Royal Orleans / ロイヤル・オルレアン (Led Zeppelin / レッド・ツェッペリン)1976



One time love,
take care how you use it
Try to make it last all night

And if you take your pick
Be careful how you choose it
Sometimes it's hard to feel it bite

Feel it bite.

一晩だけの恋
やるんなら注意しろ
一晩中続けるつもりなら
なおさら気をつけろ

肝心なのはその選択さ
どう選ぶかは慎重にな
時々 しっくりくる相手には
なかなかめぐり合えないもんだ

自分の"かみ合う"相手には

A man I know,
went down to Louisiana,
had himself a bad, bad fight

And when the sun peeked through
John Cameron with Suzanna,
He kissed the whiskers,
left & right

Whiskers!

俺の知ってるヤツが
ルイジアナに行ったんだ
そいつがひでえ一戦やらかしたって

陽が昇って明るくなると
その部屋にいたのは
ジョン・キャメロンとスザンナ
ってわけさ
ヤツはヒゲの男にキスしてたんだ
左や右に何度もね

ヒゲづらの男に!

Now, now, now,
fight subsides
Out at a hotel in the quarter,
our friends check in to pass the night

Now love gets hot,
but fire preceded water
Poor whiskers set the room alight.

Whiskers!

さあ さあ いま
その「一戦」の見返り!?に
ホテルを出てフレンチ・クォーターへ
俺の友人は夜を過ごしにチェック・イン

いま恋はお熱くなってきた
でも 炎は水より勝っていたのさ
ヒゲの馬鹿野郎が部屋を
炎でいっぱいにしちまったんだ

あのヒゲづらが!

Down on Bourbon street,
You know it's right
You can see my friend,

they run around all through the night
Most everywhere,
Until the closet's bare
Run for the razor,
Doin' up my hair

バーボン・ストリートに行けば
そう わかってるよな
おまえは俺の友人に会える

ヤツラは一晩中ほっつき歩くからな
あちこち至るところで
それこそ隅の隙間までさ
髭剃りを準備して
髪の毛を結い上げる

New Orleans queens,
Sure know how to schmooze it
Maybe for some that seems alright

When I step out
Strut down with my sugar
She'd best not talk like Barry White!

ニュー・オーリーンズの"女王様"
他愛のない会話の仕方はよくご存じ
そんなのが平気なヤツも
いるかもしれないよな

俺が出ていくときには
"俺の恋人"とさっそうと歩いてるんだ
バリー・ホワイトのようには
上手に語れなかったけどね!

One time love,
take care how you use it
Try to make it last all night,

And if you take your pick
Be careful how you choose it,
Sometimes its hard to feel it bite

Feel it bite.

一晩だけの恋
やるんなら注意しろよ
一晩中続けるつもりなら
なおさら気をつけろ

肝心なのはその選択さ
どう選ぶかは慎重にな
時々 しっくりくる相手には
なかなかめぐり合えないもんだぜ

自分の"かみ合う"相手にはな!

(John Bonham、John Paul Jones、Jimmy Page、Robert Plant)

take one's pick=(idiomatic) To choose; to select
bite=〈歯車・車輪などが〉…とかみ合う
whisker=(通常複数形で) ほおひげ
Quarter=フレンチ・クオーター=ニューオーリンズで最も歴史があり有名な地区。
subsidy=補助金; 助成金; 補助
precede=…よりも勝る、…に優先する
do up one's hair=結い上げる,
schmooze=ばか話,おしゃべり

Released in 1976
From The Album"Presence"

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今日はレッド・ツェッペリン(以下、Zepと略)のドラマーであったジョン・ボーナムの命日です。

 僕が洋楽を聴き始めた頃=ラジオを聴き始めた頃なのですが、ちょうどZepがアルバム「プレゼンス」をリリースした頃で、AMラジオの番組でも「アキレス最後の戦い」をBGMにしてアルバムのコマーシャルが何度も流れていました。いやー、コマーシャルで一部しか聴けなくてもこの曲はカッコいい!と思いましたね。
FMでも渋谷陽一さんの番組あたりでかけてくれたと思いますが、そこで聴いたのが「アキレス最後の戦い」「フォー・ユア・ライフ」「ロイヤル・オルレアン」「俺の罪」「一人でお茶を」の5曲だったように思います。(アルバム収録曲の5/7曲だな)
 すぐにアルバムを購入。おまけ(にしては豪華)でZepのポスターを木製パネルにしたものをレコード屋さんからもらって宝物のようにしてました!ストーンズのもそのあともらって、その2枚を部屋に飾っていました。確か大学のとき?にフリマに出してしまったけど(^▽^;)。

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*この写真だ!これがパネルになっていたのだよ。

◆一番好きな「アキレス最後の戦い」はまたどこかで取り上げるとして(^▽^;)…長いのでね…もっともコンパクトでありながら、リフもピシッと決まるこの曲「ロイヤル・オルレアン」もなかなか気に入りました。
Zepの曲って、やはり歌詞よりサウンド、さらに言えばギターやドラムなどの楽器の演奏、ロバート・プラントの声も一つの楽器、という感じでナヨっとしてなくて、シャキッとしています。(なんか表現が難しいな)。うん、曲のなかでも、やっぱりジミー・ペイジのギターとジョン・ボーナムのドラムが耳に入ってきちゃいますね。歌詞なんかどうでもよかった。対訳なんかアルバムにも入ってなかったしね。
 "アキレス最後の戦い"は"アキレスの最後の戦い"なんだな。"俺の罪"は"罪を償ってるのかな"、で"ロイヤル・オルレアン"はそういう名前の何かがあるんだろう、と思ってそこで思考は終わっていました(^▽^;)。

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◆あらためて"ロイヤル・オルレアン"の背景にあたってみると…

"ロイヤル・オルレアン"とは彼らがツアー中よく好んで宿泊していたニュー・オーリンズはセント・ルイス通り621番にあるホテル名であり、この奇抜な"ロード・フィーヴァー"哀歌の背景となった。

そうか"オルレアン"=Orleans=オーリンズなんですね。(バンドで"オーリアンズ"がいたり、子ども泣かせのスペル~発音の単語です)
そして"ロード・フィーバー"というのは"ツアー中のご乱交"ってことなんですね。そうか、そんな内容だったんだ!

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◆この曲のSongfactsを見てみると…

"Royal Orleans" の作者クレジットにはZepの4人の名前が連ねられてます。ボーカルのロバート・プラントが大概の歌詞を書いていて、これをベースのジョン・ポール・ジョーンズへのジョークにしています。


また、さらに続くと…

"The story goes that, once when staying at the hotel in the early 1970s, John Paul Jones brought a woman from the bar up to his room, unaware she was a transvestite. "


はいはい、ベースのジョン・ポール・ジョーンズがバーにいた女性を部屋に誘ったんだな。彼女が"transvestite"であることを気づかずに…。"transvestite"の意味がわからないので「もしや」と思い、調べてみると…"異性服装倒錯者"とあります。おおっ!そうか、だから朝になると…"Whiskers!"(ヒゲづら!)になるんだ!( ゚Д゚)/

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◆続きます…。

2人はマリファナを吸いながら眠ってしまった。その"女"は持っていた大麻に火を点けて、火事を起こし部屋を全焼させてしまった(全員が逃げおおせた)。この曲の歌詞で"“Be careful how you choose it”や“Poor whiskers set the room alight”という部分はその事件のことを歌っています。

2007年のモジョ・マガジンではジョーンズは次のように言ってます。

その"女性"は実はリチャードの友達だったんだよ。みんなでバーにいて飲んでたんだ。まあ俺はバカ野郎で、その"娘"を女の子だとホントに思ってたんだけどね。そんなの他の国でもよくある話かもしれないけどね…とにかく"ステファニー"は俺の部屋に来て、二人で大麻を吸って寝ちまったのさ。それでホテルの部屋を燃やしちまったんだ。ハ、ハ、ハ…それで、俺が起きたときには消防隊員に囲まれてたんだ!

またこの曲の以下の部分は事実であり、それがJohn Paul Jonesであることをほのめかしてます。

And when the sun peeked through
John Cameron with Suzanna,
He kissed the whiskers, left & right

John Cameron はジョン・ポール・ジョーンズのスタジオのライバルだった人物とのこと。

スザンナは??よくわからないぞ。また、バリー・ホワイトが出てくるのは…?また時間があるとき調べてみようと思います。

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リマスターCDのスペシャルサイトはこちら。

*僕が購入した"Presence"は"デラックス・エディション"。やあ!リマスターの音がいい!DISC 2のコンパニオン・ディスク。4曲目につぶやき声で歌う"ロイヤル・オルレアン"のデモ(レファレンス・ミックス)が入ってます。これ、ボンゾ(ジョン・ボーナム)が歌ってるらしい!ボンゾ、R.I.P!
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・特典の海外盤ポスターももらえた!(^^)/

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*このSWAN SONGのレーベルイラストもなんてカッコいいんだ!Zepのレコード(CD)はこのレーベルで聴くからいいんだよね!(激しく同意)…しません?(^▽^;)

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◆ライヴか…!と思ったら、ライヴのように編集したファンの方のyoutube作品でした...(-_-;)
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◆この曲をギターで弾いてる人。中学生の頃、Youtubeがあったら、僕もギターが弾けていたかもしれないなあ(^▽^;)
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◆Presence リマスター"SUPER デラックス・エディション"紹介。さすがにこれは手が出ない。"アキレス最後の戦い"…イントロだけで武者震いがします!
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Led Zeppelin Deluxe Edition
・Royal Orleans Songfacts
・Led Zeppelin リマスターCDのスペシャルサイト
・レッド・ツェッペリン全曲解説(シンコーミュージック)

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Presense[Deluxe CD Edition] CD, Original recording remastered, Import
レッド・ツェッペリン

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Presence

アルバム「Presence」が出た頃は洋楽を聴き始めてから間もない頃で、当時、仲間のロック少年たちとこのアルバムの凄さについて熱く語り合いましたっけ(笑)
「Presence」は名曲ぞろいで「ロイヤル・オルレアン」も素晴らしい!あとやっぱり一番好きな曲は「Achilles Last Stand (アキレス最後の戦い)」です。ジミー・ペイジのギターってホントカッコイイですね。アキレス、長い曲で大変だと思いますがいつか取り上げていただく時を待ってます。

アキレス最後の戦い

星船さん、やっぱりそうでしたか!
ながーい間、洋楽POPsに触れてきても、やっぱりあのAT40を聴いていたあの日々と数々のヒット曲たち…これがイチバンの宝物ではあるものの、レッド・ツェッペリンは、とりわけ男子たちには別格でした。星船さんとは世代がばっちり合うようなので、やっぱり「プレゼンス」、そして冒頭ナンバーの「アキレス最後の戦い」ですよね~!
Zepの曲にとって歌詞がどのくらい意味を持つのか…?といえば、ロバート・プラント自身もたいした意味はない、と言っているようですが、"Black Dog"は本当に黒い犬のことを歌っているの?とか、"天国への階段"を上がっていくとどうなるの?何を暗示しているの?、とか、"アキレス最後の戦い"の前後の物語は?なぜアキレスは最後の戦いに赴くのか?など、歌詞にこだわって考えていくと興味が沸いてきます。ただ、歌詞を和訳することによって、その曲の良さが深みを増していけばいいのですが、また、ペイジのギターやボンゾのドラム、ロバートの絶叫などでドラマチックに展開する「アキレス最後の戦い」
をその魅力通りに訳すのはまず不可能だろうなあと思ってしまいます。
ただ、この曲は僕の洋楽人生!?のなかでも欠かせない曲なので必ず挑戦したいと思っています…!僕が突然ポックリと逝ってしまわない限り、いつか取り上げるつもりです!