きみを失いたくないんだ"

Songwriters
HALL, DARYL / OATES, JOHN
Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc., BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC, WARNER CHAPPELL MUSIC INC

be ruled by=…の支配を受ける
tend to=… の傾向にある
overview=概観; 大要,あらまし

Released in 1978
US Billboard Hot100#42
From The Album"Along The Red Ledge"

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この曲はよく覚えてるな~!アルバム「赤い断層(Along The Red Ledge)」のなかで、すぐに気に入った1曲でした。1stシングルの"It's A Laugh"が名曲であったにも関わらず最高位 全米20位までしかあがらなかったので、次のこの曲に期待しました。
でも…最高位42位と、トップ40目前にして失速。悔しいものがありました…(*_*;。

◆ダリルも、この曲について残念がってます!

これはヒットすべき曲だった。当時はこれだ!と思ったよ。フィラデルフィアっぽい曲を書こうとしたんだ。僕がイメージするトム・ベル/スピナーズソングさ。


名前の出てきた、トム・ベルは本名トーマス・ランドルフは米国のソングライター・アレンジャー・レコードプロデューサー。1970年代にギャンブル&ハフとともにフィラデルフィア・ソウル音楽を作った。若い頃はダリル・ホールとも共演したりしているようですね。この曲はダリルが、トム・ベルっぽく、カラッと明るいフィラデルフィアサウンドを友人のトム・ベルっぽく作ってみたというわけなんですね。

◆わかりやすいサウンドで僕も好きだったな、この曲は。邦題で"きみを失いたくはない"というのが"きみを失いたくない"ではなく"は"が間に入ってる意味を考えてみたりしましたが、あまり意味はなさそうですね(^▽^;)。
でも「誰もが愛は運命」「愛が離れていくならそれに従わなきゃね」と諦めてしまう"。"overview"を失いがちというのは、"overview"=大局的な目から見て本当にその愛は失っていいものかどうかわからなくなってしまう、ってことなんだろうな。そして"overplay"=誇張したりしてしまう。愛を正しく見ることができなくなってしまう、と訳しました。

でもそのなかで、どうしても言いたいこと。
"きみを失いたくはない"
やっぱりその気持ちを伝えたいですよね。

◆ところでIt's A Laugh"に続くセカンド・シングルですが、"日本では"I Don't Wanna Lose You"ではなく、LPのB面トップの"Alley Katz"にしたんですね。(I Don't Wanna Lose YouはシングルB面になりました)。"Alley Katz"って"野良猫"って意味かな。アルバムのなかでも最もロックしてる曲なので、日本のレコード会社がどの方向で彼らを売るのか迷走していた感じがしますね。

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 ちなみに"I Don't Wannna Lose You"は、1979年に、ダリルという同じ名前のオーストラリアのアーチスト"ダリル・コットン"がカバーしていて、オーストラリアでそこそこのヒットになったようです。

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◆まあ、日本公演で演ることはないとは思いますが、僕の好きなホール&オーツ曲というとで1曲取り上げてみました。(でも、ベスト盤「エッセンシャルズ」には収録されているんですよね)

◆Live From Daryl's Houseより。若手シンガーのEric Hutchinson と共演です。
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◆こちらはダリル・コットンの"I Don't Wanna Lose You"。オーストラリアのカウントダウン番組より。アレンジもほぼ Hall&Oatesのまんまだな。(ダリル・コットンは2012年7月に癌で天に召されました。享年62歳。R.I.P)
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◆"I Don't Wanna Lose You"は、日本では"アレイ・カッツ(Alley Katz)"のB面。どうしてかな。
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◆ダリルが表現したかったのはこんな感じの曲かな(フィラデルフィア・サウンド)。スピナーズ「Mighty Love」(1974年 全米20位)、1975年のグラミー授賞式のステージです。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Along The Red Ledge
・Wikipedia トム・ベル
・「ジ・エッセンシャルズ」国内盤ライナーノーツ

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
エッセンシャル・ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ダリル・ホール&ジョン・オーツ

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コメント

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リアル性濃密な対訳に感服です☆

こんにちは。前作がやや彼等独特の軽快感を欠く内容だったので『赤い断層』はホール&オーツサウンド復活!と諸手を挙げたのですが(^^)。。。大ヒットにこそ繋がらなかったもののフィルスペクターサウンドあり、この曲に代表される十八番とも言えるソウルテイストあり、「アレイ・カッツ」他のハードナンバーありと後の黄金期へ地盤を確かに固め音楽的成長をもたらす飛躍の作品になったのではないでしょうか。知る人ぞ知る名曲ゆえ40年近く経過した現在でも全く古さを感じさせない良質なトラディショナルさが素晴らしい!!

お好きですか?

"赤い断層"は僕もよく聴いていたのですが、チャートではコケましたね~。ダリルも相当がっかりしていたようです。(PS)コメントタイトルの意味が…よくわかりませ~ん!?