Tusk / タスク (Fleetwood Mac / フリートウッド・マック)1979



Why dont you ask him
if hes going to stay?
Why dont you ask him
if hes going away?

なぜアイツに聞かないんだ
"おまえはここに留まらないのか?"って
なぜアイツに聞かないんだ
"おまえ 行ってしまうのか?"って

Why dont you tell me
whats going on?
Why dont you tell me
whos on the phone?

なぜ俺に話してくれないんだ
何が起ころうとしてるのかを
なぜ俺に教えてくれないんだ
誰と電話中なのかを

Why dont you ask him
whats going on?
Why dont you ask him
whos the latest on his throne?

なぜアイツに聞かないんだ
何が起ころうとしているのかを
なぜアイツに聞かないんだ
"最後の王座についたのは誰なのか?"

Dont say that you love me!
Just tell me that you want me!

俺のこと愛してるなんて言うな!
ただ俺のことが欲しいって
それだけ言ってくれ!

Tusk! tusk! tusk! tusk!
Tusk! tusk! tusk! tusk!
Tusk! tusk! tusk! tusk!
Tusk! tusk! tusk! tusk!
Tusk!

牙なんだ!
牙を持て!
牙なんだよ!

Released in 1979
US Billboard Hot100#8
From The Album"Tusk"

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 今月の月イチ・マックはリンジーの番です。ずっとフリートウッド・マックを聴いてきた人であれば、この曲"Tusk"が発表されたとき、"何なん?""原始人かよ?"とそのとき思ったでしょうね。初めて聴いた人はビックリしてください(笑)

◆「噂」のあとのマックのアルバムが2枚組という話を聞いて驚きました。タイトルは「牙(タスク)」、そしてタイトルチューンを始めに耳にしましたが、マックは大丈夫か心配しました。すぐにアルバム全体全20曲を聴きましたが、早く終わっちゃうなんかよくわからん曲もあるなあ(たいていリンジー作の曲)、3人の個性がくっきりと出ていて、クリスティン曲とスティーヴィー曲はまとも!というのが全体の感想でした。
作者別にみるとリンジーが9曲、クリスティンが6曲、スティーヴィーが5曲、リンジーがサウンド面でいうとリードして作られたアルバムでした。
ミック・フリートウッドは、「1つのバンドに創造性を持つメンバーが多数在籍しているがためのフラストレーションをはき出すためにこのアルバムは2枚組になるべくしてなったのだ」と言っていたそうです。

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◆この曲「Tusk」はアナログ2枚組アルバムだと最後のD面に収められました。独特のパーカッションのイントロや演奏については、下にあるPVを見ていただくとよくわかるのですが、マーチングバンドや打楽器を使用して収録しています。想像としてはアフリカの原住民と仲良くなって現地で録音!?と想像してたのですが、白人のマーチングバンドときいてちょっと拍子抜けしたような(^_^;)

1978年にミック・フリートウッドがヨーロッパを訪れた時、マーチングバンドが通りを演奏しながら通っているのを見て、ビッグブラスのサウンドを使うことを思いついたそうです。バンドのみんなも、一つのマーチングバンドを丸々借りたらどうか?というアイデアが出て、その結果、南カリフォルニア大学のマーチングバンド(Spirit of Troy)を借りて、ドジャー・スタジアムでの録音となりました。

◆この曲のSongfactsにスゴいことが書かれていました。

"Tusk"とはスラングで「ペニス」のことを言います。ですのでこの曲は基本的に「SEX」のことを歌っています( ゚Д゚)。スティーヴィー・ニックスが次のアルバムタイトルが「Tusk」であるとを聞いたとき、"アタシ、このバンド辞めちゃうわよ"とメンバーを脅しました。(バンドリーダーの)ミック・フリートウッドもこのタイトルを望んでいました。ですのでミックは彼女の主張を無視してこの意見を取り上げませんでした。


ハイ、この頃は「ハラスメント窓口」はまだ整備されてなかったんでしょうね…(-_-;)

◆ただPVを見てみると、スティーヴィー、バトンを回すなど、嫌がってはいませんねえ…(^▽^;)。しかもかなり上手い(笑) また、バンドの小さい方のヒゲ=ベースのジョン・マクヴィーの姿が見えませんね。おっいたいた?アレ?そうです、ジョンは「張りぼて」での出演です。なんでもジョンはこのときにリンジーとケンカをしていて「スタジアムに来なかった」とのこと。
おいおい仕事だぜ。その点、スティーヴィーくんはイヤでも仕事だから来たので偉いな。次の人事考課ではしっかりその点評価しなくては…とリーダーのミック・フリートウッドが言ったとか言わなかったとか。(←言わなかったに決まってるだろ!)

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◆歌詞はその意図は不明ではありますが…"なぜ思ったことを言わなかったりするのか?""言いたいことを言って、聞きたいことを聞けばいいやないか!"俺たちに必要なのは「Tusk」なんだ""人間どうしお互いの「Tusk」を見せ合い、触れ合っていかないか?"ってとこでしょうか?

◆"Tusk"が最高位8位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending November 3, 1979

1位「ポップ・ミューヂック」。英語名が「Muzic」と敢えて「z」と変えていることから邦題も「ミュージック」ではなく「ミューヂック」にしたことが偉い!この週2位のイーグルスが翌週1位に。ドナは3位と10位。バーブラとの強力デュエットが急上昇していますね。4位「ライズ」、5位「スティル」、7位「ベイブ」、8位「タスク」と1単語のみの曲が多く、放送を聴きながらチャートをノートにつけるのが楽だったのを覚えてるな(^▽^;)。

-1 2 POP MUZIK ??? M
-2 7 HEARTACHE TONIGHT ??? The Eagles
-3 4 DIM ALL THE LIGHTS ??? Donna Summer
-4 1 RISE ??? Herb Alpert
-5 8 STILL ??? The Commodores
-6 3 DON’T STOP ‘TIL YOU GET ENOUGH ??? Michael Jackson
-7 14 BABE ??? Styx
-8 9 TUSK ??? Fleetwood Mac
-9 10 YOU DECORATED MY LIFE ??? Kenny Rogers
10 33 NO MORE TEARS (Enough Is Enough) ??? Barbra Streisand / Donna Summer

◆この曲"Tusk"のPVです。メイキング映像ってところでしょうか。
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◆1982年のライヴでの"Tusk"。なんかこの演奏を見てると、"あっこういう感じやりたかったのかな?"なんて想像します。
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◆最新!今年(2015)年2月のトロントでのライヴでの"タスク"!おっこの曲でトイレに行くヤツがいるのか…(-_-;)
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Tusk
・Tusk Songfacts

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Tusk CD, Import
フリートウッド・マック

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コメント

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Tusk

この曲がチャートを駆け上がってきた時には驚きました、と、驚くというよりも、「待ちに待ったマックの新曲がこの曲???」というがっかり感が強かったのかもしれません。物凄い勢いでチャートを駆け上がってTop10にはいったと思ったら8位で突然止まって、一気に降下してしまいました。一般受けする曲ではなかっただからでしょうね。でもしばらく聴いていると癖になるような、耳に残るような不思議な曲で、やっぱりマックというのは偉大なグループだと思います。それにしてもライブは楽しそうに演奏していますね、日本に来てくれないでしょうか。

予想もしなかったレコーディング風景

星船さん、今回、ドジャースタジアムでのマーチングバンドとの絡みのビデオを貼り付けましたが、こんな風景は想像してませんでしたねー。
リンジーとミックフリートウッドがアフリカの?原住民と一緒に?打楽器で演奏!というイメージでいました(^_^;)