Disney Girl (1957) / ディズニー・ガール (The Beach Boys / ビーチ・ボーイズ)1971



Clearing skies and dryin' eyes
Now I see your smile
Darkness goes and softness shows
A changing style

澄み切った空 涙も乾き
いま僕は きみの笑顔を見てる
曇った表情は消えて 優しさが出てきたね
切り替えてくれたんだね

Just in time,
words that rhyme
Well bless your soul
Now I'll fill your hands
With kisses and a tootsie roll

ちょうどそのとき
出てきた言葉は韻を踏み
きみの心を和ませる
いま僕はきみの両手を
キスとトッツィー・ロールで
いっぱいにしてあげよう

Oh, reality, it's not for me
And it makes me laugh
Oh, fantasy world and Disney girls
I'm coming back

ああ 真実なんて 僕には関係ない
そいつは僕を笑わせる
ああ 夢の世界 ディズニー・ガール
僕はそこに戻っていくよ

Patti Page and summer days
On old Cape Cod
Happy times makin' wine
In my garage

パティ・ペイジの歌 夏の日々
懐かしいケープ・コッドで過ごしたね
ワイン作りの幸せな日々
場所は僕のガレージだった

Country shade and lemonade
Guess I'm slowing down
It's a turned back world
With a local girl
in a smaller town

田舎の木陰でレモネードを飲み
気持ちが癒されていくよ
昔に戻った世界で
ちっちゃな町で
地元の娘と過ごす日々

Open cars and clearer stars
That's what I've lacked
But fantasy world and Disney girls
I'm coming back

オープン・カー 澄み切った星空
僕に欠けてたものばかり
夢と想像の世界 ディズニー・ガール
僕は戻ってきたよ

Love, hi Rick and Dave
Hi pop, good morning, mom
Love, get up guess what?
I'm in love with a girl I found
She's really swell 'cause she likes
Church, bingo chances
and old time dances

愛 リックとデイヴにご挨拶
ハイ パパ おはよう ママ
愛 起きてよ 何だと思う?
僕は出会った娘に恋したんだ
その娘はとにかく素敵なんだ だって
教会もビンゴ・ゲームも
オールド・ダンスも好きな娘なんだ

All my life I spent the night
With dreams of you
And the warmth I missed
And for the things I wished
They're all coming true

人生ずっときみを夢見て
夜を過ごしてきたんだ
僕が欲しかった暖かさ
僕が望んでいたことが
みんな現実になるんだよ

I've got my love to give
And a place to live
Guess I'm gonna stay
It'd be a peaceful life
With a forever wife
And a kid someday

愛を捧げられる恋人と
自分の住む場所を見つけたよ
ずっと留まることを考えてみてよ
平穏な生活を送るのさ
永遠に愛する奥さんと
いつか出会う子供と

Well, it's earlier nights
And pillow fights
And your soft laugh
Fantasy world and Disney girls
I'm coming back

そうだな 夜がまだ早いなら
まくら投げもいいね
そしてきみの優しい笑い声
夢と想像の世界 ディズニー・ガール
僕は帰っていくよ…

Songwriters Bruce Johnston
ARTISTS MUSIC INC.

tootsie roll=チョコ味のキャンデー
Cape Cod=ケープコッド=米 Massachusetts 州南東部の岬
swell=膨れる、増える

Released in 1971
From The Album"Surf's Up"

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"ディズニー・ガール"のオリジナルは1971年のビーチ・ボーイズのアルバム"Surf's Up"に収録された曲。でも僕が初めてこの曲を聴いたのはブルース・ジョンストンのソロアルバム「歌の贈り物(Going Public)」ででした。

◆1977年発売のアルバム「歌の贈り物」。そう、ブルース・ジョンストンもバリー・マニロウの歌った"歌の贈り物(I Write The Songs)"をカバーしているので、日本のレコード会社さんがこれを国内盤のタイトルにしたのかな。というか作者がブルース・ジョンストンだから、セルフカバーと言えばいいのかな。これがまたしっとりしていていいんだよな~。機会があったらぜひ聴いてみてください。

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このアルバムは雑誌MUSIC LIFEで新譜紹介で取り上げられていて、「ポップス・アルバムの金字塔!」というような☆☆☆☆☆(5つ星)がついていたので購入しました。で、このアルバムのなか(B面トップ)に収録されていたのが"Disney Girls"(Girlsは複数形)です。"ディズニー・ガール"って何だろう?とても興味が沸き、聴いたりするなかで忘れられない1曲になっていきました。

◆大人(おじさん)になった今、耳にすると…なんだか心が温かくほっこりするような気持ちになれます。というのは大人になるなかでディズニーの世界を僕も多少は味わったからなのかなと思いました。
僕も子供ができるまではミッキー・マウスの世界について「なんで人間が着ぐるみを着てるとわかっているのにみんな"キャー、ミッキー"とかいうんだろう?」と疑問に思ってました。いや、着ぐるみなんか着てないですよね。あれはミッキーなんですよね(^▽^;)!
 初めて長男をランドのトゥーン・タウンに連れていき、アトラクションで"ミニーの家"に行ったとき、なんでミニー不在の家にみんな勝手に入って引き出しあけたりして"荒さがし?"してるのか意味がわかりませんでした(笑)。
…でも次男も生まれ、4~5回くらい行ってるうちに"なんか楽しみたい"って気持ちが沸いてきました。そういうものなんですね。日常を忘れて「夢と幻想の世界に入っていきたい」ということはこういうことだったんですね。

◆懐かしいアメリカの田舎町。子どもの頃の想い出の世界なのでしょうか。そしてそこで大人になり、結婚して親になってたらどんな暮らしをしていたんだろうな…。そんな想像、たまにはいいですよね。これもまた"ディズニー"と同じコンセプトなのかな。童心に帰れて、自分も夢見る想像の世界…このことを指して"Disney"と付けたのでしょうね。"Girls"と複数形なのは、特定の誰かというわけじゃなく、男の子も女の子も一緒にワイワイ遊んでいた、子どもだったあの頃を懐かしむ気持ちでつけたのかなと思います。

◆歌詞に出てくる、トッツィー・ロール(tootsie roll)はチョコ味のソフトキャンディ。

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また、パティ・ペイジはアメリカのスタンダード・ポップスを代表する女性歌手。1950年に「テネシー・ワルツ」(13週間No1)の大ヒット、そのほかにも多くのヒットを出しています。彼女の曲に"On old Cape Cod"という曲もあるんですね。

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◆ブルース・ジョンストン以外に、アート・ガーファンクルの「愛の旅立ち(Break Away)」にもこの曲は収められてますね。アートの歌唱もこの曲を素敵に歌ってくれていると思います。

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◆最後になりますが、ブルース・ジョンストンは、ビーチ・ボーイズの1971年のアルバム「サーフズ・アップ(Surf's Up)」で、この曲を歌っています。「Surf's Up」は"冬のビーチ・ボーイズ"とも言われているアルバム。ジャケットも馬にまたがった鬼が泣いてる?少々暗いトーンの作品です。タイトルである「Surf's Up」という言葉は"いい波が来たぞ!"という意味でもあるのですが、"サーフィンはもうおしまい"という意味もかけているのでしょう。こちらの和訳もいずれ挑戦してみたいです。
 話を"Disney Girl"に戻すと、オリジナルのこの曲はタイトルに"Disney Girls(1957)"と年号が付いています。なんの年なんでしょうね。ベトナム戦争が始まったのは1960年。おそらくその一昔前のアメリカを懐かしむ意味なのでしょうか。

◆ぼくが最初に聴いたのは、ブルース・ジョンストン自身が歌う"Disney Girl"。このアルバムを通しで寝るとき聴くと、CDで6曲目の"Disney Girls"にたどり着くまでに確実に眠れます(^▽^;)。このアルバム、僕はたまにお休み時に聴いてます。
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◆アート・ガーファンクル"Disney Girl"。アートの"天使の歌声"とこの曲のしっとりした感じがぴったりです。ラストの口笛もいいんです、。。
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◆パティ・ペイジの"テネシー・ワルツ(The Tennessee Waltz)。600万枚を売り上げて、1950年代の最大のヒット曲となりました。
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◆伊藤銀次さんのアルバム「スターダスト・シンフォニー」のなかにも「ディズニー・ガール」という曲(別曲)があります。僕はこの曲も好きなんだな…。(Youtubeには音源はありませんでした。amazon.co.jpのアルバム紹介でちょっとだけ視聴できます
*リンク先はMP3のダウンロード"THE BEST OF GINJI Sony Music Edition"です。

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(この曲を購入!)Amazon.co.jp
サーフズ・アップ Original recording remastered
ザ・ビーチ・ボーイズ

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